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日本の最北、北海道の道北地方の防衛を担当する第二師団。旭川に師団司令部が置かれ、旧軍の旭川第七師団の置かれた地にある。旧軍から「北鎮師団」の異名があったことから「北鎮」はよく使われる。この動画は「北鎮」の名を冠した「北鎮演習」の動画である。第二師団には機甲師団の戦車連隊以外では唯一「戦車連隊」がある。上富良野駐屯地に駐屯する「第二戦車連隊」で、現在74式戦車、90式戦車、10式戦車の三世代の戦車を装備する唯一の戦車部隊である。上富良野の隣町にはこの時期
第2師団の担当範囲は道北。広大で変化に富んだ地形と冬の自然環境が厳しいこともあって陸自の師団・旅団の中で最も規模が大きく、装備も充実しています。車両行進は普通科からでした。第2師団隷下の普通科は第3(名寄)、第25(遠軽)、第26(留萌)の3個連隊。96式装輪装甲車には全て雨天仕様の風防付…どうなるか判らない天候でしたから…中距離多目的誘導弾も配備が進んで第2師団では87式対戦車誘導弾を見かけなくなりました…第5旅団にはまだあるかな?車載されてる81mm迫撃砲…この状態で
個人的に戦車強化月間を設定して鹿追から遠征をしてきたけど…ラストは旭川です。2週間前に行った上富良野の第2戦車連隊も第2師団隷下の部隊なので当然参加してくれます…個人的にはそれが目当て。前回と同じ飛行機で旭川入り…前は美瑛に立ち寄ったけど今回は空港で昼食をとってから送迎デッキで暇つぶし…と思ったら工事閉鎖中だった。2週間前は工事してなかったよ。ホテルに行くにはまだ早いので、隣接している空港公園で飛行機ウォッチング…。この日の旭川の天気は良かったけど風強し。東京は雨だったし明日は
富良野盆地の攻防戦はクライマックスに向かいます!戦車部隊が再度攻撃開始…が、敵もしぶとく抵抗してきます(気持ちとしては…がんばれ74式戦車!)膠着状態を打破すべく90式戦車を増援…ここで10式戦車を出して欲しいけど…81式自走架柱橋で設置した架橋を敷設した隊員が残って守っています。ここまでは施設科の任務なのか?本当は普通科と交代するのかな?敵陣制圧のため96式装輪装甲車もやってきました…あれ?単色塗装の96式ってⅡ型?…いや、そうは見えない…指揮車用かな?突撃
訓練展示の準備で敵の役目をする74式戦車が移動してきました。展示シナリオとしては北海道に上陸しようとする敵艦船の阻止、上陸してきた敵部隊に対して侵攻阻止および排除と言ったところ。81式自走架柱橋が味方の進撃路確保のため架橋開始。もちろん展示用デモンストレーションで予め設置していた10m橋桁にもう10m橋桁を追加して、車両が河川を渡れるようにするという内容。上陸しようとする敵艦船に88式地対艦誘導弾発射機2台が迎撃態勢をとります。88式地対艦誘導弾は発射機4台と射撃管制装置1台で
観閲行進は第4特科群から始まります。これは駐屯地司令は第4特科群長と兼務しているからかな?第4特科群隷下の第104特科大隊が装備している203mm自走りゅう弾砲。87式砲側弾薬車は203mm自走りゅう弾砲専用の砲弾運搬車。砲側弾薬ってどういう意味なのって?聞いてみたんだけど…よく判らなかった(^_^;りゅう弾砲ってのは3分間に何発撃てるか?というのが性能指数になるので、この車両と203mm自走りゅう弾砲との組み合わせで装填速度を上げるようになってると思います。第131特科大隊
今年も行ってきました上富良野!先週の東千歳は北海道らしからぬ暑さでしたが、今週は例年通りの少しヒンヤリした気持ち良い気候。観光でラベンダーを見るには少し早いですが、数多くある観光スポットを巡るには良い天候でした。上富良野町を空から見るとこんな感じ…中央の四角い空き地っぽく見えるのが上富良野駐屯地。噴煙を上げている山が十勝岳(東京に帰る時の飛行機から撮りました)ちなみに…北へ17km離れた美瑛町はこんな感じ。観光スポットになっている「ケンとメリーの木」も画像左下に見えています。街の南
偵察部隊からの連絡で敵陣地の前に地雷原が敷設されているとの情報を得たので、施設科の92式地雷原処理車で戦車の通り道を作ります。見た目でこの地雷原処理車は73式装甲車の派生タイプかと思ったら…87式砲側弾薬車と同じ73式けん引車からの派生型。味方の90式戦車が増援でやってきました…去年は10式戦車だったのに…が、敵も頑強に応戦してきます。実際には戦車がこんなに密集することはありませんが…絵になるなぁ(^o^)96式装輪装甲車で普通科部隊も攻撃準備。戦車部隊の突入前に特
上富良野の模擬戦闘は敵艦船に対しての対艦ミサイル攻撃から始まります。西部方面では既に12式地対艦誘導弾に更新されているけど、東北および北海道の地対艦ミサイルは88式を使っています。海から遠く離れている上富良野に対艦ミサイル部隊というのは違和感ありますが、ミサイルの射程距離が長くて地形追随機能もあることや、北海道のほぼ中心地にあるため全方向に進出できる利点があるとのこと。とは言え、北海道には北千歳と美唄にも地対艦ミサイル連隊があります。敵が上陸がしたとの想定で74式戦車が仮想敵
式典会場前に展示(というか置いてある)74式自走105mmりゅう弾砲。上富良野だけに配備されていた自走砲で、2000年に全て退役になりました。案内看板が無いのと簡易な車止めが施されているってことは…もしかして自走可能なのかな?式典の開始30分前になると駐屯している部隊の隊員が入場してきます。部隊長達も入場してきます。似たような隊旗がたくさんありますが紋章の横にある線が3本あるのは師団や群の旗、線が2本は大隊旗。紋章の横にある線が1本は中隊旗。観閲官の巡閲。整列している隊員
富良野まで戦車を見に行くようになったのは2014年からだったなぁ…つまり、10式戦車が初の実働部隊の装備として上富良野に配備された時から。という訳で、今年も行ってきました上富良野駐屯地。宿は旭川にとってJR富良野線に乗って約1時間で上富良野駅に到着。富良野駅近くのホテルに泊まった事もあります…駐屯地に近いし、観光もできる利点はあります。JR上富良野駅は委託駅員が居ますが観光シーズン以外の土日曜は無人駅。ローカル線の駅で近くに有名な観光スポットがある訳じゃないけど、自衛隊があるおかげ