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BOOK📚5日前の文化の日に図書館で借りてきた3冊の中から、本日1冊目を読了♪今のところ順調に読み進めております今回はこちら!〝男の庭先で、裏切られた女性が自殺した。すでに別の女性と婚約していた男は死の事実を隠して結婚式へ向かい、最中に殺害される。動機のある容疑者は三人———婚約相手の兄、恋人を盗られた男、元交際相手の女。推理の鍵は、死因の毒入りカプセルが何処から現れたか。あなたは加賀刑事が導く真実に迫れるか。〟※講談社文庫より引用この殺害された男、こう言ってはなんだがそうな
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️篠田真由美さんの、「美貌の帳」です。建築探偵桜井京介シリーズの第六作。伊豆の富豪天沼龍麿が経営する高級ホテルに招待された京介。そこで予定されていたのは、「卒塔婆小町」という劇で、演じるのは引退して久しい伝説の女優神名備芙蓉。しかし、上演の最中に龍麿が倒れ、劇は中止に。さらには舞台の演出家が失踪し、その後龍麿の居館が放火により焼け落ちて………こんな出だしです。物語の序盤には、合わせて龍麿の娘暁子とかつて恋仲であった、伊豆の老舗旅館の跡取り遠
『おいしい旅しあわせ編』アミの会大崎梢・近藤史恵・篠田真由美・柴田よしき・新津きよみ・松村比呂美・三上延の7人の作家さんによるアンソロジー。自分探しの旅と称して亡き両親の記憶を頼りに3歳まで住んでいた松本を訪れる女性の話、好きだったな。幼馴染とのニアミスは切なかった。離婚を切り出された夫の手帳で見た「浜崎の奥さんは最高だった」の意味を探るため一人で石垣島に行った妻。浜崎の奥さんの正体にクスッ祖母との食べ歩きを懐かしむ男性の話も良かったです。
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️篠田真由美さんの、「原罪の庭」です。建築探偵桜井京介シリーズの第五作ですね。作者によるあとがきによれば、シリーズ初作の「未明の家」からこの第五作「原罪の庭」までが、このシリーズの第一部、ということだそうですね。病院を経営する資産家である薬師寺家の、庭に作られた植物栽培用の巨大な温室と、屋敷の寝室で発見された計四体の遺体。そして、その温室で保護された7歳の少年。その事件から三年後、経緯があってこの件に関わることになった京介とその指導教授の神代
こんばんは。7月になりました。今日は曇りなどでしたが、暑かったです。予約投稿をしました。イッキ見したい作品は、シリーズのドラマを、見ると時々気になります。朝ドラの『あんぱん』など。テレビ以外では、昔は親戚から、長編小説のシリーズを、借り読みしましたが、今は短編が多くなりました。かつて読んでいた本は、乃南アサ様の【女刑事音道貴子】シリーズなど。今はエッセイの本が、2冊です。庭に生えている、ハマナデシコの花が咲きました。濃いめのピンク色の
『おいしい旅初めて編』アミの会近藤史恵・坂木司・篠田真由美・図子慧・永嶋恵美・松尾由美・松村比呂美の7人の作家さんによる旅とグルメを描いたアンソロジー。舞台になったのは下田・台北・アムステルダム・糸島・箱館・サハリン・松山。いろんな思いで旅に出た人たち。旅先での人との出会い、食べ物との出会いで心に変化が・・。思いもしない出来事に見舞われたりと大変な事も・・・。どの話にもコロナ禍の描写がちょっとだけ出て来ます。読んでると旅に出たくなります。
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️篠田真由美さんの、「灰色の砦」です。建築探偵桜井京介シリーズの第四作の長編作品ですね。今作では、主人公の京介と、シリーズの主要キャラである栗山深春が初めて出会うこととなった「輝額荘」という下宿屋が舞台のお話です。深春が、これも主要キャラである蒼くんと京介の3人で食事をしながら年を越そうとしますが、京介がなかなか現れない。そんな彼を待つ間に、深春が蒼くんに聞かせる昔話として物語は始まります。7年前の年末、W大の1年だった深春は事情があってそ
