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ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。香納諒一作。刑事花房京子シリーズの最新刊を図書館で発見して貸し出し。これで全話コンプリート。今回花房が対峙するのは、元公安のコメンテーター。相変わらずハイレベルの安定感で相手を追い詰めていくわけだが、今作は最後に意外な展開もあって読み応えあり。B砲の件は少し痛快(苦笑)。ワンパターンといえばワンパターンだが、読みやすいし、これはもう様式美ということで。次作が出たらまた読んでしまうはず。花房の過去やプライベートが描かれても面白いかも。で、倒叙モノ
ネタバレ御免の勝手で偏った見当違いかもしれない感想を基本敬称略で。大倉崇裕作。~挨拶から~考察までをコンプリート。予想&想像以上の面白さ。作者の作家としての凄さを改めて痛感させられた。いわゆる倒叙モノは最初に犯人がわかっているので、最後まで読ませるには謎解きのプロセスや登場人物のキャラが重要になってくると思うのだが、今作は◎。一つのエピソードがそれほど長くないので、一気に読んでいくとテレビドラマのシリーズを見ているような感覚にも。警視庁いきものがかりシリーズのキャラも登場させるサービス精神も
今日、TVアニメ「負けヒロインが多すぎる!」dアニメストアで、全話視聴完了しました。よく分からないアニメだなぁ〜と思って観ていたら、最後まで、よく分からないままでした。。。福家警部補の考察(創元推理文庫)[大倉崇裕]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}大倉崇裕さんの、「福家警部補の考察」読了しました。若干のネタバレしますが、今作は、福家が犯人に罠を仕掛ける展開に胸が高鳴りました。一階の掃除機がけをしました。フィットボクシング2のデイリ
『福家警部補の考察』(大倉崇裕/創元推理文庫2023年12月8日初版)。7月20日に読了。2009年1月に登録した「読書メーター」での「著者グラフ・全期間」によれば、大倉崇裕の既読本は、『福家警部補の挨拶』(函館市中央図書館/単行本/2009年11月読了)から『ゾウに魅かれた容疑者~警視庁いきもの係~』(市立富良野図書館/単行本/2022年2月読了)までの16冊(14作品)。そのうち<福家警部補>シリーズが6冊(4作品)。最新刊にして第5弾の本書を含め本棚には文庫版5冊が並
昨日は結局8時間待ちでした。待ち時間に読み終わった1冊は倒叙ミステリ福家警部補シリーズの第5弾です。最後の証券マンの事件以外は福家警部補がなぜ犯人に疑惑を持ったのか毎度のことながら描かれておらずいつも通りそこが不満ではあります。コロンボや古畑任三郎だとどこに綻びがあったか最後に教えてくれますよね?(うろ覚えなので違ったらすみません)それがあると単に勘のいい人。じゃなく鋭い洞察力の人。に感じられるのになあ。前作までを読み返していないので今作が初かどう
こんにちわ。指導員のsuzukyoです。飛鳥日野アラフォーブログを覗いて頂き、ありがとうございます。一気に寒くなって来ましたね。ちなみに、うちの指導員にも読書好きな人がけっこういます。筆頭は、H野指導員ですかね。朝と昼休みは、常に文庫本を手にしています。各言う私も、ちょくちょく文庫本を購入します。先日、手にしたのはこれです。↓大倉崇裕さんの「福家警部補の考察」です。福家警部補シリーズの5作目ですね。大好きなシリーズで毎感買っています。↓ジャンルは、倒叙推理とか倒叙ミステ
今日キラ☆昨日からの「わがまま」続きで、ガンプラを、ただただ組みました。組みだけ完了。⤵️このあと、捨てサフを吹くことを考えて、クリアパーツは、付けてません。今日は、「わがまま」として、このとおりのガンプラ組み。機動戦士ガンダム水星の魔女HGガンダムキャリバーン1/144スケール色分け済みプラモデルAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Amazon(アマゾン)で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}楽天市場で
題名:福家警部補の再訪ASIN:B00FKW2HZE著者:大倉崇裕出版社:創元推理文庫メモ:福家警部補シリーズ2巻目このシリーズは、「刑事コロンボ」好き、という筆者が書いた本なので、いわゆる倒叙ものまず、最初に、犯罪(殺人)のシーンが描かれる読者は犯人が分かっている状態で、福家警部補が登場じわじわ犯人を追い詰め、逮捕にもっていくその追い詰め方が、若干えげつない、といえばえげつない前作も短編集だったが、この本も4作の短編集・マックス号事件:
