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昨日は嬉しいニュースがありました。昨年3月末に東響を退団してフリーで活躍してた水谷さんが、来月から都響コンマスに就任。これで都響のコンマスは、矢部さん、山本さん、水谷さんの3人体制に。4月の都響定期のコンマスは、4/3B定期が矢部さん、4/21プロムも矢部さん、4/27C定期は山本さん。水谷さんは4/3と4/27にトップサイドでの出演が予定されています。好調を続ける都響。水谷さんがコンマスとして加わり、今後の都響が楽しみです。コンサートマスター就任
昨日(2月22日木曜日)、東京芸術劇場でエリアフ・インバル指揮都響(コンサートマスター:矢部達哉)でマーラー交響曲第10番(デリック・クック補筆版)を聞く。当日の午前10時に当日販売があって、雨降りの平日だからか良席が買えたので行くことにした。翌日金曜日(祝日)にも同じプログラムのコンサートがあって、こちらも当日10時から最終販売があるが、これの当日券は僅少だろうし殺到しそうだ。それはともかく、このコンビは1994年4月〜1996年11月まで第1回のマーラーサイクル、2012年9月〜2014年
都響第989回定期演奏会Cシリーズ(平日昼)を聴きました。12月8日(金曜日)⋅14:00~16:00場所:東京芸術劇場コンサートホール【レーガー&ラフマニノフ生誕150年記念】出演指揮/大野和士ピアノ/ニコライ・ルガンスキーコンサートマスター/矢部達哉曲目1.レーガー:ベックリンによる4つの音詩op.1282.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調op.13.シューマン:交響曲第4番ニ短調op.120(1851年改訂版(第2稿))
日時:2023年10月14日(土)14:00~会場:東京芸術劇場大ホール指揮:大野和士演奏:東京都交響楽団独奏:イザベル・ファウスト(Vn)曲目マグヌス・リンドルベイ:アブセンスシューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品72感想:かなり久しぶりの都響の演奏会。中国に渡航する前は都響を中心に聴いていたのであるが、その後は中国に渡って機会を失っており実に15年ほど離れてしまっていた。現在の音楽監督は大野和士さんで今回は彼の指揮
もとこですベートーヴェンの真髄〜「月光」「春」「大公」を聴きに、アプリコに行って参りました‼︎作曲家ベートーヴェンが大好きな私、ピアニスト横山幸雄さんの大ファンな私…このパンフレットを見て、興奮していました!それも、先日、映画『この道』ににめぐろパーシモンホールに行き、待ち時間の間にご案内を拝見していて発見したのでした‼︎それも、アプリコでびっくりしました色々な偶然とご縁に感動しながら伺わせていただきました大好きなプログラムばかりで、とっても楽しかったですいつもながら、
弦楽四重奏の最高峰京都アルティ弦楽四重奏団【日時】2023年9月23日(土祝)開演15:00(開場14:15)【会場】京都府立府民ホールアルティ【演奏】京都アルティ弦楽四重奏団ヴァイオリン:矢部達哉ヴァイオリン:豊嶋泰嗣ヴィオラ:川本嘉子チェロ:上村昇【プログラム】モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番二長調KV575「プロシャ王第1番」ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調op.26ソリストはクララ=ジュミ・カン。どこかで聴いたことがあると思ってブログを調べたら、2016年、今から7年前のフェスタサマーミューザでチョン・ミョンフン指揮東京フィルとのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」を聴いていた。チョン・ミョンフン東京フィルチャイコフスキー・プログラム|ベイのコンサート日記(ameblo.jp)その時の印象は、『品の良い美音。繊細な弱音。演奏は、自然な流れで、無理がない。過剰な表現や、にぎにぎしさはなく