篠田真由美「魔女の死んだ家」「かつて子どもだったあなたと少年少女たちのための」を合言葉にしたジュブナイルミステリーのレーベル・ミステリーランドの一冊です。篠田真由美さんにはジュブナイルのイメージがなかったので、まさにこの企画にピッタリの作家さんですね。内容はジュブナイルではありますが中学生以上向けかなと感じました。新書化だけで文庫化されていないので、興味ある方はミステリーランド版を探されてください。どちらかと言うと大人におすすめの作品でした。10年前に密室?で起きた殺人?事故?自殺
鵜飼係長は当直終了まであと数時間と言う所で一服の為に降りて行った所に通報があり首無し死体が見つかったという檜原村の駐在が現地に向かっていると聞いた覆面パトカーで泉谷と向かう現場でパンダが停まっていたので分かった車から降りると声を掛けられた相手は10数年前に一緒だった梶浦だったSISのバッジが付いていた潤平は格闘系で生きて行こうと思ったが左顎を骨折し恐怖を感じて辞めたまだ24歳だったが29に成って再び格闘系の修業を始
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️篠田真由美さんの、「翡翠の城」です。建築探偵シリーズ第3作の長編。前作では、建築探偵という割に、あまり建築関係のことが薄かった気がしましたが、今作はもうガッツリ建築について、これでもかくらいに語られてます。僕のように、建築そのものにあまり興味のない人にとっても、読んでるとちょっと面白いかも、と思わせてくれる絶妙な綴り方で迫ってきます😅今回の舞台は、栃木県の日光近辺。明治から続く、同族経営の老舗名門ホテルにおいて、碧水閣という別邸の維持か取り
おいしい旅初めて編近藤史恵・坂木司・篠田真由美・図子慧・永嶋恵美・松尾由美・松村比呂美2024/03/02★ひとことまとめ★美味しい食べ物に出会う旅↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】知らない景色とおいしい料理がここに。「初めて」に出会う旅×グルメ小説集仕事に行き詰まり、勢いで列車に乗り終点まで……旅先では驚きの出会いが待っていた(「下田にいるか」)。福引きで旅行券を引き当て、台湾へひとり旅。現
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️篠田真由美さんの、「玄い女神」です。建築探偵桜井京介シリーズの第2作ですね。大学院で建築を学ぶ京介が主人公のシリーズですが、建築探偵の割に今作では建築関係の蘊蓄や考察はほとんどありませんでしたね。前作では結構語られてましたが。でも、その代わり内容については本格的で、紛うことなき完全なミステリーでしたね。10年前にインドで起こった殺人事件。その時にその場にいた男女6名が、10年の時を経て再び群馬の山中の館にて一堂に会することに。そしてそこに加
祖母と一緒に行くはずだったお伊勢参りに、彼女の都合が悪くなった事で一人で向かう事となった小学五年生の元喜。祖母は心配するもののむしろ冒険気分になったのだが、やはり現地で心もとない気分になっていると、地元の少年に声を掛けられる。一部「おいしい?」と言う面もあるようですが、全ての旅で美味しそうなものがてんこ盛り♪とはいえ物語の内容が単純に幸せなだけでなく、様々な経験もあった上での多彩な方向性から感じられる「しあわせ」な味。特に今回は、サブテーマが「家族」ではないかと思えるぐらいには、ほとんど
『おいしい旅』「もう一度花の下で」篠田真由美コロナ渦の前、主人公が学生の頃。一個の荷物が届けられたのをきっかけに、過去に戻る旅が始まった。箱館。昔読んでもらった探偵小説の『奇巌城』の暗号から箱館の喫茶店を何件か訪れ、祖母と祖父のあれやこれや、別れた後に出来た子供のことがわかり始めた。淡々と語られる物語は水墨画のように、過去を、思い出させ、ある終着点に。読んでいて、気怠かったです。果たして主人公は何をわかろうとしたのか。ノスタルジー。奇妙な📚物語でした。ゲンタ🤔🤔🤔
