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昨日、11月16日(日)、横浜赤レンガ倉庫第1号館2Fスペースで開催中の「ARTSHIPEXHIBITINOvol.1」に行ってきました。(会期11月12日~17日)「ARTSHIP」は、「芸術において誠実で純粋に自身と向き合い制作を続け、より高みを目指す者達が集うプラットフォーム、発表の場」として、企画提案されており、その第1回目として、「日展」において「特選」を受賞し、今後も日展を主軸に多方面で活躍を期待されている日本画家のグループ展が開催されました。11月16日には、
昨日、9月27日の土曜日、銀座の画廊SASAIFINEARTSで始まった「福田季生展ー風に吹かれてー」に行ってきました。(会期9月26日(金)~10月11日(土)日・月休廊)福田季生さんは、京都を中心に活躍されている日本画家で、私が初めて拝見した作品は、8年前の第1回新日春展に出展された「花ごもり」という作品でした。黒い生地に紅い椿の花が描かれた衣を纏い、うたた寝する少女の作品は、上品でかつ色鮮やかで大変印象的でした。その後、毎年の新日春展や日展、銀座で開催されるようになっ
今日は、現在、上野の東京都美術館で開催中の、第8回新日春展について書きたいと思います。(会期東京展4月18日(木)~24日(水))会場風景です。(展示室の2室です。なぜ、ここがスタートなのかは、後で触れます。)会場の入口です。受賞者と出展者です。それでは、私の視点で申し訳ありませんが、作品を紹介していきたいと思います。冒頭に紹介した第2室に、私がいつも注目してきた人物画を描く福田季生さんと、猫を描く石井清子さんの作品が、偶然にも並んで展示されていました。2室には注目
皆様、こんばんは。12月20日、水曜日の夜です。今日、水曜日は私の定休日でした。体調が完全に回復していれば、午前中はスポーツクラブで運動するのが私の習慣ですが、まだ不安があるのでお休みし、銀行や病院など、雑用を済ませました。時間があったので、町田の紀伊国屋書店に行って、「美術の窓」1月号を購入してきました。今月号の特集は、「心ときめく装飾美」です。その中の特集の一つ、「現代作家の作品で堪能する装飾美Ⅰー装飾された女性」では、私がブログでよく取り上げている福田季生さん、中園ゆう
11月3日、秋になっても夏日が続く今日の「文化の日」、毎年楽しみな、第10回日展に行ってきました。(於国立新美術館、会期11月3日~26日)日展は、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の五部門で開催されていますが、その中で、今回は日本画、洋画、彫刻の3部門を拝見してきました。今日は、その中で日本画部門について触れたいと思います。日本画の会場第1室です。日本画部門の入口です。今日は、最初に、個人的に親交の深い福田季生さんと石井清子さんの作品を紹介したいと思います。福
今日は、銀座の画廊「SASAIFINEARTS」で開催中の美人画を描く3人の画家、石川幸奈さん、福田季生さん、宮崎優さんの3人展「花のうてなに座る」について書こうと思います。(会期:5月12日(金)~5月27日(土))この「花のうてなに座る」について、画廊のHPでは、このように紹介しています。『上村松園は「私にとって画室は花のうてなであり…」という言葉を残しました。現代を生きる女性を描く、この三人の日本画家たちも画布に向かう時は同じ心持ではないかと思うのです。芯の通った強さを持つ
今日は、上野の東京都美術館において開催中の第7回新日春展について書きたいと思います。(会期令和5年4月19日(水)~4月24日(月))新日春展は、日本画振興のための新人育成を目的として1965年~2015年の50年の歴史を重ねた日春展(日展日本画部春季展)を母体として、「新たに時代と生きていく絵画展を世に問い、進み、日本画の伝統と共に次世代へ続く新しい発表の場として誕生」しました。私は、たまたまブログを初めたタイミングもあり、新型コロナにより中止となった第4回を除き、第1回新日春展か
ここのところ何かと慌ただしく、画廊から足が遠ざかっていましたが、今日は、久し振りに銀座の画廊巡りに出かけました。まず、伺ったのは、銀座松屋の裏の通りにあるギャラリーアートもりもとで開催されている日本画家の「福田季生展ー願い事ー」です。今日は、この福田季生さんの個展について触れたいと思います。まず、作品を一点ご紹介します。「花散里」6F(31.8×40.9㎝)この作品で、最初に目が行くのは、仰向けに遠くを見つめるの女性の顔です。何を想っているのでしょうか、その静かな表情から、想像
