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今年は、昨年に引き続き花火大会や夏祭りが続々と中止になってしまい浴衣の出番も少なかったことと思います2年間タンスの中に入りっぱなしの浴衣に来年こそはと願いを込めてアイロンがけをしておくのはいかがでしょうか実は浴衣はご自宅でアイロン可能なものも多くあります。熱を通すとカビ防止や匂い防止、そして防虫効果もあります是非チャレンジしてみて下さい。浴衣の正しいアイロンのかけ方は??1大きめのバスタオルかシーツを準備する普段の洋服と異なり、浴衣は生地の面積が大きいため、小さなアイロン台でかけ
KIMONOプロジェクト皆さまご存じでいらっしゃったでしょうか?数年前から東京五輪・パラリンピックで、日本の着物をアピールしようという動きが進んでいて213カ国の国・地域をイメージした着物がすでに作られていたのです。関係者は、開会式で披露したいと願っていました。わたしも、もちろん詳しい事情は知りませんが結局、着物が開会式で使われなかった件、制作側と着物保管者との問題で取りやめになったとかKIMONOプロジェクトという計画をネットで5年ほど前に知ってから東京オリンピッ
毎日毎日暑い日が続いております。皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?💦特にお着物を愛する皆様でも、この暑さは「夏も着物でオシャレしたいけど暑いから無理」「汗だくになって着物をダメにしてしまいそうだから、着るのが不安」と、お感じではないでしょうか?「夏物」には、絽(ろ)の着物・紗(しゃ)の着物があります。まずはこれらをご着用ください絽(ろ)の着物は、夏物の定番品。線状に隙間が入ってシマシマに見える織り方が特徴で、夏用のフォーマルにも使われるお着物です。
11月に入り、本格的な七五三シーズン到来ですね。当工房にも、色とりどりのかわいらしいお着物がたくさんまいります。思い出の詰まったお着物は見ているだけでこちらまで幸せな気分になります。「七五三」の起源は平安時代にまでさかのぼるそうです。当時は医療技術も発達しておらず、子供が幼いうちに亡くなってしまうことも多かったようです。亡くなる人数の多さ故、7歳までの子は「神の子」とされていたそうです。子供の健康を願い、人生の通過儀礼として3歳から7歳までの間にお祝いを行うようになったのは、そのよ
5月は初夏ですが、遅い春とも考えられており、しかし初夏の厳しい日差しもあり、季節の変わり目で9月と同じく装い👘にも迷われる方は多いことと思います。世間一般では5月末日までは袷の着物を着るというのが昔から常識のようになっています。例えば、お茶の世界では末までは袷を着るのが当たり前!と言う考えは定着していますので、右へ習えと思ってお茶の先生の考えに従った方が無難でしょう。しかし、最近では気候の変化が激しく日によっては10度ぐらいの差はあります。25度を過ぎた日は夏日といわれますが、こ
着物を包む「たとう紙」とは?🤔たとう紙とは、簡単にいうと、着物を包んでしまうもの、といった感じです。たとう紙は漢字では「畳紙」「多当紙」などと書きます。「文庫紙」と呼ばれることもあり、地域によって呼び方がかわります。「たとう紙は必要ですか?出して保管してもいいですか?😲」このような質問がお客様からまいります。たとう紙は一般的には和紙素材で作られています。重さのある着物を入れる強さも必要でこの和紙は張りがあるのも特徴です。とはいえ、布のようにごわつくこともありませんので、着物を平ら
みなさん🙂着物👘の裾が「袋」になっているという状態お分かりになられますでしょうか?袷の着物を衣紋掛けにかけた時や着物を着ようと腰紐を結んだ時に、裾が下の画像のようになったことはありませんか?これを、袋が入ると言います。裾がぷっくり膨らんで何かが入っている「袋」のようですよね😖これは、困った状態です🧐このままで着ると非常にだらしなく見えそうです💦この袋の正体は「生地の縮み」です。表地が縮むと裏地に袋が入り、裏地
