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道野辺八幡宮(みちのべ)《平将門ゆかりの神社》西暦930年代、平将門は下総を征服。市川大野に宮殿を建てた折り、鬼門に当たる当地に中沢城を築城しました。併せて、守護神として誉田別尊を鎮祭しました。by「ご由緒」を要約◇鎮座地:千葉県鎌ケ谷市道野辺中央5-6-10◇最寄駅:鎌ヶ谷駅~600m(東武アーバンパークライン)◇御祭神:誉田別命◇御朱印:あり【参道】◆一の鳥居~そこそこの高さを上がっていきます。途中、踊り場が1か所あります。◆石段~踊り場
鳩森八幡神社(はとのもり)*別名:千駄ヶ谷八幡神社《都内最古の富士塚》当社の核心は、富士塚。千駄ヶ谷富士と呼ばれていて、都内最古の富士塚です。◇鎮座地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-24◇最寄駅:JR総武線「千駄ヶ谷」、都営大江戸線「国立競技場」、東京メトロ副都心線「北参道」、各駅から約400m◇御祭神:応神天皇、神功皇后◇御朱印:あり◆千駄ヶ谷富士~当案内板は、登山道鳥居の左手に設置されています。※頂上・奥宮の両側にご注目!~富士塚頂上付近に「金明
穴八幡宮(あなはちまん)《境内整備と清掃にこだわる、京都的発想の神社》穴八幡は、紅葉が美しい神社です。◇鎮座地:東京都新宿区西早稲田2-1-11◇最寄駅:早稲田駅~2分(東京メトロ東西線)◇御祭神:応神天皇・仲哀天皇・神功皇后◇御朱印:あり【表参道】◆一の鳥居~柱の下は、亀ではありません。贔屓という空想上の動物です。中国の伝説によると、贔屓は龍が生んだ9頭の神獣・竜生九子の1つ。その姿は亀に似ている。重きを負うことを好むといわれ、そのため古来、石柱や石
廣幡八幡宮(ひろはた)《天皇の勅命で建立された神社》三大八幡宮のいづれかから勧請、という一般的八幡宮の由緒に該当しません。当社は、宇多天皇の勅命により、鎮護国家を祈願する神社として創建されました。◇鎮座地:千葉県柏市増尾895◇最寄駅:増尾駅~1.7km(東武アーバンパークライン)◇主祭神:誉田別命(=応神天皇)◇相殿神:息長足姫命(=神功皇后)、玉依姫命、仲哀天皇、武内宿禰◇御朱印:あり◇社格等:村社【表参道】~増尾駅から1.7kmですが、道が分
下総國総鎮守葛飾八幡宮《玉依姫を合祀する八幡神社》当社は、寛平年間(889~898年)に石清水八幡宮を勧請して、創建。と、伝えられています。鎌倉・鶴岡八幡も石清水八幡から(1063年)ですが、当社のほうが古いです。◇鎮座地:千葉県市川市八幡4-1-1◇最寄駅1:京成線・京成八幡駅~220m◇最寄駅2:JR総武線・本八幡駅~400m◇御祭神:誉田別命、息長帯姫命、玉依比売命◇御朱印:あり◇社格等:旧・社格:県社、下総國総鎮守【表参道】◆二之鳥居~二之
市谷亀岡八幡宮(いちがやかめがおか)《鶴と言えば亀》鎌倉・鶴岡八幡に対抗して市ヶ谷亀岡1479年、太田道灌が江戸城の西方を守護するた創建。鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請しました。「鶴岡」に対抗して、「亀岡」と命名しました。◇鎮座地:東京都新宿区市ヶ谷八幡町15◇最寄駅:市ヶ谷駅~150m(JR総武線・東京メトロ南北線・有楽町線)◇御祭神:誉田別命、気長足姫尊、与登比売神*与登比売神(よとひめのかみ)は『記紀』に登場せず、謎が多い女神。いちおう応神天皇の后とされていま
2019年5月、新宿区の牛込界隈の八幡神社を回りました。今回記事は、標記の2社です。①築土八幡神社(つくど)創建は、約1200年前の古社です。八幡神の総本社=宇佐八幡宮の境内土を運びこんで、基礎としたところから「築土」と呼んだそうです。◇鎮座地:新宿区築土八幡町2-1◇最寄駅:JR総武線・飯田橋駅~230mほかに、東京メトロ東西線、南北線◇御祭神:応神天皇、神功皇后、仲哀天皇◇御朱印:あり→キホン書置きです。【参道】飯田橋駅を北上し、大久保通りがメイ
