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加賀まりこが信じられないくらい可愛かった。この異星人のようなヒロイン冴子の可愛らしさが私にとって見どころだった。ヤクザ映画と聞いて自分がイメージするするものとは本作は違っていた。暴力や怒号などはあまりなく、オッサンたちは賭博場でたんたんと打ち、組長達は歯がガタガタで似つかわしくない高級レストランで音立ててスープを啜っている。上の人間は全く魅力がない。その中でイケメン主人公村木は異質な存在に映る。下の人間にはモテる。アニキ、と言って慕われる。しかし組織に対しては流れるまま従
毎年、桜が満開というとこの映画を思い出します。坂口安吾の小説ですが、もうタイトルだけでベストセラーって思いません?この映画は篠田正弘監督ので奥様の岩下志麻さんが主演しています。本当にお綺麗。山賊に首を狩ってこさせる残虐な美しい女という設定は、彼女の為にあるような気がします。美し過ぎる狂気みたいなものをまとっていて、普段は見せないけれど一度あふれ出すと止まらないデビュー作の『五辨の椿』のおしのが、凄絶に綺麗。清純であるがゆえの潔癖と妖艶の狭間に立っている_岩下志麻さんはそういう女優
3月9日がお誕生日の有名人・著名人1285年(弘安8年2月2日)生(1308年23歳崩御)後二条天皇陛下第94代天皇1874年生(1951年76歳没)梨本宮守正王殿下皇族、軍人1890年生(1986年96歳没)ヴャチェスラフ・モロトフさん政治家、革命家ソビエト連邦首相相、外相1900年生(1973年73歳没)ハワード・エイケンさん物理学者HarvardMarkI主任エンジニア1909年生(1999年満89歳没)夏川静江さん女優『野菊の墓』『
悪霊島1981年公開!横溝正史原作の金田一耕助もの!昔、TV放送で見たことあり!レンタルVHSでも見たような記憶が・・・。今回は、それ以来の鑑賞!レンタルDVDでなんですが、音楽を差し替えたサウンドリニューアルエディションになってました。オリジナルにあった、ビートルズの曲が聴けないバージョン!こんなことって、あるんですね!?聴けるのは、TV放送版とビデオ版だけ。その罪滅ぼしのためか?(笑)、音声は、5.1ch化されてました。かなり明確にわかるサラウンド感。1976
ご訪問ありがとうございます。「楓坂四駒堂」耄碌妄想日記木曜版No.131でおます。当ブログは日・木曜日午前0時週2回更新でございます。さて…♪女は鏡で何度も生まれる心が自由である限り~詞・阿久悠二人のデュエット曲♪夏女ソニアまさに「もんたよしのり」の後を追うように…「大橋純子」が亡くなりました。♪ああ~あなたに~恋心ぬすまれてもっと~ロマンス私に仕掛けてきて~スタイリッシュでリリカルな「来生えつこ」の詞♪シルエ
ご訪問ありがとうございます。「楓坂四駒堂」耄碌妄想日記木曜版No.130でおます。当ブログは日・木曜日午前0時週2回更新でございます。ともあれ阪神ファンのみなさんおめでとうございます。何と言うても「岡田彰布監督」球界の「寛美」と言われたお惚け顔インテリなのにインテリ臭さのない…シャイでぶっきらぼうに見えて細部に目の行き届いた選手掌握術今年、阪神にいたら伸びた若手は他のチームにもたくさんいそう。結局、監督のやるべき仕事が
「暗殺」「暗殺」プレビュー1964年7月4日公開。幕末の風雲児・清河八郎の生涯を描く。原作司馬遼太郎『奇妙なり八郎』脚本山田信夫監督:篠田正浩キャスト:清河八郎:丹波哲郎お蓮:岩下志麻松平主税介:岡田英次佐々木只三郎:木村功石坂周造:早川保板倉周防守:小沢栄太郎鵜殿鳩翁:須賀不二男宮川進吾:竹脇無我山岡鉄太郎:穂積隆信稲葉:城所英夫石井重二郎:清水元目明し嘉吉:山路義人三吉:青山宏相沢圭次郎:水島真哉山岡さわ:葵京子島津久
