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今日は朝起きるとザーザーと雨が降っていて、アランと朝の散歩に出たものの早々に家に戻った。しかし午後からは晴れ間が出て、一気に気温が上がり、たっぷりの湿気と相まって、蒸す暑さが半端ない。確かこの季節って爽やかでしたよね。今晩は突然一年半ぶりに遠方より友人が訪ねて来て、私の地元で会食となった。二十年来の付き合いの彼とは年に一度会う程度だが、会えばいつも話が弾む。彼は六歳年下で友人であり弟のような存在、いつもついつい偉そうに語ってしまう。しかし彼は彼で、私の話に対して七割
怖い本を読んでしまいました主人公の女性は、東京で華々しく活躍していたが、会社のスキャンダルに巻き込まれる。それまでチヤホヤしていたメディアに手の平を返されてあることないことを書かれ、表に出られなくなる。地元に帰り、身を隠すように深夜の惣菜工場で働き始める。そこでは、主人公が東京で生活している頃に良くランチに行っていた、オーガニックコーヒー店で出しているカップサラダを作っていた。その工場で一緒に働く、「研修生」という名目で低賃金長時間労働をさせられる海外派遣労働者のこと。農業以外に産業が
篠田節子「夏の災厄」平凡な郊外の町に、災は舞い降りた。熱に浮かされ、痙攣を起こしながら倒れる住民が続出、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病がなぜ今頃蔓延するのか?保健センターの職員による感染防止と原因究明は、後手に回る行政の対応や大学病院の圧力に難航。その間にもウイルスは住人の肉体と精神を蝕み続けーーー。20年も前から現代生活の脆さに警鐘を鳴らしていた戦慄のパンデミック・ミステリ!
【2024年読書記録』⑨『鏡の背面』篠田節子著前に図書館で借りて途中まで読んでいたのをやっと残りを読了。内容的に借りたまま読みきることに躊躇があり、貰い物のクオカードを使って購入。これは本棚に入れるべき本。『冬の光』と前後して読むことになりましたが、これも力のこもった、人の業について書かれた物語。胸に傷のある人物が、他人それも聖人のような人になりきって生き続けるということが、どれほど当人にも周囲にも大きな影響を及ぼすのか、恐ろしいほどの世界が描かれていて、読んでいて身体中に力が入りました
息子が古いサンバーを買ったとき「なめたらだめだよぉこれはね農道のポルシェなんだからね( ̄ー ̄)」って言ってて半笑いしたんだけどこれは広く認識されていることなんだね。田舎のポルシェ(文春文庫)Amazon(アマゾン)
篠田節子「レクイエム」(1999年)という文庫本を読み終えた。篠田節子は、この作品を含めまだ2冊しか読んでいないが、好きな作家である。言葉に無意味な飾りのない、ホンモノの作家だと思っている。この文庫本、短編集はちょっと退屈ではあったが、そこそこ楽しめた。全334ページ。この世界が或る時見事にひっくり返り、社会常識が大きく変わるとすると、当然の如く、文学などの芸術にも多大な影響が起きる。歴史から科学から、何もかもこれまで常識とされてきたことは嘘だったから、である。必然的に今まで
読書記録、書いてみました。お時間あれば、お読みいただければ幸いです。https://note.com/yukiya1014/n/nd377a803f1be暖かくなる季節に、読んでみたら勇気が湧くかもしれない、読書記録セカンドチャンス|あこ篠田節子先生著セカンドチャンス講談社2022年図書館で久しぶりに「インドクリスタル」「弥勒」など詳細な資料と明快な展開の篠田節子さんの作品を読んでみたいと思って、探すと意外にもプールサイドが表紙のこの「セカンドチャンス」を見つけました。◎あ
