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市内のいつもと違う図書館。用事のついでに寄って本棚チェック。時間がなくて、作者とタイトルでさくっと借りたらタイトルに小さく「視能訓練士野宮恭一」って付いてた…眼のトラブル持ちなので読むの怖くて避けてた本でした~(^-^;でもせっかくご縁があったので読みました。作品紹介・あらすじより「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会った
以前「線は、僕を描く」を読んで水墨画のとてもキレイな表現をされる方だなと思っていました。どうやって小説家になられたのかどうやって水墨画をされることになったのかなどの話がありとても興味深いお話でした。今回のトークで勝手な私の解釈は「直感的に思うことを大事にしたい。それは夢に向かっていることかもしれないから、動いてみよう」と思えました。揮毫会では山ぶどうを描かれました。とても素晴らしかったです😍写真(動画)撮影が禁止だったのでお見せできないのが残念です💦とても勉強にな
両親を突然亡くし、閉ざされた世界にいた青年が水墨画を通し、命を見つめ再生する物語。主人公が水墨画を描きながら、変化していく心情を丁寧に描いて、読後感はとても爽やかです。水墨画に関する表現がとても深く、改めて著者のプロフィールをみたら、水墨画家だそう。じゃないと書けない小説だ。主人公の青山が出会う絵師たちの造形も実際の人物たちからインスピレーションを膨らませたのだろうなという感じもしました。学校祭の雰囲気もよく描けていて、懐かしい気持ちになりました。水墨画の表現と、青山の心情の描
読書ノートの312回めは、砥上裕將さんの『線は、僕を描く』(2019年発表。文庫版は講談社文庫)です。電子本での読書。砥上さんは、本作がデビュー作の若い作家さん。ご自身も水墨画を手がけられています。本作でメフィスト賞を受賞されており、コミカライズもされています。続編も出ているので、デビュー作が出世作になったケースですね。線は、僕を描く(講談社文庫)[砥上裕將]楽天市場あらすじ。主人公は大学一年の青山霜介。ごく普通の学生ですが、高校二年の時に両親を事故で失い、喪失感で何
目に異常はないのになぜか見えないという女の子目に異常を抱えたまま、カラコンに依存していまう女性少しずつ見えなくなっていく現在を受け入れている男性とそうでない男性など視能訓練士が出会う患者さんとの日々が綴られています検査や治療方法だけでなく患者さんの生き方にも目を向け寄り添っていくお話です読みたいなと思ってから本屋さんへ行くも、売り切れなのか、なかなか買えずにいたのにフラっと時間潰しに立ち寄った本屋さんで見〜つけたっその記憶が消えちゃっていたのかその前に既に買っていたのかど
読了。「線は、僕を描く」の続編である。大学1年生だった主人公・青山霜介が本作では3年生になり、進路に悩む。私は、てっきり水墨画家として活躍していくのだと思っていたのだので展開に驚いた。一線の湖(著)砥上裕將一線の湖Amazon(アマゾン)物語は、揮毫会から始まる。筆をふるうのは、日本を代表する水墨画家・篠田湖山。そして門下の筆頭である斎藤湖峰、主人公・青山霜介、水墨画の権威ある「湖山賞」を最年少で受賞した篠田千瑛である。「揮毫会」とは書画のデモンストレーシ
今回の本は読書会からのお題本作者は砥上裕将さん砥上裕將さんの作品はこの本が初めてです。本のタイトルからして若々しい印象を感じながら読み進めました。ストーリーは在る青年が深い喪失の中にいて、偶然から水墨画の道に巻き込まれ、進むきっかけが生まれ、沢山の出会いによって、道が開くような、魂が呼び起こされるような、いわば青春シンデレラストーリー。読み進めて行く内に、『なんてこの筆者は水墨画の事に詳しいのだろう』に気付いたこと。水墨画の技法はもちろん、心
2023年発行「線は、僕を描く」の続編👆本は未読、映画は以前観た👇『映画「線は、僕を描く」』2022年公開@NetflixNetflix一ヶ月集中講座(笑)の最後に観た映画もう2週間以上経過の鮮度悪い記事(笑)「ゴールデンカムイ」とどっちにするか?…ameblo.jp想像さえしてなかった真っ白な紙にある無限の可能性を僕はそこに線を描くそして線は‥‥そんな霜介のナレーションで終わった映画の続き前作は、家族を失って傷つき、目標もない大学生が水墨画、先生、仲間と出会い
本屋大賞3位ですが2020年の「本屋大賞」ノミネート作品の中で読んだ6冊の中で一番いい作品だと思う線は、僕を描く砥上裕將著年間購入する本は約50冊一生に読める本はわずか数千冊なのでハズレはあまり読みたくないです芥川賞や直木賞はハズレが多いいけど「本屋大賞」はハズレが少ないです著者の砥上裕將氏は水墨画家さんで僕は水墨画の事は一切わからないのですがなんとなく解ったような気分になれます賞を取るのは血族か外様か映画「国宝」と同じようなストーリーです
