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同じ篠さんのものに『あかね紫』紫式部の娘が主人公。和泉式部の娘と同僚で皇太后彰子に仕える。宮中で働く女房達の生活、藤原氏を取り巻く政争、人間関係、藤原道長の娘と息子が男と女を入れ替えて暮ら…ameblo.jpこういうのがあってこれも紫式部の娘の話だったけれど、それを改題してシリーズ化?って訳ではなかったね。別のお話でした。まあ、お気軽に楽しめる系どうしようかなと思ったけれど、なんか、時代小説、女流に拘るやり方が厳しくなっていて、借りるものを探すのが大変!なので、シリーズの2を予約し
篠綾子さんの平安時代の、時代小説月蝕在原業平歌解き譚在原業平が主人公の物語ですが、謎解きをするのに、藤原高子(たかいこ)が出てきました。在原業平と駆け落ちした藤原高子です。物語の中では、まだ9才の少女ですが、利発で業平と対等に話しています。後々、高子は天皇に入内するのですが、25才と、当時ではやや遅かったようです。それでも、若き頃に在原業平と駆け落ちした藤原高子。兄弟に見つかり、連れ戻されるものの、情熱的だった面影が、垣間見えます。
歌人とイケメンで有名な平安の公達、在原業平の小説を読み始めました。在原業平歌解き譚月蝕篠綾子さんの、時代小説です。平安のイケメン、色男と騒がれた有名人の歌人。やはり洒落ていて、所作や言葉もスマートです。この時代、小野小町も美女で有名ですが、早くも小野小町の歌が冒頭から出てきたり、それに伴う惟喬(これたか)親王に、歌を手直ししたり、伝授したりします。しかし、この親王、お年が7歳です。少々ませているようですが、業平は困りながらも、上手く立ち回っているようです。これから、この親王を巡って
お馴染みの作家さんばかりのお話。たまにはこういう傑作選もいいけれどね。まあ、やっぱりさ、じっくりと小説に向き合って、お話の世界を楽しむという読書の醍醐味は薄いかな明日から岡山二泊三日、孫に会いに行ってきます!
江戸時代の芝居茶屋を描いた、篠綾子さんの時代小説木挽町芝居茶屋事件帖菊花ちらしを読み始めました。1月中旬に発売されたばかりの新刊です。その中に、今ではあまり使わない言葉が出てきました。吝嗇この漢字の読み方はりんしょくです。意味は『けちん坊』ケチと言う意味です。なかなか、お金を使うのに厳しい老人が、世話になった戯作者に、お酒をごちそうしていました。吝嗇(りんしょく)とは、あまり聴き馴染みのない言葉ですので、覚えてもそのうち忘れそうです。それでも覚えておくのも良いかと思い
愛読書になっている篠綾子さんの時代小説木挽町芝居茶屋事件帖シリーズ今回は1月18日に発売になったばかりの菊花ちらしです。菊花ちらし木挽町芝居茶屋事件帖(時代小説文庫)[篠綾子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}菊花ちらし木挽町芝居茶屋事件帖【電子書籍】[篠綾子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}こちらの女形に扮しているのが、芝居茶屋を切り盛りする若い喜八。美男で有名です。そして一緒に店を商うのが、少し年上
この頃、大河ドラマの影響もあって、平安時代の物語を、多く読んでいます。昨日まで、小野小町と在原業平が出てくる宮中の物語を読んでいましたが、それを読み終えて、今度は平安中期の、紫式部の娘の藤原賢子の物語を読み始めました。最初から、なかなか面白いです。平安時代は、恋愛も結構自由で、子供をもうけても、結構さっぱり別れて育てています。もちろん、権力の中枢にいる藤原北家の藤原道長の力は大変強いです。これから紫式部の娘を中心にした三人の女性たちの活躍が楽しみです。藤原道長の息子や、兄の道兼の息子が
篠綾子さんの時代小説、『桜小町宮中の花』を読んでいます。女流歌人で有名な小野小町の物語です。大変な美人ながら、出自は中流貴族の出身で、帝の妃にはなれません。小町と関わる男性には、これまた美しく和歌も有名な、在原業平が出てきます。まだ十代の、若き公達です。これからまた二人は、皇太子を守っていくことを帝からお願いされるようです。平安時代は、なかなか登場人物が難しいのですが、面白くて、ついつい夜遅くまで読んでしまいます。眠くなって、昨晩は本が顔に落ちました。小野小町の有名な和歌"