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️篠田真由美さんの、「未明の家建築探偵桜井京介の事件簿」です。なんで今まで読まなかったんだろう。というのが、まず最初の感想です(^^;)僕の大好物に分類される作品ではないか🤤主人公は桜井京介。建築探偵と題されていますが、彼は大学院生で、近代日本建築史が専門。彼の研究室を訪れた遊馬理緒(あすまりお)という同じ大学の学生に依頼され、彼女の祖父が設計したスペイン風別荘の鑑定をすることになったが、その別荘では過去にいくつかの事件が起こっていて
★★☆☆☆奇妙。読後の第一声。確かに読み終えて見ればミステリーなんたけど、終盤になるまで謎らしい謎らしいも見当たらず、ひたすら、主人公の独白を読まされているだけのような...それでも、展開があればまだ楽しめるものだけれど、展開らしい展開もなく、いよいよ終盤へと差し掛かる。終盤。一気に物語は、事件の様相を醸し出し始める。壮大かつ長々とした幕開けだっただけに、残りページ数もごく僅かというのに、今から謎が起こるの?と首を傾げ、ただ、残り少ないページ数の中で、謎解きが三段跳びの
お初の作家。KindleUnlimitedから。プロローグが泣けた。ちょっといいとこのお嬢さんだったおばあさんの回想。素敵なお父さんと時々利用していた海を望むホテル。でも戦下となり父親は死んでしまう。自分は他の土地にボロボロの服で旅立たなければいけない。ホテルで知らない人と待ち合わせ。すると昔の顔なじみのホテルの従業員たちがサプライズで誕生日を祝ってくれる。食材なんてないはずなのに素敵なケーキもある。そして死んだお父さんからのプレゼント。今はそのホテルはどうなってしまったのか。あの当時のホテル
水曜日は間違えて同時刻に2本予約投稿。気づいてどちらも読んでくださった皆さま。ありがとうございました♪以後気をつけます…トホホ【中古】おいしい旅初めて編角川文庫/アンソロジー(著者),近藤史恵(著者),坂木司(著者),篠田真由美(著者),図子慧(著者),アミの会(編者)【中古】afb楽天市場605円坂木司をゲストに迎え、「初めて」の旅を描いた7編からなるアンソロジー。お邪魔しているブログで紹
おいしい旅初めて編(角川文庫)Amazon(アマゾン)713円「平和ボケの何が悪いの?苦労知らずのどこが悪いんですか?」「当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間なんて、知らないほうがいいに決まってる」樺太へのツアー旅行へ参加するきっかけは人それぞれ。・カレシにふられて地の果てにでも行っちゃいたい気分だった片桐萌衣。・「樺太への直行便ができたって聞いてからずいぶん迷ったのよ。帰郷じゃなくて旅行でしょ。樺太はもう外国ですって認めることになるから」と72年ぶりに帰ってみた老婦人。き
2022年もいよいよ大晦日今年も沢山、本を読めまして自分史上初の80作品越え82作品、読了できました*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。..。.:*・゜゚・*アガサ•クリスティーさん【3作品】♪ナイルに死す♪ミス•マープル最初の事件牧師館の殺人♪もの言えぬ証人篠田真由美さん【13作品】♪仮面の島建築探偵桜井京介の事件簿♪センティメンタル•ブルー♪月蝕の窓建築探偵桜井京介の事件簿♪綺羅の柩建築探偵桜井京介の事件簿♪angels天使たち
こんにちは。今日は12日。ゾロ目ですね。主人が先週の土曜日に、ホームセンターから、ゴーテリアハッピーベリーの、鉢植えを買ってきました。寒さに強い植物で、夏場は、直射日光に弱いそうです。ブログネタの、処分しづらい本は、10数年前から持っている、篠田真由美様の、【建築探偵】シリーズ。文庫本から、最終巻のノベライズと、大判からノベライズに、なった番外編。きっかけは母方の、親戚が読んでいたからです。綾辻行人様の【舘】シリーズや、有
こんにちは!りょうです。建築探偵桜井京介の事件簿第二巻『玄い女神』読了。玄い女神建築探偵桜井京介の事件簿(講談社文庫)Amazon(アマゾン)765円あらすじ(Amazonより)ーーー旅先のインドで、橋場亜希人が不可解な「密室」死を遂げた。10年後、橋場の恋人だった狩野都は群馬山中に「恒河館」を建て、当時の旅行仲間たち、そして桜井京介を招く。ミステリアスな「館」で展開される真相解明劇。そこへ、さらなる悲劇が……。過去と現在が複雑に絡み合う謎を、京介はどう解き明かすか?ーーー
