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夏目漱石『私の個人主義』-講演集-(講談社学術文庫)この欄で夏目漱石を取り上げるのは3年前の5月の『彼岸過迄』(新潮文庫)以来ですが、今回は小説ではなく講演集です。1867年(慶応3年)生まれの漱石が、44歳頃の1911年(明治44年)8月に関西の明石、和歌山、堺、大阪を回って講演した「道楽と職業」「現代日本の開化」「中味と形式」「文芸と道徳」の4つと、その3年後48歳頃に東京の学習院で講演した「私の個人主義」の計5つが収録されています。漱石は16年(大正5年)に50歳で亡くなっていますの
2023年10月26日(木)昨日(25日)、ゆったりカフェがありました。先月に続いて2回、私が、夏目漱石の『私の個人主義』という講演を紹介しました。これは大正3年11月25日学習院輔仁会において行われた講演です。これは最近私の友人から教えられたもので、漱石の話し言葉で語られた文章です。大正3年という時代、学習院大学の学生を対象とする講演であること、その内容が私自身の生きてきた時代を考え、自分自身を振り返る材料として適当であること、などを考えゆったりカフェの皆さんに紹介しました。
〜初夏の思い出〜和菓子屋のかき氷🍧海辺の花火大会🎆私の道ここ数ヶ月、上司に専門職の試験を邪魔されたり同僚や信頼できる上司の方々と話しました。そんな中、仕事と自分の人生について考え悩んでいた時夏目漱石の『私の個人主義』を読み今の仕事に伴う義務。やりたいことに伴う義務。2つの義務と今後の人生を考えた結果、私はこの仕事を12月いっぱいで、退職することにしました。この本で印象に残った言葉どんな犠牲を払ってでも自分のつるはしで何かを掘り当てる
以前、直木賞だか芥川賞だかを取られ、その前も後もとても人気のある作家さんがテレビに出ていた。今度、今まで書いたことのないノンフィクション系のものを書かれ、出版されたらしい。私はここ数年、もっぱら文豪系の作品ばかり読んでいるし、この方の作品はひとつも読んだことがない。「名前は知っている」「すごい人気作家」程度の知識しかなく、本人を見たこともない。だが、今日のテレビでのトークを聞きながら(←運転中につき、音声のみ)、とっても違和感があった。失礼を承知で言うと「語彙が乏しい」。例えば「す
今までで一番影響を受けた本たち今までいろいろ読んで一番影響を受けた本たち伊丹十三の"女たちよ!"と夏目漱石の"私の個人主義""女たちよ!"は高校生の頃初めて読んでそれまで俳優・映画監督としての顔しか知らなかった伊丹十三の新たな一面が見られてハマりました〜それから何度も読み返してすごく影響を受けています伊丹十三のエッセイはほぼ全て読破しましたもう一冊の夏目漱石"私の個人主義"夏目漱石も大好きなのですがこれは漱石の講演集ですこの中に
私は本を読むのが好きだ。と言っても読む本のジャンルは偏っていて、普段は現代作家の小説や心理学系の本を読むことが専ら。いわゆる"文豪"の本は堅苦しい気がして暫く遠ざかっているから、世間一般でいう"本好き"とは異なるのかもしれない。けれど、人生の踊り場を迎えているであろう今、敢えていつもと異なる選択をすることで、何か新しい風を呼び込みたい。そんな思いも手伝ってか、本屋の中で散策していると、とある本に目が止まった。漱石人生論集/夏目漱石夏目漱石と言えば。私は高校時代に国語の授業で「こ
今日もインドアであっという間に時間が経つのであった…下書きしておいた記事から。ぱっぱんの部屋で見つけた本を借りて、まずは読みやすそうな一冊を読了。『ビンボーになったらこうなった』(橋本玉泉)ぱっぱんはいつもカバーをかけて綺麗に読みます。私は読みにくいのでカバーは取っちゃって、読み終わったらソーっとカバーをつけて返却♪ビンボーになったらこうなった!Amazon(アマゾン)579円私の個人主義(講談社学術文庫)Amazon(アマゾン)127〜3,926円もう
