矢部嵩

こんにちは晴れてるみぬ☆地方☀️今日はゆっけさんの車のタイヤ交換お願いしに来てまーす🚗それでは読書記録〜✍📕↓↓ー紗央里ちゃんの家ー著）矢部嵩叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと聞かされた。小学五年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕は真っ赤に染まっており、祖母のことも、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、叔母夫婦には何を訊いてもはぐらかされるばかり。洗面所の床からひからびた指の欠片を見つけた僕は、こっそり捜索をはじめ……。初読み作家

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残りの１冊、アンソロジー。「嘘をついたのは、初めてだった」編：講談社「著者２９名」は作品の方で紹介。「最初の一行は全員一緒」シリーズ第２弾。前回『黒猫を飼い始めた』と同様（表紙も「黒猫」）、「メフィスト・リーダーズ・クラブ」で有料公開された「ショートショート」をまとめたもの。一応書いておきますが、“最初の一行”は本書タイトルの「嘘をついたのは、初めてだった。」です。

【卒業式会場に向かっていた中3の羊歯子は、気づくと暗い部屋で目覚めた。隣に続くドアには貼り紙が。“下記の通り卒業試験を実施する。ドアの開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の人数をmとする時、n-m=1とせよ”。ドアを開けると同じく寝ていた女生徒が目覚め、やがて人数は13人に。不条理な試験に、彼女たちは…。中3女子は無限に目覚め、中3女子は無限に増えてゆく。これは、女子だけの果てしない物語。（Amazon商品紹介より）】2014年刊行。本来この手のカバーの本には食指が動かないんですが、

もう、なにがなんだか。グロい描写満載。話は意味がよくわからん。ストーリーは破綻はしてないんだけど。俺にとってはなんとも不思議な小説だ。転校生をクラスみんなで受け入れず、クラス旅行しようとする。その旅行って、集団自殺。校長あおりをくらって死亡。すっげえ話だな。クラスリレーに勝つためにどんどんエスカレートしていくクラス。つまり遅い子を運動会に出れないようにする。それだけに飽き足らず、大雨の中のリレーでどんどん死んでいく。いや、これホラーファンタジーを超えちゃってるんですけど。死なないよね、なんて思い

良い下敷き出てきた。映画が公開されたときに買ったんだと思う。学生の頃は全く下敷き使わなかったのに、今はほぼ毎日使う。そんなもんなのかもしれない。『紗央里ちゃんの家』矢部嵩先生。読みました。すっごいシュール。読んでるうちにシュールが快感になってくるですよ。しかも怖いよ。ドキドキ感覚で読めました。読んでて思わず『おっ！紗央里ちゃんっ？』て声がでたよ。カップ焼きそばも食べたくなる。癖になるホラーでした。ーーーーーーー柳家権之助スケジュールーーーーーーーー☆2月1

岩城裕明、織守きょうや、澤村伊智、円山まどか、藍内友紀、最東対地、白井智之、矢部嵩、一田和樹、ササクラ、百壁ネロ、ゆずはらとしゆき、井上竜、堀井拓馬共著『ゆびさき怪談一四〇字の怖い話』読了短いからこそ、怖い…と言うか…短過ぎて…〝詩〟っぽい感じ…怖い系と言うより…不条理系？

矢部嵩著『魔女の子供はやってこない』を読みました。角川ホラー文庫です。☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆今回の本のお供には、ちょっと前に私が作ったうさぎ犬ちゃんに務めてもらいましたー。うさぎ犬ちゃんの、可愛いけれど毒のある感じの世界観が、この本に似合うかなーと思いまして。☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆*ﾟ゜ﾟ*☆『小学生の夏子はある日「六〇六号室まで届けてください。お礼します。魔女」と書かれたへんてこなステッキを拾

読書記録付け始めてから一番ヤバい本（語彙力不足）に出会ったと思います。果たしてこれはSFなのか、果たしてこれは百合なのか、読んでるこちらが不安になるような、そんな一冊。この手の感覚には不慣れなのですが、奇書というのはこういうものを指すのでしょうか…？【感想など】・あらすじ…、というか設定？物語は「少女庭国」と「少女庭国補遺」の2部で構成されており、本の大半は後者に占められています。物語は卒業式を迎える直前に何らかの形で意識を失った中学三年生の少女が、暗

紗央里ちゃんの家(角川ホラー文庫)null円Amazonポップな狂気、オフビートな残酷、独特のテンポで紡がれる日常悪夢、どんどんだんだん深みにハマっていくかと思いきや、あのラストには唸らされた。ボクが矢部嵩に求めたのはこういう少しずれた、ざわつく非日常だ。短く読みやすい、オススメしたい。74点くらい

保健室登校(角川ホラー文庫)null円Amazon正直なところ期待外れ、先に読んでいた「少女庭国」が完成形なのか？リレーの話は面白かったけど、他の話は中学生が授業中に考えた空想程度のクオリティ。24点くらい

短編の「少女庭国」はまとまりよくなかなか好きだったし、唐突に清涼院流水の名前が出てきて嬉しかった(笑)ただ、中編の「少女庭国補」は思考実験が過ぎて読みにくく、イマイチ乗りきれなかった。ただ、空想力や文章力は間違いなくありそうなよで、数少ない著書を読んでみようと思う。57点くらい

矢部嵩の「紗央里ちゃんの家」です。2006年に第13回日本ホラー小説大賞の長編賞を受賞した作品なので、読んだのはもう10年以上前になりますかね。小学５年生の「僕」は、夏休みになると毎年、家族で従姉の紗央里ちゃんの家に泊まりで遊びに行っていた。しかし、この年は姉が受験生ということで姉と母親は留守番することになり、「僕」と父親の二人だけで遊びに行くことに。紗央里ちゃんの家は、叔父さんと叔母さん、紗央里ちゃん、それとお祖母ちゃんの四人暮らしだったが、少し前に祖母ちゃんは亡くなっていた。紗央里