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ヒメトラハナムグリ撮影日:2024年6月初旬@青梅市〈今月読んだ本〉朝のあかり石垣りんエッセイ集(中公文庫い139-1)[石垣りん]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}著者は、大正生まれの詩人。戦前に興銀に就職し、定年まで勤務。昭和時代を最初から最後まで生き抜いた人の話は興味深い。様々な習慣、習俗が往時の日本を表している。例えば、興銀では就職当時、女性は和服を義務化されていたらしい。既に洋服が一般化されていたにもか
ラストダンスは私に子ども家族と食事会でした木曜日の夜息子からのラインで日曜日に食事をするからと連絡があり行ってきました。息子家族は、ステーキカツにエビフライなどがついたご膳でした。ステーキカツは耳慣れない言葉初めて見ました。私と娘はハンバーグにステーキがついたご膳です。私の食事代は息子と娘がそして息子の食事代は孫娘が支払いするそんな家族の食事会でした。孫娘も大学
近藤さんの『多事奏論』を読んでの記事、久しぶりに書いてます。「アロハ」も含め、記事は読んで触発されたりはするのですが、感想めいたものを書ききるまでには至っていませんでした。目にするタイミングが遅れ気味だったというのもありますが、思考回路の衰えとエネルギー不足を認めざるをえません…いやだいやだ先週の土曜日に出ていたこれも新聞紙面では見逃していました。デジタルのほうで何気に検索かけたら、あら!となり読み始めると、鍬や猟銃つかんで野に生きる近藤さんご健在!の内容でした
ご訪問ありがとうございます生成Ai画像はレジャー編お出かけは楽しどんな5月かな~5月も愛犬ルークのブログに遊びに来ていただけると嬉しいです今日は雨模様かろうじて、パパさんとあさんぽに行けたルークですお家遊びをけっこうしました日中は遊んではネンネの繰り返しめったにクレートでは寝ないけれどそれでも、騒がしかったり、遊んでもらえずスネると入って、そのまま寝落ちとか夜なら、明るいのを嫌がって入るかママさんに添い寝してよアピールで入り
○いやぁ、前回記事で『四月のアホ(エイプリル・フール)』○アホウドリの生きざま◇読売新聞2024.3.30(土)朝刊2.総合面詩歌句欄〖四季〗「天(あま)飛ぶ鳥も、降(くだ)りては、やつれ醜き瘠姿(やせす…ameblo.jp「詩人は生活能力のない阿呆な生き物である」なんて旨の提言をしてしまいまして、世に居る詩人の皆さんにはさすがに怒られるだろうと。だもんで生活能力のある詩人、長いサラリーマン生活を全うしながら尚且つ作家としても偉大な足跡をのこした文人をご紹介して、後付けなが
詩人石垣りんさんの代表作に「表札」という詩があります。「表札」石垣りん自分の住むところには自分で表札を出すにかぎる。自分の寝泊まりする場所に他人がかけてくれる表札はいつもろくなことはない。病院へ入院したら病室の名札には石垣りん様と様が付いた。旅館に泊まっても部屋の外に名前は出ないがやがて焼き場の鑵にはいるととじた扉の上に石垣りん殿と札が下がるだろうそのとき私がこばめるか?様も殿も付いてはいけない、自分の住む所には自分の
「銭湯スランプラリー~~銭湯のススメ」駆け込みで達成今回は12湯をわりと短時日で巡らなくてはいけなかったので大変でした。最終日に駆け込みセーフ。ゆっぽくんソックスをgetできました。達成の舞台となったのは「三鷹・春の湯」です。三鷹駅南口(ジブリ美術館側)から徒歩3分の立地。ビル銭の地下にあります。フロントの若者旦那から,かつては宮造りだったのがビルに建て替えたと教えていただきました。まずは華やかな満開の桜がお出迎え。下足箱もカラフル。広いロビーを抜けて暖簾をくぐる。脱衣
皆様、今晩は。2024年2月23日(金・祝)私ども宝塚コール・エトワールの創立12周年記念第2回目となる単独の演奏会は、無事終了いたしました。満席状態でして大勢の皆様にお越し頂きとても嬉しく思います。ひとえに、応援してくださった皆様のおかげと一同、心より感謝申し上げます。演奏会終了後、舞台にて。ここまで、私たちを引き上げてくださり、また、個々の個性を存分に引き出してくださった指導者でソプラノ歌手西側真理子先生、そして、影になり日向
