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ヤマハU3H1979年製黒/鏡面艶出し塗装3本ペダル高さ=131cm間口=154cm奥行き=65cm重量=248kg外装、鍵盤ポリッシャー加工済ブライドルテープ、バットコード、マフラーフェルト、木口貼り換え済歴代のヤマハピアノの中で、最も長く生産され、最も売れたピアノです。音の安定感はとても良く、低音から高音部まで繋がりの良い響きが出ています。木材も豊富な時代で、技術職人さんも優れた方ばかりの本当に良い時代に生まれたピアノです。製造から46年ほど経過致しますが
レンタルピアノのご紹介です。ディアパソンA6W1972年製ダークウォルナット艶出し仕上げ高さ132cm調律、整調、整音済みです。外装も一通り整備致しました。低音の鳴りは若干弱いですが、全部正常に音は出ます。『条件』レンタル料金:1ヶ月¥2,500(税別)最低半年以上。半年過ぎれば、解約okです。搬入時、返品時の運送料金がかかります。(搬入料金は場所によって変わりますので、お問い合わせ下さい。)納品前に、半年分のレンタル料と納品設置料金を料金をご精算頂きます。
ヤマハグランドピアノG2Eオーバーホールの続き、ラストスパートです。今回のハンマーは今出川さんのヴェルツェンFFWのフェルトを使用します。シャンクは常盤さんです。レギュレチングボタンパンチングクロスの交換。サポートアッセンブリーも交換。ダンパーフェルト貼り替え、鍵盤のブッシングクロス交換。やる事がたくさんあります。
新しいハンマーの第一整音をする為の道具を作りました。ハンマーシャンク付きの針刺し、ハンマーヘッドのみのどちらも可能です。思い切り針刺し出来ます。
ヤマハW116WTリニューアル品1987年製アメリカンウォルナット半艶消し塗装3本ペダル弱音装置付き高さ=116cm間口=152cm奥行き=57cm重量=205kgすっきりとまとまった、背がやや低めの木目のピアノです。コンパクトサイズでありながら、鳴りもしっかりとしていて、タッチも弾きやすいと思います。弦はオリジナルのままですが、劣化も少なくコンディションは良いと思います。外装は全塗装を施していますので、とても綺麗です。経年劣化の部品は交換済です。(
スタインウェイのハンブルグ製ピアノ用の鍵盤鉛です。スタインウェイジャパンから入手しましたが、使用するのは3種類。13mm、10mm、10mmの長さ半分です。鉛の直径を確認しつつ、テストしてみましたが、10mmと10の半分はギリギリ入りましたが、13mmはきつくてそのまま入りません。鍵盤にドリルで空けた穴は13mmはピッタリでした。鉛は13.1mmくらいあったので、この鉛が入る様に、鍵盤の穴を少し削っていれるしかないですかね。来月ハンブルグスタインウェイのD型のハンマー交換をするの
ヤマハグランドピアノG3Bリニューアル品をお買い上げ頂きました。一般のお客様から引き取り後、手入れに約1ヶ月半くらい時間がかかりましたが、外装も念入りに磨き、内部もバッチリ仕上げました。お客様も大変お喜び頂きまして即決でした。「新品みたいに綺麗ですね」と言ってくださり、このピアノに一目惚れして下さったそうです。ご成約ありがとうございました。
長野市のお客様にヤマハU30BLの中古ピアノをお買い上げ頂きました。はるばる館林までお越し頂き、気に入った一台を見つけて頂きました。数日前に納入点検調律に、長野市まで行って来ましたが、天気もよく、高速道路もすいていて、快適なドライブが出来ました。長野と言えば蕎麦かな⁉︎と思い、お客様に教えて頂いたお蕎麦屋さんでお昼でした😊
ヤマハアップライトピアノU30BLお買い上げ頂きました。ありがとうございました。長野県のお客様にご納品です。
