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リンチ版「デューン究極試写版」5.1chリマスターの進捗報告だ。(後半に動画あり)今回は、レト公爵がハルコネン男爵への手紙を書いている未公開シーンを紹介する。このシーンは、88年にアメリカのテレビで放映された長尺版のみに存在した場面で、その再編集バージョンだ。特筆すべきは、劇場版ではイルラン姫だったナレーションが、TV放映長尺版では高齢男性のナレーションに全編に渡り変更されていた事。リンチがこのバージョンを拒否した理由の一つがここにあった。確かに、燻し銀のナレーショ
皆様、お久しぶりです。水面下で、ちまちま作業していた、リンチ版「デューン究極試写版」リマスター編集だが、編集途中のクリップを投稿する。皇帝とギルドナビゲーターの密会シーンだ。いかがだろうか?たぶん変化にピンときてないと思うから解説する。ポイントは4つ。【ポイント1つ目】ナビゲーターの声を全て作り直した。劇場版の素材に、(リンチ非公認の)TV放映長尺版の未公開シーンを追加したが、実は、異なる俳優がナビゲーターの声を演じていたから、統一する必要があったのだ。基本的には、(リンチ
昨日は、ブレードランナーの日スペシャルイベント「新橋の大決戦!~究極試写版vsホワイトドラゴンカット~」を無事に終えることができた。お越しくださった皆様、有難うございました。大きなトラブルもなく、ほぼ予定通りに進めることが出来たのも、ひとえに皆様のご協力があってのもの。今回は、高校生から60代の方まで、総勢49人が参加。第一部と第ニ部は新橋にある「TCC試写室」で行われた。いつもの感じで僕の「究極試写版」の「設計図」やスチール写真を元に、このバージョンの全体像を考察したり、KAZUCH
巷では、過去の映画のリバイバルが花盛りですが、こちとら負けてはいません。「プレードランナー」のスペースをやります。23日(日)午後9時より。ご存じの通り、24日には朝から晩までのブレードランナーイベントやりますが、参加出来ない方が多数なので、お詫びのスペースです。まあ、24日のイベントに被らない内容で攻めるつもりです。お相手は、もちろんイベントの共同主催者のKAZUCHOICE(ホワイトドラゴン)さんです。もちろん参加は自由。たぶん録音しないと思いますから、お時間が合う方は、
11/24開催「ブレードランナー」マラソンイベント9/29の0時を持ちまして、全てのイベントはSOLDOUTになりました。1部(ホワイトドラゴンカット)定員402部(究極試写版)定員403部(デッカ丼)定員30皆様には、本当に本当に感謝申し上げます。今後は、キャンセル待ちの受付となります。引き続き、よろしくお願いいたします。今回は、「ブレードランナー」のネタだけで9時間を走り続ける酔狂なイベントなのに、それもファンエディットの研究発表なのに、それでも40名の方々が応募してくだ
11/24(祝・月)開催の「ブレードランナーの日記念イベント」の詳細をお伝えします。詳しくは、以下の高画質のチラシをダウンロードしてご確認ください。◼️高画質チラシ・表面(概要)チラシ_表_R04.jpgSharedwithDropboxx.gd・裏面(詳細)チラシ_裏_R04B.jpgSharedwithDropboxx.gd以下、一応、簡単に説明しますが、ここに添付したチラシだと文面が潰れて見えづらいかもしれません。分かりづらい場合には、お手数ですが
【ロイが機能停止寸前の自分の身体に刺激を与えるシーン】「ブレードランナー」究極試写版の編集は終わっているから、久々に一部を切り取り、未公開シーンとワークプリントを含んだ当初の構想を紹介する。今回は、映画クライマックスの、ロイとデッカードの死闘をご紹介。当初の構想では、ショートした配電ケーブルを口に咥えて、電気ショックで心臓を電気マッサージをした後に、自分の手に釘を刺すシーンが来る予定だった。結局、本編では自分の手に釘を刺すシーンのみが採用された。そこで今回は、当