今日は第6回新日春展について書きたいと思います。新日春展は、日展の日本画部、春季展として、1965年から50年開催された日春展を母体として、「日本画の伝統と共に次世代へ続く新しい発表の場」として行われている公募展です。今年はその第6回になります。会場は、上野の東京都美術館です。(会期令和4年4月19日~4月24日)この新日春展は、第1回から私のブログで取り上げており、その記事は次の通りです。第4回は、コロナ禍のため中止になりました。〇第5回新日春展日本画(於東京都美術
今日は、上野の東京都美術館で始まった、第5回新日春展日本画に行ってきました。(会期4月18日(日)~ら4月24日(土))昨年の新日春展は、コロナ禍のため、中止となりましたので、久し振りの新日春展です。個人的に親交ができた、猫の作品の石井清子さんや、美人画の福田季生さんも今回出展されているとのことでしたので、大変楽しみにして、現地に向かいました。まず、会場の写真です。受賞者一覧です。日春展といえば、私がいつも楽しみにしている作家さんが数多く、その方々の作品を中心に紹介して
今日は、午後から休みをいただいて、「福田季生展百花繚乱-花文様-」(会期10月8日(木)~17日(土))を拝見するため、銀座の画廊ギャラリーアートもりもとに行ってきました。私が福田季生(きはる)さんの作品を初めて拝見したのは、3年半前の2017年4月の第1回新日春展でした。そこで拝見した「花ごもり」という作品は大変印象に残り、その後の、新日春展や改組新日展において、福田さんの作品を拝見するのを楽しみにしてきました。福田季生さんは、日展には出展されていますが普段は京都を中心に
毎年恒例の日展。いつも行こうと決めているわけではないのだが、つい目にすると足を向けたくなってくる。美術鑑賞を始めた頃はあまり関心がなかったのだが、今ではあんなに賑わっている理由もなんとなくわかってくるから不思議なものだ。日展は言わずと知れた、一般からの公募展である。中にはプロの画家もいるが、アマチュアの作品を多く目にすることができる。キャプションを見て、意外な大家なことに気づくこともしばしば。平等に並べられているという点で、先入観なくみることができるのはよいと思う。とは
今日は、今日から国立新美術館で始まった改組新第6回日展に行ってきました。(会期11月1日~24日)日展は、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門にわたりますが、今日は日本画について、書こうと思います。まず、会場の入り口です。私が、日展についてブログに書くのは、改組第3回から書き始めていますので、今回が4回目になります。毎年見ていると、自分の趣向により、いつも紹介する作家さんが同じ方になってしまいますが、ご容赦いただきたいと思います。まず、上品な女性像が魅力でいつも拝見す
今日、注文していた月刊美術の2019.11月号が送られてきました。月刊美術は、あまり購入することはないのですが、今回は令和の美人画11人が描く和装の女性像という特集が組まれ、そのメンバーを見ると私がブログで取り上げている方が多く紹介されていたので是非拝見したいと思い書店に行ったところ既に売れ切れだったため、先週、ヤフーで注文しました。11人の内訳は、「女性画家が描く和装の美」という特集で、大竹彩奈さん、加藤美紀さん、岡本東子さん、宮﨑優さん、福田季生さん、坂根輝美さん、山科理絵さん、顧
今日は、現在、上野の東京都美術館で開催されている第3回新日春展について触れたいと思います。(会期4月18日(木)~24日(水))この新日春展は、新日春会が開催する日本画の公募展になります。新日春展の前身である、日春展は、日展日本画部春季展として、平成27年度の第50回展をもっていったん終了し、その後、平成29年から日春展を母体として新たに新日春展が開催され、今回はその3回目となります。私は、第1回からこの公募展を拝見しブログに取り上げさせていただきました。◯第1回新日春展で日本画を見
今日は現在発売中の「美術の窓」1月号について触れたいと思います。表紙は此方です。ご覧の通り、特集として、「必見!!今年の展覧会300」とあり、今年の全国の展覧会の予定をまとめて掲載しており、今後、こちらを辞書がわりにしたいとおもいます。そして、注目すべきは、公募展便りとして、昨年10月31日~12月2日に行われた19の公募展の主要な作品について写真付きで取り上げ、編集部が執筆したコメントを付している記事です。そのコメントがとても興味深かったので、私がブログで取り上げた、日展(日本画)
