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知的障害を伴う自閉症の彩夏は、現在22歳です。知的には5歳児くらいで、コミュニケーション能力は主に2語文か単語の羅列という2歳児程度です。新しい知的障害者就労継続支援B型事業所(作業所)Kへ、契約後初めて行きました。その新しい作業所Kで作業を終えた後、彩夏が10歳から通っている日中一時支援事業所の方へ送迎もしてもらいました。そこのスタッフから様子を聞くことができました。彩夏は、木曜日と金曜日はそこでまず知育おやつを作って食べた後、いつもパソコンで何やら観
知的障害を伴う自閉症の彩夏が7歳2か月の時のことです。朝、目覚めると、動物漢字磁石盤のコマがずれていたことから、彩夏は大ぐずり。(画像をお借りしました)長女の里早が触っていたのでした。彩夏はわずかなズレでもやっかいなことに気づいてしまうのです。直観像も、ここにあったのだと思います。というのも、彩夏のカレンダー能力のうち、一番初めに言えた2005年~2013年だけは直感像なんです。私が大きな5年カレンダーを見せた期間だけ、彩夏は答えられ
知的障害を伴う自閉症の彩夏には、数々のこだわりがあります。彩夏の成長と共に少しずつこだわりの強さはゆるくなってきていたのですが、社会人になってより再び強度や数が増えているのが現状です。養護学校(今の特別支援学校)に在学中は、社会に出て生きるために勉強もあり、社会性を身に着ける授業もあり、みんなで楽しむ行事もありました。卒業後、彩夏は知的障害者就労継続支援B型事業所へ入りました。自分で仕事をして、そしてそのことで賃金をもらうことを理解し、これはモチベーションに繋が
知的障害を伴う自閉症の彩夏が7歳2か月の時のことです。彩夏は段ボールを見つけると、ステーキナイフでバラバラに切り分けてから、絵を描いたり、養護学校(今の特別支援学校)で作ったクリスマスツリーの大型判を作ろうとするのでした。切り込みを入れて十字型に組み合わせてツリーの本体を作るのですが、彩夏は切り込みを入れすぎて、ちょっと失敗!通販の荷物が届きました。私が崩した段ボール箱を、彩夏は元に戻そうとセロハンテープでくっつけるものの、上手くいくはずもなし。
知的障害を伴う自閉症の彩夏が7歳0か月の時のことです。彩夏がトイレに入ろうとしたら、先に夫が入っていました。夫のトイレって長いんです。以前なら、彩夏はすぐにベランダかお風呂場へ行って、用を足していたのです。しかし、この数か月前から、彩夏は夫がトイレから出てくるまで待てるようになったのです。(お~~~!)もともと、彩夏は尿意を感じるのが鈍感だったところがあるようでした。そのために、本当にもう限界っという時になって、やっとトイレへ向かえるので
重度知的障害を伴う自閉症の21歳の彩夏です。知的には5歳児並、コミュニケーション能力は2歳児並です。現在、知的障害者就労継続支援B型事業所に通所しています。事業所では、この頃特に他の人のくしゃみがダメで、かなり泣いたようです。鼻水も流れっぱなし、汗で背中はびしょ濡れだったそうです。彩夏を迎えにいった帰りの車内で、「彩夏、イライラ。怒りません」と、落ち込んだ声で言い、彩夏はやや不安定でした。彩夏の聴覚過敏、そしてどうしようもな
重度知的障害を伴う自閉症の彩夏、現在21歳です。先日、第25回参議院議員通常選挙の期日前投票へ行ってきました。今回で、彩夏は3度目の投票になります。期日前投票前日に、投票所入場券をポストの中に見つけました。「彩夏、選挙の投票行かなきゃね」『選挙、行く』この彩夏の乗り気の理由は、知的障害者就労継続支援事業所へ遅刻していけるという理由からですが・・・。理由はどうであれ、彩夏が投票できる権利を遂行することが大切ですよね。投票日の
知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳11か月の時のことです。彩夏を市民会館の広い駐車場へ連れ出しました。公園は、時間によっては子ども達が集まってしまうので、早朝などは彩夏を連れ出すことができましたが、そうでなければ連れ出すのは控えました。5歳11か月の時に、夫の実家でおもちゃの取り合いから年下の従弟を押し倒してしまい、その場に居た義母や義妹達からすればしつけのつもりだったのでしょうが、彩夏はトラウマを抱えました。以来、小さな子どもを見れば彩夏が駆けよって押し倒したり
