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今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️石川智健さんの、「60誤判対策室」です。無罪を訴える死刑囚の事件を再調査し、冤罪の撲滅を図る新しい組織、誤判対策室。現職の刑事1人、弁護士1人、検察官1人の計3名で構成されるこの新組織は、発足してから半年、ほぼ何も実績のない状態でしたが、刑事の有馬が行きつけの小料理屋の女将から得た情報により本格的に動き出します。32歳の母親とその幼い娘二人を殺害したとされる古内という男は、本当に犯人なのか………重めの社会派ミステリーという感じでしょ
★★★★☆初めましての作家さん。異分野とのコラボ...への抵抗感はさほどなく、これも、某K.H氏の『天才物理学者◯川教授』の賜物か。とはいえ、『ミステリー✖経済学』というのは、一体どんな展開となるのか、読み始めから興味は尽きず。期待外れ!?となることも多い中、個人的な見解として、本作は十分な合格点。冒頭、丁寧に前提条件を読者に提示。その条件も、決して突拍子もないものではなく、思わず、なるほど!と頷ける。登場人物のキャラクター性にも作者なりのこだわりがあり。経済
【香月百合は新宿区戸山の予防感染研究所に休日出勤する。研究熱心で優秀な下村翔太や、医学博士で女性所員憧れの加瀬祐司も出勤していた。日曜なのに全所員の8%ほどの計40人が研究所にいるようだ。席に着いてWHOのサイトに接続すると、気になる報告があった。アフガニスタンやシリアなどの紛争地域で人が突然気絶し、1分前後経つと狂暴になって人を襲い始めるという。しばらくすると研究所内の大型テレビに、現実とは思えないニュース映像が映った。人が人を襲う暴動が日本各地で起こっているというのだ。いや、世界中で。WH
石川智健さんの『エウレカの確率経済学捜査官伏見真守』を読みました。エウレカの確率経済学捜査員伏見真守(講談社文庫)Amazon(アマゾン)3人の女性が殺害される連続殺人事件が発生した。最初の事件から1ヶ月、捜査本部に暗雲が立ち込め始めるころ、2人の捜査官が加わった。1人はプロファイリングを専門とする盛崎一臣、もう1人は行動経済学者の伏見真守だった。伏見は刑事の木下麻耶を相棒に選び、さっそく捜査に取り掛かる。伏見は、70%の事件は自分を必要としない事件。自分は残
石川智健さんの『もみ消しはスピーディーに』を読みました。もみ消しはスピーディーにAmazon(アマゾン)警察組織を監視する立場にある監察官が不祥事を起こしたことをきっかけに、警察を外から監視する役割として、リスクヘッジ社がK庁と契約を結んだ。しかし、K庁とリスクヘッジ社の契約の中には、警察官による大きな不祥事をもみ消すという案件が含まれていた。警察官の不祥事を発覚前にもみ消していくリスクヘッジ社と、リスクヘッジ社に疑いの目を向ける監察官の和久井。警察の不祥事を巡って対立す
トウキョウマンションAmazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る老朽化したタワーマンションに諸外国の魑魅魍魎が跋扈するといった近未来を表したような小説。最初は面白いかなと思ったが、徐々にダレてきた。なんというか「深み」がない。もう少し設定を細かくするとか、登場人物の関係性につながりを持たせるとか、何かしらやりようがあったんじゃないかなと。とはいえ、現代ではこのくらいの方が読みやすいと捉えられ、売れやすい気もする。そうなると、小
石川智健さんの『断罪悪は夏の底に』を読みました。断罪~悪は夏の底に~(光文社文庫)Amazon(アマゾン)警視庁捜査一課の刑事・青山陽介は、ノミ屋殺しの犯人として、川岸が挙げられたのが気に食わない。川岸を逮捕するための証拠を持ってきて、逮捕を指示した稲城勇人検事は、証拠を捏造してでも、迅速に犯人を挙げて事件を終わらせることが、社会の安定化に繋がるという過激な思考の持ち主だった。青山は、その稲城検事から、武蔵野東警察署管内で不審な失踪事件が続いているとして、調査を命じられ