新規のお客様です。フリッツクーラー特製38号(東洋ピアノ)で、前回の調律は15年位前だったとか。ほんとに15年かわかりませんが、音程はかなり下がっていました。基音で425Hzくらい。底板は面白い組み合わせの乾燥剤と水とりぞうさん?と樟脳が乗っかっていました。調律師も人それぞれ、色んな置き方をするものだなと思いながら、作業開始しました。
カワイミニピアノが入荷しました。販売用なのですが、中は手入れ予定ですが、外装をどうしようか検討中です。アンティークを意識するならば、かえって外装はいじらず、このままの方が味があって良さそうです。
ベヒシュタインの小型のアップライトピアノの修理です。型番はどこにも書いていなくてわかりません。ブッシングクロスがかなり減っていて、木部を削る寸前でした。5〜6本くらい鍵盤のひび割れもありました。調べましたら、ブッシングクロスは、基本1.35mmらしいですが、ほぼ1.3mmで問題なし。フロントはなぜか黒鍵は1.3mmだとガタが少しあるので、1.35mmで統一しました。ややきつめでしたがいい感じです。鍵盤がかなり軽いとの事で、奥側に鉛をプラスしました。オリジナルは10mmの鉛しか使用
先日まで行っていました、ヤマハグランドピアノG5ベヒシュタインモデル。完成して出荷されました。現代のピアノとは音色が全く違います。音に深みと艶があり、豊かな響きがとても良かったです。昔は木材も良い物が豊富にあったし、作りもとても丁寧だと思います。お客様に喜んで頂けると嬉しいです😃
グランドピアノの弦の張り替え(張弦)を始めました。修理の際、ここしばらくデンロのチューニングピンを使っていました。久しぶりにディアマントのチューニングピンを使用して見ましたが、回した感触、トルク感はとても良いですね。高いけれどそれなりの理由があると感じました。レスロー弦ですが、最近仕入れたものを開けて見たら、小さな乾燥剤が入ってました。今まで白い粉が弦に付着していたものがなくなっていました。弦を綺麗に張るには経験とコツ、あとは体力が必要ですね😆新しい巻線を張る時は、ブーンと綺
ヤマハグランドピアノG5修理の続きです。今回はフレームを持ち上げ、本体に入れました。元の位置にピッタリ合わせるのがやや大変です。無事にボルトの取り付け出来、ピンブッシュを打ち込み、穴あけしました。全部ではないですが、ピン板の下側から上に向かってまずは仮穴あけ(5.9mm使用)。角度がだいたいわかったので、後はそれにならって上から通常の穴あけをしました。ようやく張弦開始です。
先日、宇都宮美術館内にありますレストラン8010(パレット)に調律に行って来ました。敷地内は広く、駐車場から結構歩きます。レストランは1番奥の突き当たり。自然に囲まれた、景色の綺麗な所です。ピアノ発表会をされるそうで、ご依頼頂きました。ピアノはヤマハC3ピアノプレーヤ付きでした。
KAWAI防音室ナサールのご注文を頂きました。Dr40のユニットタイプです。先月末に施工完了後、調律に伺いました。外に出て音の確認をさせてもらいましたが、だいぶ小さく防音効果は出ているなと感じました。内部の天井も高く、広く感じました。音の反射、吸音のバランスはとても良かったです。思いっきりピアノが弾ける事って大事ですよね。
ヤマハグランドピアノG5修理今回は響板の塗装に入ります。響板の振動をなるべく妨げたくない考えから、柔らかめの塗装にしました。ラッカーサンジング3回塗りを1クールとし、これを3回繰り返しました。2日ほど空けてから、凸凹をなくすためサンディング。再度、サンジングを3回塗りいい感じになりました。数日空けて、ディカールを貼りました。1発勝負で緊張する所です。上手く貼れたので、その後ラッカークリアーを数回塗って完成。翌日、駒上面の黒煙塗布をしたところまでです。
ヤマハグランドピアノG5の修理の続きです。フレーム(鉄骨)を外し、響板を研ぐまで行いました。フレームを外すのに、新しいアイテムを揃えました。エンジンクレーンと言う物です。正に車のエンジンを上げる為の物ですが、ピアノのフレームを上げるのにも有効です。エアーと手動の両方できるタイプです。響板の古いニスはアセトンで取り除き、その後サンディングペーパーで響板上面を綺麗に整えます。駒の磨き等、結構時間がかかりました。
