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居座り続けた寒波が厳しかった1月中旬のいことです。根岸森林公園に山茶花や椿のスケッチに出かけた時、蕾の山茶花の葉の裏にアブラゼミの「空蝉」(うつせみ)を目にしました。猛暑だった夏が遠い昔のように感じられる寒中に見る空蝉には、憐れとも虚しさともつかない儚さを感じました。山茶花の葉の裏に、しっかりと取りついていたアブラゼミの空蝉足の爪は、がっしりと葉に食い込んでいました。羽化した時には強い風はなかったのでしょうか。雨は降っていなかったのでしょうか。他の昆虫に襲われる
【あらまし】いきなり思いがけない事態になってしまった空蝉。本来は、たおやかで、弱々しくやさしい人柄なのに、せめて気持ちだけは屈しまいと泣く姿が、源氏には見るからに心苦しいけれど、どう慰めてよいか分かりません。「どうしてそんなに私をうとましいとお思いです。こうなったのも前世からの縁です。まるで男と女の仲を知らないかのようで、つれないこと。」と、源氏の方も恨みがましい口吻。【本文】(女は)人がらのたをやぎたるに、強き心をしひて加へたれば、なよ竹のここちして、さすがに折るべくもあらず。
【あらまし】源氏に抱きかかえられて奥の部屋へ連れて行かれた空蝉は生きた心地もしないばかりか、付いて来る侍女にどう思われるか、源氏と自分がしめし合わせてのことと思われやしないか、と気が気でありません。源氏は思いのたけを口にして訴えます。空蝉は夢うつつで、数ならぬわが身は到底お相手できる女ではない、身分が違うと訴えます。「その身分の違うお方を私はまだ知りません。なまじ世間並みの浮気心と思われては心外です。前世からの宿縁なのでしょうか、このようにあなたに拒まれるのももっともながら、自分でもあや
【あらまし】方違え所として紀伊の守(かみ)邸に来た源氏は、故衛門の督(かみ)の娘(空蝉)が紀伊の守の老父・伊予の介(すけ)の後妻になっていることを知り、みなが寝静まっても、ひとり眠ることができません。ふすま障子の向こうに人の気配がして、起き上がって耳を澄ますと、先ほどの故衛門の督の子の声がします。「どちらにいらっしゃるのです?」「こちらです。お客さまはお休みになりましたか?」二人の声が似通っているので姉弟のようです。「うわさ通りのお方ですよ」。「昼間だったら、覗いて拝見できるのに」
【あらまし】女のはかない宿運について、源氏と紀伊の守、それぞれの感慨を述べたところで、源氏が臆面もなく尋ねます。その伊予の介は、妻を大切にしているのか?主君扱いなんだろうな。それはもう、自分の主人くらいに思っているようで、私どもみな、年甲斐もないと思っておりまして。そうは言っても、そなたたちに、女を渡すなんてことはあるまい。あの伊予の介は、なかなかのしゃれ者だから。ところで、どこにいるの、その女は?みな、下屋に下がらせておりますが、下がっていない者たちもまだ。【本文】「伊
こんにちは!今回は、ヴァナ・ディールの世界で多くの冒険者を魅了し続けるジョブ**「忍者」**について、その奥深い立ち回りと、他のジョブでは味わえない唯一無二の醍醐味を熱く語り尽くしたいと思います。FF11の歴史の中で、忍者は常に激動の時代を歩んできました。かつての「空蝉の術」による絶対的な回避盾としての時代から、現在のアタッカー兼タンクとしての進化まで。今改めて、忍者の面白さを再発見してみましょう。1.忍者のアイデンティティ:空蝉の術という名の芸術忍者を語る上で、切
「私は…お義父さんの…孕み妻です…」大人気同人コミックが官能小説化!女子校生の千奈はある日、義父から母の代わりに子作りさせてほしいとの異常な申し出を突きつけられる。戸惑い、唖然とするも、事態は勝手に進んでいき……。「お父さん、もぉやっ、ああ、やめてよぉ……」中年男の孕ませ濃厚射精によって淡い青春は塗り潰され女友達や想い人にも言えない孕み妻としての日々が始まる。詳細はこちら