私の個人主義夏目漱石講談社学術文庫<講演の名手だった漱石>久しぶりに硬い本。薄いが読むのに時間がかかった。夏目漱石の本はもう古典といっていいと思うが、作家として有名だっただけでなく、当時は講演の名手としても知られていたようだ。この本は、そんな漱石の講演を5本集めたものである。今から、見るとちょっと古いかなという感じもするが、明治の頃の人がどう考えたかを知って興味深いものがある。読み始めてから読み終わるまで約1か月かかった。読み飛ばす本の類ではないので考えながら読むとどうしても
公文の国語のプリントに夏目漱石の『私の個人主義』の文章がありました。その文章を読んで感動したのでいつか全部の文章を読んでみたいな…と思っていました。いつか❗️と思っていたけど、今日少し読むことができました。『私の個人主義』を検索したら青空文庫にありました。昨日は『それから』を読みました。これも夏目漱石です。夏目漱石と言えば『坊っちゃん』だけど、中学生とか高校生位の時に何回か読んだけどあまり面白く感じませんでした。なので夏目漱石の本はあまり読んだ事がないです。でも『それから』は読ん
日本は、世間体の文化と言われていました。今は、ちょっとその影響は、昔よりは減少したかも知れない。最近は、同調圧力という言葉に関心を寄せています。まだ、このことについては、深く理解していません。なんとなく、伝わってくるものがありますが……同調圧力日本社会はなぜ息苦しいのか(講談社現代新書)Amazon(アマゾン)869円2020年8月22日にアマゾンで購入しましたが、未読です。
ご訪問くださいまして、有り難うございます。れっつごうです(^^)野口嘉則さんの本、「これでいい」と心から思える生き方を紹介、解説しています(^^)前回、文豪、夏目漱石さんが、複雑な家庭環境で育ち、愛着障害を抱えていた背景を「愛着障害」子ども時代を引きずる人々から、少し引用して紹介しました。では、そんな漱石が、どのようにして、「自分らしい人生」を創造していったのか?「これでいい」と心から思える生き方から引用します(^^;
吾輩は〇〇である▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようあなたは、夏目漱石(1867~1916)は好きですか。彼の作品を読まれたことがあるでしょうか。高校生の時に、漱石の三部作『三四郎』『それから』『門』を読み、その心理描写から「人は、こんなにも深く考えるのか!」と思いました。年齢を重ねるごとに、漱石の考え方、人間関係の変化に、
皆さん!こんにちは☀️数あるブログの中から、この[ちょこっとうらない]を訪れてくださってありがとうございます🧚🏻♀️お礼に今日の運勢を占います٩(๑❛ᴗ❛๑)۶6月は、『タロット』で占います🔮「今の状態」を占っていきましょう『THEHERMIT』♦️カードの意味・・隠れた存在・隠された事柄・思慮深さetcいかがでしょうか。❤︎正位置の意味・・目標に向かい一生懸命取り組む姿《Theme》研究心の継続♡どうですか?参考になりましたか?花占い&名言6月6日『スターチス』知
Twitterに、#ブームに抗議します。と打って、幾つか、ツイートした。このSNSの使い方に、疑問を感じたからだ。今後、SNS経済は、主流になる。誰もが、SNSを使いこなせなければ、時代の波に乗っていけないだろう。と言うより、それだけの、力が秘められているツールだ。結果は、予めの予想通り、無反応に近いものだった。いいねもなければ、拡散もされない。見てくれた人の数は、ブログと大して変わらないぐらい。全然、真意は、伝わっていない。僕は、そこで、個人主義、と言うワードをあげている。これから、
