ブログ記事23件
信玄「女に手を上げるような男は、百回死んでも足りねえからな」男1「くそ・・・っ、この女がどうなってもいいのか!」(痛い・・・・・・っ)掴まれた腕に男の指が食い込む。けれど、男が信玄様を恐れていることも伝わってきた。(どうしよう、足手まといになりたくない。私にできることは・・・・・・っ)すくみそうになる身をふるい立たせて辺りをうかがった時、部屋にいくつもの影が飛び込んできた。???「信玄様っ!」男2「今度はなんだ⁉︎」駆け込んできた人々の中に、見覚えのある姿を見つける。「お蜜さん
(うん・・・これで良し、と)私はお遣いを終えて、夕暮れの城下町を歩いていた。(ちょっと遅くなっちゃったけど、頼まれた文は全部届けられたな)家路を急ぐ人、持ち込んだ商品を売り切ってしまおうと声をあげる商人・・・夕暮れ時特有の喧騒の中、城への道を一人でたどる。その時------???「ゆう?」「え・・・?」不意に呼びかけられて振り向いた先では、信玄様がこちらに向かって手を上げていた。「信玄様・・・・・・⁉︎」信玄「偶然だなー」「そ、そうですね・・・」信玄様は、この安土に居を構え
家康「あんたに、ちょっとお願いがあって」「どうしたの?」家康「きものを作るから、反物を仕入れて欲しいんだ。詳しいことは、ここに書いてきたんだけど・・・」「うん、もちろんいいよ」差し出された紙を確認していると、家康は私がさっきまで読んでいたトラベルガイドに目を向けた。家康「何なの、この変な書物・・・・・・」「あ、これ?武田信玄についてちょっと・・・勉強してたんだ」家康「武田信玄・・・?あの獰猛(どうもう)な男に、なんであんたが興味を持ってるの?」「ええっと、それは、なんとなくだ
浪人3「さてはその刀・・・・・・妖刀にちがいねえ!」幸村「さあな。でも・・・・・・」幸村は不敵な笑みを浮かべ、片手で私の肩を抱き寄せる。(っ・・・幸村・・・?)幸村「この刀は俺の相棒だ。俺が惚れた女を守りたいって思えば、切れ味も増すかもしれねーな」幸村は浪人に刀を向け、気迫のある声を張り上げる。幸村「妖刀だろうがなんだろうが俺は構わねえ。こいつの餌食になりたい奴から前に出ろ」浪人1「くっ・・・・・・」浪人たちがじりじりと後ずさりする。浪人2「逃げるぞ、引け!」ひとりが叫ぶと同
浪人3「さてはその刀・・・・・・妖刀に違いねえ!」幸村「さあな。でも・・・・・・」幸村は不敵な笑みを浮かべ、片手で私の肩を抱き寄せる。(っ・・・幸村・・・?)幸村「この刀は俺の相棒だ。俺が惚れた女を守りたいって思えば、切れ味も増すのかもしれねーな」浪人1「くそっ、たわけたことを」浪人2「ここまできて引き下がれるか!」(まだやる気なの・・・・・・っ?)再び斬りかかってきた浪人たちに、幸村は悠然と刀を構える。幸村「やられたくせにまたかかってくるからには、覚悟はできてるんだろうな」
(わっ)幸村「おい、ゆう!」(転ぶ・・・・・・!)そう思った瞬間、後ろからぐいっと腕を引かれた。幸村「あぶねー・・・・・・」安堵したような吐息が耳元にかかって、どきっと鼓動が跳ねた。「っ・・・・・・ありがとう、助かったよ」幸村「なんでいきなり、こけてんだよ」「草履(ぞうり)が草に引っかかっちゃったみたい」慌てて身体を離すと、幸村の手が視界に入る。(あれ、指先に布が巻かれてる)「幸村。それ、どうしたの?」幸村「ああ、これか。今朝、鍛錬しててうっかり掠った」(自分の刀で怪我
