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7月3日(金)写真を撮り忘れたのですが、今日のお昼は一人でパスタを食べに行きました。ひとり飯の時の常として、ずっと本を読んでいたわけです。席に案内されたときは、周りを見る余裕がありませんでした。メニューを見て注文してから食べ終わるまで、ずっと読書。さて、食べ終わって帰ろうと顔を上げたとき、正面の壁にたくさん額装されて飾られていたのが、サム・トフトの絵でした。我が家は持ち家とはいえマンションなので、なんとなく壁に釘を打ったり画鋲を刺したりができません。壁紙はざらざらした感
吉村昭を立て続けに読む。「破船」「ポーツマスの旗」「羆嵐」語りは、抑揚がきいている、というよりは、簡潔明瞭。心理描写は少なく、ザクザクと話は展開し、描写やエピソードで人物、物語は浮かび上がってくる。「破船」の最終盤の畳み掛け、人生とはかくも、淡々と運命を受け入れていく、なんと、と嘆くしかなく、「羆嵐」では最終盤まではドキュメンタリーの凄みがあり、最終盤となると一転す。松本清張と似ているが、やはり違う。松本清張の良き読者であったが、吉村昭の良き読者ではなかった、と気づく。※本文とは、関係
吉村昭の「破船」を読む。言わずもがな、衝撃を受ける。読み終えてきた書名が、自然、浮かぶ。柳田國男「山の生活」深沢七郎「楢山節考」そして、三津田信三「碆霊の如く祀るもの」経済的貧しさ、貧窮を背景にした在り方。そこで現れる「自然な有り様」の不気味さ。※西ヨーロッパと日本では、飢餓やら貧困に対するアプローチが違う。西ヨーロッパは、生活水準を上げ、華美にし、海外に植民地を拡大していく。日本は、現状をマックスとし、只管作業を丁寧にし、質の向上を求める。インフレーション志向とデフレーシ
日本海側に近い摩耶山は以前から一度行ってみたい山だった。日本海側に近く山頂からは日本海が望める。山から見える海岸線の景観は素晴らしい。鶴岡からレンタカーを使えば行ける。バス便もあるが登山口までの往復の歩きを考えるとレンタカー一択。山形県登山の場合翌日仙台の友達と会って囲碁の楽しみもある。2024.9.6小竹向原(0536)-池袋・大宮・新潟経由鶴岡(1012-25)-摩耶山越沢登山口280m(1115-22)-初心者ルート分岐(1200)-関川コース合流(1240)-摩耶山
大阪梅田アナスタシアで占い師をしていますアンネです。今回はおどろおどろしい題名ですね。というのは、最近「破船」吉村昭作を読みまして。昭和60年に出されたこの作品。作家の描写が素晴らしく、現代に読んでも生生しく感じることができるんです。ストーリーは貧村の漁業を生業とした人々で、船の座礁を誘導させて、その船から金品を強奪することで潤っている村の話。金品とか良いものだけを運んでくると思いきや、最後はとんでもない厄災も運んできたっていう。もうね、船を座礁させるように誘導させてるって
2024年読書14冊目は吉村昭著「破船」【超ざっくりストーリーは】労働力として男も身売りしなければならないような海辺の寒村の物語です。この村では、冬の海が荒れた日に「お船様」が不定期に来ます。「お船様」とは、米や酒・醤油を積んで荒天により寒村の沖に座礁した船の事です。その「お船様」が来たら、村の衆は「お船様」の乗組員を殺し、荷物を村に運び船を解体し材木とします。「お船様」が1艘来れば数年は村から身売りする者を出す必要はありません。ある日、「お船様」が来ましたが、その
利根川の土手を歩いていると前方に何か黒いものが・・・。モグラのようです。残念なことにもう生きてませんでした。近くには血痕も見られました。前脚だけクローズアップ。帰りに同じところを通ると、もうモグラの姿はありませんでした。カラスが持って行ったのかもしれません。上空には自衛隊の飛行機。更にまた一機。以上、撮影日は2023年9月中旬@利根川〈今月読んだ本〉破船(新潮文庫よー5-18新潮文庫)[吉村昭]楽天市場${EVENT_LABEL_0