【あらまし】紀伊の守の邸内に可愛らしい子どもたちがいて、その中に賢そうな十二・三ばかりの男の子が源氏の目に留まりました。紀伊の守に尋ねると、その子は故衛門の督(かみ)の子で、小君と呼ばれ、殿上童にもと望んでいるけれど、なかなか出仕できないでいること。その姉(空蝉)が伊予の介(紀伊の守の父)の後妻になっていること、などを語ります。その後妻については、いつぞや、親の衛門の督が入内させたい旨を奏上していたことを源氏は思い出しました。それがいまは伊予の介の後妻とは。男と女の縁(えにし)とは、わか
田捨女17)【や】間投助詞-12【中七】中七・夏1)春を夏へ引のはしてやさかり藤夏95「藤」は春の季語で、「藤」は「牡丹(夏の季語)」より咲く時期は遅いので初夏の「盛り」もあるかも。しかし、「藤の盛り」と言えば真っ当だが、「盛り藤」などという言葉があるだろうか。個人的には「さかる藤」とすれば、意味が通じやすい。その藤が(牡丹の)夏になってもまだ咲き続けている。「てや」は古くはももづたふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ大津皇子で覚えた記憶があるが、この「て
今朝の寒さはかなりのもので、日射しはあっても長くは外にいられませんでした。昼をまわって寒気のゆるんだ庭をひとめぐりしてみました。庭散歩に出た猫の愛が隣地に出てしまったので、ひとしきり奮闘し(^^)今年はかなり開花が遅れている和水仙はどうかと、垣根のあたりを見てまわっていて見つけました。蝉の脱け殻がなかよく並んで、真新しいかのようにつややかです。良く見ると蝋梅の葉にとまっています。ふたつの空蝉を載せたまま、落葉したようです。垣根の下の陽だまりにぬくぬくとおさまっているふたつ
新作俳句2026年1月4日夏…蜘蛛の囲にかかる雨粒七色に足下へと昇る朝日や蜘蛛不動唖蝉(おしぜみ)の棲みつく頭ごわわんわん裏返る蝉のなきがら天を抱く空蝉やわが句も日ごと脱皮して逆光に影なす君の遠き夏風が来て晩夏の影を波が消す晩夏光思ひ出古りて焦げ臭く須磨晩夏はりまが灘の没日濃く難路来て晩夏光にも目を伏せず
簀子の中のほどに立てたる小障子の上よりほのかに見えたまへる御ありさまを、身にしむばかり思へるすき心どもあり。(源氏物語帚木の巻より)夜が明けて「光源氏」は、「空蝉」を送り出しました。光源氏が、縁側でぼんやりとたそがれているところを、空蝉のお手伝いさんたちは、覗き見ています。間仕切りの上からほのかの見える光源氏の姿を覗き見て、身にしみるほどの思いで見とれている、好きもののお手伝いさんもいるようです。相当に光源氏は、魅力的だったのでしょう。それにしても、
「いとかう仮なるうき寝のほどを思ひはべるに、たぐひなく思うたまへまどはるるなり。よし、今は見きとなかけそ」(源氏物語帚木の巻より)「空蝉」を襲った「光源氏」は、事が終わって、空蝉を慰めようと話しますが、伝わる気配はありません。空蝉は「自分がまだ、独身の頃であれば、妻の一人になれるかもと、期待もするでしょうが、「このような事は、一度きりの遊びのように思われて、とても、あなたの言葉を信じられません。分かりました。せめて、この事は、人に言わないでください」
「などかくうとましきものにしも思すべき。おぼえなきさまなるしもこそ、契りあるとは思ひたまはめ。むげに世を思ひ知らぬやうにおぼほれたまふなむ、いとつらき」(源氏物語帚木の巻より)「光源氏」は「空蝉」を強引にモノにしました。光源氏は慰めの言葉をかけますが、空蝉は、泣いています。光源氏「なぜ、そんなに疎ましく思うのですか。このような思いがけない一夜は、何かの縁で結ばれていると思って欲しいのです。そんなに色恋の事を知らないような素振りで悲しそうにしているのが、私
