ブログ記事108件
新学期を迎え、桜の開花とともに、あちこちから新入学、進級の、明るい話題が聞こえてきます❤ZOOMレッスンも新学期を迎え、継続の生徒さんに加え、新しい生徒さんもきて、わたしも、気持ち新たにありがたいことに、募集した枠はすべて埋まり、満員御礼で新学期をスタートすることができました。今日は2レッスンありました。はじめてのお子さんは、その子の様子を先入観なしで受け止めます。できるだけ注意深く見て、生徒さんの傾向を見つめます。どこまでできるのか
過去の生活の中で得たイメージは内面で独自の生活をいとなんでいますが、そのイメージが新しい刺激をもとめ、そのために激しい欲望を抱くのです。そしてその欲望がみたされないと、その満たされぬ欲望が退屈となって現れるのです。これは私たちが自分自身の内面生活の中でよく学ばなければならない魂の特性です。人智学・心智学・霊智学ルドルフ・シュタイナー著高橋巌訳
子どもがやりたいということを、お金がないという理由で諦めさせたくない。そう思います。わたしも、親が節約家で、「お金がないから」「お金がかかるから」と、いつも言っていたので、「やりたい」と口にすることさえしなくなりました。だから、親として、こどもがやりたいと思ったことは、思う存分やらせてあげたい。その気持ちは強いです。でも、その反面、「なんでもかんでも与えられすぎ」の子どもの弊害が、ものすごく大きいのもよく知っています。教育的
ここのところ、教材作成活動でクレヨン画をたくさん描いています。次から次へと、2日間で35枚描きました。(ボツも含めて笑)使っているクレヨンは、シュタイナー教育では必ず使う「シュトックマー」です。シュトックマー「スティッククレヨン」シュトックマーのクレヨンは、ミツバチのミツロウからつくられていて、幼児が口に入れてしまっても害のない素材で作られているという安心感があります。口に入れなくても、直接皮膚に触れるものだから、体に悪いものは
判断するときには、「どこへ」が問題になり、愛憎の働きでは、「どこから」が問題になるのです。愛と憎はどこから来たのか、つまり何が別の側からこの魂のいとなみの中に働きかけているのかを考えなければなりません。そうすれば、愛すること、憎むことはすべて、欲求という魂の働きに還元されることがわかります。シュタイナーは、この章で、欲求から愛憎が生まれ、そこから判断し、イメージを作り出すのだといいます。欲求→愛憎→判断→イメージこれについて、ちょっとじっくり考えてみたい。人智学・心
昨日は、ZOOMを使って、「シュタイナー教育を授業にとりいれたい人の交流会」でした。(長い名称ですね笑)シュタイナー学校以外の場所で、違った形で教えている仲間が揃いました。シュタイナー教育をとりいれていきたいという思いでいっぱいの、4名様+わたしが、思いを話しあいました。それぞれに、やっていること、今までにやってきたこと、未来に向けての思い、今の向き合っている問題・・・参加者みんなが、それぞれに違う「勇気」や「刺激」を受け取り、「目からウロ
(なんとなく、味噌作りに「フォス家」というのは違う気がして「石川家」と書きました。笑)今日は年に一度の季節行事。味噌作り。とりあえず、大豆コトコト。煮えたら、「手伝って〜」と集合の号令をかけると、家のあちこちから男三人衆が集まってきます。長男は力を入れやすいように踏み台にのってます大豆を水切りするひと、大豆を潰すのに使うZYLISS(スイス製のおろし器)に大豆を入れるひと、おろし器のハンドルをぐるぐるまわして、大豆を潰すひと、
新しく始まる学年を前にして、気持ち新たに。今年は頑張るぞ・・・と。新学期はやる気が出ますね。私は、こういう節目を利用するのが好きです。やる気があるときに、あまり考えず始めてしまう!変化の時って、何かを始めやすいとき。やる気もある。その気流にのって、始めてしまいます。あれこれ考えると、結局やらずじまいになってしまったりするから、あまり考えない。だって、「やろう」「やりたい」という気持ちは、内側からむくむくと出てくる感情。その感情