2024・2・22の事デパートの中の本屋さん阿川佐和子昨日22日あさこ佳代子の大人な女子会NHKラジオで佐和子さんの声聞きました阿川佐和子は、澄んだ若い声で素敵でした日本のエッセイスト・小説家・タレント。生年月日1953年11月1日(70歳)出身地東京都血液型O型両親阿川弘之兄弟姉妹阿川尚之あさこ佳代子さんよりも20歳も上何だね❕む
先週から今週にかけて、「あの頃の喫茶店だ・・・ああ、懐かしいなあ」と思わせる出来事がふたつあった。まず、先週Amazonから届いた石垣りんさんのエッセイ集「朝のあかり」の短編「雨と言葉」の最後に次の描写があった。・・・いちにちの勤めを終え、立ち寄った喫茶店で、たたんだ傘をテーブルに立てかけ、コーヒーをくださいとたのんだら、ウェートレスに「もう雨はやみましたか?」とたずねられた。この人は朝来たまま空を見ていないのだ。私の耳の中で、言葉がやさしく濡れてきた。
私もあと2か月で77歳になる。ハッキリした記憶をたどれる過去を小学1年の頃からとすれば、約70年間の膨大な記憶や思い出を、日々の暮らしの中のさまざまな機会に再生することが多くなってきた。その中にあった苦しかったことや辛かった記憶はいつか薄らいでいき、どちらかというと、懐かしい楽しかった思い出や記憶の方がはるかに数多く残っている。先週のこのブログでは、12月26日の朝日新聞・コラム「折々のことば」で紹介された詩人・石垣りんさんの「せつない」という言
花のことば石垣りん1920-2004昔々立身出世という言葉がありましたそれはどういうことですか意味はさっぱりわかりません咲いている花が尚その上にお化粧することを考えたそんな時代の言葉ですしあわせなことに私たち唯咲くことに一生懸命いのちかたむけてひらくばかりの私たち:::青春時代に夫や友人たちと愛読したことのある石垣りんさんの詩を新たに出版された岩波文庫本で久しぶりに読みました生活に根ざした事柄を平易な言葉で綴りながらも物事
「せつない」という言葉がある。辞書を見ると「悲しみや孤独に胸を締めつけられるような気持である」とある。他の解説には「悲しさや恋しさで胸がしめつけられるようである・やりきれない・やるせない」とある。私自身はほとんど使うことのなかった言葉である。それは”悲しみ・孤独・恋しさ”といった「せつない」という感情を引き起こす状況に追い込まれた経験が少なかった・・・ということかもしれない。その状況が私にとって必ずしも幸福だったという訳ではなく、そう
先日、この拙ブログがレギュラーで紹介している朝日新聞の鷲田清一「折々のことば」に素敵な随筆が紹介されていた。いわゆる銭湯、街のお風呂屋さんで、見知らぬ若い女性から「衿を剃ってください」と声をかけられる。その若い女性は明日お嫁に行くという。結婚前夜に街のお風呂屋さんで見知らぬ人に声をかけ、「衿を剃ってください」と言わねばならないその若い女性のいる環境、経済的状況………なんとも言えないものがこのお風呂屋さんのやりとりから読み手のこちら側に伝わっ
日本橋高島屋にて「草月展」に参加していたため友人の案内でじっくり鑑賞してきました。花だけの展示ではなく、そこはもう創作の世界。現代アートに近い感じもしないでもなく、それもそれで楽しませてもらいました。こちらで少し教わっている池坊とはまた違い、どちらがいい悪いではなく、面白い発想で限界を感じず、興味深い発見がありました。溢れんばかりの会場の見学者にも驚きつつ美意識の、感性の共鳴するものもありました。ハロウィンを意識したという入り口テーマはアンリルソー
眠る前の隙間に読む石垣りんのエッセイ集「朝のあかり」。詩人のつけたそのタイトルに惹かれて、手にしたもののなぜか一気に読む気になれず、フィルムを巻き戻すようにひと晩に3つか4つ拾い読みしながら、気づけば読み終えていた、そんな一冊。大正生まれの石垣りんの前に、彼女とほぼ同世代の武田百合子の「富士日記」を読んでいたせいか、昭和初期のあんな人やこんな人の人生を沢山読んだような気分になってしまった。石垣りん、その名の通り、淡々とした生活に結び付く詩を書く人、教科書みたいな生き方をした人、清く
