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香取神宮・境外摂社側高神社(そばたか)《忌部の神を祀っているらしい》御祭神については、「言わず語らずの神」と、古来より口外を戒められています。この結果、いくつかの説が流通することとなりました。祭神問題は当社の核心の1つです。◇鎮座地:千葉県香取市大倉1番地◇最寄駅:JR成田線・香取駅~2.6km◇御祭神:不詳◇社格等:香取神宮の第1摂社◆祭神問題は核心側高神社を考える上で、祭神は核心的な問題の1つかと思われます。ここでは、『由緒』、『香取神宮小史』、『
2019年6月、茨城県の石岡市周辺の古社を巡ってきました。常陸国総社宮(ひたちのくにそうしゃぐう)平安時代、国司は着任後、国内の有力神社を一之宮から順に巡拝しました。これを効率化するため、国府近くに総社を設け、各神社の祭神を一括祭祀するようになりました。当社は、常陸国の総社で、かつて国府が置かれた石岡市内に鎮座しております。◇鎮座地:茨城県石岡市総社2-8-1◇最寄駅:JR常磐線・石岡駅~1.3km◇御祭神:①伊邪那岐命、②邇々藝命、③須佐之男命、④大國主命、⑤大宮
五井大宮神社(ごい)《境内には祓戸社や富士塚も》創建伝承は、日本武尊・東征伝説絡み。実質的な創建は、源頼朝の房総蜂起の頃ということなので、西暦1180年頃となります。◇鎮座地:千葉県市原市五井1597◇最寄駅:JR内房線・五井~1.0km◇御祭神:國常立命、天照皇大神、大己貴命◇御朱印:あり※当社は、表参道と裏参道の位置づけが近年になって逆転。かつての裏参道が表参道化しています。これは、裏参道側にしか駐車場がなく、来訪者の多くがクルマでやって来るために起
武蔵国二之宮二宮神社《国常立尊やアラハバキを祀る古社》当社は、国常立尊はじめ、オシャモジ様やアラハバキ神を祀っています。言わば、古代サブカル的な神社です。また、武蔵国二之宮でありながら、式内社ではない。不思議な神社です。【表参道】◆大鳥居~純白の神明鳥居が青空に映えます。サブカル色が濃い神社なのですが、鳥居は正統の中の正統。天津神系の鳥居です。◇鎮座地:東京都あきる野市二宮2252◇最寄駅:五日市線・東秋留駅~300m◇御祭神:国常立尊(くにのとこたち
七百餘所神社(しちひゃくよしょ神社)2018年10月、標記神社の伝統芸能「村上神楽」を観劇。素朴な美しさを楽しみました。◇鎮座地:千葉県八千代市村上433番地◇最寄駅:東葉高速線・八千代中央駅東洋バス[米本団地行き]→宮内バス停~50m◇御祭神:国常立尊◇御朱印:なし→宮司さんにお電話して確認しました。【村上神楽】~記事後半にて、詳しく扱います。写真は「翁の舞(春日さま)」【飯綱神社からの道】◆書を捨て田園を行く~七百餘所神社への道。そ
登渡神社(とわたり)《当社は、妙見系の神社です》千葉氏の末裔・登戸権介平定胤が祖先供養のため、1644年に千葉妙見宮(=現・千葉神社)の末寺を勧請。1867年に寺院から登渡神社へと改称しました。◇鎮座地:千葉県千葉市中央区登戸3-3-8◇最寄駅:京成線・新千葉駅~200m◇御祭神:天御中主命、高皇産霊命、神皇産霊命◇御朱印:あり【参道】◆大鳥居白い石を使った大鳥居は、傷みもほとんどなく、創建されて間もないようです。◆石段木漏れ日が気持ち