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怪我をすると痛かったり、体調が悪いと頭痛がしたり……。リハビリの授業では必ず習うのですが、国際疼痛学会によると実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験となっています。そして、リハビリしてどのくらい痛みが改善したか、とか測定するんですが……。これって、絶対的なものではなく相対的・主観的なものしかないんです。リハビリでよく使うのがVAS(VisualAnalogueScale)、NRS(NumericalRati
こころの現象を「測る」ことができるかどうかは、臨床で大事な問題の一つだ。たとえば、うつの程度を評価する尺度がある。よくあるのは、「この2週間、毎日のように落ち込んでいる」というような質問に対して、「とてもあてはまる」「あてはまる」「あてはまらない」「まったくあてはまらない」などとして、4点、3点、2点、1点などとする形式だ。問題は3つ。この点数のつけ方だと、それぞれの答えは等間隔になっているが、本当にそうなのか。実際は幾何級数的間隔で、たとえば、8点、4点、2点、1
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◆質問◆同性愛は、本来異性に感じるはずの恋愛・性的感情が、同性に感じてしまう、遺伝子のエラーと聞きますが、本当にただそれだけなのでしょうか?本当にただ対象がシフトチェンジしただけなのでしょうか?例えば恋愛・性的対象の情報を持つ遺伝子が、異性から、同性にシフトする際に何かが起こったりしませんか?私はゲイですが、ガタイの良い人ほど比例して性欲は増しますが、もしこれが異性に感じるはずの性欲がただ単に同性にシフトされただけなのであれば、もし私が異性愛者だとしても、セクシーな人であればあるほど性欲
本日11月18日はドイツの精神物理学者グスタフ・テオドール・フェヒナー博士の忌日です。『精神物理学』という分野…『心理物理学』とも言いますが、多分イメージが湧きそうで湧きにくい分野だと思います。私は大学の教養部時代にこの学問に出会いました。『精神物理学』とは簡単に言えば外的刺激と内的感覚の対応関係を定量的に測定しようとする学問です。外的刺激というのは物理量として客観的に測定できるものであり、そこで内的感覚との対応関係がわかれば内的感覚も客観的に測定できる…という考え方がこの学問です。