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漂流する伝説の俳優、笈田ヨシ──人間の営みを見つめ表現するhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2023/05/post-847.php
現代のオペラを観に大好きな東京文化会館へ。NYですでに上演された作品。演出は、以前NHKの『大仏開眼』というドラマで『行基』を演じたときにお会いし、フランスで活躍されている笈田ヨシさん。ということで観に行ってみましたが、、うーん、、、芥川龍之介さんの自死に至るまでの、友人に書いた手紙を元にした脚本。作品はとても美しかった。戯曲も音楽も演出も。しかし題材が、、、うーーーーん、、、でありました。。。作品を見る時、その作品を観に行くことになったその縁の不思議を感じることがめまあり
夏になるといつもKamikazeというオペラに出演した時のことを思い出します。この演奏は携わった人の中でも伝説的になっていて、まず楽曲がとても難しく、更にテーマがとても難しく、音楽面だけでなく歴史的背景や史実の勉強もとても苦しく、キャスト全員作品がとらわれたような数ヶ月を送る、というお稽古から本番なのでした。死ぬ役、を演じることはこれまで沢山ありましたが(多分生きて終わる役よりも死んで終わる役の方がちょっとだけ多い)、自分の役が死ぬことよりも、死に往く人を止められない苦しさと悲しさを克服
新国立劇場2018/2019シーズンオペラ西村朗『紫苑物語』Asters2019年2月24日公演2時間9分新国立劇場オペラパレス原作:石川淳台本:佐々木幹郎作曲:西村朗指揮:大野和士演出:笈田ヨシ美術:トム・シェンク衣裳:リチャード・ハドソン照明:ルッツ・デッペ振付:前田清実監修:長木誠司合唱指導:三澤洋史音楽ヘッドコーチ:石坂宏舞台監督:髙橋尚史芸術監督:大野和士出演:髙田智宏(宗頼)大沼徹(平太)清水華澄(うつ
こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ本日ご紹介させて頂くのは、2002年公開のアクションサスペンス「WASABI」強引な捜査で謹慎を命じられてしまった刑事ユベール(ジャン・レノ)の元に1本の電話が入った📱それは19年前に日本に住んでいたときに愛した女性、ミコの死を知らせるものだった( ̄□||||!!そして、日本に着いたユベールを待ち受けていたのは、初めて会う自分の娘ユミ(広末涼子)だった😲*******************障子の弁護士事務所って・・・💧大体何で、弁護士事務所
こんにちは、ねこあしです(*・∀・*)ノ本日ご紹介させて頂くのは、愛犬をなくした少女と、かつて幼い息子に先立たれた老人が心を通わせていく姿を描いた伊集院静の同名小説を映画化したヒューマンドラマ「駅までの道を教えて」愛犬のルーがいなくなったことが受け入れられずにいた8歳の少女サヤカ(新津ちせ)は、原っぱで出会った1匹の犬をきっかけにジャズ喫茶を営むフセ老人(笈田ヨシ)と知り合う👴彼もまた幼くして亡くなってしまった息子・コウイチロー(佐藤優太郎)の死を数十年も受け入れられずにいた。大切な「何
今年の一番と言って良いと思います。伊集院静さんの原作で、それを丁寧に映像化した素晴らしさ、それも子どもの成長を見事に捉えた映像には感動で震えました。泣く映画ではあるものの、強い衝撃で言葉も涙も出るどころではない、感動が私の体中で駆け巡った感覚です。話としては『銀河鉄道の夜』なんだと思います。子どもが死という喪失感を受け入れること、生きている自分は歩き続けなければいけないことを学び成長していく、そういう話です。それを主役のサヤカの視点だけで時間の流れを大切にゆっくりと、そして時には幻想的
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます☆本日は渋谷Bunkamuraシアターコクーン市川海老蔵さん主演オイディプス千穐楽行ってきました☆海老蔵さん『ドラクル』以来の現代劇なんですって。パンフレットに書いてました☆ドラクルはWOWOWでだったかな?映像で観てたので懐かしい気持ちに😊舞台中央、コンクリートの二階までが見えている建物。一階は客席に向かって大きくガラス張り。二階は壁が上下して部屋の中の様子がみえることがある。下手には大きく分厚い鉄の扉客席寄りに梯