『梔子の木小烏神社奇譚篠綾子』『吾亦紅小烏神社奇譚篠綾子』シリーズ第六弾今までは妖が起こす異変を解決!でお話が終わっていたと思うんだけれどな、今回は解決せずに持ち越しだな。江戸の民に悪…ameblo.jpこちらの続きのシリーズ第8弾江戸時代に生きている登場人物が平家の清盛などが生きている時代へワープ!前回退治したと思った鵺がこちらの世界で復活を図っていました。今度こそ完全に!平重盛や中宮徳子とも関わってお話は複雑に進みましたが、無事に江戸の元の生活に戻ってこられて、、荒唐無
篠綾子さんの時代小説『岐山の蝶』を読んでいたら、美濃を攻略した織田信長が、稲葉山城を手に入れて、こんなことを妻の帰蝶に話します。「岐山という名を知っていよう」「周の岐山でございますか」「さよう。この金華山を岐山と呼ばせるのだ。そして、稲葉山の城下町も、井口から改める。岐山の『岐』と、孔子の故郷である曲阜(きょくふ)の『阜』から『岐阜』の名付けよう」これは知りませんでした。歴史に詳しい皆さん方なら、知っていることでしょうか。立派な命名かと思います。さすが、織田信長かと。本文に出てくる
アクセスありがとうございます今回は源氏物語関連でいいね!ボタン無いですご興味ない方トバシテ下さい!テーマがバラバラですみませんm。。mお正月が近いので紫式部関連の百人一首・入集歌を挙げています紫式部のひとり娘大弐三位(だいにのさんみ)有馬山ゐなの笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする「君はもう僕の事忘れてるでしょ」と言って来た浮気な男性に「私は忘れてないわよ薄情なのはアナタの方でしょ」とお返しした歌です気の強さが感じられるけれどなんかホロリ
平安時代の小説に、公卿という言葉が出てきます。多分、来年の大河ドラマ光る君へ、にも出てくるのではないでしょうか。意味は大まかに言うと上流貴族のことだそうです。その中でも、大臣を公。大納言、中納言、参議、三位(さんみ)以上の貴族を卿といったそうです。その両方をあわせて、公卿というそうです。途中ですが、左大臣であった藤原道長は公になります。その前は、卿でしょうか。平安時代が舞台の小説は、名前や位、言葉が難しいので、なかなか進みません。来年の大河ドラマの予習に読ん
╲こんにちは/いつもお付き合いいただきありがとうございます。今日は読書の記録です。『藤原道長王者の月』篠綾子PHP研究所2023年8月15日第1版第1刷発行2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公は紫式部です。予習のつもりで読んでみました帯の紹介文を引用させて頂きますと2024年大河ドラマのキーマン「光源氏」のモデルとも言われる道長。貴族社会の頂点に立った男にはある秘密があった。それからこちらは袖の紹介文です。「それはともかく、殿に
来年の大河ドラマ光る君へで、藤原道長のライバルである藤原公任(きんとう)役を、町田啓太さんが演じるそうです。扮装した公達の姿が出ていました。https://s.cinemacafe.net/article/2023/12/12/89053.html町田啓太“藤原公任”の姿が公開吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」|cinemacafe.net吉高由里子が主演する大河ドラマ第63作目「光る君へ」より、新たな扮装写真が公開された。s.cinemacafe.net私が今、読んでいる藤
時代小説篠綾子さんの藤原道長王者の月を買い求めて、昨日から読み始めました。ちょうど来年の大河ドラマ光る君へにも、柄本佑さんが演じる藤原道長が出てくるので、予習によいかと思っています。紫式部も出てきます。本文には、このような一文も(表紙裏から)「それはともかく、殿には興味がございます。色恋の面ではなく」と、紫式部はすぐに続けた。「どういうことかね」「殿には人に隠している何かがあるように見えるのです。殿の強い運とお力、ひいてはお人柄そのものに関わるような、大きな秘め事が」(
