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クッキー型を使って、紅志野の発色試験をしてみた。マアマア、何に使おうか?
ネットオークションで取得した信楽在住の陶芸家:杉本貞光先生の紅志野のぐい呑みです。10数年前に京都の百貨店での個展で初めて見て以来、先生の志野に惹かれています。この土を探されたご苦心をお聞きしているだけに、なおさらこの柔らかい風合いがいとおしのです。百貨店の個展後に工房をお訪ねし、それから1年ほど待って焼きあがった中から選ばせていただいたのが下の写真の右側です。同じ紅志野でも焼き色がずいぶん異なりますが、このピンクはなかなか出ないそうです。いつか大切
2段目右下に配置した紅志野土にガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンド釉を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。釉剥がれも無く光沢のある焼き上がりです。本焼き13回目の一推し茶碗です。内側は均一に施釉出来ています。真っ赤な緋色が現れています。
2段目の右上に配置した地元の陶土にガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンド釉を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。薄く施釉したのでピンク色に発色しています。紅志野に焼き上がりました。内側は均一に施釉出来ています。溶け具合も良好です。真っ赤な緋色が現れています。土味は紅志野土には及びませんが明るい褐色で茜もぐさ土や曙もぐさ土より彩度高いようです。
2段目は1190℃温度帯です。左上に配置した紅色もぐさ土にガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンドを施釉した茶碗です。直径15cmの大ぶりな茶碗です。厚めに施釉した部分は梅花皮が現れています。耐火度のそれほど高くない紅色もぐさ土で梅花皮は珍しいです。内側も良く溶けていてガマ長石と平津志野ソーダ長石の半割はこの温度帯が良さそうです。紅志野土のように良い具合に、明るいピンク色の釉調になりました。内側は均一にしっかり溶けています。
3段目右下に配置した地元の陶土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。紅志野土のように薄いピンク色で紅志野茶碗になりました。土味は紅志野土のように明るい褐色です。緋色も真っ赤に現れています。
3段目の左下に配置した紅志野土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径13cmの大ぶりな茶碗です。薄いピンク色の発色で紅志野の定番らしい茶碗です。施釉の厚さは丁度良さそうです。真っ赤な緋色が特徴的です。
3段目の右上に配置した紅志野土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。薄いピンク色の発色です。部分的に梅花皮が現れています。前回の本焼きを良く再現しています。長石の溶けも十分で半艶消しに溶けています。内側の施釉は均一に出来ています。明るい褐色の土味と真っ赤な緋色が特徴的です。
3段目(最上段)は1160℃温度帯です。左上に配置した紅志野土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。薄いピンク色と部分的に梅花皮が現れています。紅志野土と平津ソーダ長石の組み合わせは定番です。再現性良く安定して焼けています。内側は均一に施釉出来ています。真っ赤な緋色が現れています。
早速取り出しました。取り出している最中にもピンピンと釉薬にヒビが入る貫入の音が聞こえてきます。気持ちの良い音色です。最上段(3段目):1160℃、全て平津ソーダ長石のみ施釉です。溶け不足も無く前回本焼き12回目と同じく期待通り良い出来です。紅志野茶碗らしい優しいピンク色になりました。中段(2段目):1190℃、全てガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンド釉です。溶け具合は良く狙い通りです。最下段(1段目):1208℃、全てガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンド釉です。この温度帯でも良く溶
本焼き終了の翌朝の窯温度は401℃でまだ熱くて開けられません。フタを開けてしばらく待つと200℃に冷えてきましたので窯開けしました。窯開け最中は釉薬がひび割れてピンピン小さな音が聞こえます。最上段(3段目)平津ソーダ長石を施釉しています。釉剥がれは見えず良好なようです。茶碗の隙間が大きくなり本焼きによる茶碗の収縮がはっきり分かります。中段(2段目)ガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンド釉を施釉しています。しっかり溶けています。下段(1段目)ガマ長石と平津志野ソーダ長石のブレンド釉を施
1段目の中央左に配置した紅志野土に風化カリ志野釉を施釉した茶碗です。角ばった梅花皮が現れています。内側は均一に施釉できています。
1段目の右上に配置した紅志野土に平津志野ソーダ長石を施釉した茶碗です。鉄絵がはっきりと浮き出て、梅花皮も現れています。内側は均一に施釉できています。褐色の土味と真っ赤な緋色が現れています。
2段目の左下に配置した紅志野土に紅志野釉1号を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。ピンク色の紅志野茶碗らしい仕上がりです。全体的に梅花皮が現れています。内側は均一に施釉できています。溶け具合も良いようです。底は褐色薄いですが真っ赤な緋色が現れています。
