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文楽国立文楽劇場主催公演令和7年爽秋文楽特別公演2025年10月14日11時から1315分【Cプロ】WelcometoBUNRAKU!※英語を交えた解説曾根崎心中(そねざきしんじゅう)生玉社前の段天満屋の段天神森の段今まで文楽に行ってきましたがすごくよかった。天満屋の段はよく知られた場面そんなもんかなあと思いましたが天神森の段であのような死に方はすごいですねなかなかいい演出でした人形遣い、主使いがすごくいい「顔を出すな」というバカげたことを
第一〇八回=文楽公演爽秋文楽特別公演令和七年(2025年)十月十一日国立文楽劇場CプロWelcometoBUNRAKU曾根崎心中◎鑑賞座席19列25番◎WelcometoBUNRAKUアナウンサーが英語で文楽の歴史や魅力を伝える。外国人観客を対象にした紹介篇映像である。爽秋文楽特別公演は正面に太夫が語る床本の電光字幕が無い。スマートフォンに掲示されるという試みである。昔の国立文楽劇場文楽公演において電光字幕は無かった。本来
第一五五回開場三十五周年記念文楽公演通し狂言仮名手本忠臣蔵令和元年(2019年)七・八月国立文楽劇場七月二十二日公演五段目山崎街道出合いの段二つ玉の段六段目身売りの段早野勘平腹切りの段七段目祇園一力茶屋の段山崎街道出合いの段竹本小住太夫野澤勝平二つ玉の段豊竹靖太夫野澤錦糸胡弓鶴澤燕二郎≪人形役割≫早野勘平吉田和生千崎弥五郎吉田玉勢百姓与市兵衛桐竹亀次斧定九郎吉田玉輝身売りの段豊竹咲太夫
大阪松竹座での「義経千本桜」の通し上演は、第1部の続きです。珍しい初段と伏見稲荷の段に続いて、歌舞伎でもおなじみの、渡海屋・大物浦の段。静と離れて、西へ落ち延びた義経一行は、尼ケ崎で船の出を待っている。暇を持て余す弁慶と、その相手をする女房おりう。穏やかながら、玉佳と和生に火花が散る。娘のお安が跨げない弁慶。これが伏線。小住太夫と清馗が整える中、やって来た敵の相模五郎。しつこく詮索する五郎に、気丈に振る舞う和生が遣う老女方。このおりうが、活き活きと。そこに、碇
三代目桐竹勘十郎(さんだいめ・きりたけ・かんじゅうろう)本名宮永豊実昭和二十八年(1953年)三月一日生まれ。文楽人形遣い昭和四十二年(1967年)七月文楽協会人形部研究生。三代目吉田簑助に師事し初代吉田簑太郎を名乗る。平成十五年(2003年)四月三代目桐竹勘十郎を襲名。令和三年(2021年)七月十六日、重要無形文化財指定保持者認定。三代目桐竹勘十郎七十二歳誕生日の本日は『菅原伝授手習鑑』の松王丸・宿禰太郎・四郎
国立文楽劇場での初春文楽公演、第三部は「本朝廿四孝」の道行から奥庭狐火までの上演です。おお、これは、コロナ禍の4年前以来。観光客が戻ってきた大阪で、重厚な時代物を観るたのしみ。まずは、「道行」。将軍家暗殺の嫌疑で切腹した勝頼の妻、濡衣。お供は、花作りの蓑作。夫婦の薬売りに身をやつして、甲斐から謙信館を目指す、二人だけの信濃路。睦太夫と希太夫が、切なく語り合う。蓑作に亡き夫を感じる濡衣。それもそのはず、簑作は本当の勝頼。偽の夫婦の距離が縮まり、また蓑作が離れる。勘
令和六年八月九日国立文楽劇場において第一七五回開場四十年記念文楽公演(令和六年七・八月夏休み特別公演)第一・二・三部を鑑賞した。桐竹勘十郎作・演出『ひょうたん池の大なまず』はなまず人形が生きているかと感じてしまう程生き生きしていた。釣り人ごんべえとのおにぎりの取り合いは素晴らしい。『文楽ってなあに』桐竹勘次郎の解説は分かり易かった。『西遊記』孫悟空を遣う吉田玉佳と銀角を遣う桐竹紋秀が、宙乗りで両者の戦いを表した。緊張と興奮