来年の大河ドラマは、源氏物語を描いた紫式部だそうです。紫式部の本名は分かっていないそうですが、大河ドラマではまひろというようです。紫式部と呼ばれるようになったのは、源氏物語に描かれた若紫から来ているようだという説があります。源氏物語はその頃の時代でもベストセラーになったようです。源氏物語の主人公光源氏のモデルは様々な名前が挙がっています。その生い立ちなどから源融が有力とも言われていますが、他にも、嵯峨天皇や醍醐源氏、藤原道長、はたまた在原業平や、菅原道真の名前も取り
来年の大河ドラマにも取り上げられるという藤原道長を描いた本をこれから読もうと思っています。藤原道長王者の月篠綾子紫式部の源氏物語を大きく取り上げた人とも言われています。もうすぐ本は届くのですが、その前に電子辞書で、最初のところを試し読みしていました。頭の中でNHKの大河ドラマと照らし合わせながら読んでいました。なかなか面白いかと思います。NHKの大河ドラマの原作ではありませんが、読み応えがありそうです。その人を知るには良いかもしれません。藤原道長王
時代小説は、よく江戸時代を読むことが多いです。それも若旦那が出てくる町人ものです。他には、平安の物語が好きです。今回、初めてといってよいほど、苦手な戦国時代の帰蝶の物語を、注文することになりました。信長に嫁いでからの、帰蝶の物語のようで、楽しみにしています。テレビドラマでは、川口春奈さんが熱演しました。今回は最初に、二巻三巻の平安時代の小説を買いました。そして一巻の、岐山の蝶を知りました。チャレンジになりますが、読んでみようかと思います。【中古】岐山の蝶/篠綾子楽天市場
前回のブログアップからバタバタしてたら秋の訪れをほとんど感じることなく先週末から急な寒さになってしまいました。11月の初めに夏日になってクーラーにしなければいけないのか?と思っていたのにこの寒暖差は一体どういうことなんでしょう?もう体が追い付いていかないわ~さて、今回読了したこの本は幕末にペリーの黒船が日本に到着した時とほとんど同時期にプチャーチンが乗っていたロシア軍艦、<ディアナ号>が安政の大地震で崩壊したため戸田(へだ)港で修理建造された史実を元に描かれた小
時代小説で篠綾子さんの、木挽町芝居茶屋事件帖が大好きです。芝居茶屋は、その名の通り、近くに芝居小屋があって、たくさんの人が芝居を見に行っています。その前後に、食事やお茶、お酒を飲みに、芝居茶屋へ行くようです。芝居茶屋は大掛かりな料理屋の大店と、ちょっとした料理やつまみが気軽に味わえる小店があるようです。主人公の色男と言われている二人の若者、喜八と弥助は、十七歳といいますから、若い盛りの粋な若者です。そんな二人が暮らしている、かささぎ、という芝居茶屋は、木挽町にあります。今なら、どの辺
篠綾子さんの時代小説小烏神社奇譚シリーズの前3作を読み終えたので、今度はネット注文していた、第4昨を読み始めました。狐の眉刷毛(まゆはけ)連休が入ったからなのか、メール便がなかなか届かなかったです。やっと届いて、読み始めました。今回は、美しさを見初められて大奥入りした、かつての親友をめぐるお話です。「誰かに呪われている」とは、物騒な。どんな物語が展開するのか、また、前3作のように、禍々しいものが登場するのか、怖いもの見たさもありながら、読み進めていきたいと思っています。追記、お
篠綾子さんの時代小説梅雨葵を読み終わりました。よく、真夜中の寝る前に読むことが多かったのですが、今回もまた、奇譚というだけあって、怪奇なものが出てきて、とても怖かったです。動物の死骸の山から大蛇が姿を現すなんて、怖い以外ありません。このシリーズの前に江戸人情の芝居茶屋の物語を読んでいたので、雰囲気が違い、少々ビビッています。若い頃は、香港や台湾の怪奇映画も好んで見たのですが、年を重ねてきたら、小説でさえ、とても怖くなりました。大蛇は怖いのですが、陰陽師や付喪神は大好きなので、頑張って
