ブログ記事183件
予想中や馬券が外れたあと、関係者の本音を聞きたいと思うことは、競馬ファンなら誰しもがあるだろう。まったく経験のない条件を使う理由は?ありえない負け方の敗因は?「休み明けだが万全」は本当か?今回の競馬本はタイトルと著者名から、そんな裏側を期待できそうな一冊だ。「こんな騎手(オレ)買ってる奴の顔が見たい!」著者:正体が知れるとクビになる!発行元:KKベストセラーズ発行日:2002年12月5日タイトルの「騎手」に「オレ」と仮名をふっているが、内容を見る限り著者は競馬記者のよう
今回紹介の競馬本も、王道の名馬物。ただ、タイトルからしてちょっと捻った名馬が期待される。「サラブレドさかさま英雄伝」著者:康奉雄発行元:廣済堂出版発行日:1996年4月20日7つのテーマで、著者自身が選んだ競走馬ベスト5。ただ5頭を選ぶのではなく、しっかりと第1位~第5位と順位付けされている。著者の独断なので、自分の考えとは違うところもあるが、そこは文句は付けられないが…。第1章・超人気薄から大レースを勝ったビックリ馬1位は有馬記念のダイユウサクだが、5位以内に8
競馬歴40年で数々の名馬を見てきたが、自分が始める前にも数多くの名馬がいた。そんなリアルタイムでは知らない名馬を知るために読むのが、名馬物の競馬本だ。「懐かしき名馬たち」著者:藤野広一郎発行元:(株)コスモヒルズ発行日:1992年2月22日自分が競馬を始めて8年目の発刊であり、その時点で“懐かしき”とあるように、すべてが自分がリアルタイムで知らない競走馬だ。1頭につき4ページと短くまとめられており、元はレーシングプログラムに掲載されていた「名馬物語」。古い順に全39頭
前回紹介した競馬本に恋愛小説風のものがあったが、タイトルに「恋愛小説」と付いた競馬本がある。内容は、俗にいう恋愛ものとは違い、そして小説でもないエッセイだ。「競馬は恋愛小説である」著者:立川末広発行元:(株)ミデアム出版社発行日:1991年3月31日著者は、自称”日本で唯一の競馬風俗評論家”立川末広氏。井崎脩五郎氏のエッセイによく出てくる人だ。何をやっている人なのかよく分からないが、競馬関連の雑誌によく短文をあげているようだ。この本も雑誌「優駿」などに掲載されたものをま
競馬本といえば名馬物などのノンフィクションが多い。この競馬本シリーズもエッセイや名馬・名勝負のノンフィクションが続いたが、今回は久々の完全フィクション。競馬小説を2冊紹介する。2冊とも、主役は競馬関係者ではなく一般の競馬ファンだ。「ギャロップ」著者:飯干恵子発行元:(株)角川書店発行日:1990年10月31日それぞれ独立した7編の短編集。最後の舞台は実際にあった大レースの競馬場だが、若い男女が主人公になった恋愛小説といった風。それでも実際のレースが背景としてあるので、
こんにちは!昨年末からの読書録3-3です。故野沢尚さん作、この方の本はほとんど読みました。シナリオも書くんです。ドラマを見てみたかった。今年の直木賞受賞作暫くこの作家さんを追っかけます。この考え方の人は多いはず。前へ行ける馬を買うのが基本です。本格的な馬券術だと思います。大変参考になりました。追っかけ作家の一人柚月裕子さんの最新作。新しい題材で新鮮です。知らなかったので良い勉強になりました。
前回に続き、名馬物の本で過去の名馬を勉強するシリーズ。前回紹介した2冊は大半がリアルタイムを知る競走馬だったが、今回は自分が競馬を始める前の名馬がもう少し多い。「みんなの名馬読本」編者:別冊宝島編集部発行元:(株)宝島社発行日:2008年10月4日宝島社刊行の「名馬大全」と「競馬読本」シリーズからピックアップした名馬短編集。第一章の2000年代から、時代をさかのぼり1970年代までの第四章まで、計55頭の名馬が掲載されている。1頭当たり3~5ページと、短いので読みやすい。