『通し狂言菅原伝授手習鑑』第二百二十四回文楽公演令和五年(2023年)五月十四日国立劇場小劇場初段大内の段豊竹薫太夫竹本聖太夫竹本碩太夫豊竹亘太夫竹本小住太夫鶴澤清方鶴澤清允鶴澤燕二郎野澤錦吾加茂堤の段桜丸豊竹希太夫松王丸竹本津國太夫三善清實竹本津國太夫梅王丸竹本南都太夫斎世親王竹本南都太夫八重豊竹咲寿太夫苅屋姫豊竹咲寿太夫竹澤團吾筆法伝授の段口豊竹亘太夫鶴澤清公奥竹本織太夫鶴澤燕三
国立文楽劇場での、開場40周年記念公演。第一部と第三部に行ってきました。第一部は、秀吉の一代記の読本、「絵本太功記」です。秀吉が主役ながら、武智光秀の謀反を13日に凝縮し、1日1冊に割り当てたのが特徴。今回は、その中から4題。まずは、「二条城配膳」の段から。とーざい、とーう、とーざーい、で動き出したのが、蘭丸、尾田春永、浪花中納言、光秀。勅使饗応役の光秀の逆心を疑い、蘭丸に言いがかりを付けさせる春永。腹に据えかねて蘭丸に詰め寄る光秀を、こっそり見ていた春永が責め立てる
三代目桐竹勘十郎(さんだいめ・きりたけ・かんじゅうろう)本名宮永豊実昭和二十八年(1953年)三月一日生まれ。文楽人形遣い昭和四十二年(1967年)七月文楽協会人形部研究生。三代目吉田簑助に師事し初代吉田簑太郎を名乗る。平成十五年(2003年)四月三代目桐竹勘十郎を襲名。令和三年(2021年)七月十六日、重要無形文化財指定保持者認定。三代目桐竹勘十郎七十一歳誕生日の本日は『仮名手本忠臣蔵』の高師直・加古川本蔵・
『七福神宝の入舩』(しちふくじんたからのいりふね)第一七三回=文楽劇場公演令和六年一月四日国立文楽劇場第一部七福神宝の入舩≪大夫≫寿老人竹本三輪太夫大黒天竹本津國太夫弁財天豊竹咲寿太夫布袋竹本小住太夫福禄寿竹本碩太夫恵比寿竹本聖太夫毘沙門豊竹薫太夫《三味線》野澤勝平鶴澤清馗鶴澤清丈'鶴澤寛太郎野澤錦吾鶴澤清允《人形役割》寿老人吉田玉助大黒天吉田簑一郎弁財天吉田文哉布袋桐竹紋臣福禄寿桐竹紋秀恵比寿吉
『伽羅先代萩』第一七三回=文楽劇場公演令和六年一月四日国立文楽劇場第二部伽羅先代萩作松貫四高橋武兵衛吉田角丸竹の間の段御殿の段政岡忠義の段床下の段竹の間の段≪大夫≫豊竹芳穂太夫《三味線》野澤錦糸御殿の段《太夫》切竹本千歳太夫《三味線》豊澤富助政岡忠義の段≪大夫≫豊竹呂勢大夫≪三味線≫鶴澤清治床下の段《太夫》竹本小住太夫《三味線》竹澤團吾《人形役割》八汐吉田玉志沖の井吉田勘彌
『菅原伝授手習鑑車曳の段』令和五年(2023年)九月五日第二百二十五回文楽公演国立劇場小劇場第一部『通し狂言菅原伝授手習鑑』「車曳の段」作竹田出雲並木千柳三好松洛竹田小出雲《太夫》松王丸豊竹藤太夫梅王丸竹本小住太夫桜丸竹本碩太夫杉王丸竹本南都太夫藤原時平竹本津國太夫《三味線》竹澤宗助《人形役割》舎人梅王丸吉田玉佳舎人桜丸吉田勘彌舎人杉王丸桐竹紋吉舎人松王丸吉田玉助左大臣藤原時平吉
10月26日(木)~29日(日)「ツーリズムEXPOジャパン2023」OSAKABUNRAKUシリーズとして文楽のPR&&ミニステージを行いました※26・27日は業界関係者のみ10月29日(日)イベントレポート大阪市観光局さんのブースで文楽のPRを行いましたブースでは特製ステッカーの配布も29日(日)もメインステージBにてミニステージを披露✨️前日に引き続き、司会は上方落語家の桂福龍さん客席の雰囲気も和んでいきます太夫の竹本小住太夫さんと三味線の鶴