中央右に配置した紅志野土に平津志野ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径15cmの大ぶりな茶碗です。高さ15cmの今回の一番高さのある茶碗です。2重掛けしたところに梅花皮が現れています。内側は均一に施釉できています。真っ赤な緋色が現れています。褐色の弱い箇所は還元が薄いようです。同じ棚でも場所による還元ムラがあるようです。
2段目の中央左に配置した紅志野土に紅志野釉1号を施釉した茶碗です。直径12cmの小ぶりな茶碗です。梅花皮は出ていますが溶けすぎです。内側は均一に施釉できています。褐色の度合いが若干弱い箇所のようです。緋色は真っ赤です。
2段目の右上に配置した紅志野土に紅志野釉1号を施釉した茶碗です。薄く施釉したのでピンク色に発色しています。内側は均一に施釉できています。真っ赤な緋色が現れています。
2段目の左上に配置した紅志野土に平津志野ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径15cmの大ぶりな茶碗です。厚めに施釉した部分は梅花皮が現れています。耐火度の高い紅志野土なので収縮率の差で梅花皮が生じています。平津志野ソーダ長石は、よく溶けているので3段目でもよさそうです。内側は均一に施釉できています。彩度の高い褐色の土味と真っ赤な緋色が現れています。
3段目右下に配置した紅志野土に紅志野釉1号を施釉した茶碗です。直径14cmの大ぶりな茶碗です。厚めに施釉しました。薄いピンク色で梅花皮が現れています。内側は均一に施釉できています。真っ赤な緋色が現れています。高台底は褐色性が薄いです。還元が弱い箇所のようです。
3段目の左下に配置した紅志野土に紅志野釉1号を施釉した茶碗です。直径13cmの大ぶりな茶碗です。薄いピンク色の発色で紅志野の定番らしい茶碗です。内側は均一に施釉できています。明るいピンク色の発色です。明るい彩度の褐色は紅志野土特有の土味です。真っ赤な緋色が現れています。
3段目中央左に配置した地元の陶土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。茜もぐさ土に似た彩度のある土味です。内側は均等に施釉できています。真っ赤な緋色が現れています。
3段目の右上に配置した紅志野土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径16cmの大ぶりな茶碗です。薄いピンク色の発色です。部分的に梅花皮が現れています。前回の本焼きより10℃温度上げた分、長石の溶けも十分で半艶消しに溶けています。もう少し溶かして光沢を強めるか好み次第です。内側は均質に施釉されています。明るい褐色の土味の紅志野土に真っ赤な緋色が現れています。
3段目(最上段)の棚の茶碗です。左上に配置した紅志野土に平津ソーダ長石を施釉した茶碗です。直径15cmの大ぶりな茶碗です。薄いピンク色と部分的に梅花皮が現れています。内側の釉薬は丁度良い濃さでピンク色しています。施釉は前回より均一にできました。紅志野土特有の褐色の彩度の土味です。真っ赤な緋色が現れています。
あけましておめでとうございます。雲ひとつない快晴の朝日です。早速取り出しました。取り出している最中にもピンピンと釉薬にヒビが入る貫入の音が聞こえてきます。気持ちの良い音色です。3段目:1164℃、平津ソーダ長石と紅志野釉1号です。溶け不足も無く前回本焼き11回よりも良い出来です。紅志野茶碗らしい優しいピンク色になりました。2段目:1194℃、紅志野釉1号と平津志野ソーダ長石。土の彩度によってさまざまな釉調に仕上がっています。緋色がしっかり出ています。1段目:1214℃、平津志野ソーダ長
本焼き終了の翌朝の窯温度は385℃でまだ熱くて開けられません。午後には200℃に冷えてきましたので窯開けしました。最上段(3段目)平津ソーダ長石と紅志野釉1号を施釉しています。釉剥がれは見えず良好なようです。中段(2段目)紅志野釉1号と平津志野ソーダ長石を施釉しています。しっかり溶けています。最下段(1段目)風化カリ志野釉と平津志野ソーダ長石を施釉しています。風化カリ志野釉は艶消し状です。
徐冷も志野焼でお馴染みの焼成プロセスです。志野焼の緋色は酸化焼成で1050℃付近で強く反応します。窯内の温度分布50℃を考えて1100℃付近から徐冷に入ります。950℃まで4時間かけてゆっくり温度を下げていきます。全焼成時間15時間30分、最高温度1214℃、寝らし3時間30分、徐冷4時間でした。
本焼き12回目は、最高温度1214℃で寝らし開始しています。還元炎が勢いよく出ています。焼成口は少し狭めて強還元焼成に入りました。ガス圧と開口の広さで温度が安定になるよう微調整します。1210℃狙いでしたが、1214℃で安定しているのでこのまま寝らし3時間30分待ちます。
900℃超えたあたりから還元焼成に入ります。焼成口の半分を塞ぐだけで簡単です。塞いですぐは還元炎は見えません。温度が1000℃超えて内部圧が高くなるまで30分ほど待ちます。900℃付近から内部はオレンジ色の輻射熱が見えます。寒い冬は暖が取れて好都合です。
今年2回目の本焼きです。通算本焼き12回目です。日の出とともに開始しました。プロパンガスによる焼成は静かです。近づかないとガスの音が聞こえません。200℃まではフタを少し開けて、ゆっくり温度を上げます。900℃までは約4時間の予定です。
3段目(最上段)は1160℃狙いの棚です。紅志野土(4)、地元の陶土、紅色もぐさ土の6碗に平津ソーダ長石と紅志野釉1号を施釉しました。次の本焼きは前回より10℃高い1210℃狙いです。最上段の3段目は1160℃になります。梅花皮が出るよう気持ち厚めに施釉しました。