吉村昭さんの代表作「戦艦武蔵」が、このたび増刷されて82刷になりました。刊行は昭和41年。60年近くたって、初版以来の訂正がありました。吉村昭研究会の指摘によるものです。どんな人気作家も、亡くなった途端に急激に読者を失うと言われる中で、没後17年の今年になっても増刷が続くのは極めて稀なこと。そして、いまも読者と作者の交流が続いているのですね。三省堂書店池袋本店では、「破船」「羆」「羆嵐」が面出しで並んでいました。吉村昭さん、この世ではいまもなお、こうして読者に熱く支持され続けていますよ。
GiuseppeUngaretti(1888.2.8.-1970.6.1.)Poesie"Allegriadinaufragi",1919ジュゼッペ・ウンガレッティ詩集『破船の歓び』(1919年)より七篇破船の歓びすぐにまた旅に出る難破に生き残った老水夫のように放浪者ぼくは地上のどこにも家を持てない新しい土地に出会うたびにこれもいつかどこかで慣れ親しんだ気がしてぼくは疲れてしまうそのたびに身を引き離していく行きずりの者と
一気に読んだ。やはり、吉村昭は面白い。彼の小説にはハズレが無い。江戸•天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、絶海の火山島『鳥島』に漂着する。水も湧かない島で男たちはアホウドリを獲って食い、生をつなぐ。仲間が次々と死んでいったが、残った男達は島に流れ着いた破船の木材を作り、遂に日本に帰還する。土佐の船乗り長平は実に12年も鳥島で生きた。実に壮絶な物語。実話だ。
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休日に「岡本太郎美術館」に行きました川崎市の生田...続きを閲覧するには、こちらをクリックしてください。
久しぶりに硬質な小説を読みました。時代はおそらく江戸で、土地は特定されていませんが、ち密な資料に基づいて物語を書く著者なので、日本の歴史にこういう事はあったのだろうなあと背筋が寒くなりました。向かいからは激しい海の波がたたきつけ、後ろに迫る山際にへばりつくように17軒の家がある集落。耕す田畑もなく、山でとれたものと浜辺に寄せる貝や海藻、素朴な技術の漁で日々の生活を賄っている。食べるために一日中身を粉にして働いているが、年により枯渇しそうになる。その時は家族を年季奉公に出して、残
2022/05月読んだ本・倒産続きの彼女新川帆立・愚かな薔薇恩田陸・破船吉村昭・お友だちからお願いします三浦しをん・きれいなシワの作り方村田沙耶香
吉村昭『破船』を読む。もともと吉村昭さんのことは気になっていたのですが、未読。ある本屋さんで平積みされていたので、これを機会にと読み始めたら……止まらない。場所は限定されていませんが、雪の厳しさから東北地方の海沿いの小さな村のお話。時代もまた限定されていないが、藩の船が登場したり、銀を匁で数えたりするので、江戸時代後期の話だろうか。貧しい村では農作物はほとんど取れず、気まぐれな海からの恵みに頼るほかないが、それも片道3日かかる山を越えて、町まで売りにい
僻地にあるその村はとてもとても貧しい。代々そこでの暮らしを支えてきたものはわずかな海産物と農作物、海からとれる塩・・・・そしてお船様て、これは難破船のことで、何年かに一度打ち上げられる難破船の荷物を自分らのものにしてしまうのだ。もちろん、いくら昔の話とは言え、当時もこれは立派な犯罪。お上はおろか、となりの村人にさえ知られぬよう、秘密裏に事は進めなければならない。ええ、時に人を殺めてまでも。しかし村人は誰も、その行動に疑問を持っていない。だって、遠い昔から、彼
こんにちは再び予約投稿で失礼します昨日は「シゲアキのクラウド」更新ありました(遅)「粛々と運針」大千穐楽まで無事に終わり、おめでとうございます舞台は「生きもの」というのは、観劇する度に感じます特に今回は、自分に降りかかることも含め、色々と考えさせられましたきっかけをくれて、有難うございました「ベルリンは晴れているか」読了しました深緑野分さんは、情景の描写が細かく、目の前にそれらが思い浮かぶだけでなく、匂いまで感じるほど…主人公の現在と生い立ちが交互に語られていく形式と、二転三
