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『箱男』(はこおとこ)は、安部公房の書き下ろし長編小説。ダンボール箱を頭から腰まですっぽりとかぶり、覗き窓から外の世界を見つめて都市を彷徨う「箱男」の記録の物語。「箱男」の書いた手記を軸に、他の人物が書いたらしい文章、突然挿入される寓話、新聞記事や詩、冒頭のネガフィルムの1コマ、写真8枚など、様々な時空間の断章から成る実験的な構成となっている[1][2]。都市における匿名性や不在証明、見る・見られるという自他関係の認識、人間の「帰属」についての追求を試みると同時に[3][4][5]、人間がものを
しばらく前に録画してあった2024年の映画。阿部公房原作の『箱男』作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説を、「狂い咲きサンダーロード」「蜜のあわれ」などの鬼才・石井岳龍監督が映画化。ダンボールを頭からすっぽりと被った姿で都市をさまよい、覗き窓から世界を覗いて妄想をノートに記述する「箱男」。それは人間が望む最終形態であり、すべてから完全に解き放たれた存在だった。カメラマンの“わたし”は街で見かけた箱男に心を奪われ、自らもダンボールを被って箱男として生きることに。そん
これは映画『箱男』についての感想である…「箱男」(日/2024)安部公房の小説『箱男』を映画化。監督は石井岳龍。読んでから見るか、見てから読むか…安部公房は読んでからだ!…という事で「原作」を読んでから鑑賞。個人的にジャンルは「不条理・心理系の人間ドラマ」になる…のかな。映画公開時、『映画秘宝10月号』での監督インタビューを読んだ時やそれで「過去の企画頓挫」を知った時は「ふ~ん」という感じだ
原作は作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説。未読です。とても難しい作品と聞いています。難しいと聞けば挑戦したくなる。(笑)やはり難しかったです。(笑)若い人たちのエネルギーで革命は成功するかと思われた“70年安保闘争”。叶わなかった無力の中で描かれた本作。その気持ちが強くあったのではないかなと感じました。この環境は今の時代も同じ。原作とは違ってPCやネットが加味され現代風に改変されている。今の時代に観るべき作品だと思います。石井岳龍監督が1998年に永瀬正敏を箱男に映
春ドラマが始まるまで、WOWOWで映画を観ようと、予約録画しました。まずは邦画から。こんなに観る時間あるかな。【箱男】を観た。監督は石井岳龍。うー!なんだこれは???難しすぎて、私には理解できない。もちろん安部公房の原作も読んでない📕箱男に永瀬正敏さん、ニセ医者の浅野忠信さん、ヒロインの葉子に、白本彩奈さん、軍医の佐藤浩市さん。豪華キャストだ。この4人を中心に、摩訶不思議な物語。箱を被ったまま格闘するシーンは、なんで箱から出ないのかと思ってしまう(笑)箱をかぶることで完全な孤立
残りの1冊。「箱男」安部公房幻想サスペンス風?人間ドラマ。ダンボールを被って町を放浪する“箱男”として3年間生きてきた、元カメラマンの男。ある日、謎の男から空気銃で撃たれて負傷した箱男は、近づいてきた女性からお金を渡されて病院の場所を教えられる。痛みに耐えきれず箱男が「箱」を脱ぎ病院へ行くとそこの医者が“空気銃を撃った男”で、看護婦が“お金をくれた女性”であった。看護婦は治療が終わったあと箱
先週観た映画のレビューを忘れていました!映画「箱男」🎥箱男は世の傍観者、段ボールを被り風景の一部としてどこにでも馴染んでしまう。女性の足を観察したり、ノートに何かを記したり…。そんな箱男を観察し、写真を撮る人物がいた。追えば追うほど箱男になりたい欲求が増していき、箱男を殺して自分が箱男になろうとする。しかし、箱男の真の正体は…。高崎映画祭で作品賞を受賞した作品。内容自体がカオスすぎて上記は私が理解した範囲です。映画の最後に箱男の視点が何を暗示しているのか分かるのですが、そこに辿
おはよう箱男
2024初夏服を着るのを拒否。裸でやりたい放題。一応ね、服を着せるために追いかけたりはしてるんですよ。ただ、着せたと思ったら脱いでたり。あぁー今度は箱を使って何を…。そうか、中に入るのね。中に入るだけでは飽き足らず…。箱男になりました。流石に見えてないからダッシュはしないけども。わんぱくに育っております。
製作年:2024年製作国:日本上映時間:120分<内容紹介>作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説を、「狂い咲きサンダーロード」「蜜のあわれ」などの鬼才・石井岳龍監督が映画化。『箱男』――、それは人間が望む最終形態、すべてから完全に解き放たれた存在。ダンボールを頭からすっぽりと被り、都市を徘徊し、覗き窓から一方的に世界を覗き、ひたすら妄想をノートに記述する。カメラマンである“わたし”(永瀬正敏)は、街で偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶ
監督:石井岳龍主演:永瀬正敏、浅野忠信、白本彩奈、佐藤浩市作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説を、「狂い咲きサンダーロード」「蜜のあわれ」などの鬼才・石井岳龍監督が映画化。1997年に映画の製作が決定したもののクランクイン直前に撮影が頓挫してしまった幻の企画が、27年の時を経て実現に至った。ダンボールを頭からすっぽりと被った姿で都市をさまよい、覗き窓から世界を覗いて妄想をノートに記述する「箱男」。それは人間が望む最終形態であり、すべてから完全に解き放たれた存在だった。
作家安部公房の代表作『箱男』を石井岳龍監督が映画化出演者には常連永瀬正敏と浅野忠信が顔を揃える「エレクトリックドラゴン80000V」の衝撃再び!、、か?「箱男」2024年公開/120分/日本(米題:THEBOXMAN)監督:石井岳龍脚本:いながききよたか/石井岳龍原作:安部公房『箱男』製作:小西啓介/関友彦音楽:勝本道哲撮影:浦田秀穂編集:長瀬万里制作会社:コギトワークス製作会社:映画『箱男』製作
箱男いってらっしゃい箱男
【Netflix】箱男☆☆☆永瀬正敏、浅野忠信共演の不条理ドラマ。カメラマンの“わたし”はたまたま目にした「箱男」に魅せられ、自身も段ボール箱を被って「箱男」となる。しかし“わたし”の前には、箱を乗っ取ろうとするニセ医者、箱を完全犯罪に利用しようとする軍医、謎めいた言動を見せる葉子らが現れる。安部公房の原作小説を基に石井岳龍が監督。石井岳龍は石井聰亙の改名前の名前で、石井聰亙、浅野忠信、永瀬正敏のコンビでは2001年の大好きな「ElectricDragon8000
真作保証亀山知英「箱男」1991年制作銅版画限定30部直筆サイン入り額装済★F39★商品説明作品名:箱男作家:亀山知英技法:銅版画制作年:1991年エディション:限定30部額装サイズ:39.3×30.3cmマットサイズ:37.8×28.7cm作品サイズ:16.3×13.0cm直筆サイン入り状態:目立ったキズや汚れはありませんが、保管に伴うわずかなシミ、経年変化があります。画像をご確認の上、入札をお願いいたします。亀山知英の代表的なリトグラフ作品『箱男』です。1
よ…箱男です。2024年、邦画、NETFLIXにて。監督は爆裂都市などの石井岳龍、原作は安部公房。ダンボールを被り都市を徘徊し覗き窓から世界を覗く男、そしてそれを乗っ取ろうとする男が現れる、とよく分からないお話…笑かなりシュールで、意味も分からないし、難解だけど、すごくつまらないわけではなく、でも誰かに薦めるほどの作品でもなく、なかなか評価の難しい作品。箱男のアクションやバトルなどかなりカワイイけど、全体的に思った感じと違うし、絶妙にエロや混沌も混じって、作風としてはかなり古い。そ
ネットフリックスで何観ようカオスすぎて意味わかんねー「箱男」原作はとっても古いんだけれどこれを映像化のハードルが高過ぎて誰もができなかったみたい確かにこれ難しい時代もあるだろう匿名性やら世の中がどうのこうの考え方環境も違っててなおさら入り込めなかったけれどなんだかジメッとしたカオス感ホラーではないんだけどなんだか決して居心地の良く
「箱男」“TheBoxMan”安部工房原作1997年に公開直前で中止になり、満を辞してふたたび公開するまでなった幻の作品めちゃくちゃ楽しみにしてましたっっ私が安部工房を知ったのはイギリス留学中🇬🇧に同じく日本から留学で来ていた友だちに教えてもらったことがきっかけで、こんな奇妙で独特な世界観の作品を読んだことがなくて、衝撃だったことを覚えています。「砂の女」「壁」「箱男」「水中都市・デンドロカカリヤ」などなどどの作品も着眼点の素晴らしさが際立っていて、奇妙なのにいつのまに
高崎映画祭が発表された。最優秀作品賞は石井岳龍監督の「箱男」。↓↓以下、ネットニュースから。高崎映画祭の各賞が発表された。最優秀作品賞には石井岳龍監督の「箱男」が選ばれた。安部公房原作で、約30年前に資金面から頓挫したが、監督はあきらめず四半世紀を経て完成にこぎつけた。「箱男」は安部公房が1973年に発表し、欧米で映画化の動きがあったが実現せず、92年に安部本人が直接石井監督に映画化を託したという。97年に映画製作が決まったが、クランクイン前日に資金ショートして企画は頓挫した。石井監
「砂の女」「箱男」作家安部公房生誕100年の特別展横浜https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241206/k10014659591000.html
