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◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆前回、百人一首ぴあり(イヤリング)で天智天皇の「秋の田の…」について触れましたが、同じ始まりで好きな歌がこちら。秋の田の穂向(ほむき)の寄れるかた寄りに君に寄りなな言痛(こちた)くありとも(万葉集・巻二・114)但馬皇女の歌です。(ちなみに彼女は天武天皇女で、母は氷上娘。母方の祖父はなんと鎌足さまということになるのです~!)訳:秋の田の稲穂の向きが風になびくように、一方に心をなびかせてあなたに寄りたいことよ。どんなに評判
展示は「動乱の時代」へと移っていきます二上山を背景に大津皇子大伯皇女辞世を詠む大津皇子手に持つ木簡には辞世の歌が書かれているという細やかさ立像は懐風藻の辞世を詠む姿正に白皙の美青年写真撮影可,SNS投稿OKの大変親切な展示会で人形を間近で拝見出来ます合掌する大伯皇女素足で走る山辺皇女襟元を抑える
出所)AdobeStockImageStudioさんの画像に海棠が歌を追記世間の噂が激しくうるさくてならないので、それに抗して自分は生まれてこの方渡ったこともない、朝の冷たい川を渡ろうとしているこの初めての思いを私は何としてでも成し遂げるのだ。出所)万葉集現代語訳付き【全四巻合本版】(角川ソフィア文庫)登場人物紹介はここを見てね師匠今日はまた恋の歌を一首紹介しよう。この歌は「万葉集」巻二[一一六]番の
零雪者安播尒勿落吉隠之猪養乃岡之寒有巻尒穂積皇子巻2-203降る雪はあはにな降りそ吉隠(よなばり)の猪養(いかひ)の岡の寒からまくに『歌意』降る雪は多くは降らないでください。恋しい但馬皇女の眠っている猪飼の岡がさむいだろうから・・・。題詞に「但馬皇女の薨りましし後、穂積皇子、冬の日雪の落(ふ)るに、遥かに御墓を見さけまして、悲傷流涕(ひ
穂積皇子(ほづみのみこ)と壬申の乱の功労者高市皇子の妻、但馬皇女(たぢまのひめみこ)との悲恋は、和銅元年(708)6月25日、但馬皇女の死によって突然終わる。皇子が悲しんで歌を捧げたのは冬、皇女の死から半年が経っていた。歌に詠まれた猪養(いかひ)の岡は、吉隠(よなばり)東北の山腹を指すようだが、その何処か・・・を定めることはできない。初瀬街道を走り、道路沿いで一段高くなったところにある吉隠の公民館(旧桜井市立吉隠小学校跡)に入り、歌碑がある広場についたころには雪が降り出
まだまだ油断のならない状況だとは思いますが、コロナもここ最近は小康状態が見られ、皆さんのブログからも、お出かけのご様子を拝見させて頂くことが多くなりました。おうちにいながらにして、素敵な風景のお写真やエッセイを楽しませて頂いてます。ありがとうございます。ところで、そんな旅行気分に少なからぬ影響を与えてくれる観光ポスターにも、幾ばくかの変遷が見られるようで・・。例えばフランス。「鉄板」のエッフェル塔は別格として、ここ近年は、海上のピラミッドと見紛う奇観モン・サン・ミッシェルや、レオナルド
『ヒノカミ神楽PART14』昨日は文化の日文化の日文が化ける日王になった男でも言葉文章でばれちゃった。前王は達筆だった。お前は誰だ!王妃様に嫌われちゃった。なお衣装は『藤色』になる。青に見えるけど…ということでした。それでは今回は前回の続き火の悪魔炎の一族エフライム?炎ほむら穂村稲穂の村そして稲穂と二分する麦麦穂『米』から『パン』へ新しい時代の始まりでもある。穀物の神だけに
萬葉集は日本最古の和歌集である。成立は遅くとも宝亀11年(780年)大伴家持等によって編纂されたと考えられている。飛鳥・奈良時代に生きた様々な階級の人々の歌が選ばれており全二十巻の中に雑歌、相聞歌、挽歌の3ジャンルに分けられた4,500首以上の歌が収められている。相聞歌とは男女間の恋愛を歌ったものである。全体的に萬葉集は飛鳥・奈良時代に生きた人々の気持ちが直接的にまたはおおらかに歌われている。その後の官選和歌集である古今和歌集が芸術的には優れており続く新・古今和歌集において技巧的に極みに達して
