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日本現代音楽協会が皆様にお贈りしているYouTube番組<GENONAIR>(現音エアー)は、お陰様で既に70回を超えるアップに到達しています。総再生アクセス数は20万回を遥かに超えてきました。皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。コロナ禍の中で暫く新番組の制作が止まっていたのですが、2020年暮れから月に1本のペースでアップを再開しています。ここでは、2021年5月にアップされた第42回を紹介します。クロストークのメンバーは、私=松尾(現・広報室長)の進行役、
ハアイ、あたしは休符の妖精ベティ・キューフよ💕やあ、おいらは音符の妖精ワンプくんだいッ♪Satoš:そして俺がここのブログの管理人だ。よう、変態♩Satoš:キミはなんてコト言うんだね!そんなに褒められたら照れるじゃないか!「変態は誉め言葉」だからな。何いってんだよ♫Satoš:そういうキミも下半身裸じゃないか!俺様の仲間入りだ!それと、前回の記事のことはもういいから!かなり引かれてるんじゃないかって心配だあの内容…。なら書くなよ。そんなの
日本現代音楽協会が皆様にお贈りしているYouTube番組<GENONAIR>(現音エアー)は、お陰様で既に70回を超えるアップに到達しています。総再生アクセス数は20万回を遥かに超えてきました。皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。第36回の後、暫く新番組の制作が止まっていたのですが、2020年暮れに久しぶりに第37回がアップされました。私=松尾(現・広報室長)の進行役、中川俊郎氏(前・副会長)は従来通りで、山内雅弘氏(現・NEWCOMPOSER編集室長)に第
プーランクは1923年に、「レ・シルフィード」の現代版を依頼されます。これは、筋書きのないバレエそのものを楽しむ作品でした。そこで、プーランクが思いついたのは、1920年代のサロンの気分を思わせるもので、舞台では、3人の男性と16人の女性が踊るものとなりました。牝鹿(LesBiches)とは、「若い娘たち」「かわいい娘」と、言う意味です。プレートルは、後に、全曲版も録音してるんですが、1963年の、今では失われた楽器も使われているパリ音楽院管弦楽団のほうを取ります。この、独特の響
【LPについて】作曲、曲名:ラヴェル:ボレロ(14:13)オネゲル:交響的楽章「パシフィック2.3.1.」(6:06)デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」(10:47)ラヴェル:ラ・ヴァルス(12:47)演奏:アンセルメスイス・ロマンド管弦楽団録音:1963年CD:GT9245(レーベル:LONDON、発売:キングレコード)【曲と演奏について】アンセルメの没後10年にあたって発売された、廉価版LPシリーズです。ちょうど高校生の頃、クラシックを
【CDについて】曲名と演奏:ペルシャの市場にて(ケテルビー)(5:44)ランチベリー指揮フィルハーモニア管弦楽団ワルツ「ドナウ河のさざ波」(イヴァノヴィッチ)(7:56)ワルツ「金と銀」op79(レハール)(8:19)A.デイヴィスフィルハーモニア管弦楽団歌劇「マドンナの宝石」より、第2幕の間奏曲(ヴォルフ=フェラーリ)(5:54)プラッソン指揮フィルハーモニア管弦楽団スラヴ行進曲(チャイコフスキー)(9:3
【CDについて】曲名:J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番(18:39)アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2よりアダージョ(5:21)ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲ハ長調RV443(11:51)アルビノーニ:ソロ・ヴァイオリンと弦楽のためのアダージョ(2:02)A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調(9:38)テレマン:2つのフラウト・トラヴェルソと弦楽のためのグラーヴェ(4:02)パッヘルベル:カノンとジーグ(4:42)グリーン
