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にほんブログ村あなたは自分の未来を知りたいですか。ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチングTêteàtête(テタテットゥ)です。自分の未来を知りたいとは思いません。決して怖いわけではありません。楽しみにしているわけでもないのですが、知ったからと言ってそれで幸せでいられるとも思わないからです。今のことも満足にできないのに、未来を知っても満足できない。もう少し勇気を蓄えてから自分の未来を知りたいと思うからです。
おはようございます🥸荒れた天気の朝になりました。花散らしの雨、なんて品のいいものではないくらい風も強いです。🌸パイシェルさまの記事で有吉京子先生のバレエ関係以外の漫画を知り『風の夢花の夢』という漫画を中古本で買いました☘️内容はこちらの記事をどうぞ⇩2月9日は服の日『風の夢花の夢』を読もう!【きょうのマンガ】365日、毎日が何かの「記念日」。そんな「きょう」に関係するマンガを紹介するのが「きょうのマンガ」です。2月9日は服の日。本日読むべきマンガは……。『双葉文庫風の
『ふるさと文学館第二十一巻』に収録されている福永武彦の貝合わせ」(昭和42年『ミセス』)を読んだ。福良(ふくら)から富来に続く奇巌地帯を見にいった時の紀行文。富来の小さな旅館に泊まった福永が手にしたのは増穂浦で見つかる小さな、色とりどりの貝殻。その中で紹介しているのが三十六歌仙貝これまた初めて知った事なので調べてみたら、今でも有名なものだと分かった。増穂浦海岸の風物詩、三十六歌仙貝を集めてみませんか?しかまち観光ガイドは石川県志賀町の観光ポータルサイトです。西能登、能登
ちくま文庫に収められていましたが、現在、絶版となっています。最近、読んだ「古本食堂」に刺激され、読みたくなった一冊です。「文正草子」福永武彦訳鹿島の大明神の大宮司殿のはしり使いをつとめる小者の文太は正直に忠義一途に仕えるいましたが、ある日、突然、追い払われます。仕方なく、行き先も定めず旅をしますが、やがて、塩焼き小屋で世話になり、そこで働くようになります。真面目に働いた文太は、やがて、大きな富を築き、...。「鉢かつぎ」永井龍男訳子どもがいない以外、全てが満たされていた夫婦の
久美さんと一緒に、アニメ作品『ピアノの森』を観た。この作品の原作の漫画の表紙を、かつて書店で何度も見たことがある。私が久美(※)さんと会うことになる、ずっと前のことだ。ピアノの森(1)(モーニングコミックス)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}みなさんは、一冊の本や、一本の映画と出会うきっかけは、なんであろうか?ひとつの言葉…ひとつの風景…みんな、自分と少しでも関わりのある、少しでも、自分に近い存在を、どこかで求めているのでは
「満月には少し欠けた月が、輝かしく中空に浮んで松の樹の上を森閑と照らしている。空には雲一つなかった。遠い波の音、そして庭一面の虫の声にまじって、「月光」奏鳴曲の旋律を聴くように思った。(芳枝は)むかしこの曲を弾いたことがあった、と思う。(略)そうだった、あれはわたしの十九の年の夏、パパも聞いていらした、桂さんも、太郎も。輝かしい夏、太郎とわたしとが結婚の約束を交わしたのはあの夏だった。そして桂さんもわたしを愛していらっしゃったのだ。もう十五年も昔のこと、そしてわたしはまた、人を愛し、その
マイナポイントの使い途を考えたときに見直したKindle本のほしい物リストを眺めていたら、登録したまんま塩漬けになっているタイトルがいかに多いことか自分でも呆れてしまった。(^^;※私は、英語ができないくせに、翻訳本ではなくその原書を求めようとすることがある。ズバリ安い(ことが多かった)からである。以前にも触れたことのあるジョン・ロウ・タウンゼンドのWrittenforChildren:AnOutlineofEnglishLanguageChildr