子どもがいると、どうしても、子ども優先になってしまいませんか?家計にも時間にも限界があるからと、自分のことよりも、子どものお稽古事を優先させてしまいませんか?もちろん、その気持ちはよくわかります。私も2児の母親ですから。でも、ひとつだけ、きいてください。私が、教育に携わってきたこの20年以上の間、絶対に伝えたいと思って何度も繰り返し言ってきていること。それは、子どもに、勉強させたかったら「勉強しなさい」と口で言ったってきかない。親自身が勉強することを大事
ストレス解消にしても趣味にしても、そして子どもの勉強やアクティビティにしても、続けることが大切ですよね。「そんなことわかってるけど、できないのよ」・・・って、いま呟きました!?わたしも、三日坊主のこと多いですから、よくわかります。興味のないことや、「やらなきゃいけないから」という気持ちでやることは、なかなか続きません。親の場合、自分のことは棚に上げて、子どもには「ピアノの練習毎日しなさい」「宿題毎日しなさい」って言うでしょう?でも、
病気はこどもを成長させます。うちの長男。今年1月から百日咳にかかっていました。百日咳って、ずるずるずるずると、咳がゴホゴホ続くのです。「百日」というだけのことはあります。とくに対処する方法もなく、休んでいるしかないのですが・・・。ちょうど、学校でのクラスキャンプもあった時。楽しみにしていたクラスキャンプもいけず・・・さらに、治ったかと思ったら、家族でひいていた風邪菌に感染。そして、また、熱。結局、1ヶ月近く学校へ行けないという
私は健康体ですが、マイナーな持病があります。たとえば、胃腸の弱さ、多発する腹部膨満感。蜂さされのアレルギー。そして、病気と診断されるほどではないけど、睡眠が浅いこと、長時間眠れないこと、質の高い睡眠がとれないことは、悩みのタネです。みんな誰でも、何かしらの不調と共存して暮らしているのだと思います。こういうマイナーな症状は、病気と診断されるほどでもなく、ケミカルのお薬で無理して治すのも嫌。ナチュラルなお手当で改善したい。だから、ドイツにきて、
3月20〜23日はイギリス出張。日本のオーガニックのお茶農園「月ヶ瀬健康茶園」御一行さまと一緒に、アントロ&オーガニック視察の旅。人智学、バイオダイナミック農業を勉強している皆さんと一緒に、ラスカンミルカレッジ、オーガニックビジネスの訪問など。いく先々で専門家のお話をききます。オーガニック農業の専門家から出る数々の質問も、私の視点とは全く違って、とても面白く、通訳をしながら、私自身が視察している気分。学習者のひとりとして、メモをとりたかった・・・(笑)
しずく型のキンダーハープは、一枚板から作ったペンタトニックのハープです。一枚板ですから、その木材の質感が直に現れ、ほれぼれするような美しさです。すべて手作業で丁寧にヤスリ掛けをして、天然のオイルとワックスを絶妙に配合してしあげているから、触り心地もすべすべで気持ちいい。想像してみてください。このうつくしい木の質感を手にしているところを。抱いていると、赤ちゃんを抱いているような、愛情がわいてきます。そのしずく型キンダーハープを、今、チェリー
【胆汁質の人の自己教育】胆汁質の人は、自分の障害となる情況に遭遇するのがいいのです。怒っても何にもならない情況、怒っているうちに自分の矛盾に気づくような情況に出会うようにするのです。胆汁の気質を多く含むわたしの、「自己教育」は、自分の障害となる情況を利用すること。障害になること、難しいことにチャレンジしようとすると、やる気がガンガン出てくるのが胆汁質ですから。4つの気質は、人間の4つの特質を「胆汁質」「多血質」「憂鬱質」「粘液質」にわけたものです