木枯らしの吹く冬の日、私は幸村と逢瀬に向かうため、安土城下を小走りしていた。(気合い入れ過ぎて支度に時間かかっちゃった。急がないと!幸村、もう待ってるかな。顔見るの、ずいぶん久しぶりだ)最近、春日山城に帰っていた幸村に逢えると思うと、足よりも早く気持ちの方が飛んでいくみたいだった。------(ぎりぎり間に合ったな)待ち合わせ場所の茶屋の前に着くと、(あ、いた!)すでに待っていた幸村の姿が目に入り、私は慌てて呼吸と着物を整える。「ごめんね。待った?」声をかけながら幸村の向かい側
こんばんは〜ゆうです終了しましたね〜❗️「私だけの戦国武将」いや〜、姫磨きに苦戦したー幸村からスタートして、スウィート→プレミア→エピローグ、信玄様スウィートまでは順調だったのに。。。プレミア入れませんでした最近、こういうラストに見舞われてるぅー最後のフィーバーで、上がらない。。。日にちが少ないの?姫磨きが小刻みなの?何だかわからないけど。。。まあ、いいや。ゆうは、くよくよしない❗️明日を見つめて生きていく❗️だって明日からは・・・・・・光
政宗「なに言ってんだ。お前を置いていけるか」(わ・・・・・・っ)政宗は、私を軽々と抱きあげる。政宗「俺の言うこと聞いて、いい子にしてろ」すぐ近くで政宗に優しく見つめられ、どきりと鼓動が跳ねた。「・・・・・・政宗・・・・・・」政宗「ゆう、返事は?」「う、うん・・・・・・わかった」(ほんとにいいのかな・・・・・・?)政宗「そう不安そうな顔をするな」政宗は私の髪をそっと撫でて、馬に乗せる。政宗「近くに宿があるから、そこへ行く。すぐに着くから少しだけ我慢しろ」政宗は私を後ろから抱
政宗「俺は明日一日、ゆうと遠乗りだ」秀吉「遠乗り?」政宗「明日中に戻れば会合には間に合うし、なんの問題もないだろ?」秀吉さんは渋い顔をする。秀吉「お前には前科があるからな・・・・・・以前も遠乗りに出ると言って、重要な会合に遅れただろ」政宗「人聞きの悪い。あれは不可抗力だ」秀吉「不可抗力だ・・・・・・?聞いて呆れる。道中、山賊にあったからといって、その辺り一帯の山賊を根絶やしにして回るやつがいるか」「ええ・・・・・・⁉︎」政宗「退屈な会合よりは楽しめたな」(政宗らしいって言えば
ある秋の夜、私は部屋で前に政宗からもらった文(ふみ)を読み返していた。(こうやって想いを形にしてもらうのって、やっぱり嬉しい・・・・・・私の宝物だよ)勢いのある筆跡をそっと指でなぞったその時、天井からカタっと小さな音が響く。(この音は・・・・・・!)佐助「久しぶり、ゆうさん」「佐助くん!こんばんは」天井裏から顔を覗かせていた佐助くんは、音もなく飛び降りて口元の布を下げる。佐助「最近どうしてるかと思って様子見に来てみたけど、読み物の邪魔をしてしまったかな」「ううん、大丈夫だよ。これ
第二弾来ました!ミニって書いてない(笑)やっぱりふたりだったからミニだったのかも知れない・・・今回は幸村と信玄様と謙信様と佐助くんです。幸村以外は恋仲じゃないときっぽいんですよね~佐助くんの本編が延期になったときから、ちょっと『イケメン戦国』熱が落ち込み気味です・・・佐助くんの本編まだかなあああああ!