モンテッソーリとボーイスカウトと公文式の不思議な縁BLOGOS実は日本でも、大正時代に「新教育運動」が起こりました。工場で働く歯車のような人間を育てるのではなく、もっと自由で人間らしい人間を育てようという...長崎原爆の日、沖縄知事を招待へ西日本新聞長崎市の田上富久市長は23日の定例記者会見で、来年8月9日の「長崎原爆の日」に開く平和祈念式典に、沖縄県の玉城デニー知事を招待する考えを明らかに...タイのアユタヤで建設中のブッダ、突如ブッ倒れるも、住人のブッ飛んだ発想に共感
映画館でチラシを見たときから観たいと思っていた、『駅までの道をおしえて』。愛犬ルーと8歳の女の子サヤカとの絆、サヤカとジャズを流す喫茶店のマスター、フセさんとの出会い。サヤカとフセさんはお互いにそれぞれ喪失を抱えて生きている。そんな二人は互いの寂しさに寄り添ううち、心を通わせていく。そして二人は大事な何かを探す旅に出る。ちょっぴり悲しくてほのぼのとした映画だろうと思っていたけれど、冒頭から既に胸が熱くなり、終始泣けて泣けて、嗚咽しそうなくらい泣いてしまった映画でし
駅までの道をおしえてこれは名作かも、説明下手なので伝わるか分からないが一人の寂しさを抱えた少女が自分の境遇と重なるような犬と出会い、愛情深い両親に飼ってもいいかと相談する両親は飼う事の厳しい現実と一緒に居られる時間について少女に説明する少女はしばらく考え答えを出す、両親はその答えを支持する(うちは結局父親の反対で飼うことは出来なかったが子供の頃理不尽だと思っていた父親のそういった真意を後に知る事になる)犬と少女との楽しい思い出のシーンが描かれていくが、ある日を境にいなくなってしまった
オイディプスをシアターコクーンにて観劇まだ公演中なので具体的なことはこの手のお芝居を観るのは初めてでしたが思ったよりのめりこみ終始目が離せず雑念なく観ようと思いましたがやはり気にさわるところは否めずただ全体的には流れも時間も含めシビアかつ重たすぎない感じだったな…と個人的には森山未來さんの存在高橋和也さんの声黒木瞳さんの美しいたたずまいそして、これから観に行こう思っている駅までの道を教えてに出演されている笈田ヨシさんがステキでした〜10月27日まであと7公演
伊集院静の短編を「天気の子」の新海誠監督の娘新津ちせと「あつもの」の笈田ヨシ主演で映画化した作品です。愛犬ルーがいなくなったことが受け入れられない8歳のサヤカは原っぱで出会った犬をきっかけにジャズ喫茶を営む老人フセと知り合う。彼もまた幼くして亡くした息子の死を受け入れられずにいた。大切な何かを待ち続けているというフセにサヤカは一緒に探しに行こうと提案し…愛するものの死と向き合えない人たちと愛犬ルーの死を引きずる少女の話でした。小学生の女の子が主人公なのにあまりにも死の気配が濃厚で怖いくらい
雨風が続きますが、みなさまがお住まいの地域は大丈夫でしょうか・・・。私は先日シアターコクーンに「オイディプス」を観に行ってきましたギリシャ神話をどのように現代の物語に蘇らせるのか、原作を読んで楽しみにしていた舞台です。また、市川海老蔵さんの歌舞伎以外の舞台も初めてなので、楽しみでしたお芝居は、これがギリシャ神話とは思えないぐらい、近未来の終末観が感じられる作品でした。そして、海老蔵さんはスーツを着て、より日常生活に近い王様。設定は、現代・未来ですが、お芝居自体はソポクレス著の「オイ
愛犬のルーがいなくなったことが受け入れられずにいた8歳の少女サヤカは、原っぱで出会った1匹の犬をきっかけにジャズ喫茶を営むフセ老人と知り合う。彼もまた幼くして亡くなってしまった息子の死を数十年も受け入れられずにいた。大切な「何か」を待ち続けているというフセ老人に、サヤカは待つだけでなく一緒に探しに行こうと提案する。