◎outline◎1980年秋、突然の養父の死。神代宗は傷付いた心を埋めるため訪れた北の町で、謂れなき殺人の罪をきせられてしまう。疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃することに。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語り始めたとき、銃声が轟く!ついに物語はクライマックスへ加速する。昨日の続きで桜井京介シリーズ第14弾です京介がいなくなった現在から視点は変わって、神代視点で過去のストーリーでした。神代が初めて京介と出会った話だったので、事件よりそちらの
◎outline◎六月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。今作は桜井京介シリーズ13作目ということで、ラストに向けて走った回となりました。あらすじにあるような事件があったのですが、それぞれの登場人物が様々な岐路に立ったことを示すターニングポイントに近い作品でした。これ
◎outline◎長崎県の孤島波手島。明治の教会が残る無人の島で、女たちが火に焼かれて死んだ。宗教的理由による集団自殺か、はたまた。事件性を疑う私立探偵に乞われ、桜井京介は現地へ向かう。その頃蒼はカルト教団に入信したまま戻らぬ友人を救出しようとしていた。ふたりに迫る悪意の罠。狂気の炎が再び空を焦がすとき、京介は蒼を救えるのか。今回の舞台は日本だったので、先日読んだ時のような旅行感はない続編でした。宗教の良さとは何なのでしょうか。今作のようなカルト的な話になると、宗教ってなんだろうと思いま
◎outline◎1912年夏、ハノイの緑の庭に鳴り響いた銃声。砕かれた鏡、絶命した青年、血の色の蝶。その日から少年は最愛の人を奪われ、無垢の楽園を失った。やがて戦乱に翻弄されていく国と人。悲劇の真相は90年の時を経て、氷雨降る古都京都で解き明かされる。建築探偵桜井京介の事件簿、第三部開幕。10年ほど前に読んでた桜井京介シリーズ。こちらに感想をアップするためにちょこちょこ再読していますが、今回の舞台はハノイでした。ハノイ…すぐにはどこの国か思いつかず、読み進めてカンボジア旅行の時に近い
オリバー教授の朗読配信聞いても眠れないから、久しぶりに読書でもしようかと本棚漁ってました…私、子供の頃から活字中毒で漫画より小説が好きでした。高校生〜二十歳くらいまでは、1年で200冊以上読んでいたと思います。お小遣いやお年玉はほとんど本を買う為に使ってました。後は図書館に通い詰めてたなぁ特に推理小説が好きで有栖川有栖さん、綾辻行人さん、篠田真由美さん、森博嗣さん、高里椎奈さん、清涼院流水さんの本を中心に読んでました。中でも有栖川さんの火村シリーズと篠田さんの建築探偵シリーズは死ぬほ
読書記録「おいしい旅初めて編」近藤史恵さん坂木司さん篠田真由美さん図子慧さん永嶋恵美さん松尾由美さん松村比呂美さんアミの会という女性作家の方の短編集。これまでも刊行されていてこの小説が10冊目だそう今回は坂木司さんがゲストとして参加されているそうです!アミの会の説明より抜粋しました。これまでに読んだ事のある作家さんは近藤史恵さんと坂木司さんのお二方だけでしたが、どのお話もとっても読みやすく面白かった一番心に残ったのは永嶋恵美さんの「地の果ては、隣」という
”黄昏に佇む君は”篠田真由美著原書房筆者の作品は久々。本作は教授・神代宗の過去話がメイン。少々悲しい話だったが、結構面白かった。また小森の正体には気が付かなかった。贋作を留学先で描いた兄弟のその後の不幸に満ちた生涯も悲しい。
「魔導士と邪神の街魔都トリノ」著者篠田真由美★★★☆☆(個人評価★多めならおすすめ)龍の黙示録シリーズ。拉致されたセバスティアンと吸血鬼タジオを救うためトリノに乗り込む透子、ライル、鴉、龍。そこにはエジプトの邪神が統べる伝説の地下都市が存在した。龍の黙示録魔道師と邪神の街(祥伝社文庫)Amazon(アマゾン)876円まぁ、お話の途中ですからね、不完全燃焼で終っても仕方ないかな。龍もそんなには活躍してないし。まぁ龍が活躍しないのはいつものことか。