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成功する企業から学ぶ~時代を超えて不変かつ普遍の松下幸之助の経営哲学~③2)各論(1)顧客第一主義:“お客様大事の心に徹する”(続き)-サムスン電子(韓国)前回も述べた通り、事業がうまく行っていない企業では、ほとんどと言っていいほど「顧客を大事にする」ということが行われていません。松下幸之助の言う通り、人間というものは、“自分が一番可愛いもの”であり、まるで自分自身のアイデンティティーと一体であるかのように、“根”強いものがあるように思われます。それが、企業の中でどのような現象と
それでは、当初は事業を成功に導いたワンマン経営者は、どこで何がおかしくなったのでしょうか?ワンマン経営者の当初の成功にも、実は2つのパターンがあります。一つは、たまたまその経営のやり方が当を得てうまく行ったという場合です。(ケース1)この場合は、たまたま様々な条件が合致したに過ぎませんから、政治や経済的な状況や顧客の求めるもの、競合他社の対応など経営環境が変われば、うまく行かなくなることが多いでしょう。ワンマン経営者の物の考え方自体に元々問題があるため、方向を見失ってしまうか