吉田修一著『湖の女たち』読了石川智健著『トウキョウマンション』読了ひつじのはね著『もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた15』読了まるせい著『「お前を追放する」追放されたのは俺ではなく無口な魔法少女でした』読了『幼女戦記13Dumspiro,spero―上―』『俺だけが魔法使い族の異世界御伽の英雄と囚われのエルフ』『絶怪』『実話凶忌録腐屍の書』『異形連夜禍つ神』購入…
先日『ゾンビ3.0』(石川智健)を読んだ。タイトルそのまま、ゾンビ物(というジャンルがあるならば)。ただ、逃げ回るだけのパニック小説だったら残念だなと思っていたが、このお話は逃げ回るだけではなく、このゾンビの感染源を調べていくという流れで、面白く読めた。あらすじは公式サイトから引用。香月百合は新宿区戸山の予防感染研究所に休日出勤する。研究熱心で優秀な下村翔太や、医学博士で女性所員憧れの加瀬祐司も出勤していた。日曜なのに全所員の8%ほどの計40人が研究所にいるようだ。
石川智健著『警視庁暴力班』読了五十嵐律人著『法廷遊戯』読了富士伸太著『バズれアリス1【追放聖女】応援や祈りが力になるので動画配信やってみます!【異世界⇒日本】』読了『警視庁暴力班』日本人には…あまり実感がないけど…差別は…殺人の動機にもなりえるんだなぁ…「差別だ!差別だ!!」言う輩や…〝自称〟差別被害者ほど…差別主義者な件…『法廷遊戯』やっぱり…〝これこそ正解!〟みたいな解説はいらない…『バズれアリス』あのラストだと…次巻で、〝そ
おはようございますあなたの心に寄り添う手作り鞄職人の香ですおっ高田崇史さん、昔よく読んだけど、今全然読んでないなぁ~結構、この人の歴史解釈、目から鱗で好きなんだよなぁ~久しぶりに目に止まったので、読んでみることにしました。『卑弥呼の葬祭-天照暗殺-』高田崇史九州の高千穂地方の伝統行事で行われている夜神楽の最中に舞手である男性が首なし死体で発見される。それから数か月後、東京世田谷区在住の鳴上漣が九州への旅行中に行方不明とな
さて、本日紹介する本は、石川智健先生の「ゾンビ3.0」です。タイトルからも分かる通り、ゾンビを扱った作品です。私が初めてゾンビに触れたのは、ジョージAロメロ監督の「死霊のえじき」でした。冒頭、壁からゾンビの手が大量に飛び出してくるシーンがあるのですが、あのときの衝撃は今も忘れられません。次に観たのは、ダン・オバノンの「バタリアン」だったと記憶しています。ラストの後味の悪さに、幾度となく夢にうなされ、幼いながらも、ゾンビが出現した場合のシミュレーションをしていました……笑
おはようございますあなたの心に寄り添う手作り鞄職人の香ですまったくゾンビって私にとっては興味のない分野で、ゾンビもので読んだものは「屍人荘の殺人」くらいでしょうか。それも、ゾンビものとは知らずに読んでるんですよね。でも、今回はなんだか読みたくなったのでゾンビものと分かっているゾンビものをはじめて読んでみることにしました。『ゾンビ3.0』石川智健予防感染研究所に休日出勤した香月百合は、所内の大型テレビから人が人を襲う暴動が日本各
いい刑事( ̄▽ ̄)覚醒剤密輸現場で逮捕された暴力団員・雨夜〈いい刑事〉にしか話さないと黙秘していたが警視庁捜査一課の見栄っ張りな刑事・滝谷に会ったとたん、自供を始めるそして雨夜は、覚醒剤密輸で逃亡した人間に加え品川で起こった暴力団幹部殺害の犯人を教えるという闇の〈司法取引〉で不起訴にしろと持ちかけてきた彼が明かした殺人犯に戸惑う滝谷しかし、それは迷走する捜査の始まりに過ぎなかった謎多き容疑者の自供相手に選ばれた刑事の困惑二転三転する捜査の行方衝撃のク
「ふでDEまんねん」って万年筆、試し書きして一目惚れ。ペン先が55°に曲がっててペン先を立てると細線、ペン先を寝かせると太線、細から太まで自由自在に一本で描けちゃう。左利きの私でもペン先が紙に引っかからないでスイスイ描ける。憧れの万年筆ライフが手に入ったよ。店員さんに商品名を言うのがちょっと恥ずかしかったけどこれは良い。「ゾンビ3.0」石川智健先生。読みました。ゾンビものは映画もドラマも好きなんですが、読むゾンビは初めて。読むゾンビとっても面白かった!今までのゾンビものの