万物は仮想なり!合唱「そして、宗教が生まれる」篠田節子の同名小説が原作主演青柳翔大東駿介NHKの新BSプレミアムドラマ『仮想儀礼』(かそうぎれい)放送はNHKBS毎週日曜22:00~22:50『仮想儀礼』最終回「そして、宗教が生まれる」感想ネタバレと見逃し配信再放送無料で見る方法ドラマ『仮想儀礼』1話~最終回全話無料インチキな宗教をでっち上げた愚かな二人の行き着く先は…?いよいよ最終回、衝撃のラストへ!!プレミアムドラマ【#
篠田節子さんの「冬の光」読みました。頭の中で「いちご白書をもう一度」がなってました。長く生きてきて良かった。色々な経験してきて良かった。って、心から思いました。だって、随所に、「わかるわ〜、こんな時代だった〜」って共感できたし。黒か白か?好きか嫌いか?どっちが大切?どっちが本当?って、人の心ってそんなに単純じゃないから。とても良い本でしたよ。篠田節子さん、もう少し読んでみたいなぁ。
「仮想儀礼」上下篠田節子平成23.6.1新潮文庫ドラマの1回目を観たら面白すぎた。篠田節子が原作だと知る。面白いはずだ。早速原作を読む。何もなかったところからものすごい物が生まれてしまって、何もなかったはずなのに、その何物でもないものが人間の人生を狂わせていく。出会わなければ・・・。でも出会うのが人生なのだとしたら、狂っていったように見えるその人生は、その人が送るべき人生だったのか。人は一人では生きられなくて、出会った人同士お互いに何かしらの影響を与えていく。ず
【2024年読書記録』③『冬の光』篠田節子著表紙のデザインとタイトルに惹かれ、新刊と思い手に取ったところ、実は既刊本でした。(おそらく新装版)篠田氏の作品はもう何冊も読んでいて、読み始めたら文章の確かさやしっかりした世界観に裏切られることは決してない作家さん。今回も後半は止まらず一気に読みました。男女に親子に師弟関係、どの位置に立つかで見え方は全く違ってきますが、自分ならどうするか、嫌と言うほど考えさせられる物語でした。何とかしたくてもどうしようもない現実を突きつけられながらの着地
鳴海さん、草薙さん、三浦さんが初読みでしたねこままホラー好きなんだけど、映像のホラーは苦手なんだよチープな作りやがっつり作り込んだ映像どちらも、ひぃヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!ってなる何でだろ?でも、「リング」のテレビドラマは見た事ある←何故に
今日は雲の多い空もようとなり、日中も気温は上がらず12℃止まりで、昨日までの暖かさは何処へやら。このところの大きな寒暖差で体温調整を司る自律神経はフル活動、おまけにストレスやらで交感神経系が優位で、何かと不調を感じる今日この頃です。意識的にリラックスに努めましょう!!読書の醍醐味は、偶然手にした本が、今の自分にとって時期、テーマなど、色んな意味でドンピシャだった時。最近読み終えた篠田節子の”冬の光”がまさにそうだった。彼女の作品は「田舎のポルシェ」と言うタイトル
「神戸ニニンガ日誌」(第3,134号)○昨年10月の当欄で篠田節子の『仮想儀礼』を取り上げた。桐生慧海という「なんちゃって教祖」がエラいことになる。新年からNHKでドラマ化された。○当欄では「オウム真理教はこの国で宗教法人だった」とした。『仮想儀礼』の「宗教」が始まった風景は「イエスの方舟」に近い。千石イエスは、女性数十名と共同生活した。家族が「娘を返せ」と訴え、マスコミが「狂信的」「カルト教団」と報道した。○朝日新聞「現場へ!」では「イエスの方舟はいま」という連載を開始。かつ
ドラマ『仮想儀礼』画像引用「映画ナタリー」公式サイト仮想儀礼元・エリート公務員・正彦(青柳翔)と元・ゲーム会社社員・誠(大東駿介)は、ある日突然職を失った。やけっぱちで始めたのは、「宗教」という名の「ビジネス」だった。適当につけた教団名「聖泉真法会(せいせんしんぽうかい)」のホームページを立ち上げ、正彦は「教祖」となる。全てを失う前に二人で開発しようとしていた、宗教がモチーフの壮大なゲーム「グゲ王国の秘法」が…www.nhk.jp原作#篠田節子脚本#港岳彦#江頭美