【CDについて】作曲:リムスキー=コルサコフ曲名:交響組曲「シェエラザード」op35(43:35)演奏:マタチッチ指揮フィルハーモニア管弦楽団録音:1958年9月CD:SAN-16(レーベル:EMI、企画:新星堂)【3月のお題:今日の初登場曲は?】3月も終わりになって、ネタ切れになってきました。何か気軽に聴けて、最近聴いていない曲はないかな…。と少々矛盾したことを考えていると、思いついたのはシェエラザード。これにしましょう。内容は勿論「千夜一夜物語」で、物語の語り手のシェエ
【CDについて】作曲:チャイコフスキー曲名:バレエ音楽「白鳥の湖」op20抜粋(22:55)バレエ音楽「眠れる森の美女」op66抜粋(17:50)バレエ音楽「くるみ割り人形」op71抜粋(25:29)演奏:オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団録音:1961年2月19日①、1961年2月12日②、1963年12月16日③フィラデルフィアタウン・ホールCD:35DC56(レーベル:CBS/SONY)【3月のお題:今日の初登場曲は?】今日
ベドルジハ・スメタナ生誕200年③スメタナのアニバーサリー鑑賞の3回目は、交響詩集にしました。スメタナはキャリアの比較的初期にあたりエーテボリ時代に、交響詩を3曲作曲しています。その他、「わが祖国」を始め多数の作曲していますが、明確に交響詩と題されているのは、「わが祖国」とこの3曲ですね。【CDについて】作曲:スメタナ曲名:交響詩「リチャード三世」op11(14:13)交響詩「ヴァレンシュタインの陣営」op14(16:15)交響詩「ハーコン・ヤルル」op16(
カラヤン指揮CD/ヘルベルト・フォン・カラヤン/シベリウス:管弦楽曲集(解説付)/WPCS-12830楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
ショスタコーヴィチの時代㉝しばらくは、第二次大戦の影響もあって、重い音楽が続いたのですが、今週はちょっと息抜きということで、久しぶりの映画音楽です。「ピロゴーフ」は、1947年の作品で、ショスタコーヴィチは、この他にもコンスタントに映画音楽の作曲を続けていますが、手元にあったのはこれでした。この時期ですが、他には「ミチューリン」や「ベルリン陥落」なども作られています。カプリングの「馬あぶ」は1955年の作品で、このブログでは既出ですが、編曲などが違っています。「馬あぶ」のほうは、映画音楽の中
【CDについて】作曲:ラヴェル曲名:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲(58:31)演奏:レヴァイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ウィーン国立歌劇場合唱団録音:1984年6月ウィーンムジークフェラインザールCD:F35G50260(レーベル:DG、販売:ポリドール)【3月のお題:今日の初登場曲は?】今日は、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」にしました。私は、この曲を始めて聴いたのは、高校の頃になりますが、冨田勲がきっかけです。この時期、冨田勲の演奏で、たく
オーケストラの魔術師と言われたロシアの作曲家・リムスキー=コルサコフが1887年に作曲した管弦楽曲です。タイトルの通りスペイン民謡が素材に用いられており、カスタネットの響きなどのスペイン情緒が巧みなオーケストレーションと共に味わえます。また、多くの楽器にソロがあるのも特徴で、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、クラリネット、ハープ、フルート、ホルン、イングリッシュ・ホルンのソロがあります。曲は下記のような5つの部分から構成され、切れ目なく演奏されます。演奏時間は16分ほどと長くは
ショスタコーヴィチの時代㉜先週は、弦楽四重奏曲第3番、第4番の記事をアップしましたが、今週は引き続きその弦楽合奏版です。バルシャイは5曲の弦楽四重奏曲の合奏版の編曲を行いました。前回はその中から3曲を聴きましたので、今回は残りの2曲。ちょうど、第3番と第4番になります。【CDについて】作曲:ショスタコーヴィチ(バルシャイ編)曲名:弦楽と木管楽器のための交響曲ヘ長調op73a(34:29)室内交響曲ニ長調op83a(26:25)演奏:バルシャイ指揮、ミラノ・ジュゼッペ・
