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時代小説文庫(ハルキ文庫)2012年11月第1刷発行2013年10月第5刷発行259頁着物の染み抜き、洗いや染めと何でもこなす着物の始末屋・余一は職人としても腕は良いし、若くて男前なのですが不愛想で人と深く関わろうとしません難ありの客ばかり連れてくる余一の古い馴染で柳原土手の古着屋・六助余一の腕を認めながら敵対心を燃やす呉服太物問屋の若旦那・綾太郎余一に片想いをしている一膳飯屋の看板娘・お糸など市井の人々が抱える悩みを着物にまつわる思いと共に余一が綺麗に始末します
最近続けて読んでいる、中島要さんの連作時代小説「着物始末暦」シリーズ。主人公は古着の始末屋の余一。着物の洗い、シミ抜きから、上絵描き、染め直し、刺繍と着物のことならなんでもこなす職人です。京阪の悉皆屋みたいなもののようですが、全部一人でこなす職人というのが、ちょっと現実的には無理なんじゃないか?と思ったりしますが、とりあえずそこは気にしないでおきます。ただ元通りにする、新品同様にする、というだけでなく、依頼主の真の願い(時には本人も自覚していないことも)や悩みを解決するような、そんな始末
この前食べられる幸せについて書いたばかりなのに、何も食べられない日が続きました。食べたら、大腸をつかまれるような痛みが走り、そのあとトイレへ直行。体力も消耗します。仕方なく、横になって本ばかり読んでいました。お江戸の人情もので、着物好きならさらに楽しめる「着物始末暦」シリーズ。小話からなり、後味良く完結しながらも、登場人物の関係が少しずつ変わっていく長編としての面白さも兼ね備えています。↓病気になる前に3巻読んで、すぐ残りの7巻を図書館で予約しました主人公の
先月、大型書店に「大正の夢秘密の銘仙ものがたり」を探しに行った時、たまたま見つけた時代小説「しのぶ梅」読み切りかと思って購入したら、続編が十巻まで出ている事が分かりました。大正の夢秘密の銘仙ものがたり桐生正子着物コレクション楽天市場3,025円しのぶ梅着物始末暦(ハルキ文庫)[中島要]楽天市場680円【あらすじ】江戸庶民の生活や人物設定、着物の柄や日本の伝統色が次々に出てきて、グイグイと物語に引き込まれ全巻読み
「御徒(おかち)の女」中島要著まったく予備知識なしでしたが読みだしたら、一気でした。「あっぱれ!武家の女のブレない人生。」と帯にありますが、まさに、そんなカンジ。中島要さんといえば大好きな、「着物始末暦」全十巻。これも一気だったなぁ。↑最終巻のコチラの表紙では、「苦味ばしったいいオトコ」そのものの余一さん、すっかり、いいパパになってますがwじれったかったねーお糸ちゃんのこと好きなくせに、生い立ちの秘密から「俺と一緒になった
ご訪問くださりありがとうございます着物が大好きなヒロコです最近はまっている本がありますタイトルに載せた「中島要」の「着物始末暦」です。友人が面白いからと貸してくれて、はまっています神田白壁町で着物の始末屋を営む「余一」と日本橋通町にある呉服太物問屋(大隅屋)の若旦那「綾太郎」とその2人に関わる人々の着物を通しての人情物語江戸時代の生活の中で、着物をめぐって事件がおきたり悩みを抱えたり…その悩みを着物にまつわる思いと共に、「余一」が綺麗に始末しながら解決する。「余一」は、自分で染み
読み終えました!全10巻。面白かったな。そういえば、中島要さんのものって、いくつか読んだはずだな、って、今ごろ思い出して、自分のブログを検索してみたら、5冊読んでる。けっこう読んでいたんだな。あんまり記憶になかった。今回、着物始末暦の(一)を手にしたのは、文庫だったから、軽いのを探してて〜〜程度のこと。よくぞ出会いました。ここ数日、タップリ楽しみましたよ。ありがとう!それにしても、ずいぶんと着物にまつわるいろ