2019年のG・Wさなか、房総半島の館山を訪れました。鶴谷八幡宮(つるがや)《元は安房国総社宮》当社は、平安時代初期、国府近くの三芳村府中(現・南房総市)に安房国総社として創建されました。鎌倉時代に入ると総社信仰が衰微。代わって源氏の影響で八幡神信仰が高まったため、総社から八幡宮へと改称し、現在地に遷座しました。◇鎮座地:千葉県館山市八幡68番地◇最寄駅:JR内房線・館山駅~1.2km◇御祭神:品陀和気命、帯中津彦命、息長帯姫命◇御朱印:あり【表参道】
銀杏岡八幡神社(いちょうがおか)《地味で狭い境内ですが雰囲気良好》源頼義・義家が奥州平定に向かう途中、隅田川を一望できる当地で休息。その際、川上より流れて来た銀杏の枝を差し立て、「朝敵退治のあかつきには枝葉栄うべし」と祈願しました。◇鎮座地:東京都台東区浅草橋1-29-11◇最寄駅:浅草橋駅~90m(JR総武線、都営地下鉄浅草線)◇御祭神:誉田別命、武内宿祢命◇御朱印:あり【図版】◆左:『名所江戸百景』広重~「浅草川大川宮戸川」◆右:当社・
2018年3月、伊勢を旅して神社を巡りました。松阪神社~当社は、松阪城の城内社だった?と言っても過言ではない立地でした。松阪城跡に隣接する「四五百(よいほ)の森」に静かに鎮座していました。◇鎮座地:三重県松阪市殿町1445◇最寄駅:近鉄・松阪駅(循環バス→市役所前バス停~550m)◇御祭神:誉田別命、宇迦御魂神◇御朱印:あり【表参道】◆一之鳥居~鳥居手前から右方向が石畳になっています。右に進むと観光スポットである「御城番屋敷」。鳥居の向こうはアスファルト
中目黒八幡神社《八幡社として祭神が特異》八幡神社は《八幡三神》を祀る形が一般的です。しかし、当社の祭神は、八幡社の中では、イレギュラーな構成と言えるでしょう。◇鎮座地:東京都目黒区中目黒3-10-5◇最寄駅:中目黒駅~650m→東京メトロ日比谷線&東急東横線◇御祭神:誉田別命◇合祀神:天照皇大神◇御朱印:あり【表参道】◆大鳥居◆石畳~幅広い石段だったところを4分の1ほど残して、4分の3をバリア・フリー化させていました。◆神池~石
御田八幡神社(みた)和銅2年(709)牟佐志国牧岡に東国鎮護の神社として創建。後年、御田郷久保三田に遷座。また、延喜式神名帳では、延喜式内・稗田神社の論社とされています。◇鎮座地:東京都港区三田3-7-16◇最寄駅:JR山手線・田町駅~850m都営浅草線(=京急線)泉岳寺駅~450m◇主祭神:誉田別尊◇配祀神:天児屋根命、武内宿禰命◇御朱印:あり【表参道】◆大鳥居◆斬新な社号標~お隣の高層マンションの外壁を有効活用した、壮大無比な社号標です。
荻窪八幡神社(おぎくぼ)《境内には祓戸神社と祓門》当社は、東南北の三方向から入ることができます。本記事は、東参道から進みます。その理由は、祓えです。【東参道】◆一之鳥居~高さ10m、御影石の大鳥居が東日本大震災で倒壊しました。すぐさま、同規模の鳥居が建てられました。◇鎮座地:東京都杉並区上荻4-19-2◇最寄駅:JR中央線&東京メトロ丸の内線「荻窪」→バス→「荻窪警察」下車0分◇御祭神:応神天皇◇御朱印:あり◆常夜燈~参道は、石畳です。大鳥居をくぐ
井草八幡宮(いぐさ)《元は、春日神社でした》創建年代は不明。神社として形が整ったのは平安時代末期。春日神を祀っていました。八幡神を祀るようになったのは、源頼朝が奥州遠征(1189年)の際に立ち寄って以降のこと。頼朝が来ただけで、春日神から八幡神に変わってしまった神社です。◇鎮座地:東京都杉並区善福寺1-33-1◇最寄駅:荻窪駅→井草八幡宮バス停(JR中央線&東京メトロ丸の内線)◇御祭神:八幡大神→応神天皇(=誉田別命)◇御朱印:あり◎今回は、境外末社=浅間
春日部八幡神社(かすかべ)境内には、清澄な気が溢れていました。とくに、拝殿・本殿の左サイドから「奥の院」が鎮座する裏手にかけて。この小丘一帯は、驚異的なほどの清々しい気に満ちていました。◇鎮座地:埼玉県春日部市粕壁5597◇最寄駅:東武アーバンパークライン・八木崎駅~250m◇御祭神:誉田別尊、息長足姫尊、竹内宿禰命、豊受姫命◇御朱印:あり【表参道】◆一之鳥居◆石畳の参道濃い緑に包まれたこの参道。気持ち良く歩けます。◆二之鳥居ヒ