シーツーWEB版に戻る「大人の流儀」シリーズで知られる、直木賞作家・伊集院静原作の同名小説「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)を映画化!お互いに大切な存在を亡くした少女と老人の心あたたまる交流を通じ、かけがえのない時間に出会える珠玉の名作がついに誕生した。主役のサヤカ役には、『3月のライオン』やミュージカル「美少女戦士セーラームーン」などに出演し、<NHK>2020応援ソング「パプリカ」を歌う小学生5人よる音楽ユニット「Foorin」のメンバーとしても活躍する新津ちせを
(2月24日、新国立劇場)新作のオペラ「紫苑物語」千秋楽。詳細な分析的レヴューは多くの方が書かれているので、ここでは個人的な感想を述べたい。私自身は全く感動しなかった。台本も音楽も惹きつけるものがなかった。そのわけを書き出すとたくさんある。①ドラマの進行は原作を読んでいないとわかりづらい第1幕冒頭から無言劇により、宗頼が父と対立し歌ではなく弓の道にすすむことが描かれるが、その詳しいいきさつ、なぜ歌ではなく弓に惹かれたのかは石川淳の原作を読んでいないとよくわからない。②余
♦️初台新国立劇場オペラパレス⭕️オペラ『紫苑物語』2月24日14時~ほぼ満席※全2幕〈日本語上演/字幕:日本語・英語〉【スタッフ】原作:石川淳台本:佐々木幹郎作曲:西村朗★指揮:大野和士★演出:笈田ヨシ美術:トム・シェンク衣裳:リチャード・ハドソン照明:ルッツ・デッペ振付:前田清実監修:長木誠司【キャスト】宗頼:高田智宏平太:大沼徹うつろ姫:清水華澄千草:臼木あい藤内:村上敏明弓麻呂:河野克典父:小山陽二郎合唱:新国立劇場合唱団管弦楽
紫苑物語(新国立劇場創作委嘱作品世界初演23日公演)。原作:石川淳作曲:西村朗台本:佐々木幹郎指揮:大野和士演出:笈田ヨシ美術:トム・シェンク衣裳:リチャード・ハドソン照明:ルッツ・デッペ振付:前田清実監修:長木誠司舞台監督:髙橋尚史宗頼:髙田智宏平太(20・23日):松平敬うつろ姫:清水華澄千草:臼木あい藤内:村上敏明弓麻呂:河野克典父:小山陽二郎合唱指揮:三澤洋史合唱:新国立劇場合唱団管弦楽:東京都交響楽団新国立劇場
一昨年暮れに宮廷歌手の称号を授受した、キール歌劇場で活躍中の高田智宏さん、今月は日本の新国立歌劇場オペラで、世界初演オペラに出演します。しかも、日本から世界に発信する画期的なオペラなようです。まず、公演情報をば。【公演情報】西村朗作曲『紫苑物語』[指揮]大野和士[演出]笈田ヨシ[独奏・独唱]高田智宏(Br)/大沼徹(Br)/臼木あい(S)/他[演奏]東京都交響楽団[合唱]新国立劇場合唱団ところ:新国立劇場オペラパレス日時:2/17(日)14:00開演
大野オペラ芸術総監督の公約の一つに、日本人の作曲家の委嘱作品を2年に一回は上演するとのことがあります。第1回目の第1作目の初日でした。西村朗作曲佐々木幹郎台本石川淳原作の《紫苑物語》というオペラでした。大野和士指揮・芸術監督笈田ヨシ演出トム・シェンク美術リチャード・ハドソン衣裳ルッツ・デッ
豊饒の海一部「春の雪」二部「奔馬」三部「暁の寺」四部「天人五衰」原作三島由紀夫脚本長田育恵演出マックス・ウエブスターステージング小野寺修二@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAパンフレット¥1800ヨシさん本¥2160無造作に画鋲で貼ってあるポスター。出演東出昌大宮沢氷魚大鶴佐助上杉柊平初音映莉子首藤康之笈田ヨシ神野三鈴大西多摩恵篠塚勝宇井晴雄王下貴司斉藤悠田中美甫以下ネタばれます↙️サッチー、読書好きとか言ってるが、主に
11月13日(火)、新宿の紀伊國屋サザンシアターで、『豊穣の海』を、見ました。原作は、三島由紀夫。それを、長田育恵の脚本で、演出は、マックス・ウェブスター。彼は、ロンドンのオールドヴィックシアターのアソシエイトディレクターで、2015年には、中谷美紀、神野三鈴らを使い、『メアリー・ステュアート』を上演しています。また、ステージングとして、小野寺修二の名前も。この三島由紀夫の『豊穣の海』は、『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の、四つの作品から成り立っています。『春の雪』が刊行された