【CDについて】作曲:ストラヴィンスキー曲名:バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」1947年改訂版(27:31)弦楽のための協奏曲二調1946年改訂版(11:42)カンタータ(古いイギリスの歌詞によるカンタータ)(22:13)*演奏:サロネンストックホルム室内管弦楽団ケニー(s)*、アラー(t)*ロンドン・シンフォニエッタ*、ロンドン・シンフォニエッタ合唱団*録音:1990年9月24-25日ストックホルムBerwaldHall199
【CDについて】作曲:チャイコフスキー曲名:幻想序曲「ロミオとジュリエット」(22:02)バレエ組曲「くるみ割り人形」op71a(21:38)演奏:カラヤンベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1982年9月ベルリンフィルハーモニーCD:POCG-1178(レーベル:DG、販売:ポリドール)【3月のお題:今日の初登場曲は?】今日は、チャイコフスキーの「幻想序曲:ロミオとジュリエット」について調べつつ、鑑賞しました。この曲は、バラキレフに勧められて作曲され、こ
アウローラ管弦楽団の定期演奏会です。大好きなアマチュアオーケストラで、いつの頃からか時間が合えば聴きに行っています。といっても、こちらも日本にいなかった期間がけっこう長かったりするので、数回といった程度ではあるのですが…。いつも、メールリストに入れてもらっていただいていて、定期演奏会の度に、ありがたくご招待をいただいておりました。かつて、いろいろなアマチュアオーケストラを聴きに行っていた時期があったのですが、最も楽しくて感動的なオーケストラでした。今回は第30回ということで、プロコフィエフとショ
【指揮】ダニエル・バレンボイム【演奏】シカゴ交響楽団【録音】1994年何だか新しい録音のイメージがありましたが、もう30年前ですか!信じられないですね。まさに光陰矢の如し。以前に2枚組の方を所有していましたが、曲数が多く、楽団も異なったりと、ややぼやけた感があり、この1枚ものの方がスッキリしており、最近買い直しました。いわゆるワーグナーの序曲や前奏曲の有名なものがほぼセットされています。足りないのは「リエンツィ」くらいです。昔は好きでしたが、最近はあまり好みでないので
【CDについて】作曲:バルトーク曲名:①管弦楽のための協奏曲Sz116(35:06)②弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz106(27:17)演奏:ショルティ指揮シカゴ交響楽団録音:①1981年1月、②1989年11月シカゴOrchestraHallCD:POCL-5075(レーベル:LONDON、原盤:DECCA、発売:ポリドール)【曲に関して】1940年に戦禍を逃れてアメリカに移住したバルトークですが、環境に馴染めず生活は困窮し、体調を崩してし
最近リリースされた新譜から㉗今週の新譜は、スッペです!先週のブルックナーとほぼ同時代のウィーンの音楽ですね。昨年突然たまにはスッペでも聴きたいな、と思いついたのですが、うちにある唯一のCDが奥の方にありそうなので、仕方がないな…と、取り出しませんでした。ところが、新譜でスッペが出ているではないですか。それもスッペの交響曲的作品が、世界初録音です。詩人と農夫もついています。いいですね(笑)。【CDについて】作曲:スッペ曲名:①劇音楽「詩人と農夫」序曲(9:54)②交響的幻想曲
ショスタコーヴィチの時代㉕先週は、弦楽四重奏曲第1番の記事をアップしましたが、今週は引き続きその、弦楽四重奏曲第1番の弦楽合奏版です。交響曲第14番の初演者でもあるバルシャイは、ショスタコーヴィチとの親交も深く、5曲の弦楽四重奏曲の合奏版の編曲を行いました。そして、これらは独立した曲としても大変すばらしいものになっています。今回は、2枚組に5曲収められたCDの、op49が入っている方を聴いてみます。【CDについて】作曲:ショスタコーヴィチ(バルシャイ編)曲名:室内交響曲ハ長調op49