峯ヶ岡八幡神社当社は、小高い丘の上に鎮座します。境内には、樹齢約600年の大銀杏をはじめ400本ほどの樹木が茂る「美しい神社」です。◇鎮座地:埼玉県川口市峯1304◇最寄駅:東武線・草加駅川口駅東口行きバス→貝塚停留所~徒歩5分◇御祭神:応神天皇・神功皇后・仲哀天皇◇御朱印:あり【参道】◆参道起点参道は300mほどでしょうか。短い石段を何回か上り、小高い丘の上を目指します。◆二之鳥居稚児柱には屋根がついていました。ピカピカの両部鳥居です。調べ
和樂備神社(わらび)境内には、こちらの拝殿のほか、初代拝殿と二代目拝殿が形を変えて残されています。◇鎮座地:埼玉県蕨市中央4-20-9◇最寄駅:JR京浜東北線・蕨駅~850m◇主祭神:誉田別尊◇御朱印:あり※室町時代の八幡社が始まりです。明治6年、国策により近隣の氷川社や稲荷社など18社を合祀。併せて、神社名から「八幡」の名を外し、和楽備神社と改称しました。【参道】◆神橋と一の鳥居入口には、神橋+鳥居です。すなわち、「聖から俗への切り替え装置」が二
代々木八幡宮《境内に竪穴式住居の復元遺跡》当社は、主祭神=応神天皇以外の神さまがイレギュラーです。すなわち、神功皇后が祀られておりません。アマテラスやククリヒメが祀られています。◇鎮座地:東京都渋谷区代々木5-1-1◇最寄駅:代々木公園駅~350m(小田急線・東京メトロ千代田線)◇主祭神:応神天皇◇相殿神:天照大御神、菊理媛大神◇御朱印:あり【関連図版】◆左:『名所江戸百景』広重~「玉川堤の花」◆右:社号標筆者撮影◆図版について玉川堤とは、玉
大宮八幡宮《広大なご神域》神域は1万5,000坪。東京23区内において、明治神宮、靖国神社に次いで3番目の広さです。◇鎮座地:東京都杉並区大宮2-3-1◇最寄駅:方南町or西永福*表参道=東京メトロ丸の内線・方南町~1.5kmで一之鳥居*南参道=井の頭線・西永福駅から750mで神門前◇御祭神:応神天皇・仲哀天皇・神功皇后◇御朱印:あり【表参道】◆一の鳥居~Y字路を右に入り、道なりに進むと、この写真の場所=一の鳥居正面に着きます。◆二の鳥
金王八幡宮(こんのう)《創建者・嫡男の名に由来》当初は渋谷八幡と称していました。社名「金王」は、渋谷重家(=神社創建者)の嫡男である常光が金王丸と称したことによるとされています。◇鎮座地:東京都渋谷区渋谷3-5-12◇最寄駅:渋谷駅~300m(JR・東京メトロ・東急線など)◇御祭神:応神天皇◇御朱印:あり【表参道】◆金王神社交差点◆一之鳥居~一の鳥居は、青山通りと明治通りを結ぶ道路に面しています。社号標は二の鳥居付近。◆神輿庫~一之
富賀岡八幡宮(とみがおか)別称:砂村元八幡深川の「富岡八幡宮」とは別の神社です。当社は、富岡八幡宮の元宮だという説がありますが、確証はありません。◇鎮座地:東京都江東区南砂7-14-18◇最寄駅:東京メトロ東西線・南砂町駅~750m◇御祭神:応神天皇・比売大神・宇迦之御魂大神◇御朱印:なし(授与所に掲示あり)【参道】◆社号標と社号幟~幟は専門家の手によるものではなさそうでした。氏子さんが、白い布に墨書したものに見えました。文字のバランスなど含め、素朴さに
鮫洲八幡神社(さめず)◇鎮座地:東京都品川区東大井1-20-10◇最寄駅:京急線・鮫洲駅~徒歩0分◇主祭神:誉田別尊、気長足姫尊◇御朱印:あり→宮司はじめ関係者不在が著しく多いようです。【関連図版】◆左:『名所江戸百景』広重~「南品川鮫洲海岸」◆右:当社・拝殿神額(筆者撮影)【図版について】鮫洲海岸。海苔の養殖風景を描いています。当時は、鮫洲の海苔を「浅草海苔」として販売していたようです。◇鮫洲から筑波山を見ることができたようです。◇この場所、今は埋め立て
八幡大神社(だいじんじゃ)《ユニークな御朱印が印象的》当社には、豪華な神門が造営されています。旧社格では、村社なのですが、この神門はじめ拝殿や建屋は、それ以上の格調を感じました。◇鎮座地:東京都三鷹市下連雀4-18-23◇最寄駅:JR中央線・三鷹駅~1.3km◇御祭神:応神天皇◇御朱印:あり(毎月1日と15日のみ)→独創的な御朱印です。【表参道】◆一の鳥居~向かって左、都道122号線(三鷹通り)沿いの目障りな建物は社号提灯の蔭に隠しました^^