今年のゴールデンウィークには、新文芸坐にて「ブレードランナー」と「2049」の連続上映が行われている。そこで、「既に一度は観た人」向けのガイド動画を作ってみた。テーマは「デッカードとレイチェルについて」だ。ますば、今話題の「notebookLM」を使って2人の出会いの考察した動画だ。そして、お次はデッカードとレイチェルの出会いのシーンに、本来用意されていた未公開場面を入れた「ブレードランナー」の長尺版だ。以前アップした物の再投稿だが、色々示唆に富むから、是非ファイルカットと比較してみて
人喰いのシリアルキラー、ハンニバル・レクター博士のシリーズ小説の映画化の第一弾が何かご存知だろうか?「羊たちの沈黙」?いやいや、実はそうでは無いのだ。実は別の役者たちで製作された「刑事グラハム〜凍りついた欲望」なのだ。ハンニバル・レクター役は、アンソニー・ホプキンスではなく、ブライアン・コックスだった。↑「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士↓「刑事グラハム」のハンニバル・レクター博士ちなみに、ホプキンスがレクター博士を演じた三作目にあたる「レッド・ドラゴ
皆様、「ブレードランナー究極試写版」リマスターのブルーレイ・ディスクのデザインが完成です。このデッカードの構図は、なかなか出回っていないため使用してみました。勅使川原さんがデザインされたパッケージ↓に合わせ、ディスクもモノトーンに抑えてみました。プロの作品と比べるのは本当におこがましいんですけど、今回、プロのデザインを見て、自分のデザインがいかに子供だましだったか痛感しました。でも、とても得難い経験でした。写真の質感を変え、タイトルロゴにも凝っていて、とにかく解説などの情報
皆様、ついに「ブレードランナー究極試写版」の、最終的なパッケージが完成しました!画面を拡大してみて下さい。デッカードの周囲に、水滴が散りばめてあるんです。雨、または汗か、それとも涙か…。もうね、これだけで感動です。この素晴らしいデザインを手がけて下さったのは、グラフィックデザイナーの勅使川原克典さん。@tesssyyyテッシーさんは、「ブレードランナー究極読本」のデザインも担当されている、根っからの「ブレードランナーファン」なのです。今回、テッシーさんには「
先日、友人と話した中に、「ターミネーター究極試写版」についての話題があった。これまで、このブログでは何度か伝えて来たが、改めて「ターミネーター」という作品を考えてみたい。本来の構想では、サラが電話帳でサイバーダイン社の住所を見つけ、カイルと共にダイナマイトを作り吹っ飛ばそうと計画。2人は、ターミネーターに追われながらも、サイバーダインの工場に到着。しかし、すでにターミネーターとの攻防戦でダイナマイトをほとんど使い果たし、カイルは、最後の一発でターミネーターを吹っ飛ばすのだ。工場の破壊に
ついに、「ブレードランナー究極試写版」レストア版のメニュー画面が完成した。その1:メイン画面本編や特典を選択可能。本編の仕様だけでなく、特典にもこだわっている。その2:本編チャプター画面その3:音声切り替え画面■ステレオと5.1chの切り替え可能。その4:映像特典集■今回のレストア版の予告編2種(日本語版、英語版)■2021年の予告編■一番貴重なのは、アメリカで放送された各種テレビCMの詰め合わせこれは未ソスト化なんだよね。その5:映像特典集(独自
一旦、編集が終了した「ブレードランナー究極試写版」だが、色調や色見を確認している。基本的には、リドリー・スコット監督の素材を尊重してそのまま使用している。だが、レオンとデッカードの格闘シーンだけは、1カットだけ修正を加えている。それが、このカットだ。↓レオンがデッカードを黄色いトラックに叩きつける場面。そこに、このような(↓)吹き出すスチームを足した。なぜなら、このカットより前に、レオンがトラックに穴を空けていて、スチームが噴き出しているから。整合性を図るため、やむ
「ブレードランナー究極試写版」のレストア作業は、想像よりも遥かにあっけなく、早めに終了した。編集素材の一部には、ホワイトドラゴンさんがノイズを除去して高画質化した素材も使用させていただいている。そこでだ!これは、デッカードがタクシーの屋根に登りゾラを探す未公開シーン。これをそのまま使おうとしたら「罠」が張ってあった😅「罠」というのはちょっと不適切な表現だが、画面左上にある、黄色の楕円看板にご注目!これは、ホワイトドラゴンさんが加工して、後から付け加えたものであった。