重度知的障害を伴う自閉症の彩夏は今21歳です。知的障害者就労継続支援B型事業所に通所しています。令和元年5月より、事業所の賃金改正により、支払われる金額が変わりました。それまでは、事業所の総所得を利用者の人数と通所した日数によって支払われていたのです。作業の量については全く考慮は入っていませんでした。よって、作業のできる子どもの親からは不満もあります。さて、新しい賃金のその基準ですが、利用者工賃評価表が元になっています。作
重度知的障害を伴う自閉症の彩夏は、現在21歳です。知的障害者就労継続支援B型事業所へ、特別支援学校を卒業してより通所しています。毎月、彩夏はこれまで4000円~1万円ほどの賃金をもらっていました。この賃金で、毎月第4土曜日に書店へ出かけ、月刊誌、駄菓子、ガイドブックを買っています。必要であれば、色鉛筆などの文具も彩夏は買っています。さて、平成31年4月より、彩夏のもらう賃金が変わりました。これまでは事業所に入ってくる総所得を利用者の人数で
重度知的障害を伴う自閉症の彩夏は、現在21歳です。毎年、1年に1度児童精神科を受診しています。今年も行ってきました。駐車場に車を停めて病院の入り口に向かう途中で、男性の大きな話声がしました。スマホを耳に当てて話していたのです。彩夏は、このようにスマホで話している人が苦手です。恐らく、聴覚過敏のためだと思います。その男性を避けkるように大きく迂回をして、病院の入口へと彩夏は向かいました。しかし病院の入り口には、またしてもスマホを耳に
知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳11か月の時のことです。10月に養護学校(今の特別支援学校)の小学部1年生の秋の遠足がありました。行先は名古屋港水族館。その日の朝、彩夏は体操服に着替えるのを嫌がりました。普段は私服で学校へ行き、学校で体操服に着替えるのですが、運動会や遠足といった大きな行事の時には、家から体操服の着用と決まっていました。しかし、いつもと違うことは、自閉症の彩夏にはなかなか受け止めるのが難しいところがあります。しかし、「今日は遠足」
知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳10か月の時のことです。幼児教室の中で、「なかよしかるた」をしました。例えば、「お箸ー茶碗」、「お金ー財布」と関連あるものを結び付けるという課題でした。彩夏には財布とお金は結び付けられませんでした。21歳の今でも、お金は何かを買うために必要であることは分かっています。しかし、1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉を組み合わせて、目的の金額にすることは難しいです。また、、知的障害者就労継続支援事業所に通い出し
養護学校(今の特別支援学校)の小学部1年生の夏休みも終盤を迎えた時のことです。知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳9か月のことでした。外出から戻り、当時住んでいたマンションの駐車場で車から降りた彩夏は、シャボン玉遊びを始めました。ところが、服が濡れると、シャボン玉セットをその場に置いて、家に走っていきました。彩夏は服が濡れるということをとても嫌がるところがありました。玄関扉の鍵を開けてやれば、彩夏は「出て、出て」と、私が家の中へ入ることを拒みました。
知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳9か月の時のことです。彩夏をあるパン屋さんへ連れて行きました。正直、彩夏を小さなお店に連れて行くのは、なかなかしんどいところがありました。狭い通路で彩夏が多動を発揮したら・・・、手当たり次第に商品に手を伸ばしたら・・・・、会計中に彩夏が店を飛び出してしまったら・・・・など、常に緊張を伴いつつの買い物になりました。それでも、彩夏に買い物の体験をさせることをとても重要に感じ、出来るだけ連れ出すようにはしていました。
