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以前医師の研究留学助成金22選という記事を書いたかと思います。そこではこれから留学する人向けに作ったのですが、今回はすでに留学を開始している人でも応募できる助成金を紹介したいと思います。実際に私も留学開始後に複数の助成金に応募をし、実際に採択されたものもありますので、そのあたりを紹介したいと思います。・日本学術振興会海外特別研究員https://www.jsps.go.jp/j-ab/ab_gaiyo.htmlいわゆる海外学振というやつです。医歯薬学分野の採択人数は最近は70-80人ほ
アメリカに住んで一年が経ちましたが、こちらの人たちは本当に仕事がテキトーなことが多いと感じます。ここでは日本にいたら絶対にありえないと私が感じたひどいエピソードを2つ紹介したいと思います。1.FedExという運送会社があります。アメリカではUSPS,FedEx,UPSの3つがメジャーな運送会社であり、何かをネットで注文するとこの三つのうちどれかで運ばれてきます。以前日本郵政から船便で段ボールを送ったらUSPSに失くされた、というエピソードを紹介したと思います。EADの申請書類もUSP
アメリカに留学する際に日本にいる資産をどうすればいいか、悩まれる方がほとんどだと思います。銀行に貯金している人、NISAやidecoを利用している人、そのほかにも株や投資信託、金、暗号通貨、不動産などをもっている人、さまざまだと思います。ここではアメリカに移住することで日本にある資産がどうなるのか、アメリカではどうすればいいかについて、一年アメリカに住んでみて感じた私なりの考えをお伝えしたいと思います。<日本からアメリカに行くとき>まず前提としてNISA、株、投資信託は基本的には海外転居する
今年の3月に、J2ビザ保有者が就労証明とソーシャルセキュリティナンバーを同時に取得する方法について記事を書きました。その後進展があったので経過をご報告します。前回記事で記載した書類等をUSPSを使って送付しました。以前、日本から段ボールをたくさん送った結果、1つ紛失したという話をしました。その時もUSPSだったんですが、今回もUSPSです。少し嫌な気がしたのですが、まあ封筒一つだし大丈夫だろうと思っていました。しかしいつまでたっても就労証明(EAD)を発行する部署から書類が到着したという連絡が
引っ越しが無事終わったのでそのことについて書きたいと思います。以前の記事で書いたように、Saferesponsiblemoversという会社にお願いしました。Boston市内から隣の市へ引っ越しをしました。当日ほぼ時間通りに大きなトラックで引っ越し元のアパートに来てくれました。屈強な男が3人(全員刺青あり、1人はハンバーガーを食べながら)で来てくれました。見た目はとても怖かったのですが、仕事はなんととても早い!あっという間に全てをトラックに運び込みすぐに引っ越し先に向かってくれました。
アメリカは日本よりも圧倒的にクレジットカード社会です。そしてクレジットカードは日本と比べてはるかにお得なものが多いという話は以前させていただいたと思います。その中でもアメリカで一番人気と言っても過言ではないクレジットカードがChaseから発行されているChaseSapphirePreferredというクレジットカードです。一般的には長いクレジットヒストリーと良いクレジットスコアが必要とされ、承認難易度が高めとされているカードです。要は、渡米直後の人や、クレジットカードの支払いをしっかりし
今回はアメリカの住居事情の第二弾として、契約更新と引越しについてお話ししたいと思います。<契約更新について>まず、アメリカの賃貸物件は大体が12ヶ月〜15ヶ月程度ごとの契約のことが多いです。日本は大体2年だと思うのでそれよりもやや短いです。そして、契約更新に関する連絡が契約満了の2−3ヶ月前に来るのですが、契約更新時の家賃についてもこのときに知らされます。そして、日本と違ってアメリカでは家主(オーナー)の立場が強く、ほぼ必ずといっていいほど家賃が上がります。私の借りているところも今払っている