6月読了本『秘密の花園』朝井まかて目次:第一章ある立春第二章神の旅第三章戯作者第四章八本の矢第五章筆一本第六章天衣無縫第七章百年の後大名の家臣の家に生まれるも何一つままならず、彷徨い続けた青年時代。放浪の末、当代一の戯作者・山東京伝の門をたたき、蔦屋重三郎の店に奉公して戯作の道に踏み出す。葛飾北斎らとの交誼を経て、馬琴はやがて江戸随一の戯作者となりおおせるのだが……妻は不安定、愛する息子は柔弱、『南総里見八犬伝』に着手するも板元とはトラブル続
『7.5グラムの奇跡』の続編。【あらすじ】主人公は不器用で実直な青年・野宮恭一。北見眼科医院で視能訓練士として2年目となり、着実に力をつけていた。恭一は、病で悩んでいる相手のことを自分事として考え、相手に寄り添いながら自分には何ができるかを思考する。そして、様々な人たちの病に真剣に向き合い、再び健やかな日常を取り戻して生活することができるよう、治療方法の提案をしていく。【目次】第1話「さまよう星」:シンママの夕美の娘、4歳の灯(あかり)ちゃんの外斜視の話。第2話「礁湖を泳ぐ」:小
読了。水墨画に取り組む大学生が主人公ということで気になっていた作品。線は、僕を描く(著)砥上裕將線は、僕を描く(講談社文庫)Amazon(アマゾン)展覧会の設営のアルバイトをきっかけに、水墨画の世界に足を踏み入れた主人公・青山霜介。青山霜介は両親を交通事故で突然なくし、喪失感の中で日々を過ごしていたが水墨画に取り組むことで様々な変化が起きる。霜介が師である巨匠・篠田湖山に話した内容が心に残った。(太字部分は本書からの引用)「(前略)何気ない草や木を、
11ミリのふたつ星砥上裕將講談社2024年12月11ミリのふたつ星~視能訓練士野宮恭一~Amazon(アマゾン)「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることが難しい四歳の少女・灯(あかり)だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症の漫画家など、さまざまな悩みを抱えた人
せっかく読書をしたのに記録として残しておかないのはもったいない!ってことで簡単な感想文を綴っていきたいと思いますなんとなく気になってるけどどんな内容?手元にはあるけどまだ読んでないという方の参考になれば幸いです♡Check!気になっていた本を読みたいけど時間がない!そんなときに便利なのが本の内容を要約してくれるflier!今なら10%OFFで全てが読み放題です!線は、僕を描く(砥上裕將:著)こちらは第59回メフィスト賞受賞作にして、ブランチBOO
こんにちは❗❗ご覧頂きありがとうございます。いいね👍励みになります。久しぶりに砥上裕將さん7.5グラムの奇跡続編📚読みました📚11ミリのふたつ星「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることが難しい四歳の少女・灯(あかり)だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症
乾燥が続いているせいか。目が乾くというかなんとなくな違和感。ドライアイ用目薬でしばらく様子見です。11ミリのふたつ星~視能訓練士野宮恭一~[砥上裕將]楽天市場あらすじ視能訓練士の野宮恭一。勤務先近くの喫茶店のイベントで参加者の小さな子どもがふいに白目になったのに気づきー。〈2024年12月16日発行〉目の病気って本当にコワい『7
読書日記2025-4711ミリのふたつ星視能訓練士野宮恭一砥上裕將(著)[講談社2024年12月発行]あらすじ「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることが難しい四歳の少女・灯(あかり)だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症の漫画家など、さまざまな悩みを抱えた
こんにちはさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。花粉……今日、めちゃくちゃ多いらしいです朝、目が開かなかった今は、痒いんだか痛いんだかわからない感じ春なんて……嫌いだ〜こんな時は泣ける本📖だ〜🎵読了本📖です。たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている不器用な青年・野宮恭一は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることのできない四歳の少女・灯だった。限られた時
講談社2023年12月第1刷発行349頁「線は、僕を描く」の続編主人公・青山霜介が師匠・篠田湖山の孫・千暎と湖山賞を競い合った展覧会から2年大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいました卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の道を見つけるのか優柔不断な霜介とは対照的に千暎は水墨画界の若き至宝として活躍を続けています千暎を横目に次の一歩が踏み出せず新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせる霜介に湖山は「しばらく筆を置きなさい」