今回は競馬本の王道、名馬・名勝負物。シリーズ物の2冊をまとめて紹介する。「平成名騎手名勝負」著者:渡辺敬一郎発行元:(株)講談社発行日:2003年2月20日平成の名勝負を、騎手の心理を中心に描いている。◎平成14年・安田記念:後藤浩輝(アドマイヤコジーン)◎平成11年・牡馬クラシック:和田竜二(テイエムオペラオー)、武豊(アドマイヤベガ)、渡辺薫彦(ナリタトップロード)◎平成3年・牝馬クラシック:松永幹夫(イソノルーブル)、岡潤一郎(ノーザンドライバー)、武豊(スカ
今回紹介する競馬本の著者は、今もフリーアナウンサーとして活躍中の草野仁氏。TV番組の司会などでおなじみだが大の競馬ファンでもあり、グリーンチャンネルでも番組を持っている。「たかが競馬されど競馬」著者:草野仁発行元:(株)大和出版発行日:1993年5月5日NHK時代の競馬実況経験と、30年以上の競馬ファンとしてのキャリア。人脈は芸能界、競馬界と広い。それらを生かし、ドラマとして、スポーツとして、遊びとして、ギャンブルとして、様々な視点で書かれた競馬エッセイである。草
前回紹介した競馬本は、競走馬や競馬関係者のノンフィクション短編集だった。今回もノンフィクションではあるが、競馬好き小説家の自伝である。「競馬有情・風雲編、無頼編」著者:新橋游吉発行元:グリーンアロー出版社発行日:1985年6月15日著者の新橋游吉氏は1965(昭和40)年の直木賞作家。著書には競馬小説が多数ある。終戦間もない昭和20年代半ば、競馬を覚えた高校時代から始まるが、これがとんでもない高校生なのである。酒を呑み、女郎を買い、電車を無賃乗車し、当時も未成年者は
週刊ギャロップ×イクイノックス特集号が発売!!↓詳細↓【週刊Gallop臨時増刊号】永久保存版の特集本「世界の至宝イクイノックス」|木村哲也の独占手記も!?-ウマ王子の一口馬主ブログイクイノックス特集本!?木村哲也が語るイクイノックスの姿とは!?今回は名馬特集本から、永久保存版の週刊Gallop臨時増刊号「世界の至宝イクイノックス」をキタサンブラック産駒好きが紹介します。●タイトル●出版社●概要●主な内容●ページ数●発売日●価格●名牝の仔が爆誕!?●コメント↓
競馬にはギャンブルの面だけではなく、その裏には数々のドラマがある。騎手、競走馬、そして人と馬など様々だ。今回紹介する競馬本は、そんな競馬ドラマのノンフィクション9編の短編集。「天馬を眺ていた少年」著者:松田隆発行元:(株)三心堂発行日:1992年11月20日・南十字星の下で体重制限でJRAの騎手試験に落ち、ニュージーランドで騎手になった横山賀一。父は天皇賞や宝塚記念を勝った横山富雄元騎手で、弟は今も現役ジョッキーの典弘。後にJRAの騎手となったが、心が折れなかったのは
どんな分野にもある専門用語。競馬もそうで、関係者やファンにしか分からない言葉や名前がたくさんある。毎週の観戦や馬券参戦の中で徐々に覚えていくのだが、初心者向けのいい本があった。「競馬ハンドブック」著者:鈴木和幸発行元:(株)池田書店発行日:1988年5月20日著者の鈴木和幸氏は日刊現代レース部部長(当時)。吉永みち子氏の紹介文に「競馬の広辞苑」とあるように、あらゆる競馬用語が解説されている。目次はこんな感じで、様々な競馬用語が項目別に並んでいる。項目は第1章の「レ
自分が競馬を始めた1980年代半ばの競馬場は、楽しくはあったが明るくはなかった。90年代からの競馬ブームはなぜ起こったのか、誰かが仕掛けたのか。今回の紹介は、競馬にかかわる様々なジャンルの人々を「ブーム」という観点から取材した一冊。「われら競馬人」著者:高橋範夫発行元:(株)光栄発行日:1994年12月20日ジャンル別にクラブ法人(共同馬主クラブ)、競馬マスコミ、主催者の3章。社台ダイナースサラブレッドクラブは社台ファームの生産馬が多くなり、個人馬主だけでは捌けなくな