石川智健「ゾンビ3.0」を読みました。世界各国で一斉にゾンビが発生します。日本も例外でありません。全国でゾンビが発生し、パニックとなります。ゾンビものといえば、そのおどろおどろしい姿を執拗に描いて怖がらせるというのが定番ですが、これはそういうものとは一線を画します。もちろんゾンビは出てきますが、カラッとしてます。ゾンビに立ち向かう科学者の観点から描写されているからでしょう。ゾンビに噛まれてゾンビになる人間と、そのままゾンビに食われてしまう人間がいます。
『ゾンビ3.0』石川智健すごい!!!新たなゾンビ物語の誕生です!めちゃおもしろくって一気読みですよ!全タナトスが歓喜しました!ゾンビ物ってあやふやなところも含めてゾンビなんだけど、例えば発症とか原因とか終結とか。そこらへんちゃんとしてるのももちろんあるけれども、ゾンビってだけでいろんな事が問題なし!ってなってしまうパワーがあるよね。もう誰もが知っている「ゾンビ」なんだもん。それっぽいものに出会って、なんだこれは~って右往左往するのもありっちゃあり
蒼月海里著『咎人の刻印パラダイス・ロスト』読了石川智健著『ゾンビ3.0』読了伽古屋圭市著『あやかしよろず相談承ります』読了法条遥著『404NotFound』読了『咎人の刻印』キャラ付けもあるんだろうけど…御影さんが…だんだん年寄りっぽくなっていく(笑)『ゾンビ3.0』ブードゥーのゾンビを1.0…バイオ以降のウィルスゾンビを2.0としての…3.0の新しい概念のゾンビの話…専門知識がないからか…ちょっと引っかかる部分はあるけど…
走るゾンビと、歩くゾンビ。噛みつかれゾンビ化する人間と、噛みつかれそのまま捕食されてしまう人間。その違いは何だ?ただの個体差だけで片付けられるものか?そもそも何故ゾンビとなるのか?って、今までゾンビモノ観たり読んだりしたなかで最大の疑問じゃありませんでしたか?その謎がこの作品の中では、なるほど~と解明してくれています、諸説ありますのなかの一説ですよね。目次が1日目から7日目までの理由、そしてタイトルの最大の理由、全て理路整然、超理化学的世界線でのゾンビ小説で、そのアプローチが難しくもあ
沢村鐵著『謎掛鬼警視庁捜査一課・小野瀬遥の黄昏事件簿』読了矢崎存美著『ぶたぶたのお引っ越し』読了鳴神響一著『SIS丹沢湖駐在武田晴虎Ⅲ創生』読了石川智健著『闇の余白』読了『謎掛鬼警視庁捜査一課・小野瀬遥の黄昏事件簿』一話目の…『道案内』…読んだ事ある気がする…初出の雑誌は講読してないから…何かのアンソロジーに…この話だけ収録されてたのかな?『ぶたぶたのお引っ越し』『あこがれの人』この手の自分勝手な輩って…リアルにも多
今日もブログにお越しいただき、ありがとうございます。以前キャンペーンで図書カードをいただいた作品をKindleで読んでみました。久保と日向は、警視庁捜査一課予備班に所属する先輩と後輩の若手捜査員である。「予備班」とは、本部と別行動を取ってその捜査方針が間違っていたときに時間の損失を回避するためのチームであり、久保と日向の2人で構成される。ただ注意点が一つ。日向は、彼をまともに目にした女性が失神してしまうほどの完璧な容姿の持ち主だった。そのメリットとデメリットの狭間で、久保は先輩と
家族で抱えている問題の為家に帰りたくない大学生の奈々が偶然からからたどり着いたのは弁護士事務所が経営しているバーだったこのバーへ持ち込まれる相談は裁判をせず示談で解決するのがモットーの様だひょんな事から弁護士の相楽の助手としてまた、バーのスタッフとしてそこでアルバイトをする事になった奈々弁護士サイドとして利益の少ない小さな問題でも相談者はホントに困ってるそんな相談事を幾つか解決し奈々も家族に降り掛かった問題事を相談する風変わりな弁護士事務所のお話