オヤスミソング今日聴いていたのはこちらコンサートに行っていましたがーーーーなんとご招待券CDアルバムはサイン入りご招待(全く覚えていません)横山幸雄さんの後援会に入っていたのでそこからのご招待かなYouTubeで探せなかったのでこちらの演奏をすごく素敵な曲ギヨーム・ルクー(GuillaumeLekeu,187
(5月29日・サントリーホール)ラフマニノフ(レスピーギ編曲)「絵画的練習曲集より≪海とかもめ≫」レスピーギの編曲は品があり、コーダがとても美しい。ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」ヴィニツカヤは過去都響と二度も共演しているとのことだが、何故か聴いていない。しかし、10年前の2013年金聖響指揮新日本フィルとのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」を聴いていた。その時のベイのコンサート日記のレヴュー↓https://ameblo.jp/baybay22/entry-115
(4月26日・東東京芸術劇場)最初はヴェルディ「歌劇《運命の力》序曲」。都響は16型。劇的で豪快に鳴り、音は引き締まる。緩徐な旋律はレガートでゆったりと歌う。しかし、響きに立体感と奥行きが少ない。また、血がたぎるような熱気も少ない。結果的にイタリアオペラ的な雰囲気とは異なる印象になった。金川真弓のメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」は素晴らしかった。金川のヴァイオリン(楽器は日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス<ウィルヘルミ>)は音も表情も上品そのもの。まるで美しいバレリーナがオーケ
(3月21日・サントリーホール)15日のマーラー「交響曲第2番《復活》」では、辛口を書いた大野和士指揮都響だが、今日はバルトーク、ラヴェル、ドビュッシーという近現代プログラムで充実の演奏だった。コンサートマスターは矢部達哉。バルトーク「舞踏組曲」は接続のリトルネロ部分(第1舞曲の最後のヴァイオリンなど)が繊細、華やかな第3舞曲も盛り上る。終曲は金管が輝かしく、華々しい演奏で終えた。バルトーク「ピアノ協奏曲第1番」は、ソリストのジャン=エフラム・バヴゼのダイナミックで技巧的なピアノが
舞台を埋め尽くす人・人・人。そして、客席も見渡す限り空席なし!この大編成な作品を満員の観客が鑑賞できることに、やっと、やっと、劇場ライフが戻ってきたような気分になりました。マーラーの『復活』は非常に大規模なスペシャルな曲なのですが、派手に盛り上げるのではなく、時おり寝た子を起こすようなパッションを挿入しつつ盛り上げていくタイプの曲なのですが、大編成のシンフォニーにありがちな、弦楽器の音が飛んでしまったり、サウンドが空中分解することがないのは東京文化会館ならではのサウンド。弦楽器のピッ
(3月15日・東京文化会館)緊密で緊張感を保った演奏。都響は全力を出し切っていた。独唱の二人藤村実穂子、中村恵理も好調。特に藤村の歌唱は完璧。男声31名、女声41名計72名というほぼフル編成の新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)は楽譜を持って歌った。演奏に大きな瑕疵はなく、終始真摯な演奏だった。ここは凄いと思う箇所、聞きどころもきちんとおさえられており、期待通りの迫力のある演奏が最後まで保たれた。具体的に例をあげれば、第1楽章冒頭のチェロとコントラバスの引き締まった音、展開部第3部
この三人でS席で5000円知るのが遅かったのでよくチケット取れたと思います勿論満席ですああ幸せだなあ今日この演奏を体感できてよかったというのが素直な感想この3人の音楽家さん今更述べるまでなくピアノヴァイオリンチェロで素晴らしい演奏されるのは当然周知ですが今日はブラームスのーピアノ三重奏とチャイコフスキーの三重奏前半はブラームスの凄さを改めて体感し後半のチャイコフスキーのピアノトリオまず旋律が音楽が創造できる音てこれほど美しいものを生み出しかんじさせるものなの
トリトン晴れた海のオーケストラ第12回定期演奏会ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37ピアノ:小山実稚恵ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131(弦楽オーケストラ版)きょうはカーチュン/日本フィルも、飯守さん/シティフィルも行きたかった(しかも同時刻)のだけど、最初に買ったチケットが晴れオケでしたので、こちらに。小山実稚恵さんのピアノでのベートーヴェンの3番。冒頭、ピアノが無いところで、小山さんは指揮も合図もするわけでなく、晴れオケは