はまっちゃいましたね。やめられない、とまらない!♪何がそんなに面白いんだか。もちろん、筋が面白いから、どうなるんだろう、次が知りたいって思って読むのだけれど、ひとりひとりの登場人物の描き方が丁寧で、この人ならこう言うよね、ッていう展開と、あれ?そうでる?って思ったときに、それが周りの人々との心の繋がりで変わって来たんだねっていうことに納得がいくし、それが嬉しいし、事件の解決方法が「ほー!!」ってうならされることもあって・・・・
読み進めていますよ。いろいろな事件が起きて人の温かい気持ちでなんとか解決していくんだけれど、(1)からずっとずっと秘密めいていたこと、そして解決できずにいたことがやっと(6)でなんとかなった、あーよかったって感じです。悲観した心、頑なな心、自分を卑下した心・・・を真心で溶かし、ほぐし、前向きな希望へと向けていくのには長い年月がかかりました。でも、なんとか彼と彼女は幸せになってくれるかな・・・と期待し、さらに、もうひとつの気がかりはどう解決するのやらとハラハラしながら
旅の前の晩に読み終えた。着物始末暦(3)「夢かさね」中島要それぞれの登場人物がいろいろな経験をし、物事を感じる心、周りの人への思いやり、自分の気持ちの持ち方をコントロールする力そんなものが深く広くなっていくようですよ。夢かさね着物始末暦3(時代小説文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,308円旅の始めの長い電車乗車時間に、こちら。同じ中島さんだけれど、中島久枝さん。日本橋牡丹堂菓子ばなし(五)「それぞれの陽だまり」こちらの主人公も「自分」を育てていってますね
読み進めておりまする。よくもまあ、着物話題が続くもんだ。着物一枚にだって、相当な人の思いが籠もっている。糸を紡ぐ、布に織る、染める、縫う、手入れする、季節毎に単衣や袷や綿入れにかえる・・・着ていた時に良いことがあればその着物を見る度に幸せな気分になる、逆に嫌なことがあれば着物を見る度に嫌なことを思い出し、二度と着たくない、形見の着物だったりすれば、亡くなった方の思いも染みついている・・・・なるほど、着物にまつわる人情話は数知れず作ることが出来るかも
見つかりましたね。シリーズもの。これは読んでみましょう。シリーズ(十)まであるのかな。いいですね、数日楽しめますねえ。主役って??何人かの重要人物たちがいて、お互いに関係はあるけれど、どのお話にも全員が関わっているわけではない。共通事項は「着物」「着る」ということ。そのことを通して、人の暮らしの中の大切なこと、人として生きていく中での大切なことって言った方がいいかな、幸せって何さみたいなテーマをけっこう深く切り込んでいくな。
お越しいただきありがとうございます。まだ少し時がさかのぼりまして、連休初日。2週間前に植えた鉢植え。それなりに伸びてきてうれしい~♪上、4月19日植えたばっかり。下、5月2日。はみ出すぐらい繁ってきた(^^)さて、巣籠りのGW。まず初日は、着物部屋の片づけをしよう♪いやあ、ものだらけ(汗)(おみせできません)といっても適当ちきん。帯の棚に入っている着物を片付け、収まりにくいものを収めるところに押し込んで終了(爆)あとは、本でも読んで。こずうさんに教えてい
