ブログ記事108件
前回ブログ記事で我が子を「自分で考えられる人間」に育てる方法について書きました。この記事の中でも触れているのだけど、「自分で考えられる」人間に、絶対欠けてはいけないものがあります。続きはこちらe-waldorfの新サイトで、ブログ記事を発信しています。
人のいうなり、人に言われた通りのことをする。人が決めた人生を、歩む。人が「いい」と言ったら、「いい」と信じる。流れてきた情報を鵜呑みにする。愛する我が子を、そういう人間に育てたいですか?(「はい、育てたいです!」という人はこの記事は無意味です。読むのをやめてください。)記事の続きはこちらからワルドルフ教育ニューチャー石川華代のブログe-waldorfの新サイトで発信しています。
新1年生〜3年生くらいのお子さんと保護者の方へ〜簡単で楽しく続けられて算数の底力がつく講座です。シュタイナー学校でやっている「リズミックエクササイズ」は、体に染み込ませる算数。一生忘れず、ずっと使える力になります。体で覚えるから、誰でもできるんです。(自転車に乗る練習をしたら乗れようになるのと同じ)体で覚えるから、一生忘れないんです。(一度自転車に乗れるようになったら、一生乗り方を忘れないのと同じ)とりあえず3ヶ月間やってみましょう。こちら、シュタイナー学校でリズミックエクササ
小学校に入学。ピカピカの一年生。たくさん友達できたかな。学校は楽しんでいるかな。お父さん、お母さんにとって、まずは、小学校にはいったお子さんが、学校へ行くことを楽しんでいることって、ものすごく大事ですよね。入学前には期待でいっぱいだった子どもが、入学してみたら、あまり元気がなかったり、「学ぶ」ことを楽しんでいなかったり。宿題をつまらなさそうにしていたりしたら。・・・心配になりますよね。小学校1年生は学びの始め。幼稚園までとは違って、ランドセルを背負って、とつ
先日の記事「シュタイナー教育一番の特徴は・・・」で、シュタイナー教育の一番の特徴は「繋がりだ!」ということについて、書きました。教科の中でのつながり。切り取った情報ではなくて、一見無駄とも思えるようなストーリーや裏話が、生きた学びをつくりだす。それが大事だってことは、わかりやすいことだと思うのです。ものすごく大事です。ほんと。でも、わたしは、シュタイナー教育の「繋がり」を考えたときに、もっと大事なことがあると考えます。それは・・・続きはこちらの
アメリカのシュタイナー教育者ユージーン・シュワルツは、シュタイナー教育の一番の特徴は「つながり」だ!!!と言いました。教科が繋がっていること。世界と繋がっていること。教科の中のものごとも繋がっていること。もちろん、他の特徴もたくさんあるのですが。よくあるメインストリーム教育、日本の教科教育では、たとえば、歴史を教えるのに、いつ、何が起きたかは教えるけれど、その出来事に関わっている人物がどんな人生を歩んだかなどは学ばな
高校生レッスン。シュタイナー学校の数学のレッスンで、数式もつかわず、二次曲線のひとつ放物線のレッスン。生徒:放物線は知ってるけど、こんなの初めて!私:実はね、学校の教科書にも載ってるのよ。でも、トピックス的な扱いだから、だいたい学校の授業ではすっとばすの。生徒:ええ、こういう話こそ大事なんじゃないの!?放物線が科学技術に利用されている話などを織り交ぜる。そして、普通の学校では絶対しないような、やり方で放物線を描く。このやり方で書くことで、今まで知らなか
先日、シュタイナー学校のひらがなの学び方のひとつを、ブログ記事「シュタイナー学校1年生の文字を習う方法を真似してみよう」で、ご紹介しました。お話をきいてイメージを膨らませる体験。こんなひらがなの絵も紹介しましたね。ひらがなを学ぶにも、フォルメンからひらがなを創り出すやりかたもあります。フォルメンは、フォルム(形)を描くアクティビティですが、文字を書く基礎力も育てます。そのフォルメンを、文字の学びにとりいれることができるのです。
最近、納豆を作ることを覚えました。しかも、大豆とハーブで。(こちらの記事につくり方あります)オーガニックの大豆と、庭にあるハーブ。それだけで作る安心で美味しい納豆。私は、胃腸が弱く、ちょっとしたことで、腹部膨満感で苦しみます。お腹が風船のようにふくらみ、お腹から腰から痛みが。ひどいときは立ってもいられず、座ってもいられず、寝ていても痛いのだけど、横になってのたうちまわるしか仕方がない。そんなときがあります。それがですね、この手作り納
先日ブログ記事紹介した、算数のアクティビティやったひとーーー!?(笑)こちらのアクティビティです。あのブログ記事、けっこう反響が大きくて・・・e-waldorfの読者の方、私の生徒さん、ブログ読者さん・・・などから、メールがきました。家族三人でやって、もりあがりました!三人三様の答えができました。面白かったです!私(母)はできたけど、いつも学校で計算ドリルばかりやっている小学生の息子はかなり苦戦!良い頭の体操になりました!