タンスにしまい込んでいた着物👘をいざ着ようと思ったら...「あれ!シワが....😓」なんて経験はありませんか?たとう紙の中で寄ってしまって、袖などに、シワがついてしまっているというような事はよくあることです。着用日に余裕がある場合には、1日〜2日着物用ハンガーに掛け、陰干ししておくと軽いシワなら取れるケースもあります。(これ以上の日にちは表地と裏地にズレができる袋になる可能性があるので掛けないでくださいね!)しかし...「明日着ようと思っていたのにどうしよう😰」着物にアイロンをかけ
着物のすごいところそれは、ひとつの反物から直線裁ちで裁断し、すべてのパーツをほぼ直線で縫っていることです。✂️つまり着物自体に無駄な布地がないということをあらわします。洋裁ではどうしても型紙に合わせて切るので端切れが出てしまいますよね💦すなわち着物は一度解くとまた元の反物に戻ります。無駄が一切ない合理的な衣装である「着物」自然の恵である貴重な絹を無駄のないよう使うという古来日本人の知恵が詰まっているのですね☺️👍韓国のチマチョゴリやインドのサリーベトナムのアオザイなど他の国の民族衣
「着物👘は自宅で洗えるでしょうか?」着物ってお手入れ方法がわからない…このような方が多くいらっしゃいます😊着物は絹=シルクでできているものが多いです。そしてシルク製品は、ドライクリーニングが原則です。ただし、水洗い出来るシルクもあります。シルクの下着やランジェリー、パジャマ、シーツです。これらは水洗いしても良いようにできています。やはり汗をかきますし、日常的な衣類ですので、家庭で洗濯できないと困りますよね。着物の絹とどこが違うのかというと水洗いしてもシワにもならないように撚りがな
着物クリーニングブログ割引開催中暖かい日が続いています。3月27日に京都もやっと桜の開花宣言が出ました。満開は4月初旬の見込みです。京都には市内・市外問わずに、桜の名所が数多く存在しています。市内だと、哲学の道、清水寺、円山公園、嵐山、天龍寺、東寺などが有名です!「京都の桜の穴場を教えて欲しい。」とお客様に聞かれることがあります。京都の桜の穴場は、いくつか存在します。なかでもおススメは。。。名神高速道路の京都南インター近くにある城南宮です。公共交通機関を利用される観光客にとっ
ブログ割引キャンペーン開催中~袖丈の決め方~着物をお仕立てされる際に悩むことの一つとして、袖丈の決め方があります🤔必要以上に長い袖は、キモノ姿がだらしなく見えたり、また短いと優雅さが無くなります。身長、年齢、着物の種類によって決めるのがいいとされています。着物の袖丈の標準の長さは、1尺3寸と言われていて、メートルですとだいたい49cmくらいになります👆ただし、これは、まだ日本人が小柄な体形であった頃の基準なので、昔の女性の身長が150cm前後を中心にせ
こんばんは!今日は工房のお直し事例をご紹介します🙂🖌薄いお色目の艶のある生地のお着物の黄変抜きです。シミが進行しシミは黄色くなっています。最初はこのようなシミの色ではなかったはずですがシミはそのままにしておくと、黄色から茶色にやがては黒くなります。今回はこの黄変染みをこの地点で食い止めます。このような綺麗で艶ののある生地はこの艶をなくしてしまわないように、痛めないように気をつけながらお直しを行います。このようなところで職人の腕を試されます。お直し完
〜「留袖」について〜「留袖」は既婚女性が着用するもっとも格式が高いとされる「第一礼装」です華やかさと落ち着きを併せ持った「留袖」は親族の結婚式にぴったりのお着物です。親族として結婚式に出席する女性なら、「留袖」を着てゲストをお迎えしたいものですよね!でも同じ親族でも、立場によって、選ぶ留袖が変わる事はご存知でしょうか?留袖の中でも地の色が黒のものを「黒留袖」、黒以外のものを「色留袖」と言います。黒留袖:新郎新婦の母親や、既婚の親族の装い色留袖:新郎新婦の兄妹やいとこなど近い親族の装