知的障害を伴う自閉症の彩夏、21歳。彩夏に軟便が続き、症状が悪化したことから、私は「潰瘍性大腸炎」を疑い、彩夏を病院へ連れて行きました。彩夏は、知的障害者就労継続支援事業に遅刻できるとあって、ご機嫌でした。今は花粉症の時期!彩夏はくしゃみが聞こえると、大叫びを始めます。そこで、何度も何度も「病院では叫びません」と言い聞かせておきました。幸い、くしゃみに遭遇することはなかったのですが、彩夏はスマホを耳に当てている人を見て、遠回りをすることがありまし
知的障害を伴う自閉症の彩夏、ただいま21歳。無事に平成31年2月3日に行われる愛知県知事選挙の期日前投票へ行ってきました。その後、彩夏を通所している知的障害者就労継続支援事業所へ送っていきました。職員さんの一人が出迎えてくれまして、期日前投票をしてきたことを報告しました。その時に、彩夏の様子を聞くことができました。先日、利用者さんの誰かが、彩夏のいたずらの跡を見つけたそうです。それはとても簡単に破れないハードな絵本だったそうですが
知的障害を伴う自閉症の彩夏は、現在21歳です。時計の針については、9年の時間がかかりましたが、粘り強く教えたかいがあって、時計が読めます。昨年の同じ時期頃、彩夏は9時に家を出ると伝えていても、なかなか行動ができず、9時を5分以上回って出る日々でした。ところが、昨年の11月頃より、彩夏はリビングの時計を気にしながら、知的障害者就労継続支援事業所へ行くための荷物(リュック、手さげバックなど5個くらい)を、8時40分くらいには玄関へ置いています。どうしても洗濯、掃除な
前回に続いて、知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳7か月の時の様子です。幼児教室では、彩夏はニキーチンの積み木16個を使って、見本通りの模様づくりをしました。16個の積み木は、4個×4個の正方形の形に置かれています。ニキーチンの積み木は赤、青、白、黄色の面が立方体の積み木に各1面ずつあります。残りの2面は2色の構成で、直角二等辺三角形の模様になっています。彩夏がさっさと要領よく行うので、びっくりしました。ちゃんと見本を見て、積み木の色や位置を把握しな
知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳6か月の時のことです。朝、「学校へ行くよ」と声をかけたら、彩夏は「コーエン、コーエン」とぐずったのでした。この頃には、彩夏は学校という単語を理解しており、学校と公園を区別できるようになっていました。彩夏はぐずって小さなお出かけ用のリュックの上に、学校の通学リュックを背負うのでした。その姿のままで家を出ました。その日、学校では彩夏の表情は堅かったようです。でも、午後からはベビーブックのあるページのラーメンの具材をハサ
知的障害を伴う自閉症の彩夏、現在20歳。そして、先日、知的障害者就労継続支援事業所の3年目の遠足へ行ってきました。3年目になると、ずいぶんスムーズに遠足を受け入れ、出かけられたのでした。今回の行先は、「岐阜県かかみがはら航空宇宙博物館」でした。そして、そこのお土産店には、彩夏の言うように確かに自衛隊のクマのぬいぐるみがあったそうです。一体彩夏はどこでクマのぬいぐるみのことを知ったのやら・・・。午後4時に、彩夏を事業所へ迎えに行きま
知的障害を伴う自閉症の彩夏、現在20歳。今年は、知的障害者就労継続支援事業所の3年目の遠足に、気持ちの上では抵抗なく行けました。しかし、遠足日の前日、これまで使っていた黒いトートバッグがゴミとして捨てられていました。そして、彩夏は家のどこかで見つけた、黒いトートバッグよりも二回りほど大きく新しい不織布の手提げバッグに荷物を移し替えていたのでした。ここは、まあ…と大目に見てやり過ごしたのでした。翌日、遠足の日のことでした。彩夏に