(光秀さんはなにを考えてるかよくわからない人だけど、ちゃんと感情があるって私は知ってる。ただ、誰にもそれを見せようとしないだけで・・・・・・)硝煙の中でたたずむ光秀さんが孤独に見えて、ずきりと胸が痛んだ。(このまま100発目の弾が当たって、私が光秀さんとの約束を果たしたら、もう少し、光秀さんの心に触れられるのかな)そして、静かに最後の引き金が弾かれ------的の中心が音高く撃ち抜かれた------・・・------演習が終わったあと・・・・・・信長「全弾命中とは、見事であった、光秀
(このまま百発目の弾が当たって、私が光秀さんとの約束を果たしたら、もう少し、光秀さんの心に触れられるのかな)そして、静かに最後の引き金が弾かれ------的の中心が音高く撃ち抜かれた------・・・------「おめでとうございます、光秀さん」光秀「ああ」(本当に史実の通り、成功させちゃったな・・・・・・)射撃演習が終わり、戻ってきた光秀さんに、政宗と三成くんが近寄ってくる。三成「大役、お疲れ様でした、光秀様」政宗「まさか全弾命中とは、いつもに増して腕が冴えたな」光秀「さて・
光秀「それで、お前はなんの用なんだ?」(あ、そうだった・・・・・・)「光秀さんに謝ろうと思って・・・・・・さっきはすみませんでした、私のせいで」私は光秀さんに頭を下げる。光秀「気にするな。お前の突飛な発言は、今に始まったことではないだろう。皆の呆気に取られた顔は、なかなかの見物だったぞ」(本当に気にしてないって顔だな)「せめて、なにか私にできることはありませんか?お手伝いでも、なんでもします」勢い込んで光秀さんを見上げると、光秀「そうだな・・・・・・」光秀さんは愉しげに目を細め
ある秋の夜、私は安土城に届いた荷物を運ぶ手伝いをしていた。(この荷物、結構重いな・・・・・・)両手で大きな箱を抱えながら、よたよたと廊下を進んでいると、光秀「なんだ。箱が歩いてくるのかと思ったぞ、ゆう」「あ、光秀さん」前方の曲がり角から現れた光秀さんが、私の前で足を止める。光秀「荷運びの手伝いか。そんなものは他の者に任せておいたらどうだ?」「いえ、お世話になってる身だし、このくらいは」光秀「心がけは立派だが・・・・・・」光秀さんは不意に手を伸ばして、私の脇腹をつつく。「ひゃ・
こんばんは〜〜^^ゆうです政宗&光秀さんのミニイベント「私だけの戦国武将」終わっちゃいましたね〜〜結局、光秀さんは、オールクリアして、エピローグ購入でも、思いの外時間かかって、政宗始めたのが大分遅くて、結局スウィートしかクリアできなかったぁプレミア課金して入ったのに、途中であと12200の姫磨きが来てー!フィーバーあと10分位なのに絶対無理ー!課金もギリギリできたけど、課金して、クリアできなかったら(ラストフィーバー終了しちゃったら)凹むから、やめといた。。。あー、政
やっとできました!(笑)ミニイベント「私だけの戦国武将~恋で歴史の謎を解く!?~」もうすぐ終わってしまいます!まだの方お急ぎください(笑)まあ復刻らしいんですけども・・・昔のヤツのほうが丁寧に作ってあるような気がします。気のせいかな?対象は政宗と光秀さんです。政宗を選びますよ!(〃∇〃)久しぶりに政宗と遠乗りすることになったヒロイン。次の日は大切な会議があってちゃんと帰ってくるように秀吉さんに言われていたのに――みたいなお話です。あらすじにありますが、帰れなくなったので謝罪の
おはようございます〜今日12時からスタートしますね復刻ミニイベント「私だけの戦国武将」〜恋で歴史の謎を解く⁉︎〜光秀さん&政宗よ〜〜❣️なんと豪華うー!お家にこもる二日前にこのイベント知ったんだけど。。。浮き足立っちゃって光秀さんのエピローグあるよねー???きゃー❗️この日をどれだけ待ち望んだか。。。光秀さん〜〜❣️ここ何日か、光秀さん病が悪化更に今日悪化するかしら〜〜?幸せ病だからいいんだけど。。。満喫します宣言❗️Byゆう