飯香岡八幡宮(いいがおか八幡宮)2018年2月8日、旧・上総國の「二之宮」と「総社宮」に行ってきました。今回記事は、標記神社です。◇鎮座地:千葉県市原市八幡1057-1◇最寄駅:JR内房線「八幡宿」~徒歩3分◇御祭神:誉田別命、息長帯姫命、玉依姫命◇御朱印:あり◇社格等:旧社格=県社、上総國総社【表参道】◆大鳥居社殿が北を向いているため、表参道は北参道です。両部鳥居は木製です。手前は、龍が彫刻された石灯篭。参道は、南側(駅に近い)にもう1本ありま
鷺宮八幡神社(さぎのみや)◇鎮座地:東京都中野区白鷺1-31-10◇最寄駅:西武新宿線・鷺ノ宮駅~110m◇御祭神:応神天皇◇御朱印:あり【境内案内図】【参道】◆大鳥居~1760年建立の石鳥居が東日本大震災でダメになり、鉄合金のものに建て替えられました。光沢のない黒灰色の鳥居。良いです。◆狛犬~境内に三対あります。こちらは、一番目に登場する狛犬です。◆手水舎水はセンサー式。頻繁に見かけるタイプの龍です。水量&水勢は、
瀧野川八幡神社(たきのがわ)創建年代は不明。鎌倉時代(1202年頃)に創建との説があります。◇鎮座地:東京都北区滝野川5-26-15◇最寄駅:JR埼京線・板橋駅~750m都営三田線・新板橋駅~550m◇御祭神:品陀和氣命=應神天皇◇御朱印:あり◇参拝日:2017年12月7日当社周辺は、絶景の渓谷でした。(江戸時代)◆図版:『東都三十六景』【図版について】小金井を出発した石神井川は、滝野川付近で深い渓谷となりました。そのため、この辺りは夏=避暑、秋=紅葉
尾久八幡神社(おぐ)創建年は不詳。鎌倉時代末期の正和元年(1312年)に当地が鎌倉・鶴岡八幡宮に寄進された頃にさかのぼると考えられます。◇鎮座地:東京都荒川区西尾久3-7-3◇最寄駅:宮の前停留所~20m(都電・荒川線)◇最寄駅:熊野前駅~500m(日暮里・舎人ライナー)◇御祭神:応神天皇◇御朱印:あり◆ホームから遠望都電・荒川線のホームからです。目と鼻の先ですね。参拝当日、石段の先で境内の整備工事が行われていました。◆社号標◆
葛飾八幡宮(かつしか)2017年11月、色づき始めたであろう大銀杏を見に、標記神社を訪ねました。◇鎮座地:千葉県市川市八幡4丁目ー2-1◇最寄駅:京成線「京成八幡」、JR総武線「本八幡」◇御祭神:東御前・息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后(母)中御前・誉田別命(ほんだわけのみこと)=應神天皇(子)西御前・玉依姫命(たまよりひめのみこと)=神武天皇の母神◇御朱印:あり→拝受◇参拝日:①2017年11月17日、②2017年6
磐井神社(いわい)《延喜式「神名帳」に載る古社》社伝によれば、創建は西暦573年。ほぼ、1500年も昔!《従五位》の神階を授かった、由緒正しき《式内小社》です。◇鎮座地:東京都大田区大森北2-20-8◇最寄駅:京急線・大森海岸駅~300m◇御祭神:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、姫大神、大己貴命*姫大神=特定の神名ではなく、主祭神と関係の深い女神を指す。◇御朱印:あり【参道】◆大鳥居~明神型の石鳥居は、拝殿まで20mほどです。◆狛犬~子
富岡八幡宮創建は、意外に新しく、1627年です。永代島にと呼ばれた小島に創祀したのが始まりとされる。当時は「永代嶋八幡宮」と呼ばれ、砂州の埋め立て地に6万坪を超える社有地がありました。江戸町民から「深川の八幡様」として親しまれ、境内庭園は人気の観光地でした。◇鎮座地:東京都江東区富岡1-20-3◇最寄駅:東京メトロ東西線・門前仲町駅~180m◇主祭神:応神天皇◇相殿神:神功皇后、仁徳天皇、天照皇大神、常磐社神、武内宿祢命、日本武尊、天児屋根命、竈大神◇御朱印:あり【表