今日は、本日発売された「アートコレクターズ2019年1月号」について触れたいと思います。まず、表紙は此方になります。表紙は、日本画家、池永康晟氏の「雹・らな」という作品です。この作品のモデルさんは、海月らなさんという九州を中心に活躍するご当地アイドルだそうです。(ご本人のブログ記事は此方です。→「らな、表紙になりました。」)今回の巻頭特集は、「日本画の挑戦」ということで、「日本画の枠を超えたスタイルに挑戦し、一線で活躍し続ける作家や、伝統を踏襲しながら独自の表現を追求する若手ホー
昨年の9月、『私が注目する「美人画・女性画」を描く女流画家10人』と題して、掲載した私のブログ記事で、次の方々を取り上げさせていただきました。①宮北千織、②京都絵美、③丁子紅子、④平良志季、⑤大竹彩奈、⑥戸井田しづこ、⑦福田季生、⑧改発静香、⑨中園ゆう子、⑩星奈緒(敬称略)その後、この方々のその後のご活躍がめざましいことから、今年7月に追記をさせていただきました。そして、この11月には、第44回現代童画展において丁子紅子さん、戸井田しづこさん、改組新第5回日展において福田季生さんの作品
今日は、現在、国立新美術館で開催されている改組新第5回日展(会期11月2日~11月25日)について書きたいと思います。日展は、日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門にわたりますが、そのうち日本画と洋画について、2回に分けて書こうと思います。今日は、日本画です。まず、会場の入口です。私が日展に行くようになったのは、ブログで知り合った日本画家の石井清子さんの作品を拝見することがきっかけでした。石井さんは、ご自分が飼われている猫をモデルにした作品を中心に制作しており、今回も、猫の
今日は、現在発売中の「月刊美術」2018年11月号の記事について、少し触れたいと思います。まず、表紙です。表紙にあるとおり、美術団体の「超」新鋭と題しているとおり、美術団体の公募展から、才能豊かな新鋭を取り上げています。ここで取り上げられた新鋭の方々の中で、私が日頃からブログで取り上げている3人の方の記事がありましたので紹介したいと思います。まず、日展から『福田季生』さんが取り上げられています。文書の中で、「現代的でありながら古典的な美人画へのリスペクトを感じさせる作風で、近年
今日は、仕事帰りに、今日7月5日(木)~7月14日(土)の会期で、銀座の画廊ギャラリーアートもりもとではじまった、「SUMMERSHOW2018」に行ってきました。出展作家は、小野智佳子、伊勢田理沙、辛文遊、川嶋陽介、児玉沙矢華、友清大介、福田季生、藤井佳奈、星野有紀、吉間春樹、湯澤美麻の各氏になります。今日は、初日ということもあり、画廊には、川嶋陽介さん、友清大介さん、伊勢田理沙さん、藤井佳奈さん、吉間春樹さんがいらっしゃいました。一人、2点ないし3点の展示ですが、以前からよく知
今日は、4月18日(水)~4月24日(火)の期間で、東京都美術館で開催されている、日本画の公募展、第2回新日春展に行ってきました。今回は、知り合いの日本画家の方に、招待券をいただき、昨年に続いての鑑賞です。展示は、公募展の入選作392点に、顧問、会員、准会員の作品が展示されており、大変見応えのある内容になっています。私、美人画・女性画に興味が偏っていますが、とにかく私の趣味、趣向で気になった作品を中心に、何点か紹介したいと思います。(なお、携帯による撮影について、受付で氏名を記載し、
【私がこの記事を最初に書いたのは、2017年9月です。その後、2018年から2022年にかけて計5回の追記をしました。この記事は、以前の記事ではありますが、私のブログの中では、継続して多くのアクセスをいただいています。せっかく、多くの方にご覧いただいているもかかわらず、記事の内容が古くなっていくのが申し訳ありませんので、今回、6回目の追記をしました。また、6回目の追記に併せてそれぞれの作家の方々の「略歴」を加えました。なお、表題の通り、この記事で取り上げている10名の作家の方は、女性に
今日は、現在、上野の東京都美術館で開催されている日本画の公募展、第1回新日春展をみてきました。大規模な公募展ですので、展示作品は400点ぐらいになるのでしょうか。時間をかけて拝見しましたが、ここでは、美人画好き、花好き、動物好きの、大変偏った私が気に入った作品を、何点か紹介したいと思います。まず、最初に、購入した図録と案内状の写真です。まず、最初は、「耀」山下保子(以下敬称を省略させていただきます。)この方の作品は、昨年の「日展」改組第3回日本美術展覧会で大