こんにちは。こじららこですクセ強めな読書インスタはこちら↓https://www.instagram.com/p/C2yLakQP3wG/?igsh=cTVqbTNidHZiMGU0さくららこonInstagram:"※ネタバレあるかも。篠田節子『鏡の背面』バイト始めたり、体調崩したりで久しぶりの投稿です。どなたかのポストを拝見してゾクっときたので。ホラーかと思ったらホラーではなかった。いや、ホラーかも。シェルターで皆んなから慕われていた「先生」が火事で入居者をかばい亡くなった。けど
(9)「魔境に堕(お)ちる」-仮想儀礼ついに関係者の死という衝撃的な事態まで迎え、聖泉真法会は「カルト」の烙印を押されてしまう。マスコミや信者の家族たちに押しかけられ、世間から猛烈なバッシングを受ける中、正彦(青柳翔)と誠(大東駿介)は初期からの信者数人と出直そうとするが、社会との対決姿勢を強める秋瞑(美波)が暴走。雅子(松井玲奈)、麻子(河井青葉)が追随し、圭子(峯村リエ)、広江(石野真子)…www.nhk.jp途中からみだした。これはこれで面白いかも。7年前(?)に小説で読んだ。
そんなに深く気になっていることでは無いですが先ほどまで見ていたNHKでのドラマの宣伝が気になりましたNHKでは宣伝と言っていいのかは置いといて・・・BSで放送されているプレミアムドラマ仮想儀礼映像をチラチラっと見ただけですが怪しそうな雰囲気・・・に興味を持ち気になりました2008年に発行された小説のドラマ化です仮想儀礼(上巻)(新潮文庫)[篠田節子]楽天市場1,045円${EVENT_LA
ドラマ『仮想儀礼』画像引用「映画ナタリー」公式サイト仮想儀礼元・エリート公務員・正彦(青柳翔)と元・ゲーム会社社員・誠(大東駿介)は、ある日突然職を失った。やけっぱちで始めたのは、「宗教」という名の「ビジネス」だった。適当につけた教団名「聖泉真法会(せいせんしんぽうかい)」のホームページを立ち上げ、正彦は「教祖」となる。全てを失う前に二人で開発しようとしていた、宗教がモチーフの壮大なゲーム「グゲ王国の秘法」が…www.nhk.jp#1原作#篠田節子脚本#港岳彦#
2023/12月読んだ本・成熟スイッチ林真理子・ある行旅死亡人の物語武田惇志、伊藤亜衣・頭のいい人が話す前に考えていること安達裕哉・ハンチバック市川沙央・田舎のポルシェ篠田節子・汚れた手をそこで拭かない芦沢央どれも面白かったです。
仮想儀礼元・エリート公務員・正彦(青柳翔)と元・ゲーム会社社員・誠(大東駿介)は、ある日突然職を失った。やけっぱちで始めたのは、「宗教」という名の「ビジネス」だった。適当につけた教団名「聖泉真法会(せいせんしんぽうかい)」のホームページを立ち上げ、正彦は「教祖」となる。全てを失う前に二人で開発しようとしていた、宗教がモチーフの壮大なゲーム「グゲ王国の秘法」が…www.nhk.jp昨年、たまたま第1回放送をみて、それから見続けているドラマです全10回で来週で6回目です主人公は元エリート都庁職
女性にとって乳がんも親の介護も他人事ではない。でも闘病記を読むのはちょっと……という人におすすめしたい本のご紹介です。著者の篠田節子さんは1955年東京都生まれ。「女たちのジハード」で直木賞、「仮想儀礼」で柴田錬三郎賞、「鏡の背面」で吉川英治文学賞を受賞。2020年紫綬褒章を受章。文庫版目次1発見「ヒン」でもマンモに写らない2入院まで「標準治療」とは、お安くできるスタンダードクラスの治療、という意味ではないらしい3再建の決断還暦過ぎのシリコンバスト4手術