今日はフォルメンを黒板に描きました。フォルメンというのは、シュタイナー学校でやっている授業のひとつ。形を描くアクティビティです。国語にも算数にも美的センスを育てるのにも役にたつフォルメン。国語でのフォルメンの話はこちらの記事が参考になります。算数の視点でフォルメンをとらえると、まず、形を認識する力が育ちます。そして、距離感覚などが育ちます。たとえば、今日はこんなフォルメンを描いてみました。まず縦線を左から描きます。まっすぐ。
シュタイナー学校の1年生。入学してまずはじめはフォルメンをします。形を描くアクティビティ。(この画像はこちらのサイトからお借りしました。Iborrowedthisphotofrom"AncientHearth."Thankyouforthebeautifulformdrawingphoto.)形を描く練習をしてから、文字も算数もはじまります。形がかけない、つまり、まっすぐの線やきれいな曲線がかけなければ、文字もきれいにかけない。書
WELEDAのcopperointment(銅の軟膏)は、10年以上我が家に常備されています。名前の通り、金属の「銅」でできていて、色も銅の色。茶色。(笑)銅って、あたたまるんです。だから、冷え性で手足が冷たいときに塗るといいです。お子さんにも。銅のボール(オイリュトミーで使うようなものとか)を、手にもっていると温まってきます。体が冷えてしまう子どもに、しばらく銅のボールをもたせてあげるといいですよ。あたたまるといっても、実際に銅そのものに
安全な食って、人間の生きる根幹ですよね。この世の中、どんなに気をつけても、添加物や化学薬品が、食品のなかに入ってる・・・。それを食べたからといって、すぐに体に悪影響があるわけではないけれど、できるだけ排除するよう、心がけた食生活をしていると、添加物に敏感になります。体が反応するようになります。添加物気にせずに食べてると、体が鈍感になるのね。体が反応しないからいいっていうわけじゃなくて、体が反応しないっていうことは、体に負担がかかっているのに、気づかないと
算数は思考力をつけるもの。本来ならそのはずですが、実は、算数の勉強で頭が固くなる現象多発。あなたのお子さんは、どうですか?頭柔らかいですか?いろいろ考える力がありますか?じっくり、ああでもない、こうでもない・・・といろいろな角度から考える力ありますか?ちょっと問題に取り組んで、ちょっとわからないと、すぐに投げ出したりしていませんか?「うちの子は大丈夫」と思う人も、ぜひ、お子さんに次の「お題」をやらせてみてください。・・・・・
これから「ワルドルフ教育ニューチャー」という肩書きを使うことにしました。ニューチャー=nurturer育てる人です。私は20年以上教師をしてきていますが、教師という言葉にますます違和感を覚えるようになりました。教育活動を実践していて、私の仕事の目的は、「教えること」ではなく「育てること」だとずっと思っていたから。「教えること」は「育てること」の手段のごく一部。私の仕事の幅が広がって、私の活動が、授業を教える「教師」だけではおさまら
メーデー。五月といえばメイポールダンス!ポールの先端につけられたリボンをもって、輪になって踊る。踊りながら、ポールの周りにリボンが編みこまれていく、楽しくて美しいダンス。ところがドイツでは、メーデーが近づくと、こんなものをよく見かけます。木にリボンが・・・・メイトリー。昨日、我が家の庭にこのメイトリーが突然出現しました。隣接するお隣さん。23歳のきれいなお姉さん。彼女が留守の間に、彼氏がやってきて、「彼女に、小さなメイトリ
e-waldorfで、「こくご教室」という本があります。藤野シュタイナー学園でクラス担任をされていた、石代雅日先生がまとめてくださった、小学校低学年のための実践的テキストです。これで、お話をきいたりフォルメンをしながら、ひらがな、カタカナ、漢字を習う。ときに歌い、ときに詩を朗唱し、ときに演じる。そんな楽しい「シュタイナー学校の国語の授業」が、本にまとめられています。これを使って、たくさんのお母さんがたがご家庭でお子さんと楽しく国語を学んでくださっています。シ
日本人・・・思考力弱いなあとつくづく思います。私は数学教師ではありますが、欧米人友達を前にすると、自分の思考力の弱さを見せつけられる気がします。日本人って、受験勉強も大変だし、中高時代の勉強量はすごいですよ。日本人に比べたら、平均的欧米人なんて、ほとんど勉強してないですから。だから、日本人は、覚えている知識量はけっこう豊富だと思います。数学なんかでいうと、いろいろな定理や公式があって、欧米人数学教師、理科教師と話していて、「え、こんなことも知らない
たまにはライフスタイル的な話題を。3年前くらいに知って試してみた湯シャン。なんとなく思いついて、また試してみました。シャンプーを使わずにお湯だけで洗う湯シャン、したことありますか?8年前くらいに、髪の艶がなくなってしまったのをなんとかしたくて、シャンプーを1/4量くらいに減らし、ドライヤーをやめました。びっくり。これで、ものすごく髪質改善成功。髪につやが戻りました。シャンプーって、本当によくないんだなあ・・・と、身をもってわかりました。だから、