WICはWomen,Infants,andChildrenという制度で、妊婦、産後女性(産後6か月以内)、授乳期の母親(子が1歳になるまで)、乳児、5歳未満の子ども対象にした食費補助制度です。アメリカで妊婦や乳幼児に十分に栄養が行き渡るよう、低所得者を対象に食料品を補助してくれるものです。私の家庭もこれを受給しておりとても助かっているのでご紹介したいと思います。受給するには最寄りのオフィスに予約をとった上で直接訪問し、そこで収入証明など必要書類を提出して実際に受給できるかを判定してもらい
海外転出する際には最近流行っているNISAやiDeCoを含めた証券口座を整理しなければいけません。さらに、日本の銀行口座も整理しなければいけません。使っている方が多いと予想される楽天やSBIなどのネットの証券口座ですが、基本的に自己都合で海外転出する場合にはNISAや一般の米国株や投資信託も保有し続けることができませんので全て売却した上で口座を閉じる必要があります。私が調べたところ当時は唯一マネックス証券のみが保有し続けることができたように記憶していますが、楽天やSBI証券の商品をマネックス証
私はJ1ビザでアメリカに住んでいます。J1ビザの人は最初の2年間(渡米した年とその翌年)はアメリカの税制上の非居住者として扱われます。最初の2年間はアメリカでの収入のみを申告する必要があり、それに合わせた連邦税と州税を支払う必要があります。一方渡米した年とその翌年の日本での収入は日本で確定申告をして税金を支払う必要があります。今年4月に初めてのタックスリターン(アメリカの確定申告)が終わったのでその仕組みとやり方をお伝えしたいと思います。・アメリカのタックスリターン自分でソフトを使ってや
ほとんどの医師はアメリカに留学する際にはJ1ビザを取得していくことになると思います。その際、配偶者や子供はJ2ビザというビザを取得することができます。しかしこのJ2ビザ保有者はアメリカでの就労が認められておらず、また後述するSSNも取得することができません。そこでアメリカで就労したい場合やSSNを取得したい場合には、EADという就労許可証を発行する申請をする必要があります。(EADの申請書のなかに、同時にSSNも発行しますか?という項目があるのでそこでYesを選ぶだけでSSNも同時に申請するこ
ESTAがアメリカ時間9月30日に、ほぼ倍になるから2年以内にアメリカやアメリカ乗り継ぎの予定がある人は、すぐに申請した方がいいよん‼️ちなみに去年インドに一緒に行ったモモは、今1人でニュージーランド🇳🇿に行ってるけどNZのNZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)は¥11,000円だって💴ジャポーンも始めればいいのにね❕今回はスマホアプリでESTA申請してみた🈸この画像だとパスポートの表紙に見えたけど、全然読み取ってもらえず、裏表紙からやったら一発だったよSNSの有無まで💦💦💦
私は2人子供がいます。2人ともまだ未就学児なので、日本でいういわゆる幼稚園・保育園に通わせようかと検討しました。アメリカでは日本とだいぶ様子が違うのでそのことについて書きたいと思います。まず、学年によって呼び方がいろいろあります。施設によっても様々なので一概には言えませんが、ボストンの私が通わせようと検討している施設の呼び方も踏まえて、ざっくりというと下記のような感じになります。Infant(インファント):0歳から1歳の乳児のクラスです。Toddler(トドラー):1歳4ヶ月か
私が現在勤務をしているBrighamandWomen’sHospital(BWH)での仕事内容や1週間のスケジュールを紹介したいと思います。私はBWHでは基礎研究に従事しています。Dutyは平日月曜〜金曜の9:00am-5:30pmです。実際には朝は8:30amころ出勤し、夜は研究内容によりまちまちですが、6:00pmころ帰宅しています。毎週水曜の9:00amよりResearchmeetingがあり、1人あたり1-2ヶ月に1回ほど順番が回ってくるので、ここで自分の研究の進捗状況を発表