「その際際をまだ知らぬ初事ぞや。なかなかおしなべたるつらに思ひなしたまへるなむ、うたてありける。…げにかくあはめられたてまつるもことわりなる心まどひを、みづからもあやしきまでなむ」(源氏物語帚木の巻より)「光源氏」に襲われた「空蝉」は、自分のような身分の低いものを慰みものにしたのはひどい、と、つらそうにしています。光源氏「身分身分と言われますが、私はこのような事は初めてなのです。ですから世間で言われる軽い遊びと思われるのは、ひどいです。まったく、あなたに厳し
「暁に御迎へにものせよ」…流るるまで汗になりて、いとなやましげなる、いとほしけれど、例のいづこより取う出たまふ言の葉にかあらむ、あはれ知るばかり情々しくのたまひ尽くすべかめれど、…「現ともおぼえずこそ。…」(源氏物語帚木の巻より)「空蝉」の寝室に侵入した「光源氏」は想いを告白しに来ただけなのです、と言いわけします。が、怯える空蝉を抱きかかえて、奥の部屋に連れて行きました。異変に気づいた空蝉のお手伝いさんが追いかけて来ま
※追記ありhttps://ameblo.jp/siawase-tane777/entry-12948553340.html『”『すずめの戸締り』を観てきました。”』rikaさんのブログは本当に魂が震えます。※勝手にスクショ保存しててすみません…それから、リブログ立て続けですみません※4月ごろ博多の知らない場所の暗示が飛ん…ameblo.jpその後も、『すずめの戸締り』の探究を辞めなかった、私。映画の中では空蝉(うつせみ)https://x.com/i/grok/share/HmLw
礼拝は毎週日曜日朝10時半から夕6時半から説教をユーチューブに朝6時から流しています教会のご近所もクリスマスの飾り近所の公園も紅葉マタイ24章36~44節「信徒の友」は日本基督教団出版局から出ています。ですから、日本基督教団の人事や召天の記事も載っています。そこに中学の時の宗教主事をしておられた恩師である川崎先生のお名前が載っていました。時々紹介しているハンセン病の詩人・塔和子さんと深く関わっておられた先生です。
「人違へにこそはべるめれ」と言ふも、息の下なり。…「違ふべくもあらぬ心のしるべを思はずにもおぼめいたまふかな。すきがましきさまには、よに見えたてまつらじ。思ふことすこし聞こゆべきぞ」(源氏物語帚木の巻より)「光源氏」は、「空蝉」の寝室に忍び込みました。そして、ずっと前から好きだった、といいかげんな事を言っています。空蝉「人違いじゃありませんか」と言いますが声になっていません。光源氏「人違いなどする訳がありませんよ本気で思っているのに、疑うのですか。
「うちつけに、深からぬ心のほどと見たまふらむ、ことわりなれど、年ごろ思ひわたる心の中も聞こえ知らせむとてなむ。かかるをりを待ち出でたるも、さらに浅くはあらじと思ひなしたまへ」(源氏物語帚木の巻より)「光源氏」は、「空蝉」の弟になりすまして、近寄って行きます。そして、とうとう空蝉が寝ている寝室に入り込みました。空蝉は、何が何だか訳が分からず怯えますが、声が出ません。「突然のことで、軽い気持ちだとお思いでしょう。それはもっともですが、長い間、あなたの事を思い
「ものけたまはる。いづくにおはしますぞ」と、かれたる声のをかしきにて言へば、「ここにぞ臥したる。…」と言ふ。寝たりける声のしどけなき、いとよく似通ひたれば、姉妹と聞きたまひつ。(源氏物語帚木の巻より)「紀伊守」の家に泊まっている「光源氏」は独寝が寂しい様子です。すぐ近くに人の気配がするのに気づきました。光源氏は、紀伊守が言っていた、父の若妻「空蝉」ではないか、と近寄って行きます。光源氏は、空蝉の弟の声を、さっき聞いたばかりなので、この弟の声を真似て光源氏「