線は、僕を描く(講談社文庫)Amazon(アマゾン)線は僕を描く砥上裕將朗読白石兼斗線は、僕を描く(横浜流星主演映画化)原作公式サイト横浜流星主演で2022年10月映画公開決定!水墨画という「線」の芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。小説の向こうに絵が見える。美しさに涙あふれる成長物語!第59回メフィスト賞受賞作senboku.kodansha.co.jpいや、めっちゃ驚いた。いきなり「人は何かになるんじゃなくて、何かに変わって行くものな
コチラは、ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^^リアンは、4人で活動しております。リアンではビーズアクセサリーキットを中心にアクセサリー販売していますhttps://lian.base.shop/『11ミリのふたつ星視能訓練士野宮恭一』砥上裕將視覚訓練士・野宮の第二弾⭐︎「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶
図書館で借りた本。どんな内容か何もわからず借りてみた。まさかの視覚訓練士という全然馴染みのない仕事の新人の話。著者は水墨画をやっていて、その本も書いている。7.5グラムの奇跡(講談社文庫)[砥上裕將]楽天市場7.5グラムの奇跡[砥上裕將]楽天市場
長い間図書館に通ってきましたネット予約なので「予約の引き取りです」「返却日は◯月◯日です」それ以外の言葉を交わす事はありません司書さんとはそういうものだと思っていましたが図書館が新しくなって扱う数が増えたためか、司書ではない方もカウンターに居られるようです先日引き取りに行くと「7冊あります」いつもは4冊くらい持ち帰り「残りはまた来ます」ですが何故か思わず「7冊かぁ、頑張ろっ!」と呟くと「返却は◯月◯日です頑張ってください」😁ますます読書が楽しみになりました⭐️⭐️No
皆さんこんにちは。今回の読書記録は砥上裕將さんの『線は、僕を描く』です。この本は水墨画が取り上げられています。どのような作品なのかを文章で説明するのってとても難しいと思うのですが、細やかな言葉で表現されており、頭の中に浮かび上がってきます。両親を亡くして一人で生きている大学生の男の子が水墨画を通して命について考えていきます。とても素敵なお話なので皆さんも是非手にとって見てください(*^^*)
砥上裕將著『11ミリのふたつ星視能訓練士野宮恭一』。『7.5グラムの奇跡』の続編。北見眼科で働き始め一年になろうとしていた野宮恭一。ある日、常連になった勤務先近くの喫茶店で、夕美と灯ちゃんの母娘と出会う。灯ちゃんの目に異常を見つけた恭一は、眼科で詳しい検査を受けるように勧める。またある朝、登校中の小学生の男の子が、目が不自由だと気付いた恭一。その子の病状は深刻なものだった。シングルマザーの夕美の抱える事情があまりにも残酷で胸が苦しくなったけど、周りの人に助けられ良い方向へと進んで
監督:小泉徳宏2022年公開原作:砥上裕將『線は、僕を描く』(2019年)所要時間:1時間46分本作は、砥上裕將の同名小説をもとに制作された映画です。水墨画の美しさ、魅力に魅入られた青年の成長の物語。一見地味に見える水墨画ですが、本作を観てから見方が変わりました。ここまであざやかで人の心のなかに広がりを見せる画法だったのかと驚きました。主人公の青年、青山を演じる横浜流星の演技も良い。大きな筆を振るう水墨画家の姿のかっこよさたるや。
No.3678楽しんでトレーニングしてますか?『一線の湖』を読了したさくしおです。前回読んだ『線は、僕を描く』の続編水墨画を介して多くの人と出逢い成長する媒体は違うけど、よくある話かな🙄水墨画の世界を垣間見ることができて良かったと思う水墨画を学んでみたいと思うでも、やりたいことばかりで、気持ちにゆとりが無いな…【必修】水墨画の基本|水墨画を描くための3つの墨の作り方と6つの筆の作り方|漂う孤舟yatsukatoru.comさてさて、さーてさてGarminの睡眠スコア
砥上裕獎の「7.5グラムの奇跡」を読み終えた。本屋大賞第3位だけの面白さはあった。買って良かった。オススメの小説です。7.5グラムの奇跡(講談社文庫と60-2)Amazon(アマゾン)
11月読了本『青姫』朝井まかて目次:一玉結び二農の芸三田神祀り四赤影五旱(ひでり)六蝶七姫飯(ひめいい)八上々九月十籤(くじ)十一心願成就十二燃ゆる水十三杜宇屈するか逃げるか農と自由と民の物語。武士と悶着を起こして村を出奔した若者・杜宇が迷い込んだのは、不思議な地。自由経済で成り立ち、誰の支配も受けない「青姫」の郷だった。頭領・満姫のもと、生死を分つ選択さえも籤で決められる。それが天