朝のあかり石垣りんエッセイ集(中公文庫)Amazon(アマゾン)女性の詩人というと石垣りんさんを真っ先に思い浮かべます。教科書に載っていました。戦前生まれで銀行勤めを独身で貫いたとは知りませんでした。今とはずいぶん女性の地位が違った時代。なのに働く女性としての悩みは、それほど変わっていない気がします。むしろ今の方が、新たな悩みが増えているような気さえします。そして、表題になっている「朝のあかり」この時代に電気をつけっぱなしにす
最近読んだ本です。「朝のあかり」石垣りん中公文庫石垣りんは詩人として有名ですが、これはエッセイ集。「生前に刊行したエッセイ集が3冊(3冊ともちくま文庫)あり、その中から71編を選んで収録したのが本書」と後書きにあり、編集したのは中公文庫の編集者のようです。文庫オリジナルという記述があるので。独身で、定年まで銀行勤めだったということは知っていたのですが、このエッセイを読んで、石垣さんの時代の働く女性の地位や困難を改めて感じました。名前の通り、凛とした強い女性のイメージでし
大学の先輩から素敵便が届きました。現在一人暮らしの84歳、62年のお付き合いです。ご自宅の庭に咲く草花を、鳩居堂の白い便せんに描き、スケッチが溜ると、手紙を書くのが好きな私に送ってくれます私一人では使い切れないので、同じく手紙好きな息子のお嫁さんへ半分お嫁に行きます息子もこの便箋を大絶賛!!!先輩はいつまで出来るやらと、心細い事を言ってます永く続いてほしい私です。^^)_旦~~前回頂いた便箋が丁度失くなったのでとても嬉しいお手紙と、ご自分の愛読書を私にも下さり、私か
こんにちは。梅雨あけというタイミングで、今朝、漬けていた梅を干す作業をしました。いよいよ夏本番ですね。今日は、旅のお供に連れて行った本を一冊ご紹介したいと思います。詩人石垣りんさんのエッセイ集「朝のあかり」この本、とてもよかったです。石垣りんさんの詩は、教科書にも載っていたりするので「表札」「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」などよく知られていると思うのですがエッセイは初めて読みました。
村上春樹さんの文庫本など買いに久しぶりの書店へ行って、買ってきた文庫本3冊。ハン・ガンさんって知らなかったけれど、独特の世界。ただ、男性だとばかり思ってたら、女性らしい。石垣りんさんは、教科書にも載っている著名な詩人だけれど、長く銀行の事務員として働いていた、とはこれまた知らなかった。(知らないことだらけ)島尾ミホさんは「死の棘」という原作がご主人の映画で知ってから興味があったのだけれど、大好きな武田百合子さんの随筆にも登場されるから、迷うことなく買って帰りました。彼女、最初の著作。まだ
福ぶっく堂7月の開店カレンダー7月にはいっても、しばらくは梅雨空が続きそうです。雨の日は家のなかで、ひとりの時間を味わいたい。そしてこんな本が横にあれば・・・石垣りん『朝のあかり石垣りんエッセイ集』(中公文庫)「表札」や「私の前にあるお鍋とお釜と燃える火と」などの作品が有名な詩人、石垣りんの生き様が詰まったエッセイ集。彼女は14歳で銀行員の見習いとして就職し、戦前・戦中・戦後もずっと銀行勤めをしながら一家を養い、詩を書き続けたのでした。女性の地位が極端に低い時代
石垣りん詩集表札Amazon(アマゾン)1,090〜4,290円私の心に残ったこと詩を書くことも、銀行勤めも、一家六人の暮らしを支えたことも、カミ屋敷で遊んだことも、あっという間に姿を消したことも、すべては遊びのなせる表現ではなかったかと思わせます表札自分の住むところには自分で表札を出すにかぎる。自分の寝泊まりする場所に他人がかけてくれる表札はいつもろくなことはない。病院へ入院し
静かな雨の日曜日です。お店のテーブルコーディネートはお馴染みバイカラーのグリーンとベージュにガラスや磁器を合わせました。躍動感を感じる初夏を表現するためにグラスにナフキンを入れて動きを出しました。花はこちら母の日を思うカーネーションとキク科のピンクの花を取り合わせ。さて、先日古本屋で巡り合った石垣りん詩集少し読むとどんどんはまって時代は違うもののその彼女の世界観が自分の思いとリンクするのは若い頃とは違う感情になったからでしょうか?
