ブログ記事2件
もう昨年の夏になる。2ヶ月してから”異能の人”の「前置き」を書き、しばらくして「最後のまとめ」と「3.」を書いた。まだ中身を結論づけて書くにはしっくりと来ない。それでも記憶は少しずつ変わる気がして、いい加減、書かないと、と思う。彼の陶器の店で、彼はタバコをもって、僕は海パンに半袖シャツで立ったまま、対峙した。彼はまるで旧知の間柄ででもあるかのように、大事なことを喋り始めた。僕は相槌を打ちながら、時折、適切な質問をして話の興味をつなげた。