10月26日(木)〜29日(日)「ツーリズムEXPOジャパン2023」OSAKABUNRAKUシリーズとして文楽のPR&ミニステージを行いました※26・27日は業界関係者のみ◆10月28日(土)イベントレポートそれぞれ特徴的なデザインばかりで、散策しているだけで観光気分に大阪観光局さんのブースで文楽のPRを行いましたブースでは特製ステッカーを配布も10月28日(土)は文楽のミニステージを2回披露しました。まずはメインステージBでの様子から…司会の上方落語家
さらば急いで参らう。サアサア来い来い。参りまする、参りまする。いそいそと、西宮神社に行くのは、某大名と太郎冠者。これが、嫁はんを授かりに行くところ。神社で妻を釣るとは、荒唐無稽なお話。さりながら、これがお目出度くて、狂言、歌舞伎、文楽などで大人気。国立文楽劇場の若手文楽会のキリ。舞台になる、西宮のえべっさんでも、よく演じられる「釣女」です。てくてく参る、大名と太郎冠者が、こっけい。大名はすりすり、太郎冠者はふわふわと、足さばきが独特。この後も、主遣いの玉路と勘
『通し狂言菅原伝授手習鑑』二段目「杖折檻の段」「東天紅の段」「宿禰太郎詮議の段」「丞相名残の段」第二四四回文楽公演令和五年(2023年)五月十四日国立文楽劇場小劇場杖折檻の段豊竹芳穂太夫野澤錦糸東天紅の段竹本小住太夫鶴澤藤蔵宿禰太郎詮議の段豊竹呂勢太夫鶴澤清治丞相名残の段竹本千歳太夫豊澤富助《人形役割》菅丞相吉田玉男苅屋姫吉田簑志郎立田前吉田一輔宿禰太郎吉田玉助贋迎い吉田玉誉奴宅内桐竹紋吉土
『通し狂言菅原伝授手習鑑』第二百二十四回文楽公演令和五年(2023年)五月十四日国立劇場小劇場二段目道行詞の甘替(みちゆきことばのあまいかい)桜丸豊竹希太夫斎世親王竹本小住太夫苅屋姫竹本碩太夫ツ竹本聖太夫レ竹本文字栄太夫鶴澤清志郎鶴澤清丈'鶴澤燕二郎鶴澤清允鶴澤清方安井汐待の段豊竹睦太夫野澤勝平《人形役割》桜丸吉田玉佳里の童吉田玉征里の童桐竹勘昇苅屋姫吉
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます初代国立劇場さよなら公演12月文楽鑑賞教室社会人のための文楽鑑賞教室行ってきました☆慣れ親しんだ建物が無くなっていくのは本当にさみしいものですね。専門誌もあればもう少し多くの役者さんたちのこの建物での思い出など聴けたのではとさみしいです。機会があれば良いですけれど。そしてなかなか遠征出来ません私には国立劇場は貴重な場。文楽に関しては建替え期間中の主な上演劇場も発表になりましたが、どうなるのだろう私の観劇人生。6年だよ…長いよね🥲
通し狂言仮名手本忠臣蔵(大序より四段目まで)第一五四回=開場三十五年記念文楽公演平成三十一年(2019年)四月八日・二十九日国立文楽劇場作二代目竹田出雲三好松洛並木千柳大序鶴が丘八幡宮兜改めの段《太夫》竹本碩太夫豊竹亘太夫竹本小住太夫《三味線》鶴澤清光鶴澤燕二郎野澤錦吾鶴澤清公恋歌の段《太夫》高師直竹本津國太夫顔世御前竹本南都太夫桃井若狭助竹本文
6月の恒例、国立文楽劇場での、文楽若手会に行ってきました。次世代を担う若手技芸員が、大役に挑むのが特徴です。まずは、「絵本太功記」から、「夕顔棚」と「尼ヶ崎」の段。「夕顔棚」では、夕顔の実が生った棚と、花が咲いた鉢植えが、舞台に映えます。ここでの主役は、女たち。シャンと背筋が伸びた、光秀の母、さつきが場を仕切ります。操と初菊を諭す、光秀と旅の僧侶を捌く、十次郎と初菊の祝言を指揮する。同じ顔のかしらなのに、人形が段々と、表情豊かに役を演じているように見えてくる。準・
三代目桐竹勘十郎本名宮永豊実昭和二十八年(1953年)三月一日生まれ。文楽人形遣い令和三年(2021年)七月十六日。重要無形文化財指定保持者に認定されたことが発表された。本日は祝賀の心をこめて、令和二年(2020年)四月三十日の記事を再編し、平成三十一年(2019年)四月二十九日国立文楽劇場『仮名手本忠臣蔵』「大序」「二段目」「三段目」「四段目」公演の中から、「大序」「三段目」の桐竹勘十郎の高師直の遣いを讃えたい。通し狂言仮名手本忠臣蔵(大序より四段