日本から物をアメリカの自宅に郵送するには空輸を使うか船便を使うかの2択だと思います。空輸は到着まで1週間ほどですが費用が高く、船便は到着まで時間がかかりますが費用は安く抑えられます。私は特に急いでいなかったので、日本にいるときにダンボールで16箱、日本郵便を使って船便でアメリカのアパートに送りました。インターネットの情報では2-3ヶ月かかるということだったので、自分の到着する時期から逆算し2ヶ月前に送ることにしました。洋服やら子供のおもちゃやら生活用品やら…費用は重さで決まりますが、私は大体
宅配ボックスにめちゃめちゃヘビーなお届け物💦ダニーいつもありがとね❕❕❕❕2月のせとかの箱にも入ってる食べ頃カレンダー📅うーんゴージャスなジュースたち✨✨センターは愛するせとか🧡QRコード読み取っていしづち山麓マルシェのインスタ見たら美しいジュースたち✨✨✨ここのお店行ってみたい🍊9月に新規開業する矯正専門クリニックのテンテーがご挨拶に持ってきてくれますた🎁わーい🙌ヨックモック♡研究留学時のお土産は、アメリカにないテクスチャーのヨックモックとうなぎの蒲焼の真空パックと海
私がハーバードへの留学を達成するまでの、気持ちの推移を紹介しようと思います。私の母校は元々他の大学に比べて海外志向の強い学生が集まる傾向にあり、大学としても医学英語教育や基礎研究、留学に力を入れていたように思います。当時、大学四年次には医学部の学生80数人のうち20人近くが数ヶ月の研究留学を経験できるカリキュラムがあり、六年次には10名弱がハーバード大学の関連病院で数ヶ月の間病院実習が経験できるプログラムも用意されていました。そんな形で、漠然と留学というものは身近にあり、自分もいつか海外で最先
アメリカのクレジットカードは日本と比べ物にならないほど入会特典や付帯するサービスが素晴らしいということは以前の記事でもお伝えしたかと思います。今回は私の今保有するクレジットカードの紹介リンクを掲載させていただきます。こちらからクレジットカードを申請していただき承認されると紹介者に特典が入るようになっていますので、もし作る予定の方がいましたらぜひご活用いただけると嬉しいです。申請者側にも通常よりもよい入会特典が得られる場合もあり、また通常リンクから申請するよりも紹介リンクから申請した方が承認率が高
今回はアメリカ住居事情の後編、場所・間取り・設備などについて書きたいと思います。<場所>私はボストンに行ったことがなかったので全く土地勘がなく、友人やエイブルさんに情報を聞きまくりました。車を購入するかしないかでだいぶかわってきます。私はとりあえず車なしで生活しようと思ったので、①割と都心で明るい街であること②駅の近くであること③スーパーが徒歩圏内であること④職場に徒歩か自転車でいけること、以上の4つを重視しました。ボストンは地下鉄が栄えているので、駅の近くに住めば移動は東京と同じ感じで行け
アメリカの住居を探し、契約をするまでにはどのような流れで進んでいくのでしょうか。今日はこのテーマで記事を書きたいと思います。量が多くなりそうなので住居事情は2部構成にします。まず留学が決まったら住むところを決めないといけませんよね。具体的にどの地域に住むのか、どんな住居を借りるのか、兎にも角にも情報収集が重要です。私はボストンの研究室で働くことが決まったらすぐに、ボストン市内で住居を探しました。<時期>渡米する日が決まったら、約3ヶ月前から具体的に探し始めましょう。大体3ヶ月くらい前か
前回は渡米後最短でアメリカのクレジットカードを作る方法をお話ししました。今回はそれと同じくらい重要なアメリカの銀行口座の作り方についてお話しします。こちらに関しても、通常であれば渡米後に銀行の支店に行ってその場で口座を作る、というのが一般的かと思います。しかしながら、往々にして渡米前にアメリカの銀行口座が必要になる場面に遭遇します。私の場合は住居の契約をする時にアメリカの銀行口座が必要でした。住居に関しては大家さんが個人なのか、法人(アパートの管理会社等)なのかによっても違います。私の友人