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆美しくみやびな日本語を使うための、雅語(歌語)シリーズ。◆うつせみ【空蝉】現(うつ)し臣(おみ)→現し身→現せ身と変化したと推測されています。万葉集のころは、単に生きている人間・その世=現世の意味でした。この世の無常の思想が反映され、はかないニュアンスが加わるのは平安時代から(いつものパターン!?)。やがて命短さの象徴である蝉の意を掛けて詠まれるようになります。うつせみの羽におく露の木(こ)がくれてしのびしのびに濡る
花はランタナであるが、斑入りの葉が柔らかい感じである。高さ制限がある区域なので、3階建てではあるが、かなり大きなマンションの入口横のやや余裕のある植え込みの中。かなり大株になっている。南アメリカ原産ジニア。バイカラーという品種ジニア各種が咲き誇っている庭。アメジストセージの大株。近所でも少し広い植え込みの中で見られる。キンモクセイ。花期は意外に短い。今年は10月末まで咲かなかったが、咲いた時には金色が例年以上に濃いように思った。咲き始めた翌日に終日雨模様で、匂いが消えていた
吾が栖から南を望めば蒼穹に欅空蝉。未だ神無月に冬ざれと惑う。【撮影情報】<撮影年月日>2025年10月28日(火)8時30分<撮影場所>埼玉・戸田市新曽南1<撮影機器及び撮影データ>CanonEOS5DMarkIIISO1251000/s〜2500/sCanonEF80-200mm103mm〜200mmf2.8
前の庭に出て少し剪定をしていると柑橘の葉に・・・空蝉夏の名残である大きいからクマゼミかなそれにしても我家の庭で7年もの間無事に過ごしてくれたのかと感心しきりである
新作俳句2025年10月23日夏…日輪や足は冷たき立泳ぎ日焼けして男が放つ獣臭打水のひかり一瞬虚に消えて打水を撥ねて吸い込む石畳散水車まちの熱気を囃すかにをみな生く紺の浴衣をはみ出して空蝉や死しても登る気概もち空蝉のあつけらかんのすつからかんVonvoyage!西方浄土夕焼けてVonvoyage!:良い御旅行を!さやうなら夕焼け小焼けのまたあした
きのう、10月19日(日)の朝日新聞の歌壇・俳壇から。まず、短歌。「母に姉に似てきた人ら集まりて父に似てきた人を見送る」。大家族の景。「三歳が父と繋(つな)ぐの嫌がって兄とは繋ぐ手祭りの雑踏」。小さい子のいる家族の景。「手祭りの雑踏」は9音の字余り。なんとか短くできなかったものでしょうか。「亡き妻を夢に見るたび繰り返す病院に行けと声を嗄(か)らして」。この歌の作者は、常連の市川市のをがはまなぶさん。「空爆のガザで子供が画面に叫ぶ「私は景色ではないわ」」。
奈良での染めもの。染料は梔子と紅花。梔子の染料に漬けたところ。3回染めたところ。干してからお昼ごはん。本日は「鹿の舟囀」さんで。茄子とスモモのピザ。温かくて、スモモの甘みと酸味が絶妙。午後からは紅花の染料で朱華色に仕上げました。以前アトリエシムラで染めたものも持ち込みで。帰宅して巻いてみたイメージ。全体にグラデーションしたけど、もう少し黄色を残したらよかったかな。こちらは黄色一色の時より使いやすくなったと思います。
空蝉(うつせみ)なんだか切なくなるね〜置き去りの服???
今朝は曇っていてこの時期としては蒸し暑い。ゴミ出しに行っただけで額に汗が滲んできた。何とも晴れに恵まれない秋の始まりである。渚では夏の名残で実らなかった恋が貝の死骸の貝殻になったみたいに転がっている。梢では夏の名残で実らなかった恋が木の幹にセミの抜け殻になったみたいにしがみついている。自分の青春はこんな具合で形骸化した産物だけが手元に残っている