ブログ記事641件
つけまつ毛カミオカンデの入口に2024.3.27川柳二七会兼題「目」森茂俊選#川柳#短詩#ポエム#川柳らくだ#くんじろう句
繭が落ちていた。鬼ぐるみの根元に。「クスサンにとおぼえのおにぐるみ」(木端美人)
割れた月の音楽雪は魔法の花びら愛するという舟に乗る飲み指しのコップにインクの滲み愛という小鳥を硝子の鳥籠で飼う硝子の涙が溶ける蒼穹はいつからかわたしの夢乾いている窓の涙チューブから恋心滲むpoetrysentence森ルカ
少年よ流線型になりなさい2024.3.3番傘フェスタ2024兼題「ひたすら」真島久美子選#川柳#短詩#ポエム#野火の会#くんじろう句
クローネかマルクかリラで50ペソ2024.2.27川柳二七会兼題「違い」
こんにちは😃今日は雪や雨のところが多いですね。関東では大雪のおそれがあると、ニュースで注意を呼びかけています。わたしは帯状疱疹なので家にいることに変わりはありませんが、被災地をはじめ北陸や東北など、積雪地方の人や、また、雪に不慣れな南関東の人は、雪害☃️に十分、気をつけてくださいね。帯状疱疹も受診から6日目。水疱はすこし乾いてきましたが、肋骨まわりの痛みは逆に強くなり後遺症が不安です。(´;ω;`)帯状疱疹も早期治療が大切と言われていますが、正直、難しい気がしま
美しさはいつだって寂しさの中にある。「君もそう思わないかい?」
「もみじいっぽんやらいのあめにながめよし」(木端美人)実際は紅葉は三本見えるのだが、短詩という表現に変換して嘘を描く妙味。
愛の育つ樹々みどりいろに愛される生きていることが死んでしまうことより確か死が美しい化粧をする星座を確かめている樹百合座やスプーンでかくす右目靴をぬいだ素脚の傷み百合座のドレスが広がる深夜うつくしいよるpoetrysentence森ルカ
一行詩『喜』つむじがわらう——————————————————一行詩『哀』へんくつがなく
眠ればいい私は自由なのだから眠ればいい
poetrysentence太陽が欲しくて枯れたわたしのいのちが咲く深夜なみだのかたちの粒子かないらないものほどいとしいほしいものを集めて啜った口文字も恥じらう秋夢にのせてページを破る…風頬をふくらませて食べた愛森ルカ
焼香の煙でいぶすロレックス席題「時計」2023.7.12草原#川柳#くんじろう句#川柳草原#短詩
泣いてもいいんだよ。涙の泉が枯れたら、そこに、力の居場所ができる。だから、思いきり泣いてもいいんだよ。
新潟・柳都夏の川柳大会の賞状と大野風柳翁直筆の額を頂戴しました。御歳95才とお聞きしています。#川柳#大野風柳#くんじろう
手の記憶わたしも昔鳥だった新潟令和5年柳都夏の川柳大会席題「手」やまぐち珠美選特選#川柳#くんじろう句#短詩
荒れ狂う波へジルバを挑まんか新潟令和5年柳都夏の川柳大会兼題「踊る」矢沢和女選特選#川柳#くんじろう句#短詩
ギフチョウの卵を抱いているガーゼ2023.7.17川柳らくだ兼題「ガーゼ」前中知栄選#川柳#くんじろう#短詩
チアノーゼ出るまで鈴は鳴り止まず2023.7.17川柳らくだ兼題「鈴」木本朱夏選#川柳#くんじろう#短詩
通天閣の酸味を帯びたふくらはぎ兼題「すっぱい」大嶋都嗣子選#川柳#くんじろう句#短詩
十時間眠る歯ブラシ噛んだまま2023.6.28野火兼題「眠る」#川柳#くんじろう句#短詩
僕らの中には優しい涙がつまっている。悲しい涙を流してしまって、優しい涙をつめこんで。そうして人の痛みのわかる人になっていく。
生きるのが辛い時がある。でも、誰かが死ぬと、涙が出る。
大馬鹿者私は大馬鹿者です。なぜなら、私は全ての最高のものをあなたにあげたからです。私は大馬鹿者です。なぜなら、私は全ての幸福をあなたにあげたからです。私は大馬鹿者です。なぜなら、私はあなたに幸福を与えることしか考えず、自分自身に幸福のチャンスを与えなかったからです。私は大馬鹿者です。なぜなら、私はあなたに悲しみを残すことなく、常に自分自身に残してしまうからです。私は超絶大馬鹿者です。実際、私は誰よりもあなたに幸福を与えたいと思っていますが、自分を催眠しているだけです。*私が
ひと泳ぎできそうな海バスの窓よみうり時事川柳2023.4.28井上一筒選#川柳#時事川柳#短詩#くんじろうの五七五#くんじろう
石原吉郎・大正4年(1915年)11月11日生~昭和52年(1977年)11月14日没、享年62歳相対石原吉郎おのおのうなずきあったそれぞれのひだりへ切先を押しあてたおんなの胸は厚くおとこは早く果てたその手を取っておんなは一と刻(とき)あとに刺したがえたひと刻のそのすれちがいがそのままに双つの世界へふたりを向かわせた(「現代詩手帖」昭和52年/1977年8月発表・詩集『足利』昭和52年12月所収)*今回は以前にもご紹介した戦後詩人・石原吉郎の短詩を再
オムライスの丘で夕陽を見ましょうか番傘本社2023.3.4#川柳#くんじろう#短詩