映画「ブレードランナー」で、デッカードがレイチェルにフォークト・カンプフテストをするが、撮影台本(1981年2月23日付)を読むと、ブレードランナー特捜班が相当追い詰められていた事が分かる。捜査官のホールデンが新型レプリカントのレオンに撃たれ、その際、ホールデンはレオンを非人間と暴く前に撃たれてしまう。そのため、ブレードランナーを引退したデッカードが強制的に現場復帰させられる。そもそも、警察内でブレードランナー特捜班は小さな部門であり、人手不足が深刻な状況なのだ。更に撮影台本だと、隊長の
先日の忘年会で話題になった映画に、クリストファー・リーブの「スーパーマン」がある。ご存知の方も多いと思うが、「1」と「2」は、当初は一つの物語として構想された。ところが、あまりにも内容が長すぎたため、2つに分けることになった。基本的には、2つ同時に撮影は行われた。ところが、監督リチャード・ドナーが撮影にこだわるあまり、予算も時間も大幅に超過し始めた。※当初1と2の演出を任されていたリチャード・ドナー監督。後に2を降板させられる。そこで、プロデューサーのサルキンド親子は不安にな
前回、「ブレードランナー究極試写版」のデッカードとレイチェルのラブシーンのクリップを掲載した。これね。↓だが、音楽面で納得出来ず、今回、改めて再編集を試みた。そもそも、デッカードとレイチェルのラブシーンは、映画の制作当時、脚本段階でも難儀した場面の一つで、会議の席上では、いわゆる「お色気」を増やせとか、幹部たちの下世話な注文があったという。それに怒った脚本担当のハンプトン・ファンチャーは、デッカードがぶっきら棒にレイチェルを扱ってやれ!と投げやりになった。ところが、そこで思いついたのが
【未公開シーンを含んだ、デッカードとレイチェルのラヴシーンの完全版だ】ThisisthecompleteversionofDeckardandRachel'slovescene,includingpreviouslyunreleasedscenes]1:デッカードとレイチェルのセリフを、生成AIで環境音や音楽と分離する。1:DeckardandRachel'slineswereseparatedfromtheambientsounds
お待たせしました。「ブレードランナー究極試写版」レストアバージョンの最新予告編を公開する。2分22秒。プロレズでの書き出しだから、YOUTUBEでも相当高画質だと思う。では、ご覧ください。なお、編集にはなかなか手間をかけている。以前も伝えているが、デッカードのVO(ヴォイスオーバー)は、使用した素材には、背景にヴァンゲリスの曲が流れている。編集するには、一度その曲とVOを分離する必要がある。該当部分は、コチラをご覧あれ。↓これは、ブレランのDVDーBOXに封入されてい
「ブレードランナー究極試写版」の、新しい予告の英語版プロトタイプが仕上がった。※完成動画は、一番下にある。友人であるバイリンガル女性が担当してくださった。さすがなのは、僕が日本語で「幻のSFXシーン」と表現していた部分を、「ThelostSFXfootage(失われたSFXフッテージ)」として下さった点。直訳ではなく、英語圏の人が理解できるように、ネイティブ感覚で翻案してくださった。「殺しの業を背負った男」は、「Burdenedbythecurseof
ブレードランナー究極試写版のフルHDレストア計画が本格的に始動した。そこで、11月23日のイベント用に、一足先に最新予告編を作ってみた。ここでは、その一部をキャプチャーした画像で紹介する。敢えて、これらのキャプチャー映像は順不同にしてある。イベント後のタイミングで、僕のYOUTUBEチャンネルにて公開する予定だ。なお、「ブレードランナー究極試写版」を以前編集した際に、このような予告編も作っている。↓この予告の構成要素としては、今回編集した予告と半分被っている。編集テーマは