家から徒歩圏内だが、まったく用事がないので、歌舞伎町は通り過ぎるだけの街だ。今日も通り過ぎただけだけど、歌舞伎町最古の部類に入ると思われるビル、王城が目に入ったので撮影した。私の学生時代にはもう古びていたような気がするが、竣工が1964年というから、当時、築15年くらいだったわけだ。裏道に入って見る。この王城ビル、今はしゃぶしゃぶ屋みたいなことをやっているようだが、当初は音楽喫茶だった。以後、キャバレー、カラオケなどを経て、一時は建築ボートに囲われていたこともあったのではなかったか。
さらに続けて、当ブログ2021年1月25日に書いた「『日本のいちばん長い日』と『肉弾』」を以下に再録します。***ひとつ前の当ブログで書いたように、そんな風に、『日本のいちばん長い日』(1967岡本喜八監督)では、戦中派としての思いも垣間見えるわけですが、映画としてはどうしても「玉音放送」をめぐる軍部内の争い、終戦派と徹底抗戦派の攻防に比重がかかります。さらに、「庶民が出てこないじゃないか」と批評などで叩かれたこともあったといいます。岡本喜
カラー長編記録映画札幌オリンピック1972年公開!総監督・篠田正浩市川崑総監督による「東京オリンピック」(1965)の影に完全に埋もれてしまった感のある、1972年、札幌で開催された札幌オリンピックの公式記録映画!!当時このような映画が作られ劇場で公開されてた!ことも、DVDになってた!ことも、最近になって知りました!(笑)←今までまったく関心がなかったからしょうがないけど、関心を持った途端にいろんなことがわかってくるとは・・・・。人生って面白いもんです。(笑)←
【予告編meisammaチャンネル2011/7/30:2分38秒】【あらすじ:Wikipediaより引用、結末までの記述あり】写楽(映画)-Wikipediaja.wikipedia.org寛政3年(1791年)。舞台を見ていた大道芸人のおかん(岩下志麻)は、稲荷町役者十郎兵衛(真田広之)が、市川團十郎の上る梯に足を潰されて血を流しているのを目撃し、役者として使いものにならなくなった彼を大道芸の道に引き込む。やがて、十郎兵衛は、大道芸の仲間うちから「とんぼ」と呼
山奥で狸さんに案内されて花見する海抜の高い地域は桜の満開時期がずいぶんと遅いということで、当方は遅めの花見にわざわざ出かけました。気温の低い山奥だと平地よりは2週間以上開花が遅れます。山の中腹まで車で行って、それから先は坂道を歩いていきました。途中で珍しく野生の狸と遭遇しましたが、何か餌でも探していたようで当方にはまったく無関心の様子でした。まるまるとした狸で、木々の間から大きな尻尾が見えました。狸はそこらをしきりに嗅ぎ回っています。最初は子犬かと思いましたが、のそのそ歩く狸
アマゾンプライムビデオレンタルで鑑賞(400円)。映画.COMから近松門左衛門の同名原作を「あかね雲」の篠田正浩と詩人の富岡多恵子と武満徹が共同で脚色し、篠田が監督した文芸もの、撮影は、「雪夫人繪圖(1969)」の成島東一郎が担当した。第43回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位。1969年製作/103分/日本配給:ATGストーリー大阪天満御前町の紙屋治兵衛は、女房子供のある身で、曽根崎新地紀伊国屋お抱えの遊女小春と深く馴染み、情死のおそれもあった。これを案じた治兵衛の兄
萩原健一主演の篠田正浩監督作品70年代らしいヘビーな鬱ドラマ俳優陣も豪華です。「化石の森」1973年公開/118分/日本(米題:ThePetrifiedForest)監督篠田正浩製作貝山知弘原作石原慎太郎脚本山田信夫撮影岡崎宏三美術栗津潔編集山地早智子音楽武満徹製作東京映画配給東宝キャスト萩原健一/二宮さよ子/八木昌子/杉村春子/田中明夫/浜田寅彦/水島弘/岩下志麻/堀内正美/日下武史/亀田