今日キラ!いま、読んでいる、大倉崇裕さんの「福家警部補」シリーズ、現在、3作目を読書中ですが、このシリーズ、スゴいです‼️形式は、刑事コロンボや古畑任三郎のような、最初に殺人のシーンがあって、それを刑事が追い詰めていく、という、「倒叙もの」なのですが。。。読み始めると、あっという間に引き込まれ、時間の経つのを忘れて読んでしまいます❗️そのリーダビリティたるや、東野圭吾さんの作品に匹敵するほどだと、思っています❗️しかも、主人公のキャラクターが、1作目、2作目と、読み
今日キラ!最近読んでいる、推理小説シリーズ、「福家警部補」シリーズ。小説版、古畑任三郎、と言えるかもしれません。そのくらいに、魅力的なキャラクターと、精緻を極めたロジックで、魅せてくれます❗️主人公の福家警部補は、女性なのですが、何日も徹夜しても涼しい顔をしている、バイタリティに溢れるキャラクターです。私も、そんなバイタリティが欲しい❗️そう思って、バイタリティのアップのために、やりたいこと、好きなことを、やっていこう、と思います。今日は、スーパーファミコンの
副題は“警視庁いきもの係”。銃撃を受けて負傷し、リハビリも兼ねて警視庁総務部総務課動植物管理係に異動になった元警視庁捜査一課の鬼警部補・須藤友三が、部下の薄圭子巡査と動物がらみの事件に挑むシリーズ第5弾です。3編の中編が収録された連作ミステリです。「タカを愛した容疑者」「アロワナを愛した容疑者」「ランを愛した容疑者」今回も、各編にはタイトルどおり、オオタカ(「タカを愛した容疑者」)、アジアアロワナ(「アロワナを愛した容疑者」)と容疑者や被害者たちの周囲にいた動物が登場しますが、第3話
最強最凶の女子探偵。この三人がトリオを組んだら、どんな犯罪者も一撃アウト。福家警部補が事件のアウトラインと証拠と犯人を指摘。碓氷さんが証拠から推理して事件を構築して犯人特定。ただ彼女は純粋に謎に関心があって、犯人そのものには興味なし。楯岡さんが最後に心理的に犯人を自供に追いこむ。やっぱり最高だな。
題名:福家警部補の挨拶ASIN:B007RI8C2Q著者:大倉崇裕出版社:創元推理文庫メモ:簡単に言うと、「刑事コロンボ」の女性版と思えば良い最初に、犯罪(殺人)のシーンが描かれる読者は犯人が分かっている状態で、福家警部補が登場じわじわ犯人を追い詰め、逮捕にもっていくこの本自体、四つのエピソードからなる短編集だが、全ての話は、上記の展開となっている最初から犯人が分かっている推理小説、というのは、若干違和感を覚えたが、読み進めていく内に慣れた読む前に
大倉崇裕さんの「アロワナを愛した容疑者警視庁いきもの係」を読みました。アロワナを愛した容疑者警視庁いきもの係Amazon(アマゾン)107〜6,840円警視庁いきもの係シリーズの5作目。表題作、他2編。動植物管理係、通称いきもの係なので、事件には動植物が絡んできます。今回は鷹、アロワナ、胡蝶蘭。動植物には詳しくないのですが、良く調べて書かれているのだろうなと。アロワナの話には作者の別の人気シリーズ「福家警部補」も絡んできてニヤッとなるかも知れません。また福家警部補シリ
大倉崇裕著。未踏峰へチャレンジするはずの息子の後援を止めると言い出した中津川を殺した狩。悪徳ブリーダーをする弟を許せず殺すペットショップオーナーの千尋。殺人者をどうやって福家警部補が追い詰めていくか。という倒叙ミステリ。中編2編を収めた福家警部補シリーズ第4弾。殺人者にもそれなりのストーリーとアリバイ工作があって面白いし読みごたえもあるが福家警部補がどこに引っかかって犯人を嗅ぎ取ったか。というところが何も述べられていなくて単に勘の良い
ここ数日涼しくて過ごしやすい~体調崩さないように更に気をつけねば☆さてさて続きますよ~『秋の夜長にミステリー①。』なんということでしょう。実は越してきたその日からぐっすり眠れます!寝つきが悪い、眠りが浅いのですぐ起きる、の人生だったんですけどね。(2、3時間眠れたら満足す…ameblo.jp☆他に本棚入りしたミステリー関連の3冊☆『名探偵ポワロ』完全ガイド/久我真樹アガサ・クリスティ原作の”名探偵ポワロ”の、デヴィット・スーシェ版のドラマガイドブックです。ドラ
「刑事コロンボ、古畑任三郎の系譜」となってますと記載、最初から犯人が分かってるヤツですね。面白かったです、このシリーズ外れなしですね。
“善良な”犯人たちの完全犯罪に隠された綻びを、福家警部補はひとり具に拾いあげながら真相を手繰り寄せていきます。ふちなし眼鏡に小柄で童顔、頼りない外見からおよそ刑事に見えない福家警部補が、鋭い推理で殺人事件の犯人と対決する倒叙形式の本格ミステリシリーズの第4弾です。2編の中編が収録された倒叙ミステリです。「未完の頂上」「幸福の代償」倒叙形式とは、初めに犯人の視点から犯行の様子が描写され、読者は犯人と犯行過程がわかった上で、探偵役がどのようにして犯行の方法を発見するのか、どのようにして犯人