箱男TheBoxMan|阪口誠MakotoSakaguchi安部公房の原作小説を生誕100周年を機に映画化、今年2024年夏に公開された本作。遂にぞ公開時に観に行けなかったから配信を待つか。はて、そこまで観たい作品なのか?安部公房。おそらく作品は読んだこなくて、だけど名前は知ってるくらいだからビッグネーム。そんな小説家の代表作の一つがこの『箱男』らしい。発表されたのが1973年というからワタシ、可愛らしい5歳…note.com箱男(新潮文庫)Amazon(アマゾン)${EV
《新藤兼人賞》について:(公式サイトより転記)日本映画の独立プロによって組織される日本映画製作者協会に所属する現役プロデューサーがその年度で最も優れた新人監督を選びます。完成度や将来性のみならず、「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーの観点を含む日本で唯一の新人監督賞です。「新藤兼人賞」公式サイト新藤兼人賞|日本映画製作者協会新藤兼人賞とは、日本映画製作者協会に所属する現役プロデューサーが選ぶ将来性のある新人監督と、優
くまもと復興映画祭2024に行って来た|阪口誠MakotoSakaguchi4年ぶり2回目。今回こそは一回戦突破!・・・なんでやねん。4年前はじめて行ったあと「毎年行く!」といっていたことを知ってる人覚えてる人は現在これを読んでくれてる人には皆無かもしれない。いや、あのね。免許ないんでさ、熊本市以外での開催は移動だけならまだしも、そのあとのスケジュールなんかも加味するとさ、厳しいとこあってさ・・・いいわけです、いいわけ。…note.com
箱男が主人公で箱男はいつも段ボール箱をかぶって現代社会を覗いている。箱をかぶって現代社会を除いているがこの心理は誰にでもあるのではないだろうか。そして覗こうとしていたら覗かれていたり逆転現象が起こったりしてるところにこの作品の面白さがある。いつのまにか箱男は自分なのかもしれないと思ってしまった。
題材がそうだからだろうか、実相寺昭雄監督的な印象をスクリーンから少なからず感じつつ、いつの間にやら観る側が本当に箱男?になっていたのかもしれないでも、原作でもそうなんだろうか、一度、安部公房を読んでみたくなったよ箱男後で思い返すと、何かすごいものを観たような気がした僕はいったい何を観ていたんだろう?何から目を背けた?何に見とれた?でもそれって、どういうことなんだろう?「南泉斬猫」という禅語がある(碧巌録第63則
監督:石井岳龍出演:永瀬正敏浅野忠信安部公房が1973年に発表した同名小説を映画化。ダンボールを頭から被った姿で都市をさまよい、覗き窓から世界を覗いて妄想をノートに記述する「箱男」。それは人間が望む最終形態であり、全てから完全に解き放たれた存在だった。カメラマンの“わたし”は街で見かけた箱男に心を奪われ、自らもダンボールを被って箱男として生きることに。そんな彼に、数々の試練と危険が襲いかかる。不思議な映画だった。段ボールかぶっているのが最終形態だとか、「一つの街に箱男は1人な
安倍公房さんの小説は学生の頃、熱中して読んだ記憶があります。内容はかなり忘れましたが、「壁」、「砂の女」、「他人の顔」の題名は思い出します。「箱男」の文庫本は買いますが、残念ながら、読む機会を逸していました。映画「箱男」のポスターを見た時、小説を読まなかったことを鑑賞しました。映画が難解だったためkindle版の小説「箱男」を購入して読みましたが、難解なことに変わりなく、加えて映像化するために改変された部分もあり、分からない部分、つまり謎は深まるばかりです。箱男になる前カメラマンの「ぼく」
ThankGod,It'sBlooomin'‼️🪴まいど、ATSUSHIです😽映画「箱男」人間関係を断絶し、街を行き交う人々をダンボールの穴から覗き一方的に観察する男が、1人の看護師との出会いを通して、アイデンティティを問い直される実存哲学ムービー。原作も原作者制作の映画も全く押さえずに見てきました。あれこれ考えると面白くないことはないけど、とりあえず、他人にはお勧めはしない笑社会において究極の匿名性を手に入れるしかし、断絶は
おはようございます!暇人たにやんです。映画「箱男」を見に行きました。この映画は、今年、原作者の安部公房生誕100年を記念して作られた映画です。過去に映画化を検討されたようですが、上映に頓挫した経緯があります。私は、かれこれ50年ほど前に安部公房の本をよく読んだ時期がありました。この「箱男」を始め、「壁-S・カルマ氏の犯罪」、「砂の女」、「他人の顔」などなど。何回読んでも何を言いたいのかよくわからなかったことを憶えています。「箱男
お会いできて嬉しいわ!手放し写真護美箱の話日本では、こんな風に、美しさを守るために、まさに今日的な「地球環境保全・保護」と考えていた。美しい思想。我が家で実際問題皆様から、「ええっつ、どうしてここにこの生ごみ入れがあるのか?」と言われたのが、鍋入れの引き出しに入っていた生ごみ入れそこから変転が始まった。これは、位相が違うものを一緒に入れている。用途が違う。鍋は調理器具。そうです。しかしこの場所はいいかな・・・というので、皆様の不興をかってキッチンセット