知的障害を伴う自閉症の彩夏、現在20歳。18歳の時のIQは29です。21歳の誕生日を目前にして、知的障害者就労継続支援事業所の遠足に行ってきました。今年で3回目の遠足です。これまでの2回はもう、遠足の日が近づいたひと月前辺りから「彩夏、〇月〇日、お熱、しんどい」「〇月〇日、彩夏、○○さんとお仕事。お留守番」と、拒否モード。遠足の日には発熱で休むと予告したり、お気に入りの職員さんと、事業所で仕事をしながら待っていると言っていたのです。彩夏は、
前回の続きです。知的障害を伴う彩夏に与えたのは、スヌーピーの絵柄のリュックサックで、サイズは約30×42×18㎝で、容量は約22ℓです。ボロくなったリュックサックとほぼ同サイズ。これにめーいっぱい荷物を入れると、ほぼ10キロ。一応、リュックサックを体重計に乗せて測ってみました。しかし、彩夏は入らない荷物はふたつのトートバックに分散して入れ、さらにもうひとつレジ袋にはお弁当袋と水筒が入っています。このレジ袋も彩夏のなかなかのこだわりで、使用前に底面
先日、知的障害を伴う20歳の自閉症の彩夏に新しいリュックサックを買って与えました。彩夏の自閉症の中の症状のひとつ、こだわりが彩夏にはかなり強くあります。リュックサックには詰め込めるだけ、荷物を入れています。リュックサックには、知的障害者就労継続支援事業所へ持っていく連絡帳、夏でもナイロンのパーカー、半透明のカッパ、日中一時支援の事業所で印刷した大量の紙の他、いろいろなものが入っています。私がリュックサックの中を見ることを彩夏は非常に嫌がります。「これい
この8月に入ってより、私の置かれている状況は、やや落ち着いているところです。重度知的障害を伴う自閉症の20歳の彩夏は、多少情緒的不安が起こり、大きな叫び声をあげながらも、平日は知的障害者就労継続支援事業所に通っています。夜間、何かしら工作などを行うために就寝が午前1時を超えていることも少なくありません。そのため、金曜日になると体がだるくなり、「お熱、しんどい」などと訴えます。月に1度、土曜日に、その事業所でレクリエーションが行われます。しかし、聴覚過敏が
知的障害を伴う自閉症の彩夏が6歳4の時の児童精神科受診の時のことです。彩夏の「こだわり」については、もうしばらく出るだろうとの、先生の予測でした。予測は予測。現実は、これまたなかなか厳しい状態で、2歩進んでは3歩下がる時もあれば、ちゃんと歩数分進む時もあります。何しろ、彩夏のこだわりは数が多く、執着心が強く、日常生活の中の小さなことにさえ、こだわるのです。知的障害者就労継続支援事業所へ彩夏は通っています。みんながタオルと連絡帳、お弁当くらいのぺち
すみません、先に謝っておきます。先日、眠いながらこのブログを書いていた途中で、保存するのに「公開」を押していました。翌朝、確認してびっくり。最後の方はもう何書いてるんだか・・・・意味不明。それにも拘わらず、優しい10名の方がが「いいね」を下さり、もう申し訳ないのと、感謝でいっぱいです。今回はちゃんと最後まで仕上げてから、公開です。本当にありがとうございます。後、先日6月11日、私が出かけることとなり、最後の最後で何とか訪れていただいた方の
知的障害を伴う自閉症の彩夏6歳3か月の時のことです。当時の彩夏にとって薬は、絆創膏のみでした。塗り薬をしても、彩夏は受け入れられず、すぐに拭き取ってしまうのでした。私はいつも絆創膏を持っていて、彩夏に渡すと、彩夏は落ち着きました。かゆい時も、痛い時も・・・。平成15年2月29日、午前中にひな祭り発表会のオペレッタのリハーサルに、彩夏は参加しました。彩夏は朝から不機嫌でした。私はお遊戯室の子ども達の出入り口にて、彩夏が舞
知的障害を伴う自閉症の彩夏に、以前に子ども用のおもちゃのパソコンを与えました。通信はできないけれど、本物のパソコンとキーの位置は同じで、ひらがな入力、ローマ字入力もできるものです。彩夏に与えたものは、ハムスターのキャラクターがついていたため、私はハムハムパソコンと呼んでいます。文字入力のためのゲームもあって、彩夏は文字を入れて楽しんでいました。このハムハムパソコンのゲームで0点を取ると、「もっと頑張りましょう」と機械音が流れ、キャラクターのハムスターがへたる場面