昨日、発表になった今年の本屋大賞。大賞に先がけて、発掘部門で「超発掘本!」の発表があり、吉村昭さんの『破船』が受賞しました。『発掘部門』投票結果2022年本屋大賞|これまでの本屋大賞|本屋大賞www.hontai.or.jp『破船』は疫病を扱ったもので、コロナ禍で再注目され、2年前、わたしがブログに書いたときは30刷でしたが、版元の方によれば、最近また増刷が決まり、34刷だそうです。今回の受賞で、また伸びるでしょう。天然痘と闘った町医者を描いた『雪の花』は20刷から23刷だ
昨日、2022年の本屋大賞が決まりました本屋大賞は全国の書店員さんが過去1年の間に自分で読んで、面白かったお客様にも薦めたい、自分の店で売りたいと思った本を選んで投票して決定されます今年、大賞に選ばれたのは同志少女よ、敵を撃てAmazon(アマゾン)1,881円同志少女よ、敵を撃て[逢坂冬馬]楽天市場2,090円第11回アガサ・クリスティー賞の大賞を受賞し、166回直木賞にもノミネートされてた作品ですアガサ・クリスティー賞というのは早川書房と公益財団法人早
18Pお船様とは、村の全面にひろがる岩礁の多い海で破船する船(座礁船)のことだ、と佐平は言った。237Pこの小説の中心には、二つの「お船様」がおかれている。米を積んだ船は共同体に「幸福」を、疫病(天然痘)の死者をのせた船は、その「災厄」と死の危険を示している。「禍福は糾える縄のごとし」が思い出されました。わざわいが福になり、福がわざわいのもとになったりして、この世の幸不幸は縄をより合わせたように表裏をなすものであるの意。人の知恵で計り知ることはできないというたとえ。吉凶は糾える
破船(新潮文庫)Amazon(アマゾン)146〜3,680円綿密な史実調査に基づいて描かれる吉村昭さんの小説は、記録文学などとも呼ばれています。今回の「破船」でストーリーの柱となる、貧しい漁村における異様な風習も、江戸時代には日本の沿岸各地で行われていたようで、ちょっと驚きでした。二冬続きの船の訪れに、村じゅうが沸いた。しかし、積荷はほとんどなく、中の者たちはすべて死に絶えていた。骸が着けていた揃いの赤い服を分配後まもなく、村を恐ろしい出来事が襲う……。嵐の夜、浜で
カミュの「ペスト」と並んで、疫病、感染症先人に学ぶ新型コロナ何を読むべきか・・といった新聞記事で、紹介されているのが、吉村昭さんの「破船」。疫病に対する無知が恐ろしい災厄につながっていきます。いま、売れている本としても紹介されているからか、アマゾンでもなかったり・・。版元の新潮社の人に聞くと、「うちでもいま全然ないんですよ」「増刷の予定は?」「4月にしたばかりですからね・・検討中です」「破船」は4月で30刷り、天然痘と闘った町医者の生涯を描いた「雪の花」は20刷りです。「雪の花」の解
破船吉村昭新潮文庫遭難船、あるいは漂着船を昔は寄船(よりふね)といった。寄船は天からの授けものと考えられ、略奪OKの対象であった。略奪の権利は寄船の発見者にあり、昔からの慣習としてなんの躊躇もなく積荷を略奪し、乗組員が生きていたら殺し、船は解体して証拠を隠滅していた。一応「悪いことしてる」という認識は持っていたのかも知れない。この寄船を生活の糧にしなければならないほど貧しい寒村を描いたのが「破船」である。とにかく寒村の凄惨っぷりがスゴイ。海に近い痩せた土地なので作物はあまり
お立ち寄りありがとうございます昨夜の地震には驚きました。揺れてる最中にスマホが「地震です」と何度も言うから「分ってる!今揺れてるやん!」とツッコミを入れたくなりました^^;不安が増すわ。幸いに、全く被害は在りませんでした。さて、吉村先生の「破船」読みました。内容紹介(アマゾンより)二冬続きの船の訪れに、村じゅうが沸いた。しかし、積荷はほとんどなく、中の者たちはすべて死に絶えていた。骸が着けていた揃いの赤い服を分配後まもなく、村を恐ろしい出来事が襲う……
今日は、スーパームーンなのに、雨で見る事が出来ません。残念今回の父の本棚は、吉村昭著「破船」新潮文庫ネタバレしてます主人公:伊作男子9歳から10歳の約3年間その他の登場人物:家族:父、母、弟(磯吉)、妹(かね)、妹(てる)場所:貧しい漁村小ダコや秋刀魚、イワシなどを獲っている。状況:伊作の父は貧しさから労働力として年季(身売り)される。父は逞しく伊作は父のようになりたいと思っている。母も貧しさに負けまいと逞しく、伊作に厳しくするが、この村