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❝すぎたことだけが、確実に私たちのものなんだと思うわ。❞恋する女は愚かだ。「葉子」は貰った些細な言動を大切に、大切にして、帰らない男を待ち続けてしまう。そうして必死に幸せを見出す姿は、傍から見れば痛々しいものであるに違いない。一番近くでその様を見続けた娘「草子」は″ボート″を降り、自分の足で歩いていく決心をする。❝--ごめんなさい。--ママの世界にずっと住んでいられなくて。❞葉子は過去に囚われたまま、ボートに取り
こんばんは!夏休みが終わりました西日本は台風が来てますが、大丈夫でしょうか?大きな被害が無いことを祈ります。今日は仕事が休みなので、家でゆっくりして、本を読んでます。江國香織さんの「ちょうちんそで」ハードカバーの装丁が美しくて、お気に入りの本です。とか言っててなんなんですが、実は買ってから数年経つのにまだ全部読んでいません←2013年の初版だから、もう10年前!?わお。半分くらい読んで、長いこと積読にしてました。その間、仕事が忙しかったり、持病が発症したりして、なかなかゆっ
この出産、誕生日、死んだ日のような濃密すぎる日が明けた今もその感覚は続いている『2023/07/31(覚醒・松果体・産んだ生まれた死んだ・エゴの死25.)』このように過ごしていたら出産の時のように物凄く集中しエアコンも扇風機もかけているのに汗がタラタラ出てきて頭がクラクラしてきた『2023/07/31(もう、のた…ameblo.jpそしてやはりこの感覚を今肉体に下ろしているのだ…と思いだから逆に体が重くて重くて仕方がなくだからどんどん浄化、手放しを繰り
一週間後は最大9連休のGWが始まりますが(私はカレンダー通りです)今の時期、寒暖差が激しくて体調に気を遣いますね💦朝晩はまだ肌寒い時もあるし、日中は真夏日だったり...私は花粉症はないので有り難いですが、最近は不眠や偏頭痛、倦怠感に襲われる日もあり...気象病?皆さんもお気を付け下さい。そんなここ数日、身体の不調に伴い、出費も色々重なった毎日。車のタイヤ交換に家電製品(冷蔵庫と洗濯機)の買い替え、ケーブルテレビの光工事等々...なんやかんや💦これから推し活で遠征も多々あるし、交通費やホテル
\目指せ/2023/12/31までに50冊!累計1000冊!日本一周中のつっちーです!読書が趣味で、ゆるゆると1000冊読破を目指しています😊記録と整理のために、読書したらブログに書いていきます🎵※タイトルの最初の数字が累計、()内の数字が2023年に読んだ冊数です。〈印象的な内容〉・すぎたことは絶対変わらないの。いつもそこにあるのよ。・だいたい、江國作品は理想を説かない〈感想〉・泣けるような小説ではないけれど、引き込まれてページをめくる手が止まらない、そんな感じだった。
神様のボート江國香織さんの本を読むと出てくる食べ物に無性に引き付けられる。「神様のボート」の葉子は煙草とコーヒーとチョコレートで栄養を取っていると言っていて一番好きなのは赤い箱のリンツらしい。ある日姿を消してしまった夫に会うため定住せず引っ越しを繰り返す葉子と成長するにつれ次第に一つの土地で着実な生活を営みたくなる娘の草子の日々を描いた作品。俄然赤い箱のリンツが食べたくなってしまった。いくつもの週末江國さんが夫との生活を描いたエッセイ。よその女という項目では江國さん
―いつか俺たちが死んだら、水になるね。骨ごと溶けるような、私の体とあのひとの体のあいだに皮膚なんて存在しないみたいな烈しくすばらしいセックスのあと、あのひとはよくそう言った。―こうやって抱きあったまま、水になって流れていく。―川みたいに?―そう。川みたいに。―抱きあったまま?―そう。絶対に離れない。手も足もからめたまま、川みたいに。それは、とても単純なことに思えた。とても単純でとても正しい、この上なく安心なことに思えた。いつか私たちが死んだらー。グラスの中のジン・
おととい、不要品を箱に詰めたあと少し隙間が出来た本棚を整理し始めたらなぜかそこにあるんですよ。「神様のボート」あの帰り道に気づいてからずっと探してた。どうしてここに?ずっと使っていなかった本棚に?帰りの電車で読もうとして気づいて立ち寄った場所すべてに電話してありませんよと言われ続けた失くしもの。『一度出会ったら、人は人を失わない。(婚約破棄)』29のとき。前夫と離婚した後に付き合った人と入籍間際で婚約破棄をした。ひどい振り方をして傷付けてしまった。自宅を新たに新築しようとして