こんにちは。ふたり暮らしのりんごです。こずうさんが紹介していた着物始末暦をちょびちょび読み進めています。物語に登場する“おみつ”が、どうしても頭のなかで伊藤沙莉さんで再現されます画像はネットよりお借りしています。他の主要な登場人物は、特に誰も浮かばないのに、おみつだけ。。。。。お玉でもいいかも。。。ドラマ化しないかなぁ。で、本題は、こちらの本を読んでいると、和の色名?がたくさん出てくるのです。もちろん、ネットで調べたら出てくるんですけど、ペラペラ~とめくる本が欲しいと思うようになっ
こんにちは。ふたり暮らしのりんごです。自粛生活いかがお過ごしですか?先日こずうさんが紹介していた本↓面白そうと思って、大人買いしましたよ着物始末暦シリーズ全10巻だそうですが、中古なので、6を除く1~8巻を買いましたよ。私、御宿かわせみシリーズが好きで、ほとんど読んでいるはず。ほとんどというのは、子どもたちの代になってしまってからは、どこまで読んだかあやふやなの何となく同じ雰囲気で、1話完結な感じ。着物の描写がめっちゃいっぱいドラマで見たい‼️って思うけど、映像化は難しそうかも
しのぶ梅着物始末暦(時代小説文庫)669円Amazonしのぶ梅着物始末暦(ハルキ文庫)[中島要]668円楽天適当に図書館書架を眺めて、題名に心惹かれて手に取ってみたよ。時代小説多いけど、着物から眺めた本って少ないと思う。あきない世傳金と銀源流篇(時代小説文庫)626円Amazonあきない世傳金と銀源流篇(ハルキ文庫)[高田郁]626円楽天高田郁さんのあきない世傳が呉服屋さんのおかみさんを主人公にして書いてるけ
本日もお越しいただきありがとうございます本を読んでは読書ノートを書く。私の至福の時間です3月に行った、加賀山代温泉にある、あらや滔々庵。お料理も室礼も素敵でしたこれは魯山人の作品だそう。-1-(文庫)この瞬間どこからでも、あなたの望む富はやってくる。(サンマーク文庫)648円Amazon多分、本屋さんで見ただけでは、怪しそうで買わなかったでしょう。藤本さきこさんのオンラインサロンで紹介されていて、迷わず購入。この本、600円。なのに、学ぶことめっちゃ多
中島要着物始末暦シリーズ⑦「なでしこ日和」男花2つの藍なでしこ日和三つの宝珠⑧「異国の花」異国の花天女の打掛菊の縁波がたみ⑨「白に染まる」師走の嵐白に染まる道中の行方寿の袖⑩「結び布」刻の値打ち対決わかれ道結び布10冊って程良い長さもう終わりかぁとちょっと寂しさが残る位がいいよねいっきに10冊読めました最後はハッピーエンド一番気になってたのは出しゃばりな「おみつ」だったけどこれも収まるよ
中島要着物始末暦シリーズ④「雪とけ柳」禁色歳月の実雪とけ柳絹の毒一膳めしや「だるまや」の娘お糸と大隅屋の奉公人おみつは幼なじみ仲の良い2人好きになったのも同じ人おみつはすごく良い子だけどま~~でしゃばり?!主人のお玉のためならお店の旦那様にも御新造さんにもモノ申しちゃう幸せになってほしいキャラ⑤「なみだ縮緬」神の衣吉原桜なみだ縮緬未だ来らず⑥「錦の松」赤い闇なかぬ蛍錦の松糸の先京の呉服屋「井筒屋」江戸店の主人愁介
『夢かさね』中島要着物始末暦シリーズ第3弾。前作から半年位経ってたので、人物像がぼんやり。読み進めていくうちにいろいろ思い出して来ました。いよいよ綾太郎の元に嫁ぐお玉。母親との関係に悩み続けて来たお玉。なんとか二人の関係を修復させたい奉公人のおみつ。おみつ、お糸、お玉、三人の乙女心に感情移入。記憶が薄れないうちに続編を読まなきゃ。
読書の秋です📚最近友人に勧められて本を読むことが続いています今回も、『好きそうだし、面白かったから』と9冊まとめて貸してくれました「忙しいから、なかなか返せないよ」と言いながら、1週間で4冊目に突入…面白いです(笑)一日の仕事を片付けて、ちょっと本を手に取ろうものなら…明日も仕事なのに~などと思いつつ夜更かし…朝、眠いよ~と思いながら自転車を取りに行くと足元に、瓜草が咲いていました少しづつ涼しくなって