秀吉「なんでお前がここにいるかは知らないが・・・・・・」険しい顔で六助を睨み据え、秀吉さんが私の肩をぐっと抱き寄せた。秀吉「ゆうに、勝手に触れんじゃねえ」(秀吉さん・・・)胸元に押しつけられるように抱きしめられて、心臓がどきどきと高鳴る。秀吉「・・・・・・ゆう、お前は下がってろ」耳元で囁いた秀吉さんは、私を背中に庇うように前に出る。そして、腰の刀をすらりと抜き放った。六助「っ・・・・・・おいおい物騒だな。今のは冗談だ。そんなもんはしまってくれよ」六助はニヤニヤとしながら両手を上げ
秀吉「ゆうに、勝手に触れんじゃねえ」「秀吉さん・・・」小さく呼ぶと、秀吉さんは視線はは六助から外さないまま、腕に一層力を込める。秀吉「・・・大丈夫だから、ちょっと待ってろ」胸元に押しつけられるように抱きしめられて、不安が一気に吹き飛んでいく。六助「気に入らねえなぁ・・・」緊迫した空気が濃くなり、秀吉さんは私の耳にそっと囁く。秀吉「・・・下がってろ」秀吉さんは、私を庇うように背中に隠し、腰の刀をすらりと抜きはなった。それに応えるように、六助も短刀を構える。秀吉「この女に手を出した
翌日------秀吉「ゆう、今、時間あるか?」「うん、大丈夫だよ。昨日の話だよね」私は。部屋を訪れた秀吉さんを部屋へと迎え入れた。秀吉「お前に、見舞いに付き合って欲しいんだ」「お見舞い?」秀吉「ああ。今回の戦で、怪我したやつがいてな。その見舞いに付いて来てくれないか?」「もちろん構わないけど・・・・・・秀吉さんだけじゃ、行けない理由でもあるの?」秀吉「男ひとりで見舞いに来られても、むさ苦しいだけだろ。知り合いの町娘の誰かに頼んでも良かったんだが・・・」どうして町の女の子に同行を
「信長様・・・・・・大好きです」信長「・・・・・・よくわからんが・・・・・・まあ、良い。もっと俺への想いを、その唇で告げろ」唇が触れ合いそうなほど、信長様の顔が近づいて------(あ・・・・・・)鼻の頭に、優しい口づけが落ちた。「わかりました。いくらでも、言って差し上げます。私がどれだけ、あなたを好きか。今のあなたが、好きでたまりません。そしてきっと明日は・・・・・・もっと好きになってます。私は、あなたの心に温かなものが満ちてるんだってわかるたびに嬉しくなります」信長「温かなもの
「信長様・・・・・・大好きです」信長「・・・・・・よくわからんが・・・・・・まあ、良い。もっと俺への想いを、その唇で告げろ」唇が触れ合いそうなほど、信長様の顔が近づいて------(あ・・・・・・)信長様の唇が、優しく私の唇を塞いだ。(信長様・・・・・・)抱きしめられた腕の温もりも、何もかもが愛おしい。そっと広い背に手を回すと、それに応えるように口づけが深くなっていく。「んっ・・・・・・」強く触れ合う唇から、熱が全身に伝わっていくようだ。滑り込んだ舌が愛撫を始め、私もぎこちなく舌
家臣の声「失礼いたします、信長様」信長「・・・・・・」(わっ・・・・・・⁉︎)襖越しに声がして、私は慌てて信長様から離れた。同時に、家臣の一人が中を覗いて、しまった、と言いたげに顔を真っ赤にした。家臣「す、すいません!お邪魔をしてしまいましたでしょうか・・・っ」信長「ああ、邪魔だった。だが構わん、用件を言え」家臣「畏れながら、諸大名から戦勝の祝いが届いておりまして・・・」信長「すぐに行く」家臣はもじもじしながら頭を下げ、一目散に部屋を出て行った。(は、恥ずかしい・・・。しかも、
復刻シナリオイベント始まってますね!「私だけの戦国武将~恋で歴史の謎を解く!?~」です!2015年のイベントって言ってたかな?配信は信長様、家康、あと本編配信前の秀吉さんと三成くんです。信長様を読みますよ!(≧∇≦)信長様のお話は、歴史マニア佐助くんが、うぐいすにまつわる例の俳句が本当に彼らの思っていることなのかどうか知りたい!とヒロインにそれとなく聞いておいて欲しいと依頼してくる、というお話(笑)エピローグもぜひ!エピローグ買って読まないと終わった感じがしないのは、ワタクシが病気