シェーンベルク:浄められた夜op.4都響は16型の弦。コントラバスは正面に並ぶ。ヴィオラは下手だが、前に詰め、先頭は4人が横一列に並んだ。コンサートマスターは四方恭子だが、矢部達哉がトップサイドに座る万全の布陣。小泉和裕の指揮は都響の弦の実力を十二分に引き出し、まさにタイトル通りのVerklärte「浄らかに変容していく」演奏。緻密で温かく、分厚い響きは豪華だった。コーダの第2ヴァイオリンのアルペジオが天国的に響いた。ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲第1番ト短調
(12月20日・東京芸術劇場)ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》」。都響は14型。矢部達哉と山本友重がツートップ、ヴィオラも店村眞積と鈴木学が並んだ。マルティン・ヘルムヒェンが竹を割ったようなスパッとした切れの良い音で、力強く冒頭の華麗なパッセージを弾いた。響きは瑞々しく、潤いもあり、最初から惹き付けられる。インバル都響も滑舌の良いメリハリのある演奏。冒頭の変ホ長調の和音が中身の詰まった多彩な音色だったのでその後に期待したが、以降はそこまでの充実はなかった。ティンパニの久一忠之が
昨夜はサントリーで、インバル都響を聴きました。コンマスは矢部さん、隣に四方さん。曲目はウェーベルン《6つの小品》とブル4。ウェーベルン《6つの小品》は、母親の死に伴う心的状態の遷移を6曲14分に凝縮した作品。聴く度に好きになる、味わい深い曲です。最近では8月にクラングフォルム・ウィーン(KFW)、5月に上岡新日本で聴いてます。変態的な(良くいえば、マジカルな)上岡新日本と違い、インバル都響はストレート。第3曲で音にならない微弱な空気振動を要求する
写真は左から高橋敦、矢部達哉、宮崎将一郎NHKチーフプロデューサー、岡田全弘、山本裕康。(筆者撮影、ピンボケご容赦ください)(11月13日・NHK放送センターCA421スタジオ)NHKクラシック番組チーフプロデューサーの宮崎将一郎さんからご案内をいただき、8Kスーパーハイビジョン試写会「トリトン晴れた海のオーケストラ」《第九》を見ることができた。トリトンアーツネットワークの担当の方が、以前「音楽の友」に私が書いた、コロナ禍での晴れオケの無観客コンサート・レポートを気に入ってくださり、
トリトン晴れた海のオーケストラ第11回演奏会【コンサートマスター】矢部達哉【ピアノ】小林愛実ベートーヴェン:「大フーガ」変ロ長調Op.133(弦楽オーケストラ版)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」K271モーツァルト:交響曲第36番ハ長調「リンツ」K425久しぶりのはしご。このあとトッパンホールへ(これがあまりにも素晴らしく、すでに晴れオケの印象が消えてしまいましたが)。オケの名前とおり晴れ渡った秋晴れの中、月島駅からトリトンまでせっせと歩くと汗が
コンサートマスターは矢部達哉、トップサイドに四方恭子が並ぶ。都響は12-12-8-6-4、対向配置。ギルバート都響のモーツァルト「後期三大交響曲」はとてもオーソドックス。ヴィブラートもかけ、音は厚みがある。木管群もひとつになって和声的な響きをつくる。ピリオド的な各セクションの分離や明確さはないかわりに、かつての巨匠たちのモーツァルト(ワルター、カラヤンなど)のようにレガートで美しい響きの演奏だった。第39番は温かくまろやか。弦のハーモニーが美しい。第40番は最後まで温かな響き
(6月13日・東京文化会館大ホール)メンデルスゾーン「交響曲第5番≪宗教改革≫」もベートーヴェン「交響曲第3番≪英雄≫」も16型。コンサートマスターは矢部達哉。いずれも、重厚で真摯、誠実な演奏。時代の流行には目もくれず、我が道を一直線に突き進む小泉和裕の真骨頂とも言うべき熱演。ただ、ドキドキ、ワクワクとする高揚感、こういう側面があったのかという驚きは少ない。素晴らしいと思うところは多い。≪宗教改革≫では、第1楽章序奏のドレスデンアーメンを奏でる弦の清透さ。第2楽章トリオのチェロ