佐伯泰之と葉室麟の作品ばかり読んでいたけど(平岩弓枝も好き)たまには違う作家さん面白くてどんどん読み進みます。9月末に岡田准一さん主演で封切りになる葉室麟の「散り椿」読みました。映画が楽しみです
「永瀬正敏さんは?」「うーん、歳がねぇ、、、」「余一、若いのよ、、難しいでしょ?」「若い子でイメージが合って、しかも動員出来る、イケメンの若者」「大体切れ長の目で渋くてイケメンったら東山紀之しか、、」「歳!」「東出くん、どーですかねぇ」「目が可愛らしい過ぎるなぁ」「えー、、もうじゃぁトム・クルーズしかいないじゃん」「外人しかもおっさん!格好いいけど」「しかも、そうなったらそうなったで見ちゃうけどw多分」⬆️これ、最近の和裁教室での会話です。何を話しているかと言うと、和裁
和服の生地、柄、年を取れば取るほど惹かれます着物始末暦シリーズ1~10巻写真は1巻めの『しのぶ梅』中島要時代小説。江戸時代の江戸。主人公が誰か、ハッキリとわかりません。タイトルから考えると着物の始末屋の余一が主人公なんだけど、どうも違うどうやらメインは呉服屋の跡取りのようですが、小さなごはんやを父と営む若い娘や、その幼なじみの娘、土手で古着を売る下級商人等、彼らの視点でも物語は進むため、それぞれ感情移入して読むと、幅の広い世界が広がります。着物の素材、柄、の詳しい描写がた
『しのぶ梅』中島要着物始末暦シリーズ第一弾。着物の染み抜き、洗いや染めと何でもこなす着物の始末屋・余一。余一の古馴染みの古着屋・六助。余一に敵対心を燃やす呉服太物問屋の若旦那・綾太郎。朴念仁の余一に片思いの一膳飯屋の看板娘・お糸。綾太郎の許嫁で紙問屋の娘・お玉。お糸の幼なじみで紙問屋の奉公人・おみつ。シリーズ第一弾ということで、人物紹介を兼ねた連作短編集になってます。職人としての腕はいいけれど、どこか冷たくてぶっきらぼうな余一
中島要さん作の着物始末暦も9巻となり主人公やその周りの方々がより身近になり、暖かいものを信じる信じ切ることが素敵だなぁ~と思います。この本のお糸ちゃんやおみつちゃん与一さんや綾太郎さん高田郁さんのみをつくし料理帖のお澪ちゃんや野江ちゃん銀二貫の松吉さんや井川屋の皆さんあきない世傳金と銀の幸さんや五十鈴屋の面々この方々が物語の中ですれ違ってるのでなないかと勝手に思ってしまっています。日本人のあきらめず工夫し続けたり見えないところへの
着物始末暦の最新刊。朝買って、実家への往復で、(ほぼ往きだけで)読んでしまった。余一の素性とか、色々な謎がとけてきた。「きものってなあ着る人がいてこそだ」という余一のことばがすべて。どんなに素晴らしい贅をこらしたものでも、似合わなければだめだ。良いものであればなおさら。これって、自分のことをよく考えよという警鐘ではないかしら。着物は(もちろん洋服も)、似合ってこそ。どんなに高価なものでも、似合わなければ、いっそう始末が悪い。変だよとはっきり言ってくれる友人や、店を持たなくて
東郷神社のお庭?部門「東郷記念館」の桜https://harajukutogo.wixsite.com/togojinjaめっちゃ綺麗だった。今日は東郷神社に御朱印を頂きに行きました。鳩森八幡神社の御朱印帳を使い始めて、一年十か月。やっと片面は御朱印を頂くことができました。一冊埋まるまでにあとどれぐらいかかるんだろう。御朱印帳を両親の棺に納めるつもりだから、両親には長生きしてもらわなくては(笑)いい場所でした。原宿がめっちゃ混んでて、人ごみに疲れたけどさて、今日