通称軍艦島の名で呼ばれる端島は、長崎港の18Km沖合の海底炭鉱の島で、明治から昭和49年の閉山まで炭鉱の島として栄えました。もともと小さな岩礁でしかなかった端島は、度々の埋め立てで拡張し、南北約480m、東西約160m、周囲約1,200m、面積約65,000㎡となり、周囲は岸壁で囲まれました。当時としては珍しい高層鉄筋アパート、学校、病院、映画館など、生活に必要な諸施設が建ちならび、その外観が軍艦「土佐」に似ていたことから「軍艦島」呼ばれるようになりました。平成27年(2015)「明治日本の産業