今日は、夏目漱石の話をしてみたいと思う。なんで?急に?と思ったあなたは、私の本職が、現在、朗読家であることを知らない方である(笑)夏目漱石(なつめそうせき)1867年2月9日(慶応3年1月5日)-1916年(大正5年)12月9日)日本の小説家、評論家、英文学者。本名は夏目金之助(なつめきんのすけ)。明治の文豪として知られている。代表作は『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こゝろ』など。日本の千円紙幣の肖像にもなり、講演録「私の個人主義」も知られている。Wikip
JAXAで宇宙に関する開発研究の仕事に携わっておいでの未来さんの、昨日の記事です。昨日早い時間に読んで、リブログしようと考え、記事を開いてたもののため息・・・あまりに日本には乗り越えなければならない壁が多いようです。過去記事によると未来さんは、ロケットが大気圏に再突入する際、まわりの流体が層流から乱流に遷移する乱流遷移現象について研究されているそうです。(うむ、チンプンカンプンです。もしかしたら変な事を書いているかも。それにしてもお持ちなのは、ポンカン食べて食道を破裂させる芸だけ
高校2年生の頃、「自由とは何か?」を考えていました。制服の自由化を、生徒会活動で語りかけていました。卒業して20年ぐらい後の同窓会で、その頃の生徒会顧問から、「服装は、自由化されたよ」と教えて頂きました。20年ぶりぐらいにお会いするのに、その事を覚えておられた先生の言葉に嬉しい驚きでした。服を選ぶ自由から、判断力と感性も育つと思っています。その頃は、自由の象徴として、服装の自由化
夏目漱石の作品読んだことある?文学青年(少年?)とは縁遠かった理系馬鹿の私ですが、漱石さんの本はたくさん読みました。何度かブログで推奨したのが「私の個人主義」という確か学習院での講演録だと思いますが、良い作品だと思います。青空文庫で無料で読めますね。カルトウヨク、日本会議、安倍の岩盤支持層の人達は個人主義≒利己主義=我が儘と捉えて喧伝します、大きな間違いですね。これらカルトウヨクの人達は全体主義思想です、個人を国家のためのものとして束縛したいからですね。所謂、内心の自由というものを無
みなさまおはようございます。いつも閲覧・フォロー・いいねありがとうございます。コメントとかも嬉しく励みになります。さて、ママのこと〇私はADHD&神経質&HSP気質&メランコリ親和型。〇ブログにコメは基本的にしない主義。〇性格は幼く、ワガママ、タンパラ。心配性。〇人はみな、公平、平等だと思っている。〇社会人としてのママは、職種柄妥協できないときもあるし、重要な問題以外ならすぐ妥協→相手をたてるほうが生きやすいのね。お互いに。それに相手に好かれるわ。そしたらこ
夏目漱石の私の個人主義。夏目漱石が大正3年に学習院輔仁会(学習院大学)で行った講演の記録です。なーーーんとなく教師になり、なーーーんとなく英国留学し、ぼーーーんやり生きてきた漱石は、「自己本位で行こう!」と決めてから覚醒。ボクの2020年の抱負周りとうまくやろうとして「なーーーんとなくいい感じ」に取り繕ったんだけど。。。後になって、どっと疲れが出て、大食いしても、爆睡しても気分が晴れなかった。人の顔色ばかりを気にして言うべきことを言えず。
好悪と善悪好悪と善悪https://blogs.yahoo.co.jp/jiyuu2013/41543695.html楽山のブログ好き嫌いと善悪の違いでも書くのかと思ったら、中身の乏しい世間話のような記事です。>中野翠のエッセーはかなり好きな方だけど、それについて、中野翠は自分の感性、感覚で判断して書いてる云々、という評論を読んだことがある。<自分の感性、感覚で判断して書いてると楽山は書いてますが、他者の感性と感覚ではでは書け