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます☆今日は貴重な晴れ間がある予報で嬉しいのですが気温30度越えはつらいなあ汗さて!国立劇場期間限定無料動画配信第153回文楽公演平成31年(2019)1月国立文楽劇場初春文楽公演壇浦兜軍記阿古屋琴責の段(69分)6月30日のお昼までの配信だったのですがギリギリで観ることが出来ました!国立劇場公式インスタグラムより簡単なあらすじ&見所、勘十郎さんの阿古屋のお写真↓https://www.instagra
通し狂言仮名手本忠臣蔵(大序より四段目まで)第一五四回=開場三十五年記念文楽公演平成三十一年(2019年)四月二十九日国立文楽劇場作二代目竹田出雲三好松洛並木千柳大序鶴が丘八幡宮兜改めの段《太夫》竹本碩太夫豊竹亘太夫竹本小住太夫《三味線》鶴澤清光鶴澤燕二郎野澤錦吾鶴澤清公恋歌の段《太夫》高師直竹本津國太夫顔世御前竹本南都太夫桃井若狭助竹本文字栄太夫《三味線》竹澤團吾
通し狂言仮名手本忠臣蔵(大序より四段目まで)第一五四回=開場三十五年記念文楽公演平成三十一年(2019年)四月八日国立文楽劇場作二代目竹田出雲三好松洛並木千柳大序鶴が丘八幡宮兜改めの段《太夫》竹本碩太夫豊竹亘太夫竹本小住太夫《三味線》鶴澤清光鶴澤燕二郎野澤錦吾鶴澤清公恋歌の段《太夫》高師直竹本津國太夫顔世御前竹本南都太夫桃井若狭助竹本文字栄太夫《三味線》竹澤團吾
吉田玉男師匠の大星由良助。重厚でした。本日令和元年(2019年)十一月二十四日仕事の後、国立文楽劇場において、『仮名手本忠臣蔵』「十・十一段目」を幕見席で鑑賞しました。二日・二十三日に『仮名手本忠臣蔵』「八・九・十・十一段目」を見聞しました。七年前の今日平成二十四年(2012年)十一月二十四日は、国立文楽劇場において、『仮名手本忠臣蔵』「七・八・九・十一段目」を拝見拝聴しました。由良助は吉田玉女師匠時代の玉男さんです。丁度七年の日に、「十一段目」「花
『仮名手本忠臣蔵』「十段目天河屋の段」は中々上演されない段です。技巧が凝りすぎているとか、義平の息子を人質に取って刃物を突きつける塩谷浪士が酷過ぎるということが上演を見送られている理由とされています。秀麗・壮大な傑作「九段目」の直後としては、作りが弱いのではないかという批判も一理あるとは思います。しかし、二日の鑑賞で竹本小住太夫さん・豊竹靖太夫さんの熱き語り、鶴澤寛太郎さん・野澤錦糸様の重厚な三味線で聞くと、中々に奥深くてドラマチックで面白く、スリリングで緊
2019年2月25日(月)大阪市立中央公会堂1F大集会室で開催された『咲やこの花賞贈呈式』に行って来ました。受賞者の詳細は、こちら。↓↓↓第36回咲くやこの花賞なぜ、このイベントに応募したかと言うと文楽三味線の鶴澤寛太郎さんの受賞シーンを見たかったから、です。吉村市長から賞状とトロフィーを受け取っていましたよ。賞状の文面が受賞者にぴったり合った文面だったので感心して聞いていました。受賞者の作品紹介や演奏、ライブもあるのですが、なんと
第一二八回文楽公演平成二十四年十一月国立文楽劇場第六十七回文化庁芸術祭主催公演通し狂言仮名手本忠臣蔵作竹田出雲三好松洛並木千柳第一部十時三十分開演大序鶴が丘兜改めの段(つるがおかかぶとあらためのだん)恋歌の段(こいかのだん)二段目桃井館本蔵松切りの段(もものいやかたほんぞうまつきりのだん)三段目下馬先進物の段(げばしんもつのだん)腰元お軽文