NHKBSで、遠藤周作氏の沈黙(英語の題名は、Silence)を偶然観る事が出来ました。重いテーマを映画化したマーティン・スコセッシ監督にまず、エールを送りたいと思います。2016年の映画ですが、日本のキリスト教徒とポルトガルの宣教師(イエズス会)を取り巻く映画ですが、拷問や磔刑など残虐シーンが出てきます。踏み絵のあった時代を克明に描いていました。地味な映画ですが、俳優陣は、豪華です❗️そこで僕が発刊されると、必ず購入していた新潮社の純文学書き下ろしシリーズを思い出しました。遠藤周作氏の『
まだまだ残暑厳しいけれど、朝晩は涼しくて暦の上ではもうそろそろ秋。今回は、ずっと下書きしていたブログです。冬夢が「男性同士の恋愛」に興味を持ち始めた頃は、それに特化したマンガ、小説は極々僅かでした。その代わり、はるか昔から日本には【衆道】【男色】などと呼ばれる男同士の絆が存在していて、有名な文豪の人たちもそれを経験、またはそれを題材にした小説を書いてます。大病後、家で本を読む事だけが楽しみだった少女の冬夢は、JUNEなどで紹介されたそれらを片っ端から読みました。今も、実家の宝箱の中には
福永武彦の「退屈な少年」を今になって漸く読んだのは、確実に以前通読した佐藤正午の「リボルバー」がきっかけである。『読書中に知る新たな作品への関心』読書していると、その作中のさり気ない一文や、記された一節に、自分にとって未知の新たな作品を知ることがある。たとえば以前通読した、「月の満ち欠け」の作者、佐…ameblo.jp「リボルバー」の作中に、銃を所持して北上する少年が「退屈な少年」を読んでいる場面があり、そこから少年が銃を構える緊迫した場面を引用することで、作品に一層不穏な緊張感を
今日8月13日は小説家・詩人・フランス文学者福永武彦の命日(1979年没)です。福永は1954年三島由紀夫が「潮騒」で新潮文学賞を受賞した時、同賞の候補だった戦時下の青春を描いた「草の花」で作家の地位を確立した。三島は「草の花」を凄く意識していて石原慎太郎に何度もどちらの小説を評価するか訊いたそうです。石原は近年の「新・堕落論」のなかで戦後書かれた最も美しい青春小説の1つであると「草の花」の方を高く評価していたことを明かしています。大学生から30歳にかけて最も耽読した作家ですが、命日には必ず何
初老の小企業社長、藤代と、その妻で十年間寝たきりのゆき、二人の娘、美佐子と香代子の、それぞれに苦悩多い人生が描かれます。藤代は、結果的に見捨てることになってしまった昔の恋人のこと、出征した戦地で亡くなってしまった戦友のことを忘れることができずにいます。複雑な生い立ちから感情を押し殺して生きる癖がついていた彼は、妻から、生まれてすぐになくなった息子の死にも涙を流さない冷たい人間だとなじられ続けてきました。美佐子は、寝たきりになっている母の介護に追われ、結婚を勧められてもその気になれません。け
福永武彦創元推理文庫2018年4月発行題名を見て、??となった人が多いのでは?はい、これは福永武彦が加田伶太郎名義で書いたミステリ。全8編を「加田伶太郎全集」としてまとめたものです。初刊の時の序文もあれば・・「素人探偵誕生記」なる随筆最後には都築道夫・結城昌治との鼎談も入ってますなかなかに贅沢?いつ頃、加田伶太郎=福永武彦、と明らかにしたのかな。全然知りませんでしたが・・福永武彦が戦後の翻訳ミステリ普及に果たした役割は大きかったのだそうです。。(解説より)
BOOKカフェではないのですが、・読書するお客様のため、一切の会話禁止・注文も極力小声、もしくは筆談という、少し変わった喫茶店があります。以前メディアで紹介されており、いつか機会があれば訪れてみたいと思っていました。先日、電車を乗り継ぎ、道に迷いながら行ってきました。店内のテーブルに、以前来たお客さんたちが書いた読書記録やオススメ本に関するメモが残されており、自由に閲覧できるとのことで、それを読みたかったのもあります🥰(実際に読んだら失恋話やモラトリアム的な独白がほとんどで、ちょっ
先日、梅雨(つゆ)の晴れ間に、東行庵に行ってみました。ハナショウブも終わりかけてて、写真はもう難しいなぁ~と思いながらも、少し散歩していると。梅林で、こんな光景に出会えました・・。夥しい数の梅の実が一面に・・。そう言えば。梅仕事って言いますよね。塩梅、とも。そもそも、この時期を指す言葉が梅雨ですし。ここ東行庵の梅林は、これまでは春に訪れることがほとんどで、この時期に歩いたことはなかったような気がします。こんなに実が落ちてるんですね。梅雨時ならぬ梅実時?笑びっくりしました。