特別になりたい。他人とは違う理由がほしい。そんなものはどこにもないし、私は特別なんかじゃない。だけど私だけの新しいものじゃないと満足できない。誰かに認められたい。他とは違うものがあるって私が肯定されたい部分だけ知ってほしい。いや、全部肯定されたいのだけど、ただそれごときの苦しみ、だとか好き勝手に解釈されたものを、押し付けられるのが怖い。だから、毎晩誰かになにかを認められたい私は他人を怖がる私によって殺される。100年以上前、夏目漱石は「私の個人主義」にて、己の個性を発展させたいがため
〜プラバシーを考慮して設定を変更しています〜昨日のブログでは幹部が「地に足がつかない」という話を書いた。外出先から会社に戻ると、やっぱり様々なことが起こる。「業者に送らなけらばいけないリスト、まだ幹部は送ってないようですよ」事務の女性社員が私に言う。休みに入る前に絶対送るようにとあれ程、幹部にお願いしていたのに、それでも忘れて出張に行ってしまう。少し変だ。至急事なので電話をしたが出ないし、メールをしても返
~プライバシーを考慮して、設定は変更しています~「諸々事情がありまして、この企業と小間位置を取り替えていただくことは可能でしょうか?」「あっ、別にうちは問題ないよ」「ありがとうございます!」一昨日のブログを読んでいただければ分かるが、イベントのブース配置を決定したところ、ある出展企業から、「別の場所に移動してくれ」と強く促された。考えた末、仲のいい企業の社長さんに、小間位置の取替えをお願いすることにした。そしたら社長さんは、快く引き受けてくれた。
「こころ」読んだことある?「私の個人主義」が好きです☆▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
来春入社予定の学生さんに、まあ入社まで時間があるので読んでおいてください、という感じで本を買いに行った。以前カズオ・イシグロ氏がノーベル賞をとった年に、(読んだことのなかった)『わたしを離さないで』を読んでおくようにと渡し、その後自分で読んでみて、あまりのつまらなさに若干〝寅馬″風になったことがあったので、自分が読んで良いと思ったものに限定して送ることにした。20歳前後の若者であれば漱石の『私の個人主義』(講談社学術文庫)がよろしいかな、と買ってみる。713円(税込
この本は夏目漱石の講演集で、この本の第一部『道楽と職業』の講演は明治四十四年のもの。とても百年以上前のものとは思えない、現代のセンスに通じる思想で、内容は深く、私は行きつ戻りつ読んでいます。その中には芸術家として生きるとはどういうことか、論理的に考えたことを述べているところがあり、明治時代の口語体に慣れてしまうと、漱石が今の時代に生きているのかと錯覚してしまいそうなほど面白い内容です。違う時代に生まれた私がその講演をじっくり文庫で読めることは、明治時代に講演を実際聞くよりもさらに内容を心に刻
最近は、こちらを読み終わりました。恥ずかしながら、が沢山あるのですが、「坊っちゃん」や「吾輩は猫である」は有名すぎて読んだ気になってましたw今回はちゃんと読みました‼️、、、と言いたかったけど、猫は続きがあるような気がする。たしか名無しの猫ちゃん死んで終わりだった気がしたけど、話のなかで死んでないから途中終わりかも。全集だけに入らなかったのだろうか?坊っちゃんは、すっごい面白かったー!前に今治は行ったことあるのですが、松山は通過してしまったので行ってみたくなりました(^^)主人公
3月は合計13作品読みました。以下一覧↓【小説】・太宰治『お伽草子』・田山花袋『蒲団』・江戸川乱歩『人間椅子』・江戸川乱歩『鏡地獄』・芥川龍之介『杜子春』・太宰治『駆込み訴え』・国木田独歩『恋を恋する人』☆田山花袋『少女病』・森鴎外『じいさんばあさん』・芥川龍之介『あばばばば』・岩畑ヒロ『文豪ストレイドッグスDEADAPPLE』【その他】☆夏目漱石『私の個人主義』・中原中也『心理的と個性的』3月のイチオシは田山花袋『少女病』と夏目