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竹影、揩を掃って塵動ぜず大学生だった頃にこの偈に出会った。映像が目に浮かんで、心の底に食い込んだ。「無心」を表現したものだ。無心、無心といっても、なんのことだかさっぱりわからない。この美しい絵が無心を表すと言われると、なおさらわからぬ。でも「何かある!」という予感がたしかにあった。円覚寺南嶺老師の説明を聞いてみよう。ーーーー「竹影、揩を掃って塵動ぜず、月、潭底を穿って水に痕無し」(槐安国語)という一句です。意訳しますと、竹の影が階段の塵を払っているように見えるが塵は動じない、
庭の「槿(むくげ)」が花を咲かせてくれました。「キンシバイ」の花が終わりかけていましたので、茶道教室の花をどうしようかと、思案していたところでした。14日(木)の朝に、一輪目が花を開いてくれました。お蔭様で、午後の公立国際センターでの外国人向けの茶道教室に間に合いました。フインランドから1年間、某大学で日本文化を学ぶために来ている女子学生さん(自国では医学生)と、娘さんのことを心配して様子を見に来られた御両親と弟さんの4人を対象とした、和気あいあいとした教室に、自己存