【CDについて】作曲:ビゼー曲名:①アルルの女組曲第1番(16:45)②アルルの女組曲第2番(18:47)③カルメン組曲(8:46)演奏:カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1983年9月,1984年2月①②、1982年9月③ベルリンフィルハーモニーCD:POCG-20013(レーベル:DG、発売:ポリグラム)【曲について】ビゼー作曲のアルルの女は、ドーデ原作の「水車小屋だより」の一編をドーデ自身が戯曲化したものにつけられ
【CDについて】作曲:モーツァルト曲名:セレナード第10番変ロ長調グラン・パルティータK361(50:22)演奏:ブリュッヘン指揮、十八世紀オーケストラ団員録音:1988年6月9-11日オランダ(ライヴ)CD:PHCP-3938(レーベル:PHILIPS、発売:ポリグラム)【曲に関して】モーツァルトは、当時ウィーンで流行していた管楽合奏(管楽合奏)のためにこの曲を作曲しました。当初4楽章の構成でしたが、のちに7楽章まで加えられています。管楽器12本にコントラバスという編
【CDについて】作曲:チャイコフスキー曲名:序曲「1812年」op49(15:56)イタリア奇想曲op45(15:14)組曲「くるみ割り人形」op71a(22:12)スラヴ行進曲op31(10:46)演奏:デュトワ指揮、モントリオール交響楽団録音:1985年10月モントリオールL'EglisedeStEustacheCD:417300-2(レーベル:DECCA)【曲に関して】1812年は、博覧会で演奏される目的で作曲が始められま
日本現代音楽協会が皆様にお贈りしているYouTube番組<GENONAIR>(現音エアー)は、お陰様で70回を越えるアップに到達しています。総再生アクセス数は約12万回を越えるに至りました。皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。コロナ禍の中で暫く新番組の制作が止まっていたのですが、2020年暮れから月に1本のペースでアップを再開しています。ここでは、つい先日にアップされた第65回を紹介します。クロストークのメンバーは、私=松尾(現・広報室長)の進行役、中川俊郎氏
日本現代音楽協会が皆様にお贈りしているYouTube番組<GENONAIR>(現音エアー)は、お陰様で既に70回以上のアップを続けてきました。総再生アクセス数は約12万回を越えるに至りました。皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。コロナ禍の中で暫く新番組の制作が止まっていたのですが、2020年暮れから月に1本のペースでアップを再開しています。ここでは、2021年5月にアップされた第42回を紹介します。クロストークのメンバーは、私=松尾(現・広報室長)の進行役、中
ショスタコーヴィチの時代⑲バレエ音楽「明るい小川」は、プラウダ批判の対象となった曲という意味で有名ではないでしょうか。実のところ、この曲がどうというよりは、そもそも「ムツェンスク郡のマクベス夫人」が社会主義リアリズムから遠く離れ、政治色が全く無く不倫という題材を扱った作品で、民衆の心をつかんでしまったことに、当局が危機感を覚えたことで、1936/1/28の「音楽の変わりの荒唐無稽」が発表され、続いて1936/2/6に「明るい小川」は、「バレエの偽善」と題して、音楽に特徴や新たな工夫が無いと、
日本現代音楽協会が皆様にお贈りしているYouTube番組<GENONAIR>(現音エアー)は、お陰様で既に70回以上のアップを続けてきました。総再生アクセス数は約12万回になりました。皆様のご愛顧、誠にありがとうございます。第36回の後、暫く新番組の制作が止まっていたのですが、2020年暮れに久しぶりに第37回がアップされました。私=松尾(現・広報室長)の進行役、中川俊郎氏(前・副会長)は従来通りで、山内雅弘氏(現・NEWCOMPOSER編集室長)に第35回から加
ショスタコーヴィチの時代⑯ショスタコーヴィチは、1931年に当時ソ連で有数のエンターテイナーであったレオニード・ウチョーソフと出合いました。その結果劇音楽として作曲されたのが「条件付の死者」になります。このCDには、マクベス夫人作曲の時代から、プラウダ批判の直後までの、ショスタコーヴィチ20代後半の充実していた時代の音楽が収められています。【CDについて】作曲:ショスタコーヴィチ曲名:①劇音楽「条件付の死者」op31a(39:18)②プーシキンの詩による4つの歌曲(弦楽合奏版