2020年8月28日先日たまたまNHKテレビの和歌の選評の番組で「人言」と云う言葉の意味を説明するために、万葉集の但馬皇女の歌が取り上げられました。「人言」とは人のうわさと言う意味でしたが、取り上げられた歌は人言を繁み言痛己が世に未だ渡らぬ朝川渡る他人のうわさが辛くても、生まれて初めてあの人に会うために、冷たい水の流れる川を渡ります。川は恋の障害の隠喩で、情事を成し遂げる決意を表しています。調べてみるとあの人は穂積皇子で、但馬皇女は既に高市皇子と結婚していました。三人
「家にありし櫃(ひつ)に鍵刺(かぎさ)し蔵(をさ)めてし恋の奴(やつこ)のつかみかかりて」万葉集巻十六第三八一六首<このはなさくや超訳>「もう二度と誰にもこころを明け渡すまい。悲しい思いをするだけだから。」そう固く決心して、家の奥の納戸の中の箱に入れて、鍵をかけてしまっておいたはずなのに。いつのまにやらスルリと抜け出して、わたしの胸ぐらをつかんでゆさぶりをかけてくる、『恋』という名のつかみどころのない思いよ。、・・・きのうの夜、講座の参加メンバーか
こんばんは私のブログにお越し頂き、ありがとうございます。五感六感センスアップコーディネーター&万葉集セラピストのいくちゃんこと幾島健司です。万葉集には日本人の優れた感性の原点があります。万葉集を使って五感・六感をセンスアップして、安心で楽しく生きるヒントをゲットしましょう。本日は太陰太陽暦で2月20日ですハイ、いつも通りのふつ~の日でございます(笑)その1からの続きです。この歌の中にある「わが心から」という言葉ですが、「自業自得だ」と訳
万葉集って自由だなぁ。堂々、記名で自分の気持ちを発表しちゃう。この潔さに比べりゃ、現代の匿名SNS、不倫で謝罪の芸能人、イケてねー。幕末や明治の偉人は、みな歌を詠んでた。いつから、日本人は歌の素養を無くしてしまったんだろう?せいぜいサラリーマン川柳?面白いねアレ。謝罪会見なんかせず、歌で心情を吐露するってどう?正直にさ。具体的に。で、皆が評価して、批判したり、共感したりする。以上終わり!文春砲やら、よってたかって不祥事吊し上げやら、、もう沢山だ。●但馬皇女、
《但馬皇女=たじまのひめみこ》【NeufLesMilleetUneNuits=ヌフレミレユンヌニュイ=ニュー千夜一夜物語No.368】さあさあさあ《大伴坂上郎女(おおとものさかのうえいつらめ)》さんが帰ってまいりましたよ❗合点「恋(こ)い恋(こ)いて逢える時だに愛(うるわ)しき言尽してよ長くと思わば」意味は恋い続けて久しぶりに会えた、そのときだけでもせめて私が喜ぶような良い言葉を尽くしてください。あなたが長くこの関係を続けようとお思
《梅の酒杯=さかづき》【NeufLesMilleetUneNuits=ヌフレミレユンヌニュイ=ニュー千夜一夜物語No.343】「酒坏に梅の花浮け思ふどち飲みての後は散りぬともよし」大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)万葉集(まんようしゅう)意味は盃(さかずき)に梅の花を浮かべて思いにふける者どうし、「どち」は「ダチ」に通じるようなのです❗疑問符飲み終わった後は散ってしまうのもよい❗納得いやいや女にしておくのは勿体無い程
今朝の朝明雁が音聞きつ春日山黄葉にけらしわが情痛し穂積皇子<訳>今朝の朝が明けるころ、雁の鳴く声を聞いた春日山はもう黄葉したことだろうああ心が切ないよ・゚゚・*:.。..。.:*・゚雁(がん、かり)・゚゚・*:.。..。.:*・゚カモ目カモ科ガン亜科のうち、カモより大きくハクチョウより小さい水鳥を指す冬、北の国から飛来する雁の仲間はV字に編隊を組み、長距離を移動する゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.
万葉集の女流歌人といえば、知名度№1はなんといっても額田王でしょう。天智・天武の兄弟の帝に愛され、2人の確執のもととなったとまで言われた(俗説ですが)才気溢れる美貌の宮廷歌人。彼女が天智天皇の妃の一人になってから、もとの夫である大海人皇子(のちの天武天皇)との間に交わしたとされる茜さす紫野ゆき標野行き野守がみずや君が袖振る紫の匂える妹を憎くあらば人妻ゆえに我恋ひめやもの相聞歌はあまりにも有名で、古典や万葉集に興味のない方でも一度くらいは耳にされたことがある