日本には、医師が研究留学する際に受給できうる助成金がたくさんあります。しかし、各財団の詳しい内容や採択率などを網羅的にまとめたサイトはほとんど見受けられません。私自身も去年インターネットでいくつか似たような内容をまとめられているブログを拝見しましたが、情報が古かったり誤っていたりと、信頼できる記事には出会えませんでした。そこで、私が実際に2023年に応募した、または応募を検討した留学助成金に関する情報をまとめたいと思います。去年の私だったらこういう記事を読みたかった、そう思えるような内容になっ
アメリカはクレジットカード社会というのは聞いたことがあるかもしれません。日本もそこそこクレジットカードやキャッシュレス決済が発達していると思っていましたが、アメリカはそれ以上でした。念とためと思い渡米時に空港で10万円ほどをドルに両替しましたが、実際にはこれには全く手をつけず…渡米してから一度も現金を使わずに生活をしています。アメリカで生活する上で欠かせないのはクレジットカード(できればアメリカのもの)です。日本のクレジットカードもアメリカで使えるものがほとんどですが、海外使用時の手数料が数
医師が研究留学をする場合、収入源に関する問題はとても重要です。一昔前は、留学先の研究室から給与は支給されず、貯金を切り崩しながら完全に赤字の状態で研究生活を送る、というスタイルがよく見受けられました。全くの無収入でも米国留学をしたい、そう考える医師が一定数おり、それだけ米国への研究留学は魅力的だと考えている医師がいるということかと思います。しかしながら時代は変わり、現在ではほとんどの場合、収入源のない状態での留学というのは認められなくなっています。私の所属するHarvardMedical
私は都内の国立大学医学部を卒業後、初期研修を経て脳神経外科医となりました。都内の大学病院や市中病院で勤務したのち、2024年より米国マサチューセッツ州のボストンにあるBrighamandWomen'sHospital,HarvardMedicalSchoolでPostdoctoralResearchFellowとして勤務しております。このブログでは私の経験をもとに、医師が米国に研究留学をする上で有益となる情報を発信していけたら良いなと思っています。参考になれば嬉しいです!
私が海外留学を検討していた2001年、アメリカ同時多発テロが発生し、北米海外留学のリスクを強く感じていました。私が所属していた大学整形外科教室から海外留学するには、以前から繋がりのある米国ラボに順番で行くか、自分で手紙(CV)を送付して応募するかです。私は脊髄損傷研究に興味があったので、北米を中心に6つ程度のラボへ経歴を記載し応募しました。その結果、米国ラボは月数万円の条件で、カナダ・トロントは無給なら可能である旨の返事をもらいました。アメリカ同時多発テロと炭疽菌事件でアメリカ社会が混沌として
HELLO!アメリカから今日もゆるく真剣に発信しています。ビジネスも遊び心を忘れずに。資格も経験もきっちり使いながらちゃっかり楽しむ才能と感性で”わたし流”のビジネスを育てる応援をしています。これまでサポートさせていただいた方たち医師・薬剤師・看護師・主婦・会社員・占い師・栄養アドバイザー・レイキヒーラー・ダイエットカウンセラーライフキャリアコーチ自然体のリズムブランディング™︎主宰CreateMyLife主宰「経歴と私の想い」→☆実は私、
久しぶりのQuoteoftheDay!今日取り上げるのは、アメリカ人の哲学者RalphWaldoEmerson(1803-1882)の言葉です。自分自身のために思い切って夢見た人生を生きる勇気を持て。前に進み、夢を実現させるのだ。夢を持つのは、若い人だけの特権ではないですよね。でも、大人が夢を語ると…「今さら、夢?」とか「現実を見なよ」とか否定的な反応をされることもあります。もちろん、自分の夢を追い求め