こんばんは。先週、知人から笹かまぼこをいただいたので、夕飯にいつも食べています。正直に言うとかまぼこは苦手だったんですが、こんな風に焼いてワサビをつけて食べたらとてもおいしかったです。いただいた物にはいくつか種類があって「プレーン」「えび入り」「しそ入り」「チーズ入り」とあったのですが、中でも「えび入り」が最高でした。☆==============================================☆前回「今日明日で読み終えたい」と言って
平成で一番ハマったドラマといえば?みんなの回答を見るキャンペーン詳細平成時代にハマったドラマ、色々あるね☆地上波orBSドラマだけズラズラ思いつくまま挙げてみると、●刑事ドラマ系の、「古畑任三郎」「相棒」「ケイゾク」「警視庁捜査一課長」「TEAM」「TEAM-警視庁特別犯罪捜査本部-」「64(ロクヨン)」「沙粧妙子-最後の事件-」「眠れない夜をかぞえて」「福家警部補の挨拶」「サイレント・ヴォイス行動心理捜査官・楯岡絵麻」「S-最後の警官-」「
ふちなし眼鏡に小柄で童顔、頼りない外見からおよそ刑事に見えない福家警部補が、鋭い推理で殺人事件の犯人と対決する倒叙形式の本格ミステリシリーズの第3弾です。3編の中編が収録された連作ミステリです。「禁断の筋書(プロツト)」「少女の沈黙」「女神の微笑」倒叙形式とは、初めに犯人の視点から犯行の様子が描写され、読者は犯人と犯行過程がわかった上で、探偵役がどのようにして犯行の方法を発見するのか、どのようにして犯人を追い詰めるのかを中心に物語が進むミステリの形式です。テレビドラマや映画では犯人役
一日もかからずできた夜桜手まりはかわゆいなぁ。綿で丸を作るのが1番の難関。ぼんてんを使えば変わるかしら。さて、シリーズもののこちら。どこの巻から読んでも全く問題ありません。短編で構成されています。推理物で、古畑任三郎とおなじく、先に犯人の行動が出て来て、あとから警部補が追い詰めていくスタイルです。抜けているし、子どもに見えて、全然警察に見えない警部補。でも、追い詰めていく様はなかなかスリリングでスタイリッシュです。
福家警部補の考察(創元クライム・クラブ)1,836円Amazon大倉崇裕『福家警部補の考察』☆福家警部補シリーズの最新作にして5冊目☆今回も、とても刑事には見えない風貌の女刑事、福家警部補が事件解明する、先に犯人がわかってるスタイルの倒叙ミステリです☆短編、中編併せて全4作の連作集ですが、全体的にいつも以上に、簡潔で、すっきりした筆致になっています☆もはや同じ倒叙ミステリの「刑事コロンボ」を意識することなく、福家警部補シリーズは独立した一つのシ
「福家警部補の再訪」読了!傘立てを心機一転!「福家警部補」シリーズ2作品目。おっちょこちょいだけど、気になることはとことん追求し、証拠を見つけ、犯人に罪を認めさせる。「女性の警部補が主人公の作品って、読んだことあるかなぁ〜〜」と、読み終わってから振り返ってみたが、記憶にないなぁ〜〜実家にあった不要な大きな壺を傘立てにしていたが、あれでは2本ほどしか入らないので、新しくしました。本当は、陶器がいいけど、このデザインを気に入り、買いました。黒色のフックのような物は折り畳み傘をぶら下げる為の器具
先週は、3冊読めたのですが、その中にミステリーの定番とも言える、「館もの」がありました。昔から、閉ざされた館での殺人事件が起こる「館もの」はたくさんありますが、やはり外せないのは、綾辻行人先生の「十角館の殺人」でしょう。実を言うと、この作品が世に出た頃は、ミステリーを読んでおらず、司馬遼太郎先生の作品をはじめ、歴史小説ばかり読んでいた。この作品を読んだのは発表されてから、ずっと後で、有栖川有栖先生を読んだ後に知ったと思う。とにかく、設定は「使いふるされた」様に感じるが、でも新しい。そして
臨場時のドタバタは相変わらず。鋭い洞察力、そして人間観察力も相変わらず。第一作の「福家警部補の挨拶」から読んでいる人には、もうおなじみだ。ああ、いつも通りと、こうしたルーチンのような進み方は、安心感があって、落ち着く。それだからこそ、読みやすい。一貫した倒叙ミステリーで、それ以上でもそれ以下でもない。無駄な感傷を削ぎ落した、実に洗練されたストーリーだ。犯罪者にとって、敵に回したらこんなに厄介な人物はいない。ここまで食い下がられると、途中で、もう、どうでもよくな
こんにちは多花です今日は久しぶりに読書レビューをしましょうかね。最近続けざまに紹介している倒叙ミステリーの最新作「福家警部補の考察」です。作者の「大倉崇裕」先生は去年大ヒットした名探偵コナンの劇場版「から紅の恋歌」の原作者でもあります。相も変わらずの「福家」の変人ぶりなのですが最近の福家警部補には少し違和感があります。以前はその卓越した観察眼と執着心によって犯人を追い詰めていたのですが、最近の追い詰め方がトラップに近くなんか違うな~と思っているのは私だけでしょ
・・・しました。大倉崇裕「福家警部補の考察」やっぱり、このシリーズ、面白い!一気に読んでしまいました!