シュタイナー教育は高い!シュタイナー教育の経済的なバリアを考えていてシュタイナー教育をはじめる最初の一歩が踏み出せない人。経済的なことって、実はものすごくスピリチュアルな部分でもあるし、自分の人生観とか世界観が現れる部分です。でも、単純に、「シュタイナー教育をいかに安く取り入れはじめるか!?」ってことで、できることを、ちょっと考えてみたいと思います。人生哲学とか価値観を変えてから・・・って、思ってたら、なにも進まないから。(笑)とりあえず、家でで
知ってますか?たとえば1mとか1kmという長さがありますよね。また1リットルという容量・体積がありますよね。実は、1mがどのくらいのものなのか、1kmってどのくらいの距離なのか、1リットルって、見た目どのくらいなのか、飲んだらどのくらいなのか・・・とか、まったく分かっていない子どもが多いです。1km=1000mって知ってるんです。1m=100cmっていうこともちゃんと覚えていて、教科書やドリルに出てくるような問題は解けるのです。でも、感覚として、1m
価値観の違いって、家庭によってそれぞれ全く違うもの。特に経済的なことは難しい。これがいい、あれがいい、と、他人が一方的に決めるわけにはいきません。でも、教育に関して、経済的なことで迷ったら、ちょっと考えて欲しいことを少し書いてみたいと思います。教育ってお金かかります。子どもが生きていくために必須の生活費(食費や衣料費)はもちろんのこと、おけいこごと、文房具、私立だったら学費もいるし。それぞれについて、どういう選択をするかは、各家庭の経済的な
シュタイナー教育の情報を発信するメルマガを発行しています。e-waldorfnewsletterそのまんまの名前なんですが。(笑)e-waldorfnewsletter今日発行の冒頭今日発行の内容はこちらから読めます。とにかくシュタイナー教育の情報をお届けしたい一心で始めたメルマガ、2009年から続いています。続いているといっても、不定期発行。忘れた頃に届くかんじ。(笑)昨年8月に、12年間住んだイギリスを離れ、ドイツに引っ越してきたのですが
算数が苦手だというお子さん,多いですよね。そんな我が子を見ていて、「ああ、わたしも算数苦手だった」「算数はおもしろくないから仕方ない」って思う人も、結構多いですよね。でも、心のなかでは「わたしも算数できたら、違う仕事してたかもしれない」「算数できたら、もっと違う人生だったかも!?」って思う気持ちが、どこかにありませんか。そして、「算数はおもしろくないけど、算数はできるようになったほうがいい!」って思う人は大半だと思います。「算数はおもしろくない」
「シュタイナー教育」って、ちょっといいなーーーと思っても、今一歩踏み出せないところもありますよね。私のように「これだ!!!」と思って、そこに突っ走っちゃうひともいます。自分の子どもはシュタイナー学校にどうしても入れたい!という強い思いで、シュタイナー学校のある地域まで引っ越しちゃうひともいます。でも、大半のひとは、そこまではできないのではないでしょうか。なんとなく、いいな。惹かれる。・・・そう思っても、「バリア」や「ハードル」がありすぎると・
昨日の記事のようなことがたくさんあり・・・シュタイナー教育を学びました。小学校をなんとかしなければ。しかも、シュタイナー学校に行っていない子どもたちの手に届く形で、なんとかしなければ。そう思って始めたのがe-waldorfオンラインさんすう教室でした。おかげさまで、たくさんの方にご受講いただきました。ありがとうございます。今までやっていなかった小学校中高学年までやりたくて、また、要望も多く、昨年6年生のコース(アクティブ算数レッスン)を始