おはようございます。風水師の圓山(まるやま)真央です。歳をとると、昨日のことは思い出せなくても若かった頃のことは鮮明に思い出せるとか。鮮明にという程ではないけれど、何かの拍子にかなり昔のことが、ふと浮かんで来たりします。老け込むにはまだ早いけれど、そうなる前に手をつけておきたい何かを忘れているのではと思い返してみても、肝心の何かには行き当たりません。昨日思い出したのは1冊の詩集のこと。数年前の引越しを機にかなりの本を整理しましたが、どんなに昔の本でもお気に入りは別。探
石垣りんさんのエッセイ『朝のあかり』https://ameblo.jp/arigatouehon/entry-12799363028.html『『朝のあかり』@石垣りん&なんちゃって短歌』『朝のあかり』石垣りんさん4歳のときに実母死去。高等小学校を卒業して、丸の内の日本興業銀行に、事務見習いとして入校したのが14歳。太平洋戦争が始まった…ameblo.jpに引き続き『家庭の詩』石垣りん編を図書館で借りて読みました。もう、最初の一文から、最後
『朝のあかり』石垣りんさん4歳のときに実母死去。高等小学校を卒業して、丸の内の日本興業銀行に、事務見習いとして入校したのが14歳。太平洋戦争が始まったとき、21歳。。疎開はせずに銀行で働き続け、25歳で終戦。生家(祖父、父、義母(4人め)、弟2人)家計を一人で支えながら、働き続けながら詩作。50歳のときに、手に入れた川辺の1DKで、はじめての1人時間。55歳退職。銀行員として、その銀行の職場新聞に載った投稿『銀行員の詩集』が詩壇の人の目にもとまって、詩を書く道が
上野駅から,とある路線に乗り込み,自宅へと向かって帰路の途中だったりする。我が家の市民菜園にあるほうれん草が食べきれず,友人であるTさんに貰って頂くため,待ち合わせの場所へと赴いていた。沢山のほうれん草にびっくりしていた友人ではあるが,他にもかき菜の花蕾の美味しい部分も貰って頂いたのだ。本当に有り難い(^人^)(^人^)友人と雑談をして,食事でも・・と誘われたいたが,やんわりとお断りし,次回こそ一緒に食べに行こうと思った。本人には言えんがね(苦笑)帰りに上野駅の本屋さんに立ち寄
太陽天に掘られた光の井戸私たち宇宙の片隅で輪になってたったひとつの井戸を囲んで暮らします。世界中どこにいても太陽のほとり。(石垣りん「太陽のほとり」から)新年あけましておめでとうございます。宇宙の片隅で―石垣りん詩集(詩と歩こう)Amazon(アマゾン)695〜3,850円
中学の時現代国語の教科書に載っていた石垣りんさんの私の前にある鍋とお釜と燃える火となぜだかずーっと私の胸にある詩の読解とかあまり好きじゃなかったのによほど印象に残る授業だったのかな?それは定かじゃないけれど、、、私の前にある鍋とお釜と燃える火と石垣りんそれはながい間私たち女のまえにいつも置かれてあったもの自分の力にかなうほどよい大きさの鍋やお米がぷつぷつとふくらんで光り出すに都合のいい釜や劫初からうけつがれた火のほてりの前には母や、祖母や、またその