数学って、何をもって学んだと言えるのでしょうね?どう思いますか?テストでいい点をとれたらok?いろんな公式を知っていたらok?いろんな定理を理解していたらok?わたしは、多くの生徒にとって、「考える力」をつけることが数学を学ぶ理由だと思っています。数学は確かにいろいろな分野で利用できる、「隠れたところで大活躍」な学問です。ただ、一般の人には、「数学を使っている」意識はほとんどありません。「何のために数学を勉強するの?」「数学なんて役にたたないのに!」
粘土造形をするとき、「陶芸用の粘土」をお勧めしています。陶芸用の粘土は、自然の粘土から異物を取り除いたもの。大地、そのままの重みと感触。子どもの頃、学校で用意された「あぶら粘土」が大嫌いでした。あのベタベタする感触と、におい。だめ。あぶら粘土の印象=粘土のイメージなので、粘土が嫌いになってしまいました。シュタイナー教育に出会ってから、「陶芸粘土」で、造形をすることを知り、自然の土に触ることの心地よさを覚えました。
本を選ぶ時、内容が充実しているものをしっかり選びます。値段に対して、内容がたくさんあって充実している方がお得感ありますし。(笑)簡単すぎるものは、あんまり学ぶところがない気がするし。辞書や、調べ物用の資料としてなら、内容が充実しているに越したことはありません。ただ、教材を選ぶ場合・・・目的は、力をつけることです。そして、「難しすぎるもの」は逆効果である危険性があります。難しすぎるものを、一部分だけ終え
実はドイツ、まだ春休みです。春休み=イースター休暇。今年はイースターが4月16日で遅かった・・・。休み中とはいえ、私はフルタイムで仕事をしているので、なかなか家族サービスもできず。子どもたちは、「ああーーーー、たいくつーーーー」とつぶやく。そして仕事中の私にまとわりつく。「なんか、やることない?」とは言ってくるものの、提案しても、「やだー」。素直にそれをする年齢でもなく。(苦笑)というより、「あれやりなさい」「これやりなさい」
ZOOM個別レッスンで、低学年のお子さんに九九のレッスンの図。シュタイナー学校の紹介でよくある、九九の星です。九九を言いながら点をたどっていくと星になります。これは2の段と4の段を描いたもの。でも、同じテーマで授業をしても、子どもによって教え方が変わります。生徒に接して教えていると、その子の特性に合わせて、アレンジを効かせるから。直接教えるということは、こういうこと。あらかじめ決めてあった授業計画に沿って教えるのではなく、目の前に
リズミックエクササイズ講座の受講者さんから、こんな可愛らしい写真が送られてきました。(ご本人の了解を得て掲載させていただいています)リズミックエクササイズ講座は、毎日5分間続けるお手玉やムーブメント、手拍子などのエクササイズ。毎日の記録を、きれいにつけて、「続ける」励みにしてくださっています。こうやって続けると、成果が一目瞭然でわかりやすい。10を大きな🔵で表して、1を小さな🔴で表す。これをお子さんが自分で毎日書いたり、毎日
誰かが記憶力衰退に悩んでいるとします。そういうとき、その人が若いときにやったことのある何かを真剣にもう一度やってみるのです。その人が今47歳だったとしますと、その人が15歳のとき熱心に読んでいた本をもう一度取り上げて、新たに真剣に読み通してみます。そういう場合、皆さんが同じ内容をもう一度魂の前に呼び起こすとき、新しい流れが皆さんに向かってきます。未来から来るアストラルの流れが、皆さんを強くしてくれるのです。まt、例えば老年になって、7歳から14歳までにやったことを、もう一度やってみます
リズミックエクササイズ第1期。1月末の募集と同時にスタートした人は、今月で3ヶ月完走し、第1期終了します。毎日5分間のお手玉や、手拍子ムーブメント。指を使った計算をしたり、リズムで数に慣れ親しんできました。3ヶ月で九九の数列も、体を使って覚えてきました。たった毎日5分間だけれど、毎日5分続けるって、すごいことです。みなさん、ちょくちょく、メールで報告してくれます。親と子ども二人で楽しんでいます。お兄ちゃんのほうができなかったりして、
長男。13年前の聖金曜日に、カリフォルニアで生まれました。予定日より9日も早くこの世界に出てこようとして、でも、出てくるのにすごく苦労した長男。わたし・・・陣痛で苦しむこと36時間。ふんばってーおしてーという段階も5時間・・・しんどかった〜。心から信頼できる助産婦さんのもとで、自然な自宅出産ができました。今でも助産婦さんとはいいお友達です。ほんとうにありがたいご縁をいただきました。敬愛する助産婦さんと一緒にすべてに
こんな質問がありました。読者のみなさんにも参考になるかと思いますので、こちらでも質問の回答を書かせていただきますね。Q小学校1年生の子どもの講座を検討しています。「さんすう教室1〜3年生」と「リズミックエクササイズ講座」ではどのような違いがありますか?どのような観点で選べばいいですか?A2講座の違い「さんすう教室」:1〜3年生の内容がたくさん掲載された、総合的な内容。リズミックエクササイズも、フォルメンも、算数の説明もアクティビティも全部入っています。