29のとき。前夫と離婚した後に付き合った人と入籍間際で婚約破棄をした。ひどい振り方をして傷付けてしまった。自宅を新たに新築しようとしていた彼にその家には住めない、と告げて誰にも言わず、今いる街に引っ越した。あれから何度か夢にその彼が出てきてそのたびに私は物陰に身を隠すから夢ではまだ1度も話したことがなかった。でも、今朝久しぶりにみた夢では私はいつもみたいに逃げたりも隠れもせず初めてお互い顔を見合わせ駆け寄った。"言いたいことがあったんだけど!オレ、もうなにも怒ってない
昨夜のことを少しだけ。昨日は毎年秋の恒例@酉の市でした。あれからの私、本当に人生逆転ホームラン。(逆転ホームランとは?)自分の直感に従う、もう迷わない。今年は思うところがあり毎年買っていた熊手もかっこみも購入せず。ごめん嘘ついた、社務所でかなり迷ったし「思うところがあり」とか書いたけど実は大したこと考えてない。たぶんこれは私がいちばん好きな色。蛍石、フローライト。押上まで歩いてテラス席に座りなにかに憑かれたかのように普段飲まないワインをひたすら飲みました。すごく楽し
これからは〝統合の時代〟と言われていてそれはわたしのように今、この瞬間を意識的に生きるひとたちが生きる世界でわたしはそんなことは知らなかったが10年くらい前からこのように生きてきて今、それが当たり前になっている『統合するということ1.』そしてわたしは昔何度もセックスの度に泣いたずっとこのままでいたいどうしてひとはこのままで生きられないのかとそしてそう生きるにはどうしたらいいのかと思ったと…ameblo.jpそしてその統合とはもう、もう、セックス、まぐあいのよ
さてさて…だいぶ時間がかかりましたが、読みましたブロ友さんから贈られた「神様のボート」という物語贈り物のあれこれはこちら『★恐怖の贈り物⑤』「ということで」の色々を読みたい方はこちらからどうぞ第一話『★恐怖の贈り物①』先日不可解な事件が起こりました色々面白かったと共に…危ないよなぁって反面もあった…ameblo.jp私ね、淡々とした…穏やかに流れる物語って。。。実はちょっと苦手で、話の3分の2くらい過ぎるまでは「ちょっとこの話…読めないかもなぁww」って思ってました🤣この
江國香織さんも、ちょっと違う世界に連れて行ってくれる作家さんですね。この「落下する夕方」と「神様のボート」の2冊は、特にそうです。「神様のボート」の葉子や、「落下する夕方」の華子のような生き方は、(ボストンバックひとつだけ持って、あちこちと旅の延長のように住むところを変えて、場所にも物にも執着しない)とても素敵に思えて憧れるけれど、残念ながら私は、それが似合うような歳の頃には、どうしても捨てられない人や物や場所があってそんなことできる訳もなく、そして、今、読んでみると、
前のお話になりますがNHKで、「神様のボート」というドラマがありました。ストーリー、映像の世界感キャストなどたちまち、このドラマに惹かれました。このドラマを見始めたのは既に、中盤あたりだったので全てを認知していない部分があります。そこをご容赦頂きすこしお付き合い下さい。江國香さん原作で、主演は宮沢りえさん(葉子)葉子は結婚していましたが運命の人に出会います。相手にも妻が居ました(葉子が夫に離婚して欲
今はほとんど行けていませんが旅行が大好きですわが家の行き先は大体ビーチ🏖夫が子ども達とよく遊んでくれるので私はビーチで読書が定番です。↑これはモーリシャス旅行に持って行く本ってありますよねイベントが多い旅行中読書時間が細切れになってもしばらく読む時間が取れなくて内容忘れても(笑)大丈夫な、ごく軽い恋愛モノを持って行きます。短編集も多いかな。この間の年末年始は江國香織さんの『金平糖の降るところ』読みました。ノリノリなラテンだけじゃない南米を知っている人にはすっと情
うちにはテレビがないので、この本が映像化されたことを知らなかった。宮沢りえさんが主演、というのは本当にぴったりだと思った。10〜20代に出会った本にはすべて言えることだが、何度も読み直してみると発見がある。(もちろん何度も読み直すためには相性が大事だと思うが)この本も、少なくとも50回は読んでいる。1年に何度も読み直すし、特に夏に読みたくなる本だ。草子に感情移入する読み方から20代の葉子、30代の葉子、桃井先生。「積木」の店長、まほちゃん。い
江國香織さんの神様のボート。ずーっと読もう読もうと思ってやっとです(^O^)必ず戻ってくる、どこにいても、いつか必ず見つけ出すという約束を信じて行方不明の夫の事を待ち続ける母葉子と、娘草子の2つの目線で進んでいくお話でした。母は、夫のいない土地と生活に慣れてしまいたくないという思いから引越しを繰り返し、娘はそれに付いていく。が、やはり徐々に母と娘の間には微妙な溝が生まれていく。娘はやがて自分の道を
