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ある居酒屋で初めて飲むお酒があったので、いただくことにしました。これです。「産土(うぶすな)山田錦生酒2022」。熊本県和水町の花の香酒造さんが醸しているお酒です。花の香酒造は「花の香」を主力銘柄にしてきました。獺祭を醸す旭酒造で酒造りを学んだ蔵元の神田清隆さんがお酒の質向上に努めたことから人気を博して、熊本で一番美味しいお酒の評判を勝ち得ました。その話は、空太郎がSAKETIMESに記事を書いたのが2017年でした。その時、すでに神田さんは、「地元の和水町で酒米を造って、
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「花の香(はなのか)桜花(おうか)純米大吟醸」。熊本県和水町の花の香酒造さんが醸しているお酒です。花の香酒造さんは蔵元の神田清隆さんの活躍で2014BYにデビューさせた「花の香」が大ブレークし、わずか数年で1000石近くを造るほどに成長したのですが、その途中に起きた熊本地震の被害と無理な設備投資で借入金の負担が重くなり、2018年4月に熊本の警備会社のキューネットの傘下に入っています。現在は再建中で、社長もキューネットの西川尚希社長が兼務し
自宅の晩酌にお酒を選びました。これです。「穂増(ほまし)生酛9」。熊本県和水町の花の香酒造さんが醸しているお酒です。花の香酒造は主力銘柄が「花の香」で、この「穂増」は新しく発売した銘柄になります。その経緯については、蔵元の神田清隆さんがラベルで詳しく語っているので、そのままご紹介します。熊本在来種肥後米穂増(ほまし)生酛9自然農法江戸時代、人々に愛された「穂増」は「東の加賀米、西の肥後米」と言われ、米相場を左右し「天下第一の米」とも称された肥後米です。
銘柄の名前は、酒蔵の周辺にて花の香りが漂うという事に由来します。そして2014年、現在の六代目蔵元によってブレンドがリニューアルして今に至っています。とてもクリアで済んだアロマ。果実よりも花のようなイメージ。僅かに穀物やヨーグルトも。上品な旨味は、原料米である山田錦のイメージでして、それが地元で育てられているのであれば蔵元も造り甲斐があるでしょう。上品でありながらボリューム感もあり、純米大吟醸という説得力があります。よって、綺麗なタイプをお求めの左党には十分な満足感が得られる一本でしょうし