時速60km=1000mを1分、2000mなら2分。これがざっくりとした競走馬の走破タイムで、先の天皇賞でイクイノックスが記録した1分55秒2が現在の2000mの日本レコードである。今では条件クラスでも2000mを2分未満で走る馬もいるが(先週では1勝クラスで1分59秒7が記録されている)、日本競馬では長く「2分の壁」があった。2000mで2分を切った競走馬の記録が載った本があったので、探し出して紹介する。「競馬ぶっちぎり読本」編集:石井慎二発行元:JICC出版局発行日:1
7月に作家の石川喬司氏が亡くなった。競馬評論家としても有名で、自分もよく名前を見聞きしていた。まだ紹介していない競馬本の中に、一冊だけ氏の著作があったので、今回はそれを取り上げる。「ターフの誘惑」著者:石川喬司発行元:廣済堂出版発行日:1996年6月15日2、3ページの競馬エッセイが101編載っており、元は新聞連載の「ターフ百景」。93年4月~95年5月までのもので、必然的に前の週の感想や、次の週の展望などが中心になる。なので、その後の競馬ファンには物足りないかもしれな
長く当たらないスランプがあったり、突如として連日の収支プラス、万馬券的中と、馬券の調子にもムラがある。もう一つ上を目指し、こんな本を読み返してみた。「競馬王になれる本」著者:勝馬法則の会発行元:廣済堂出版発行日:1996年12月20日G1レースを中心に、様々なレースの傾向を調べ上げ、それにまつわる印象深いレースを一つ挙げる。レースごとのポイントを最後に短くまとめているが、時代が違うことを含め、困ったことにあまり参考にならないのだ、これが。秋競馬が始まったので、秋のG1につ
久しぶりに競馬本シリーズ。馬券スランプも3ヶ月続くと、自分は単なる馬券下手なのではないかと思ってしまう。思わず手に取ったのがこの一冊。「競馬最弱の法則」監修:池畑成功発行元:あすか書房発行日:1994年11月21日最弱と言っても、情けない成績のお馬さんを笑おうというものではない。情けなくて笑われるのは、競馬に群がる人間たちである。騎手・調教師、マスコミ、予想屋などの情けない話を数人の作家が書いているが、やはり身につまされるのは競馬ファンについての章になる。須田鷹
本日は3レース勝負。新潟6R④スコア単勝直線で来日中のホー騎手が落馬、。明日も乗り代わりになっているのが心配。新潟8R⑤⑬ワイド見せ場無し。札幌9R②④ワイドこちらも見せ場無し。少し今日は狙い過ぎた感がありました。競馬本を読むのも3周目に突入した方が良さそうです。本日収支-300円
本日は勝負せず。中京5R①エヴァンスウィートPOG指名馬が出走。ハルーワスウィート最後の産駒。直線で外に大きく膨れて3着入線。まだまだ良化の余地があるはず。札幌9R⑨レイベリング共同通信杯からの長期休み明け。期待している馬なので自己条件勝ちは嬉しい。今回は1800mだったけど次はどれぐらいの距離を使ってくるのか。競馬本の2周目をまだ読めておらず今日中に達成しようと思います。
今週も競馬参戦出来ず。来週はPOG指名馬も出走予定なので久しぶりに馬券参戦できればと思っています。競馬本もしっかり読んでものにしないと。
本日も勝負せず。POG指名馬と武さんのレースは買うか迷った。前日よりも早く起きて9時過ぎにはスタンバイ。競馬本を読みつつ函館のチャンネルに合わせる。函館5RにPOG指名の⑥レガレイラが出走。単勝は1倍台。余裕のある走りで勝ち上がり。中京5RではPOG指名馬の⑧ドゥマイシングが出走。こちらは馬券を買うことも考えたんだけど直感に従って見することに。(3着)競馬本を読み進めて思ったんだけど一度読んだはずなのにほとんど内
起床が17時で競馬参戦出来ず・・・。体内時計が乱れています、。先日買った競馬本を読みました。逃げハサミを学ぶ。あと枠順に関してもあまり注意していなかったので参考になったかも。残っているPATの残高で色々と試してみようと思います。読書は情報が詰まっていていいですね。最近はサボっていたのでこれを機にもっと本を読んでいこうと思いました。競馬場と前走位置取りだけで恒常的に勝つ方法[みねた]楽天市場2,750円
