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少年少女クラスの黒帯の子に『武術的運足』を指導しました。武術は『足運び』が大切です。『足運び』を『運足』とも呼びますが、素早く安定した移動が無ければ、上半身と腕力に頼るだけの『非武術の技』になります。今回の『運足』は『十字歩法』でした。この『運足』は、スポーツ武道には無縁な技術です。また、忖度で成立する宣伝広報パフォーマンスの演武でも無縁です。難しい技法なのですが、真面目で筋の良い子ですから、感覚はわかったようです。これが確実につけば、その子の動きは、速度も威力も見違えるようになり
合気道の特長の一つは『多人数取り』です。スポーツ武道では、平らで広い空間が確保されています。また、戦いを始める開始線で、しっかり間合いがとられ、審判がいて、戦うルールも決められています。しかも、戦う相手は1人だけです。例えば、柔道の試合で、先鋒の選手同士が戦っている時に、控えの次鋒、中堅などの選手がいきなり乱入して襲って来るというようなプロレススタイルありえません。副将や大将、コーチまで出てきて、全員で相手選手、1人をボコボコにしたら、どうでしょうか。もし、そんな事をしたら、その団体
スポーツ武道、競技武道と武術には、明らかな違いがあります。どちらが上が下だと言う話ではなく、価値観の相違です。武術では、戦うと、自分が負ける事がある事を学びます。そして、それが死に繋がることの覚悟を練ります。個人戦でも集団の戦さ、戦争でも、それは当てはまります。武術にリベンジマッチはありません。ポジティブ思考だけでは、成立しないのが武術です。もし、負けと死の覚悟を練らない武術家がいらしたら、競技、スポーツよりの武術のテクニックに偏っているのかもしれませんね。勿論、これはプロの
スポーツ武道や競技武道と武術武道の大きな違いは間合いに対する認識でしょうか。間合いに無頓着過ぎると武術とは呼べなくなります。合気道を単なる「お習い事武道」にするか「使える武術武道」にするかは間合い対策です。私の稽古場では、私の指導カリキュラムで、初心には1つだけの間合いで稽古をします。そして、中級者には、2つの間合いで稽古をしてもらいます。古参の上級者には、3つ目の間合いを足して稽古をします。この3種類の間合いを自由に出来て、合気道は武術と呼べる存在になります。◆合気道S.A.越谷
スポーツ武道や競技武道ではありでも、武術武道をしたいのならば、絶対に口にしてはいけない言葉があります。それは『想定外!』武術とは、あらゆることを想定して生きることです。そして、常に「想定外の事が起きるのが人生」「人生は想定外の連続」と覚悟をして生きることです。想定外だろうが、なんであろうが、その時、その場で生き残るために全力を尽くされないならないのが武人です。ならば、言い訳をしている暇があれば、頭と身体を使えということです。責任転嫁して生き延びることができるような
武術で絶対にやってはいけないのが「居つく」ことです。「居つく」とは、安定性を優先して、移動変化に弱くなる状態のことです。実戦とは縦横無尽に変化することで勝機をつかみます。しかし型稽古や競技では、指導者や審判にかなり実力がないと、判定、評価出来ないので、居着いた稽古をします。また、居つかないで、安定性を得るためには、丹田や体軸の修得が不可欠です。安定と変化という相矛盾することを同時に出来るようにするのが武術の高いレベルの稽古なのです。これは「伝統と革新」「安定と変化」のように、武術、武
武術で大切なのは『間合い』そして、競技武道、スポーツ武道では、欠落してしまう要素です。試合では「開始線」が明示されていています。しかし、路上の何処にも、そんな白線はありません。合気道S.A.の武術術では、短刀、剣、杖の3種類の武器で稽古をするので、素手の間合いとは異なる間合いでの攻防を身体に覚えこませることが出来ます。素手では、他流派の合気道と異なり、蹴りの間合いも入っていますから、5種類の間合いを身体に染み込ませることになります。昨日は、さらに高度な間合いとして、剣操法に3種の間合
大人の体術クラスも初稽古なので、リアル合気護身の稽古でした。リアルな護身技とは演武や型稽古のような約束事で成立していない暴力の世界で身を守れる技です。基本となるリアル合気護身技から、応用技まで、4種類の技の指導伝授です。リアル合気道の師範6段から学ぶのですから、細部までの「説明」と「直し」があります。お正月で体に歪みが出ている生徒さんは即座を整体して直すというお年玉付きの初稽古です。整体後の動きが急に良くなるのは自分でもわかりますから、「おー‼️」「えー⁉️」の感嘆と驚きの声の中でリア
絶滅危惧種とは、この世から絶滅してしまう危険性の高い種を言います。『レッドリスト』に乗ると地球上から消滅する可能性の高い種となります。その絶滅危惧にも危険度によりレベルがあります。1.「絶滅危惧A類」2.「絶滅危惧B類」その違いはA類は.ごく近い将来、絶滅する危険性が極めて高い。B類は、A類ほど緊急ではないが、近い将来、絶滅する危険性が高い。10代から武道、武術に縁があった私の考えでは、今、武術、武道は絶滅危惧A類のレベルにあるように思えてなりません。スポーツ武道や競技武道は、
スポーツ武道と武術武道の違いは、リベンジの有無でしょう。競技武道は、負けて成長します。武術武道では、負け=死という覚悟で稽古をします。リベンジは初めからないと覚悟して、一期一会の戦いに向かいます。そして、もし、そのときに不調で、普段よりも劣った動きや反応しか出来なかったならば、競技武道ならば、いつもの実力が出せれば勝てましたと言えますが、武術武道では言えません。実力が発揮できなかったならば、それが、そのときの自分の本当の実力です。過去の1番良かった高いレベルを以って、自分の実力とはし
愚痴は愚かしことですから、言わない人間なのですが…「武道の稽古中ですから、稽古場に入ってはいけません」こんな低いレベルの注意を今まで何度も言わされています。お母様に手を引かれているような幼子が、はしゃぎ過ぎて、私達の稽古場に入っては来てしまったことはあります。稽古は中断されますが、私は子供好きなので、むしろ、心がほっとしたりします。だから、そういうことではないのです。先ほどの注意をした相手が剣道、空手、柔道、日本拳法、合気道などの武道団体だから、嘆息しか出ないわけです。呆れたこと