愛の裏切りを死の水底へと引きずり込む水の妖精をなぞりながら蘇生の物語を紡ぐ。愛とは溺れることではなく、いまを踏みしめることだと男は知る。https://onl.bz/XXS1GPm#クリスティアン・ペッツォルト#水を抱く女#パウラ・ベーア#ヤコブ・マッチェンツ水を抱く女(字幕版)Amazon(アマゾン)2,000円若い女性が画面をところ狭しと(まさに目も口も鼻の穴まで見開いて)いじめられるとどうして興奮するのかなどと中年日本男児のだらしな
乾いた湖監督:篠田正浩製作:松竹作年:1960年出演:三上真一郎/岩下志麻/炎加世子/山下洵一郎/伊藤雄之助/高千穂ひづる1960年6月大島渚監督『青春残酷物語』を皮切りに、7月に吉田喜重監督『ろくでなし』、8月にふたたび大島『太陽の墓場』、同月に本作、9月に田村猛監督『悪人志願』、10月に吉田『血は乾いている』、そしてみたび大島『日本の夜と霧』の上映四日での打ち切りを以て松竹ヌーヴェルヴァーグの終息ですから世に作品を問うて四ヶ月、如何に暴
【映画のひと言】<男が傷持つのは女のことだけだからな>上野俊哉監督『白衣と人妻』国映1998年【映画のひと言】<ああよかった、長渕とか聴いてる女だったらどうしようかと思ったよ>田尻裕司監督『OLの愛汁ラブジュース』国映1999年OLの愛汁ラブジュース[DVD]Amazon(アマゾン)12,800円【映画のひと言】<ひとり言を言うようになってしまった、しかも大声で>エルマンノ・オルミ監督『楽園からの旅人』イ
松竹映画100周年記念プロジェクトの1つだと言う。そして、そのプロジェクトの締めくくりだそうです。1979年(昭和54年)10月20日に封切られた篠田正浩監督、五代目坂東玉三郎主演作『夜叉ヶ池』が、4Kデジタルリマスター版でリバイバル上映されています。封切られた当時、見ていなかったですし、ネタバレが嫌いな私は先入観を一切なくしてシネヌーヴォ(大阪・九条)に見に行きました。予想としては、村に脈々と残る前近代的な価値観を想像していました。それが100パーセントだと
こんにちは!(^.^)バタバタが続いている中、体調をちょっと崩したりしてご無沙汰しております。皆様のブログへもコメント、訪問すらできませんで、ご無礼いたしております。m(__)m近江八幡編も途中なのですが、最近、古い邦画にはまっておりまして、ちょっとそれを言いたい。「心中天網島」1969年監督:篠田正浩近松門左衛門作、人形浄瑠璃、世話物のお話。恥ずかしながら、原作は読んでいないのです。主演は、岩下志麻遊女小春、治兵衛の妻おさんの二役をこなします。治兵衛役は、中
坂東玉三郎さん主演映画『夜叉ケ池』(1979年)が映画館で見れます。映画館は大阪九条の『シネ・ヌーヴォ』。期間は2022年8月27日(土)から9月2日(金)まで。以下、シネ・ヌーヴォのチラシから引用させていただきます。2019年の篠田正浩特集では権利の問題で唯一上映できなかった本作が、42年ぶりに4Kデジタルリマスター版となって特別上映!坂東玉三郎が初出演、二役の妖艶な世界。圧巻の大洪水シーンに驚嘆!待ち遠しいです。シネ・ヌーヴォ、スケジュール**
まずはじめに、申し訳ないが、「太陽とボレロ」の鑑賞記ではないことをお断りしておきます。m(__)mそれから津波・水害が無理な人も読まないでください。ラヴェルの「ボレロ」といえば皆さんご存じの通り、小太鼓の叩きだす同じリズムの延々と続く中、別々の楽器がソロで次々に同じ旋律をそれぞれの持ち味で奏で、(ほかの楽器は合いの手のように唱和し)、それらが徐々に盛り上がりを見せてゆき、最後にはすべての楽器が圧倒的な熱量と音量でもって歌って大団円を迎えると言う、まさに古典ではなく革新的なクラシックの曲であ