前日に久しぶりに飲みに入ってしまい起きたのは17時でした・・・。馬券は買えなかったけど予想は⑤イクイノックス⑪ジェラルディーナとのワイド。1着、4着の決着になりました、。netkeibaアプリで宣伝されていた競馬本を久しぶりに購入。馬券収支向上のきっかけになって欲しいと思います。
毎週競馬を見て稀に感じる、陣営の戦略や騎手の騎乗対する疑問。勝った馬にも負けた馬にも、「何故あんなレースをしたのだろう」と思うことがある。レース限定ではあるが、そんな疑問に対する答えをまとめたのが、今回紹介するこの一冊だ。「綾レースを決めたあの一瞬」著者:瀬戸慎一郎発行元:(株)アスペクト発行日:1988年1月5日1頭の競走馬を中心に、まさに「何故あんなレースになったのか」が綴られている、名馬物であり、名勝負物だ。文章(ほかに写真等あり)は1頭(1レース)が3~4ページ
前回の競馬本シリーズでは1943年まで存続した根岸競馬場を取り上げたが、その時点ですでに日本ダービーは行われていた。今回紹介するのは、日本ダービーが創設されるまでの物語を含めた5編のノンフィクションが収められた一冊。「広く天下の優駿を求む」著者:岩川隆発行元:プレジデント社発行日:1994年10月3日5編のうち、表題に関係しているのが「東京優駿大競走事始め」。1930(昭和5)年4月、2年先に大競走を行う企画が発表され、その時の編成趣意書に「広く全国に良駿を求め…」の一文が
競馬歴が40年近い自分も、当然初心者のころはあった。昔からの本好きは今も変わらないが、最近は競馬物で好んで読むのは名馬物やエッセイが多い。昔は深く競馬を知りたいという貪欲さで、いろいろな競馬関連の本を読んだ。「文明開化うま物語」著者:早坂昇治発行元:(株)有隣堂発行日:1989年1月15日著者は日本短波放送の実況、東京12チャンネルで競馬解説者を経て、のちに根岸競馬記念公苑(馬の博物館)の学芸部長を務めた。江戸時代、開港直後の横浜から始まる。競馬以前の話で、和洋の馬
今回紹介する競馬本は名馬物。名馬物というと超一流馬を取り上げるものが多いが、「超」まではあと一歩という競走馬たちだ。「たった一瞬の栄光」著者:柴田哲孝発行元:祥伝社発行日:1999年10月20日第1章:怪物の世代94年の三冠馬・ナリタブライアンと同世代の3頭。坂井千明騎手との名コンビでダービー3着、菊花賞2着のヤシマソブリン。ブライアンの最初のライバルと目されたが故障に泣き、97年には高知競馬に移籍になったナムラコクオー。屈腱炎との長い戦いの末、7歳で天皇賞馬となった
長く競馬をやっていると、まったく当たらない馬券スランプに陥る時がある。ひどい時は何を買っても当たる気がしない。今回紹介する競馬本のタイトルは、正にそんな状況の心境そのものだ。「外れ馬券が止まらない」著者:松本勝則発行元:弘文出版(株)発行日:1989年5月30日著者にとって3冊目の著作で、先の2冊のタイトルが「競馬データいくらあっても当たらない」、「私はこれで馬券を外しました」。そして「外れ馬券が止まらない」である。第1章:そのときに限って来なかったデータ過去の
勝ったり負けたり、競馬を楽しんだ一日。馬券で勝つためには、それで終わりではいけない。結果を見直す復習が重要である。今回の競馬本紹介は、レース結果から様々な考察を行ったものである。「馬券練習帳」著者:北野義則発行元:(株)ミデアム出版社発行日:1999年12月1日著者は放送作家の北野義則。週刊Gallopの連載エッセイ「馬の耳につむじ風」をまとめたものだ。元が週刊連載なので一遍は2ページと短く、それぞれに「〇〇の考察」というタイトルがついている。本のタイトルから感