私は、昔、高校教師をしながら学習塾を経営していました。学習塾では小学校2年生〜高校3年生までいました。こんな問題がありました。「1辺2cmの正三角形の周の長さはどれだけでしょう?」正三角形の形をちょっと思い描いてみれば、公式もなにもいらない。すぐわかることですよね。(しかも、その問題には、正三角形の図まで書いてあった!)その問題を、ある小六男子が、できなかった。手も足も出ない状態。どれだけヒントを出しても、わからなかった。そんな、ちょ
キンダーハープは、ペンタトニック(5音)の弦楽器です。ペンタトニックの音は、「ドレミファソラシド」ではなくて、「レミソラシ」です。よく日本のわらべうたにもよく使われている音階です。「かーごめかごめー」もペンタトニック。わらべうたでなくても、スコットランド民謡などにも多いそう。「蛍の光」や「アメージンググレース」もペンタトニック。(キンダーハープをお持ちの方は、弾いてみてくださいね!)ペンタトニックで弾いてみると、なんだか懐かしい。しかも、適当に弾
ドイツに移転して半年くらい。国境を越えてビジネスを移転するのって、大変だということは予想していました。でも、予想もしていなかったことがたっくさん起きます。(涙)その一つが「印刷」。本を出版していますので、印刷会社にはいつもお世話になっています。イギリスでいつもお願いしていた印刷会社があり、いつもお願いしていたので、あちらも私の事情をわかってくれていて、やりやすい・・・というところまで、ビジネスの関係を育てていました。で、ドイツに
教育方法いろいろありますが、「褒めて育てる」ことを絶対的に信奉している人は多いです。でも、褒めて育てることには、落とし穴があります。それも、大きな大きな落とし穴。人間性を変えてしまうくらいの落とし穴です。褒められると、嬉しいですよね。大人でも嬉しいです。褒められることがうれしくて、もっとやろうと思うし、頑張ろうと思う。成果を出そうと思う。それで、成功しているのは、誰ですか?やった本人ではなくて、「褒めて勉強
2月にイギリス、ストラウドに里帰りしたとき、予期せず、ばったり、偶然の再会がありました。それはスペインのマティス。スペインでバイオダイナミックファームを営んでいて、冬の季節には、スペインの太陽の恵みと、バイオダイナミックの叡智のつまった、とっても美味しいオリーブオイル、アーモンド、干しいちぢく、サンドライドトマト、オレンジなどを、ヨーロッパ各地のバイオダイナミックCSAに配達する旅に出るのです。うちの息子と同い年の娘と二人。2ヶ月くらいトラックの旅。ストラウ
心が落ち着かない。考え事がとまらない。熟睡できない。ストレスがたまっている。日々ストレスがあるのが当たり前になってしまっていませんか。ストレスは、日々積み重なるもの。放っておいては、心だけでなく体にも不調が出てきます。自分は大丈夫。そう思っていても、夜眠れない。目が覚めてしまったら、考え事がとまらなくなってしまって、寝付けない。「病気」とまではいかなくても、なんらかのストレスを体が訴えている・・・。そんな体験もあるのではないでしょうか。
強大で広大な反射器具のように、前世が、自分がともにいた人々の心魂から反射されます。そして、自分の行為に関して、「すべては継続している」という印象を得ます。しと再受肉のあいだ、地上で身体の中に有していた自我感情は失われます。しかし、この反射全体から死者は自我感情を得るのです。自分が地上生活において一緒にいた人々の心魂のなかに、自分の行為の反射とともに生きるのです。カルマの形成ルドルフ・シュタイナー著西川隆範訳
画像はこちらからお借りしました。ルドルフ・シュタイナーの誕生日1861年2月25日わたしは、シュタイナー教育の叡智の深さに傾倒していますし、わたしの教育実践は、シュタイナー教育が色濃く影響しています。シュタイナーを学んだことは、わたしの人生を変えました。これは間違いない。そうハッキリ言うことができるけれど、わたしはシュタイナーの言うことがなんでも正しい!!・・・と盲目的に信じてはいません。シュタイナーが教えてくれ