ヤマハグランドピアノG5(ベヒシュタインモデル)のオーバーホール始めました。まずは弦をすべて外す所からです。この後フレームを外し、こげちゃ色になった響板上面を剥離し、再塗装をして綺麗に仕上げます。
スタインウェイアップライトZ型(114cm)の調律でした。屋根を外すのには、後ろ側から入っているL型金具を抜かないと屋根が外せないので、少し大変です。Z型でも、前から外す事の出来るピアノもあるのですが、このピアノは無理です。背も114cmと低くて、調律を座ってやるには力のコントロールが難しく、立ってやっていますがギリギリです。低音、中音はチューニングピンは普通に回せますが、次高音部以降は針金押さえの形状もあり、調律は急にやりづらくなります。音は日本製とは別物で、よく響き、透明感のある
コンサートホールでピアノを弾こう!の再調律に行って来ました。約1ヶ月に渡って行われている企画でして、途中で見直し調律に入ります。ピアノはヤマハCF3Sピンブッシュありの前期モデルです。
お盆休みに入り、自宅ピアノ教室の調律をしました。自分がとても気に入っている、ヤマハS400Bです。ヤマハの中でも、格別の音が出るピアノです。調律をしていても、音色が美しく楽しいピアノです😊
「コンサートホールのピアノを弾いて見よう!」と言う企画の調律をして来ました。ついこの間保守点検をしたばかりなので、コンディションは良好でした。ピアノはヤマハコンサートグランドピアノCF3Sです。たまには違う角度から、撮ってみました。
新しく貼り替えた#ダンパーフェルトの調整をしています。弦の交換と同時にダンパーフェルトも貼り替えると、ほぼ新品に見えます。ダンパー調整は根気のいる仕事です。地味に時間がかかります。ダンパーフェルトは音を止めるのにとても大事な部品です。
昨日はピアノ発表会のホールでの調律。本日は地元の合唱団様のイベントで、ホールでの調律でした。両日ともに雨が降り、湿度が高い日となりました。
ヤマハピアノプレーヤーHQ100BWnの修理依頼でした。コントローラーのパネル表示部が全点灯。動かないとの事でした。原因はコントローラーシートの故障です。シートを交換して、問題なく修理完了です。メーカーにはまだ部品があったので直せましたが、部品供給が終了しているパーツもあります。自動演奏装置は結構複雑なので、あちこち壊れます。二重、三重に同時故障しているケースもある為、修理依頼も敬遠がちの様です。自分は自動演奏は結構好きなので、前向きに修理に取り組んでいます。30年経っても
ピアノ保守点検です。スタインウェイD型とヤマハCFXの2台です。2台とも同時期に納品され、7年経過しました。どちらもとてもコンディションがよく、心地よい響きがたまらないです。2日間かけて丁寧に調整しました。
ハンマーレールパンクです。スタインウェイ(ハンブルグ製)1966年製のA型。スタインウェイのアクションフレームには3つのレールがあります。ハンマーレール、レギュレチングレール、サポートレールです。今まで見て来た中では、ハンマーレールのパンクが1番多いと思います。残りのレールも割れる事はあります。割れてしまうと、ハンマーの根元のフレンジが上がって取り付け角度も変わってしまいます。結局、まともな整調(タッチの調整)が出来なくなり、タッチのばらつき、ひどいとハンマーの2度打ちなど、色
アベルのバンブーシャンクがついたニューヨークスタインウェイ。120年くらい前のピアノです。7年くらい前に、オーバーホールされたピアノを購入されましたお客様です。この時初めて、バンブー(竹)で出来たシャンクを見ました。強度もきちんとあり、7年経過してもスティックもほとんどありません。他のメーカーではまだ見た事がないのですが、まだ違和感を覚えつつ、長持ちするのだろうか?といつも思います。