【読書記録】193冊目「石川智健いたずらにモテる刑事の捜査報告書」面白かったーーーーーーーーーーーーー!!!あまりの面白さに一気に読んでしまいました!!キャラクターがいいんですよね~女性にもてたいのにもてない久保。女性に異常にもてる日向。この警視庁捜査一課予備班に所属する先輩後輩コンビのキャラクターに惹かれました♪♪久保も、後輩の日向をとことん利用してもてるようになればいいんだけど、そこまでプライドを落としてなくて(笑)敗北感に打ちのめされながらも、日向を突
山邑圭著『コールド・ファイル警視庁刑事部資料課・比留間怜子』読了氷純著『十年目、帰還を諦めた転移者はいまさら主人公になる2』読了石川智健著『私はたゆたい、私はしずむ』読了『コールド・ファイル警視庁刑事部資料課・比留間怜子』同著者の『刑事に向かない女』シリーズの感想でも書いたが…職業としての刑事(警察官)に向かない…と上に思われるタイプほど…一般人的には…警察官になっていて欲しい…ってのが多いよなぁ…あと…主人公の今彼の中谷…元妻関連の事で
5月7日(金)四条河原町実施しましたようこそお越しくださいました。はじめましての方ばかりに、この怪しい集まりはどのように映りましたでしょうか。お店は開かざる得ない状況ですが、やはりお客さんはまばら。逆に環境としてはありがたきでした。語学に絵画に、特技のある方々が本を手に入れただけでも守備範囲が広がっているように思います。自分にないものを持っている方々とお話できることはそれだけでも光栄で、もっと引き出してお話をうかがうべきだと思いました。好きなお店はそれぞれ違いますが、そん
宮部みゆき著『パーフェクト・ブルー』読了石川智健著『いたずらにモテる刑事の捜査報告書』読了喜多喜久著『はじめましてを、もう一度。』読了棚架ユウ著『転生したら剣でした11』読了『パーフェクト・ブルー』人間以外のキャラ視点の話って…キャラ文芸ではけっこうあるけど…一般だとあんまり見ない気がする…しかし…〝身の丈〟以上になっちゃうと…それを失わない事に固執しちゃう…ってのは…よくあると言えば…よくある話…『いたずらにモテる刑事の捜査報
この色を閉じ込める(中公文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,986円内容(「BOOK」データベースより)立川署刑事の薫と赤川は、管轄内で死亡した神田歩美の日記を見つける。彼女は死の直前まで息子の成長記録をつけていた。歩美の子・晴樹は、日記が書かれる十年前に死んだはずなのに―。不審に思った二人は歩美が暮らしていた二荘村を訪れる。だが滞在中、村内で殺人事件が発生。住人たちからは「犯人は晴樹だ」という声が…。文庫書き下ろし。以前に石川さんの『ため息に溺れる』を読んだ時
石川智健氏の作品、『キリングクラブ』を読みました。あけましておめでとうございますぅぅ⛩🎍🌅新年早々、なんつータイトルの本を読んだんだって思いましたよ。でも年末から読んでまして、それが今日読み終えたんで〜。んでは、言い訳はおいといて、簡単にあらすじを〜。あ、結構ネタバレしそうな…ーーーーーフリーライターの藍子は、スポーツジムで知り合った千沙に、「クラブで給仕のアルバイトをしない?」と誘われます。そこは会員制の高級クラブで、働く者も、紹介された人間しか入ることができず、
不安椅子探偵・冬馬シリーズ第2弾( ̄▽ ̄)警視庁捜査一課の青山陽介は不可解な殺人事件の捜査で関わるようになった検事の稲城にある刑事失踪の調査を命じられる向かったのは事故死や病死と判断された人物の関係者の失踪が連続する武蔵野東署美しき検案医・夏目塔子が関係するのかそして稲城も失踪し、謎は深まっていく青山は同級生の<不安椅子探偵>の小鳥冬馬に助けを求め、それらの背後にある大きな力の存在を知る皆さまいかがお過ごしかな?ねこまま図書館に寄
古波萩子著『引っ込み思案な神鳥獣使い―プラネットイントルーダー・オンライン―』読了亜逸著『孤高の暗殺者は、王女を拾い育てる』読了石川智健著『断罪悪は夏の底に』読了瀬川貴次著『私のお人形怪奇短篇集』読了『引っ込み思案な神鳥獣使い―プラネットイントルーダー・オンライン―』ペナルティがあってもPK出来るシステムならPKして何が悪い!って、のたまう輩がいるけどさぁ…〝罰〟はあるが人殺しが出来る現実世界でも〝殺人〟するのかねぇ…『孤高