そんなわけで、行ってきました、新宿は紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA。舞台『豊穣の海』プレビュー公演です〜この春に初めて読んだ三島由紀夫がたまたま『豊饒の海』第一部『春の雪』だった。それから舞台化を知り、チケットを取り、急いで(?)全四巻を読み終わったのが、公演前日『春の雪』だけなら舞台化や映画化されていますが、他の部は珍しい。このチャンスを逃してはならない。そんなわけでいそいそと新宿へ。紀伊國屋サザンシアターは、前に来たことがあるような無いようなここは主に演劇をやっ
9月15日上映前21:45より、パリに拠点を置き、演出家、俳優として、80歳未だ現役、敬愛する、笈田ヨシさんのトークが上映前にあるそうです。一般の方も入れるそうなので、この映画に興味ある方、俳優を志す方、関係者の方、お時間許せばぜひ。
ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~DVD通常版3,051円Amazon田中経一の小節を映画化した作品。原作は未読です。一度食べた料理の味を絶対に忘れない"麒麟の舌"を持つ天才料理人、佐々木充は、その完璧主義な性格が災いして店を潰し、借金を作ってしまいます。その返済のため、記憶に残る料理を再現する料理人として各地を回っているところに、中国からの依頼が届きます。その依頼は1930年代の満州国で構想された伝説のフルコース"大日本帝國食菜全席"のレシピを見つけ出し、その料理を再現さ
2017年12月22日鑑賞/映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」慌ただしい年末のしかもレイトショーで観たのおまけに上映終了日に(´艸`)間に合ってよかった~料理の鉄人で知られる演出家の田中径一の小説「ラストレシピ麒麟の舌の記憶」これがまたさ~「おくりびと」の滝田洋二郎監督で、企画が秋元康、脚本は「永遠の0」の林民夫だよ~凄い製作陣ですなキャストもそうそうたるメンバーで、主人公の絶対味覚、麒麟の舌を持つ男・佐々木充にはジャニーズきっての演技派俳優二宮和也ハリウッド映画硫黄島からの手
たまらなく観たくて、2回観賞した映画が『ラストレシピ麒麟の舌の記憶』です。嵐の二宮和也さんが主役でした。彼はこの役はあわなかったと、個人的に思います。料理人の資格が疑われるような役ではありますが、違和感を感じます。映画の始まりは不満げな青年の一人舞台です。この青年は、感情が無くていつも不満げに感じられて、私は正直不愉快でした。この冷たく、人間不信な青年の為に多くの熱い情熱を持ちながら戦争の渦に巻き込まれても、必死で生きた先人たちを視ることが出来たのがこの映画「ラ
こんばんは、ねこあしです(* ̄∇ ̄)ノ本日ご紹介させて頂くのは、一度食べた味を完全再現できる絶対味覚“麒麟の舌“を持つ男が、天皇の料理番・山形直太朗が考案した料理全席の完全再現に挑む様を、1930年代と2000年代初頭との時代を平行させて描いた「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」1930年代・・・日中戦争前の満州国にやってきた天皇の料理番・山形直太朗(西島秀俊)は、陸軍からの依頼で112品目から構成される伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」を考案する(・・;φしかし、そのお披露目の直前、
監督滝田洋次郎キャスト二宮和也西島秀俊綾野剛竹野内豊宮崎あおい西畑大吾笈田ヨシストーリー1度食べた味は忘れない天才料理人の佐々木充、絶対に妥協しない主義が仇となり経営不振から自分の店を失った。その借金返済の為に『人生の最後に思い出の味を再現する』という仕事をしていた。ある日、台湾に住む男性からかつて満州国で天皇陛下のために作られた『大日本帝国食菜全席』のレシピを再現するという依頼が来る。『大日本帝国食菜全席』は佐々木と同じように絶対味覚の持ち主で『麒麟の