『神様のボート⒈』小さな、しずかな物語ですが、これは狂気の物語です。そして今までに私の書いたもののうち、いちばん危険な小説だと思っています。(江國香織、あとがきより)これはわた…ameblo.jpまつやま絵画教室の松山先生に「よく今まで(有限の世界に)埋もれませんでしたね…」と言われわたしは「埋もれなきゃ…と思ったこともあるし埋もれたこともありますがいつも何かの力で埋もれられずそれは運命でした…」と言っただからいつも何にでも片足だけ突っ込んでいる気
『融点』S3サイズキャンバス/アクリル江國香織さんの小説「神様のボート」をイメージして描きました。美しい狂気の恋の物語です。タイトルの『融点』は小説に出てくる「骨ごと溶けるような」「いつか水になるね」という言葉から考えました。とても気に入っています。神様のボート(新潮文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,701円ほんじょうれいこのmyPickAmazon(アマゾン)マルマンスケッチブックスケッチパッドヴィフアールB5中目S208V520〜844円水彩色
FC2にゃ~ごの本棚◎。神様のボート江國香織昔大好きだった江國作品、少しづつ読み返してみたいと思いますまずは『神様のボート』今読むとちょっとまた少し印象が違う夢見がちに感じるのは私が世間の垢にまみれたからか?(笑)⇑クリックお願いいたします<(__*)>
小説を読んだのはどのくらいぶりだろうもう何年も読んでなかったと思う学生の頃はいっぱい読んでたのに無性に読みたくなって取り敢えず図書館に行ってみたけれど何を読んでいいのか何が人気の本なのかどんな作家さんがいるのかわからなすぎて選べなかった一列ずつ棚を歩いてみてなんとなく手にとった本江國香織さんの神様のボート骨まで溶けるような恋をした恋人を一途に待ち続ける母親とその娘の物語読みやすくて一気に読んでしまったとことん一途に恋人を思い続けることは素敵なことだと思うでもね
江國香織さん、好きな作家さんの一人です。小説家であり、児童文学作家であり、翻訳家、詩人でもあります。とても繊細な感性の方だと思います。一番最初に読んだのは、『アリスの国vol.1』(河出書房新社1990年7月)という雑誌に載っていた「ぬるい眠り」。短い小説だったけれど、その感性に惹かれました。そして、「きらきらひかる」で大好きになりました。共感というのでしょうか。とても好きな物語。好きな世界だと思いました。せつない気持ち、優しい気持ちになる小説です。きらきら
8日の月曜日お仕事を定時で上がってUNIQLOに走りました村上春樹コラボUT、無事に買えました着画にもチャレンジ。『ノルウェイの森』Tと『スプートニクの恋人』T。村上春樹作品で『スプートニクの恋人』が一番好きです。「ぼく」が寝不足な中、夜明け前に電話をかけてきたすみれに記号と象徴の違いについて説明するシーンが印象に残っています。そこを読んで、なんて誠実な人なんやと思って。人に対してもやし、言葉に対しても。眠かったろうにね。たまに自分でも考えてみたりしています。あとは単純に「うむ。
2月の読書テーマは、「愛の本」でした。ミステリー本をはさみながら読んだのがこちら↓↓↓家族愛、配偶者への愛、子どもへの愛。こうして書くとありきたりだけど、ストーリーの中ではありきたりでない展開ですよ。特に私が好きなのは「本屋さんのダイアナ」今回再読です。「大穴」と書いてダイアナと言う名の少女の話。ダイアナの母がおバカにふるまってるけど、実は愛情深いところ、いいなあ。ようやく会えた父は、実際はダメ男だったけど、彼がダイアナにすすめた本のフレーズ
読んだ!もう一回読みたいくらい面白かったな〜変わらない大人と変わっていく子供、、かなりエグかったです、、おすすめお風呂で本読むの、もうすっかり日課になった
どんどん終わっていく死んでいくそれは本当に本当に気持ちよく身も心も魂も気持ちよすぎて狂い続けているこの世にこんな喜びと安心があるのかと思いながら堕ちていくどこまでも神様のボート2.『2022/12/23(神様のボート2.)』―いつか俺たちが死んだら、水になるね。骨ごと溶けるような、私の体とあのひとの体のあいだに皮膚なんて存在しないみたいな烈しくすばらしいセックスのあと、あのひとは…ameblo.jp
なっぴです!一個前の投稿で落ち込んでたけどもう元気だよー!!これ、ずっと読みたいって思っててやっと読めた。江國香織の『神様のボート』!切ないお話だった。。。うーん、待ち続けられるほど好きな人ができたらいいな〜。好きってどんな感覚だっけ?笑それすら忘れつつある…nappi