「面白くない」と毎日ぼやいている中日新聞ですが、けさはこんな記事が。奥様との馴れ初めを昨年だかSNSで拝読しただけに余計興味深く読みました。
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは3月9日に「フォンテック」から発売されたばかりのブラームスヴァイオリン協奏曲をみていきます。ヴァイオリンは矢部達哉さん、指揮は朝比奈隆、オーケストラは新日本フィルハーモニー交響楽団という豪華な面々が揃っています。SACDハイブリッド仕様の高音質盤となっているため聴きごたえ抜群の重厚感たっぷりなブラームスヴァイオリン協奏曲を楽しめる名盤となっています。「矢部達哉(ヴァイオリン)、朝比奈隆指揮/新日本フィルハーモニー交響楽団」ブラームス作曲:ヴァイ
昨日深夜のNHKBSプレミアム(午後11時20分~)では、5月15日に「クラシック音楽館」で放送予定の「指揮者なしのオーケストラ第九に挑む」を一足早く放送していました。ちなみに、昨日のクラシック音楽館は辻井伸行さんでした。〔トリトン晴れた海のオーケストラ〕は第一生命ホールを拠点とするオーケストラです。このオーケストラは、コンサートマスター矢部達哉さんを中心に指揮者を置かずに演奏会を重ねているそうです。この番組は、ベートーヴェン・ツィクルス第10回として2021年11月27日に開か
藤田真央《都響スペシャル》藤田真央さん留学前最後のコンサートシリーズをオペラシティで聴きました。4/11の珠玉のソロリサイタルに続き、大好きなシューマンピアノコンチェルトも聴くことができてとても幸せでした。今日もチャーミングで柔和な満面の笑みを浮かべて登場して、音楽の天使が舞い降りたような「真央ワールド」が始まりました!躍動する絶妙なリズム感、群を抜く音楽センス、圧倒的な吸引力で満席の観客を惹きつけ、オーケストラと弾くのが楽しくてしょうがない、とでも言うようなのりのよいテンションとドライ
日時:2022年4月21日会場:東京オペラシティピアノ:藤田真央指揮:大野和士東京都交響楽団(コンマス:矢部達哉)B席5,400円(割引後・3FR1-30番台)<木管トップ>フルート:柳原佑介オーボエ:広田智之クラリネット:サトーミチヨファゴット:長哲也<金管トップ>ホルン:西條貴人トランペット:高橋敦トロンボーン:新田幹男(N響)東京都交響楽団都響スペシャルヴァレンティン・シルヴェストロフ(アンドレアス・ジース編曲)ウクライナへの祈り(管弦楽
今週、都響が演奏するのがRS《英雄の生涯》。「矢部達哉R.シュトラウス《英雄の生涯》を語る」と題するインタビュー記事が面白い。面白いのは、曲に関することよりも、コロナ禍で起きた変化の件。「今度は2020年にコロナがやってきました。まったく仕事がなくなった時期を経て、やはりここでも意識が相当変わりました。それまでは、一生懸命さらって、緊張に耐えながらステージに立ち、終演後は反省点を十分に消化しきれないまま、楽屋に戻るともう次の演奏会のことを考えて準備しなければならない。正直、そ
(2月28日・東京文化会館)小林愛美がベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を弾くのは7年ぶり。大野和士とは初共演。美音と抒情性に満ちて、この作品の理想的な演奏だった。2月23日に東京芸術劇場で聴いた大野と都響は《ニュルンベルクのマイスタージンガー》で築き上げた新鮮な演奏ではなく、かつての硬直した演奏に戻ってしまい心配した。今回のショスタコーヴィチ「交響曲第10番」は引き締まった演奏で充実しており安堵した。詳しくは「音楽の友」のコンサート・レヴューに書きます。写真:©都響
(1月12日・サントリーホール)プログラム巻頭で横山幸雄は会場も曲目も共演者(大友直人指揮都響)も全く同じ30年前のデビュー・コンサートの思い出を語っているが、30年の熟成を感じさせる素晴らしい演奏だった。個人的には30年前ソニー・ミュージックからCDが発売された頃、全国で行ったキャンペーン・イベントが懐かしい。会場で会った後輩から昨年9月に30周年記念特別企画として旧譜が再発売されたと聞きうれしかった。横山幸雄|ソニーミュージックオフィシャルサイト(sonymusic.co.