「田舎のポルシェ」篠田節子(文春文庫)表題作「田舎のポルシェ」アハハと笑いながら読みました東京の実家まで大量のお米を引き取りに行きたい翠と運搬用の車込みで運転手として雇われた何でも屋の瀬沼軽トラで岐阜から東京まで往復しようなんてその距離感とか土地勘とかさっぱりわからない人間でも「正気ですか?」と思いますしかも大型台風接近中の強行軍高速で変なヤツに絡まれたり逃走犯に間違われて警察署に連行されたり大雨の中、水没しそうになった車の人を助けたり道に迷って火葬場
毎年勝手に選んでいるBookoftheyear。その年に自分が「読んだ」本の中から選ぶ。今年はこちら。『「母性」なんて男の勝手な幻想早見和真「八月の母」』(ネタバレあり)この小説、実際に起きた事件を下敷きに書かれている、ということを、読後に知り、驚いた。なんという凄惨な事件。著者は関係者に取材を重ね、ストーリ…ameblo.jp実は今年の1月、つまり1年近く前に読んだのだけど、ずっと心に残っていた。それだけ印象深かった。八月の母(角川書店単行本)Ama
日曜日|22:00~22:49年末ですが、NHKーBSドラマは始まります。原作が、篠田節子なんで、新興宗教の問題点を面白おかしく等身大で掘り下げているしそれぞれの悩みと宗教との関わりでそれぞれのドラマになっている。
篠田節子さんの長編小説海底の遺跡、これだけでロマンがあふれる。そしてバツ3の主人公:加茂川一正(カモヤン)のキャラクターがよい。基本まじめな人なのだけど、ふつうに自分勝手な思い込みで動くところもあって振り回されることもあるのだろうけどこういう人って友達にいたら退屈しないだろうな。バツ3のかつての嫁たちとのエピソードにちょっと笑ってしまった。調査強力でかかわるる中で、現地住民のケワン、エダ大学教授の藤井・人見と付き合いが深まっていくところ。人付き合いってこういうことだな、
田舎のポルシェ(文春文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}実家の米を引き取るため、助っ人の車で岐阜から東京へ向かうことになった翠。だか待ち合わせ場所に現れたのは軽トラに乗った強面ヤンキー!さらには大型台風が迫りー。往復1000キロ、波乱だらけの強行軍を描いた表題作ほか、それぞれ秘めた思いを抱いた人々の哀歓を旅のスリルに乗せて届ける珠玉の作品集。ー裏表紙よりー3編の中編小説集。表題作
医療系小説を柿木図書館で探しているときに見つけた短編集・・といってもそこそこ長編もあり読みごたえがあった。ドクターM海堂尊・久坂部羊・近藤史恵・篠田節子・知念実希人・長岡弘樹・新数きよみ・山田風太郎歯科医による死体治療、噓を見破る超能力内科医、脳チップによる人格再編処置。医療現場で起きる事件や不思議な出来事を、様々な角度から紐解いていく−。8人の人気作家が描く、医療にまつわるミステリーアンソロジー。医療ミステリーで著名な人気作家たちを中心に、医療にま
2023年(令和5年)12月4日㈪本日購入の書籍②です。⚫身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される3巻フラゲです。身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される3(フロースコミック)[一ノ瀬かおる]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}Amazon(アマゾン)で詳細を見る⚫破局予定の悪女のはずが、冷徹公爵様が別れてくれま
「神戸ニニンガ日誌」(第3,081号)○「揺るぎなきエエ加減」。自作した座右の銘だ。エエ加減とは「お前、エエカゲンな奴やのぅ」のエエ加減ではなく、グッドコンディションのことで「よい塩梅」と言い換えることができるのかも知れない。○起業した会社の経営理念も「社会に於けるエエ加減の実践」とした。広義のデザイナーである私たちは何事も過度にならず、必要十分条件の6割6分7厘のところで進めていく。締切を守る。修正があればその後におこなう。日程や予算を守ることは重要だと思う。○今朝の朝日紙「耕論