映画「ブレードランナー」のビジュアル面を支えてきたアーティストを紹介する2回目。今回は、コラージュポスターとして、海外でも認められて使用された、日本版のポスターから。僕は、この「ブレードランナー」の日本版コラージュポスターは超好きだ!手掛けたのは、業界のヘビーウェイト、檜垣紀六さん。スピナーもタイレル社も切り貼りで合成され、デッカードとブラスターも切り貼りでひとつに。レンズフレアも後で追加された。未来感マシマシ!スピナーが惜しげもなく飛んでいる!僕は、1982年の
地味~にヌルヌルと、「ブレードランナー究極試写版」のフルハイビジョンのレストアが進行中だ。今回の最大の目玉も、生成AIを使って、デッカードのVO(ヴォイス・オーバー)をクリアにした部分だ。まずは、完成したクリップをご覧あれ。デッカードとガフがタイレル社に向かうシーンに、未公開シーンをふんだんに入れた長尺版だ。↓いかがだろうか?デッカードのVOは聞きやすくなっていると思う。実はこのVOと未公開シーンは、下に紹介している未公開シーン集から採用した。(この動画は、ブルーレイボッ
皆様、ついに完全再起動を果たしました!「ブレードランナー究極試写版」のレストア版の一部をここにご紹介します。「警察署へ向かうガフとデッカード」の巻「ファイナルカット版」と「究極試写版」の比較をしています。盟友、KAZUCHOICEさんのご厚意で、一部、「ホワイトドラゴンカット」からの超高画質な未公開カットを使用させていただいています。まだ数カットは未処理のままだが、僕のテンションが高いので、勢いで公開します。今回のレストアで特筆すべきは、なんと言っても、KAZUCHO
きのう、「ブレードランナー」に登場するデッカード・ブラスターのレプリカモデルの作者で有名な、高木亮介さんとお会いした。場所は、前回「デッカ丼を喰らう会」を行った新橋にある「映画アニメ酒場へそ」。席に着くや否や、高木さんはおもむろに、小柄な工具箱と、ゼロハリのトランクのミニチュア2つをテーブルに並べた。中を開けるよう勧められたので従うと…わお!前回紹介した、深堀菜美のねんどろいどどーるではないですか!!か、かわいい😆本物を見ると、目がクリアパーツでキラキラしてる!!
リンチ版「デューン」が、40年の時を超え、今日本では4Kリマスターが公開されている。そこで、リンチ版の魅力を掘り下げた記事を紹介する。この記事は、世界的なデューン研究家にして、情報豊かなサイト「duneinfo」を運営している管理者、マーク氏の記事を翻訳したものだ。原文はコチラこの記事を読めば、リンチが「デューン」で目指したのに、結果的に、そのほとんどを削除してしまった、「スペーシング・ギルド」とは何なのか、よく理解できると思う。リンチ版「デューン」の世界をより深く楽しむに
今回は、真夏の怪談話じゃないけど、ちょっと驚いたお話。のんびりだけれど、リンチ版「デューン」究極試写版のレストア作業に取り掛かっていて、これまでにも記事で紹介しているように、生成A.I.の技術も使って、色々検証を行っている。その中で、一つの音源から、セリフだけ抜き出せる技術が話題になっている。「VoiceIsolator」というサイトだ。AIVoiceGenerator&TexttoSpeechRatedthebesttexttospeech(TTS)
先日、「ターミネーター」命の先輩が、「ターミネーター」の好きなシーンはどこか聞いてきた。僕は迷わず、警察に乗り込んだシュワちゃんが、警官に撃たれて、衝撃でのけ反り、背後のガラスが粉々に砕けるシーンを選んだ。さらに、僕がダントツで好きなシーンとして、カイルが未来世界を「回想」するシーンをあげた。侵入してきたターミネーターに吹き飛ばされ、愛しのサラの写真がメラメラ燃えるのを見つめるしかないカイルのシーンだ。だから、以前制作した「ターミネーター究極試写版」のパッケージもこのシーンを
昨日は、リンチ版「デューン」や、「ブレードランナー」の、究極試写版用の音声の検証をして、その結果に、いまだに圧倒されている。生成AIで、人物の声を別の人物に変えたり、ノイズ混じりの声から、クリアな声を抽出したり…。結果、「ブレードランナー究極試写版」に使用しているデッカードのナレーションを、雑音なしのクリアな音源に出来ると判明。究極試写版のデッカードのナレーションは、リドリー・スコットが監修しながらも、劇場公開版では使用されなかった音源だ。これは、ブルーレイなどのB