折角の仄かに明るく静かな朝に、朝食の好物のパンとアイスコーヒーを嗜みながらノヴァーリスの「サイスの弟子たち」を読むのであるが、肩が疼いて崇高な調べのような作品の文章一つ一つが意識に入ってこない。これなら今は読むより書いていたほうが気が紛れるのではと、これまで読んだ作品を一つ振り返ってみる。しかしながら、感想というほど立派なものが書ける程の技量は無く、単なる書き散らしの回想録になってしまうのである。佐藤正午さんといえば「月の満ち欠け」が真っ先に連想されるのであるが(ちなみに未読)、80
最近事件がらみでゲイ話がニュースになります昔は小説の世界でひっそりと存在していたのに男同士の愛が薔薇族で女性のそれが百合族?まあ、今ではホモとかレズと云う方が一般的なのかなプラス、BLものの本も多いですねまっ人それぞれたまにはそれ系の本を読むのも面白いです三島由紀夫の「仮面の告白」タイトルだけで未読本…読んでみたいな中上建次のも興味ありっです橋本治の「桃尻娘」は面白かった今日はこれくらいで(タイトルにある作家さんたちには著作アリ興味のあ
ジュリアン・グリーン『モイラ』の新訳が出ていたので先日買ってきて、さっそく読んでみました。実は、ずっと気になっていた本なのです!福永武彦訳で全集は出ているようですが、絶版で図書館にもなく、あきらめていたので、今回読めてよかったです~。しかも、とても読みやすいです!石井洋二郎訳。ジュリアン・グリーンはカトリック作家であり、『モイラ』にも純粋な清教徒が出てきます。ゆえに所々で聖書の引用やそれに不随することが出てきますが、丁寧に注釈をつけてくれていますので、とても分かりやす
寝ぼけ戦前に創刊された探偵小説雑誌「新青年」に、戦後直ぐに、覆面作家の「寝ぼけ署長」が掲載された、三話をもって終了する予定だったが、好評を博し、十話続いた寝ぼけ署長中央銀行三十万円紛失事件海南氏恐喝事件一粒の真珠新生座事件眼の中の砂毎夜十二時毛骨屋親分十目十指我が歌終わる最後の挨拶覆面作家は誰かと話題にもなった色々と憶測がら乱れ飛んだが、「探偵作家クラブ」の会報で、山本周五郎であるとばらしてしまった十話は、それぞれに趣向の違う話である余興であるが、十話の題名の最
3月9日(木)草の花福永武彦1954年の作品3月の読書会課題戦争中に高校弓道部の合宿(旧制高校・海の家)がおもな舞台で戦時下の息苦しい時代男ばかりの世界のなか青春のゆれる感情が描かれるタイトルはマタイ書から(冒頭に引用)草イコール人間の実在・平凡な人々のひとり花イコール平凡ななかでも見つめられる一時期があるそのようなたとえと理解4節に分かれていて2節<第一の手帳>と3節<第二の手帳>は1節で死亡した学徒(汐見茂思)の書いた小説で第一の手紙では男子生徒(藤木
3月2日(木)読書会3月の課題図書は福永武彦<草の花>大阪市各区図書館保存在庫を貸し出ししてもらうのを基本としているところ今回は用意いただいたものは大活字本(2分冊)文庫は新潮にあるが所有権取得したいとも思わないので大活字本を借り受けた出版は<埼玉福祉会>という社会福祉法人で奥書では1993年発行・限定500部・価格(税別)1冊3,200円かなり高額本記録のため埼玉福祉会のHPをチェックしたら出版は著名な日本文学のみただし最近はミステリーなどにも広げている本来は
「ハルキスト」待望の、6年ぶりの新作長編小説が発表されました。こんにちは。埼玉県北本市で"楽しむ家づくり"のお手伝いをしている蓮見工務店社長蓮見幸男です。姪っ子の成人式の記念写真。すごしやすい間取りや素敵なデザインつかいやすいキッチンなど一つひとつをみんなで相談しながら決めていくそんな、家づくりの楽しさを満喫してもらいたくてはりきって工務店やってます。こんなおうち、つくってます。そんな"楽しむ家づくり”をもっと多くの人
