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2014年7月1日、ラプラタ川を1日遡上した場所にある、アルゼンチンのサンロレンソを出港。サンロレンソは川港で浅い為、満タンに荷物を積む事が出来ないので、2日程南に下った、同じアルゼンチンのバイアブランカと言う港でさらに荷物を積む予定であった。しかし、北米、ロシアの穀物が不作で、沢山の船が南米に集中しており、バイアブランカではかなりの沖待ちが予想されるとの事で、北にあるネコチェアという港に変更と連絡が来た。錨地に着いて、貨物倉に入って清掃作業をしていると、キャプテンより「次の揚げ地、マレー
15日間、毎日朝から晩まで貨物倉の掃除をし続け、乗組員全員疲労困憊の状態で、2014年1月9日、アメリカ、ワシントン州のカラマに入港。2年前の10月にこの少し上流で小麦を積んだが、船の安定性をめぐって、代理店、貨物検査人とすったもんだがあったところだ。http://ameblo.jp/a815k1/entry-11411115548.htmlその時の様子はこちらに...。ここの岸壁には、積み荷施設が無いので、どうやら貨物倉の検査のみをするようだ。貨物検査人による、貨物倉の検査。浮いた
2011年10月29日午前5時55分、アメリカ北西部のビクトリア川河口にある、オレゴン州アストリアの町沖に到着し、錨を打って停泊する。朝起きたら、街に霧が垂れ込めていた。9時過ぎ、現地代理店、貨物検査官、穀物検査官など乗船。積み荷は小麦だが、穀物は貨物倉の中で移動しやすく、いったん片方に寄ってしまうと、最悪船が転覆してしまうこともあるので、安定性の計算がきちんと事前にされているか、厳しい検査が施される。また、食物なので、きちんと積み荷スペースが掃除されているかも厳しくチェックされる。両