★★★138分原作:司馬遼太郎が直木賞を受賞した同名小説監督:篠田正浩出演:中井貴一、鶴田真由、葉月里緒菜、上川隆也、北政所⇒岩下志麻、徳川家康⇒中尾彬戦国時代の伊賀と甲賀忍者の物語。伊賀忍者の葛籠(つづら)重蔵(中井貴一)は豊臣秀吉の命を狙い、風間五平(上川隆也)は忍者をすてて武士として身を立てようとするが。重蔵が首尾よく城に忍び込み、豊臣秀吉の寝首を掻くのかと思いきや、張り倒して城を出る。この時の秀吉のセリフが面白かった。===========三重
役作りという狂気。勝新太郎がアドリブで茶をかけてきてもアドリブで台詞を返し、桃井かおりが台本を無視してきても役として答え、眉も落とせば帯の位置で性格も変えて見せ、目を閉じて三味線も弾けば一歳半の子役の口に本気で飯を詰め込みもする。正気でつとまる職業ではない。https://twitter.com/9zRf1jcbQQqxy17https://www.instagram.com/ashidashinsakuhttps://m.facebook.com美しく、狂おしく岩下志麻の女優道
柏原兵三の小説「長い道」と藤子不二雄Aの「少年時代」を山田太一の脚本で篠田正浩監督が映画化した1990年製作の作品です。昭和19年10月、戦況が逼迫する中、東京の小学5年生だった風間進二は富山に疎開することになる。富山で最初に進二に近づいてきたのは地元のリーダー武で田舎での生活に不安を抱き始めていた進二はそんな武に親しみを覚えるが、学校ではよそ者扱いされる進二を無視し…藤子不二雄A先生の訃報を聞いて、何か追悼をと思い先日BSで放送されたこの作品を観ました。篠田監督はこの作品の主人公とほぼ同
■Piascore楽譜ストア『少年時代』(1990)井上陽水が購入されました!https://store.piascore.com/scores/134874---------------------「わすれな草のメモリー」配信中。
昨日のアクセス数が異常なくらい急増して、スキー·スノボジャンルランキングで突然1位に躍り出ていますご覧のとおり、今月のこれまでのアクセス数は、326~520/日、平均422/日。これまでの4.3日分のアクセスが昨日に集中しており、1,804/日が如何に異常なアクセス数か、お判り戴けるものと思います。アクセス急増は、昨晩の18~21時頃に集中しています。で、どんな記事にアクセスが集中したのか、見てみると、4年3ヶ月も前の、下の映画レビュー記事。篠田正浩監督、郷ひろみ、岩下志麻主演
名古屋駅西のシネマスコーレで企画された「ミニシアターで35ミリフィルムを観よう!」の第1弾の「丹波哲郎特集」。石井輝男監督の『ポルノ時代劇忘八武士道』の次に私が見たのは、1964年公開の篠田正浩監督の映画『暗殺』。上映後には、2階のスペースで行われた春日太一氏のトークショーにも参加。料金は本編の鑑賞料金を含めての3,000円でした。幕末の文久3年、目明かしを斬った罪で追われていた清河八郎(丹波哲郎)は、浪士隊を組織することを申し出たため大赦を受けます。しかし、浪士取扱の立場にある松平
司馬遼太郎の「奇妙なり八郎」を「乾いた花」の篠田正浩監督が映画化した1964年製作の作品です。文久3年、浪士取扱松平主税介は老中板倉周防守に手を回して目明し嘉吉を斬って追われていた出羽浪人清河八郎を許す一方、風心流の名人佐々木唯三郎に清河を斬る準備を命じる。しかし、清河は佐々木を返り討ちにし…シネマスコーレの2階で春日太一さんのトークショー付きで観ました。春日さんは名古屋に降りたのは人生で4回で名古屋のイベントほ初めてだそうです。過去は伊賀でトークショーやるために寄ったくらいとか。近畿日