くにのはじまり舟崎克彦赤羽末吉イザナギとイザナミが柱を回って国造りイザナミが亡くなった後悲しんだイザナギが黄泉の国に出かけて戻るように懇願しますイザナミは「亡者となった姿を見るな」と言ったのに見てしまったイザナギ逃げるイザナギを追いかけるイザナミ赤裸々な感情の爆発💥すごいわ呪いの言葉がイザナミが「お前の国の民を毎日1000人、亡者にする」といえばイザナギは「それなら毎日1500人生まれる」言い返す❗️くにのはじまりくにのはじまり-あかね書房
受験生の皆さま、ご健闘をお祈りしています。先日、鎌倉でおとずれた三浦氏一族のやぐら山肌にうがたれた坑が自然と一体化した洞穴のようにくらくてここを墓所にするとはどんな心のありかただったのだろうと疑問がわいたのでした。やぐらは右奥の黒い穴手がかりをもとめ場所は違えど鎌倉時代初期に完成したというそれだけをたよりに『宇治拾遺物語』を選んでみたら、町田康さんによるぶっ飛んだ現代語訳におったまげ!池澤夏樹責任編集日本文学全集より『宇治拾遺物語』町田康訳全集第8巻の
<ネビル・シュート、フレッド・ホイル、福永武彦/中村真一郎/丸谷才一>1165「渚にて」ー人類最後の日ーネビル・シュート長編井上勇:訳創元推理文庫第3次大戦が勃発した。ソ連と北大西洋条約機構の交戦はひきつづいてソ中戦争へと発展し、4千7百個以上の水爆とコバルト爆弾が炸裂した。戦争は短期間に終結した。しかし濃密な放射能が北半球をおおい、それに汚染された諸国は、つぎつぎに死滅していった。その頃、かろうじて生き残ったアメ
その公園のベンチには本好きの猫が座っている。たぶん、好きなんだと思う。いつ行っても、そのページが開かれていて、「ここを見て!」と訴える。本好きが気に入ったページに、付箋を貼ったり、栞をはさんだりするように、いつも右手を添えている。もしかしたら、金銀財宝の在りかや、幸福の青い鳥の住処が書いてあるのかもしれない。猫語が読めたらな!と、いつも思う。むかし、猫という愛称で呼ばれていた。そう呼んでくれる人はもういない。けれど、その頃も今も、本は好きだ。
高校生の時、Z会の通信添削問題で「草の花」を読んで以来、福永武彦のファンになりました。特に、「忘却の河」は何度も読み返し、その重奏的な構造と、家族、愛と死をめぐる深い問いかけに、いっときどっぷりハマってました。で先日、何気なくネット検索をしていると、なんと福永武彦全集が電子版で出ているではありませんか。全集そのものは以前からあったと思いますが、ほとんど文庫で揃えていたので、全集には手を出さずにいました。別に専門家じゃないし、趣味ですから。ところが最近、文庫の「忘却の河」をひっぱり出して
・・・さながら水に浮いた灰色の棺である・・・北原白秋「おもひで」6年前の今頃は柳川に行ってました。柳川といえば北原白秋の故郷であり、掘割の町水郷柳川、白いなまこ壁にうなぎ、といったあたりが一般に喧伝されているイメージですが、僕にとっては上記の白秋の詩句を扉に掲げた柳川を舞台にした福永武彦の小説「廃市」のイメージが強く刻まれています。大学生の頃に読んで、いつか訪れてみたいと思っていた柳川にやっと行けました。「小説はフィクションだから滅びゆく水の古都に仕立てた方が物語になりやすいのだろうが
2022年11月3日(木)~5日(土)軽井沢旅行⑥軽井沢高原文庫2022年11月3日(木)~5日(土)11月5日(土)旅の最終日立原道造の軽井沢の聖地その3『軽井沢高原文庫』へ。右側に見える木造の家は旧有島武郎別荘。中にあるカフェ『一房の葡萄』へは、ランチしに後ほど行くことになる。その裏庭には堀辰雄山荘の庭が見えた。10代の頃に親しんだ文学の薫りがプンプンする軽井沢の空気感、ステキだな~お目当てはこれ。『軽井沢高原文庫』前庭にある『立原道造
近くの公園と、少し遠くの国定公園の秋景色を撮ってみました。近くの公園から。以前も紹介させて頂いた音楽ホールです。設計は村野藤吾で、国の重要文化財に指定されています。1937年(昭和12年)竣工。太平洋戦争末期に市街中心部を焼きつくした大空襲からも、奇跡的に焼失を免れました。音響効果も折り紙つき!12月には、あの「映像の世紀~パリは燃えているか~」でも知られているピアニスト加古隆のコンサートも予定されていて、とても楽しみです!ちなみに、このコンサートで1階5列サブセンターという良席