篠綾子さんの時代小説、小烏神社奇譚第二弾梅雨葵を読んでいる途中です。中程まで進んだでしょうか。今回は、多くの蝶々が無惨にも殺され、神社の鳥居の下に、うち捨てられている事件が続きます。そんな中で登場するのが、神社の氏子で姉弟の姉、花枝さんと、以前悪霊の憑き物を宮司にお祓いしてもらった、大店の娘のおきいさんです。おきいはまだ、少女とも思える年ながら、美貌の宮司の竜晴に、花の梅雨葵を贈ったと偽りを申すなど、なかなかの娘です。そんな中で花枝さんが、初めて宮司と会ったときに、息を飲むほど美し
篠綾子さんの時代小説弟切草ですが、読んでいると結構おどろおどろしい場面が出てきて、怖かったです。生首は怖いよぅ。陰陽師ではないが、陰陽師のような術を使える宮司は、これまた美男で、大層な男前。付喪神を二柱従えています。読んでいてとても面白かったのですが、やはり人死が出てきて、後の方には悪霊も出てきて結構ビビってしまいました。そういうお話は好きなのですが、だんだん年を重ねてくると、怖いのが先だってきます。面白いシリーズなのですが、第1作から非常にインパクトがあ
時代小説、篠綾子さんの小烏神社奇譚弟切草を読み始めました。シリーズ第一弾で、主人公の一人が、神社の宮司で、更に陰陽道と風水に通じた賀茂竜晴で、私の大好きな付喪神も登場します。陰惨な事件が発生し、なんと生首がお城の方向に向けられていたという、怪奇。友人である本草学者の立花泰山と共に、事件を解決していくと思われます。読みはじめて直ぐに、虜になってしまいました。弟切草という、怖い名前の題名からもあるように、毒薬や強い怨念が、見え隠れしているようです。真夜中に眠れないときにも、昨晩など
気持ちが塞ぎ込む毎日、父が亡くなって日々が変わってしまいました。辛いですが、書類などの処理に、フラフラしながらも奔走しています。そんな中、今日のように休日の午後や、寝る前など、時代小説の文庫本に、心を癒されています。この頃、繰り返し読んでいるのは、篠綾子さんの木挽町芝居茶屋事件帖初午いなりです。初午いなり木挽町芝居茶屋事件帖(時代小説文庫)[篠綾子]楽天市場770円${EVENT_LABEL_01_TEXT}【中古】初午いなり木挽町芝居茶屋事件帖
新選組の隊長松原忠司は濡れ衣を着せられ粛正されそうになり、逃げたものの追い詰められて自刀した、、、はずであったがなぜか、義経や弁慶の生きる時代へとタイムトラベラーしそこで目覚める。そこから、違う時代で何とか生き始める。この時代で出会った人達の末路を知っているからなんとか助けられないかと考えてしまう。途中、謎の修験者から「歴史を変えてはいけない」というような助言も受けるそれはいけないことだと理解しつつも、ともかくも、今、生きているその世界で自分が正しいと思うことをして生きようとしていく
江戸時代には、粋で男気がある容姿のよい、さっぱりとした若者が結っていた髪型を、鯔背銀杏(いなせいちょう)というそうです。よく、鯔背(いなせ)な男という言葉がありますが、これは、魚のボラの幼魚であるイナから来ているそうです。その髪型が、イナの背の形に似ていたことから、鯔背銀杏(いなせいちょう)と呼ばれ、その髪型をしている粋な若者を、いなせ、と呼ぶようになったそうです。今、ちょうど読んでいる、江戸の木挽町の芝居茶屋の若旦那が、容姿が良くて粋な色男で、お客さんに大人気という設定です。その幼なじみ
この頃、篠綾子さんの時代小説、木挽町芝居茶屋事件帖シリーズを読んでいますが、次に読みたいのは、同じ篠綾子さんの、小烏神社奇譚シリーズです。弟切草、梅雨葵、蛇含草、狐の眉刷毛、猫戯らし、吾亦紅、梔子(くちなし)の木中古本からでも取り寄せて、読んでみたいと思います。【中古】弟切草小烏神社奇譚/幻冬舎/篠綾子(文庫)楽天市場307円${EVENT_LABEL_01_TEXT}【中古】梅雨葵小烏神社奇譚/幻冬舎/篠綾子(文庫)楽天市場345円${EVENT
篠綾子さんの時代小説木挽町茶屋事件帖第二弾雛あられの表紙画料理上手で寡黙な二枚目弥助と書いてありました。表紙を紙ナプキンにボールペンで落書きしてみました。本物はもっと切れ長で、ややつり目のスッキリとした二枚目ですが、少し柔らかい感じになってしまいました。今日、最後まで読み終えました。登場人物たちに、侠気(おとこぎ)があって、とても素敵です。続きの、菖蒲ちまき、薫そうめんの文庫本も買ってあるので、早く次を読みたいと思います。雛あられ木挽町芝居茶屋事件帖(時代