成人式や結婚式など、お着物を着る時は写真を撮る機会も多いかと思います。でも、お着物姿でどんなポーズをすればいいのか迷いませんか?今日は、お着物姿で写真映りを良くするポイントをいくつかご紹介したいと思います😉📷まず基本となる注意点です。☝️裾や袖を踏まないよう☝️裾からきものの中身が見えないよう☝️袖から腕が見えないよう以上は、特に初めて成人式などでお着物を着られる方は気をつけて下さいね。腕を大きく動かしたりガニ股になると袖がめくれたり着物の裾がはだけたりしてしまうので注意が必要で
こんにちは😃当ブログにお越しいただきありがとうございます!今日の京都はしとしとと雨の降る一日でした。日曜日でお休みでしたので、こんなお天気でしたが思い切って以前から行ってみたかった「青谷梅まつり」に行ってきました☺️京都の城陽市の青谷地域には、およそ20haの面積に梅が植えられています。ただ、ここはおそらく観賞用の梅ではなく、農作物としての梅の木です。それが素朴な感じでとても良かったです😊青谷梅林梅まつり期間中は生産梅林に自由に立ち入ることができるエリアが設けられ、会場では、梅製品や
今日は暖かくポカポカ陽気でした。春はもうすぐですね😊「きものの管理の仕方がわからない・・・」こういったお悩みの方、多いです。今回は「着物の管理方法」をご紹介します。着用後の着物は、すぐにタンスにしまうと、湿気や体温の影響でカビ・黄ばみなどの原因となってしまいます。まずは、着用後に陰干しをして、着物に付着した湿気を除きます。湿気が取り除かれるのを待つ間、しみの有無を確認するのは大切です。しみが数日たってから浮き上がってくることもあります。ただし、陰
先日は、絹の良さを語らせていただきましたが実は、着物を着ることは健康に良い🤩ということはご存知でしょうか?まず、襦袢を着るときの腰紐には、骨盤を正しい位置に戻してくれる作用があるそうです。骨盤の安定は、カラダの安定に結びついてきます。そして、さらに着物を着て帯を締めますが、この帯を締めることで背骨が支えられ、背筋を伸ばしてくれます。正しい位置で締めれば腰が安定します。病院に行くほどではないカラダの不調、「冷え」や「肩こり」「腰痛」などは骨盤のゆがみが原因であることが多いと言われていま
今日はいい天気ですね☀️週末いかがお過ごしでしょうか?お着物でお出掛けの方もいらっしゃるのでしょうね👘着物は洋服のようにかぶったり履いたりするだけでなく、衿もと合わせて紐で締めて伊達締め巻いて帯まで締まるという着るまでとても大変です。でもお客様にお話を聞いているとみなさん口を揃えて「気持ちがいいから」とおっしゃいます。気持ちがいいから??それは「みんなの視線が」とか「セレブな感じが」ってことではなく...体に触る「絹」というその布の感触が気持ちがいいのです。近年増えているアトピ
2月も今日で終わり。明日から3月に入ります。3月は卒業式シーズンですね。大切なお子さんの卒業式という晴れ舞台に着物を着て行こうと考えているお母さんも多いのではないでしょうか?卒業式の着物は、準礼装・略礼装と言われる、訪問着や付け下げから選ぶと安心です。お母様は脇役ですので着物の色は落ち着いた色が良いと言われていますが、華やかすぎなければ淡いパステルカラーでも問題ありませんよ😌卒園式や卒業式では室内のホールなどが多いと思いますが着物にスリッパ履きはとても歩きにくいですので着物のときは
こんばんは当ブログにお越しいただきありがとうございます😊昨日の夕日がとても綺麗だったので、写真をとりました。1日の終わりを告げる夕日と空の深い青からオレンジへのグラデーションはとてもロマンチックで幻想的です😌この日没後に数十分程度だけ見ることのできる薄明の時間帯のことを「マジックアワー」と呼ぶそうです。昼とも夜とも言えない不思議な光が辺りを埋め尽くしている感じがまさに魔法(magic)のような時間です。着物お直し工房わせんhttp://wasen.p-kit.com/『お直し工房
日に日に暖かくなり、春の訪れを感じますね。春といえば桜が注目されますが私は、どちらかというと梅が好きです。京都の北野天満宮で梅の花を見たとき、寒さの中で立派に花を咲かせる梅の力強さに感動しました。冬の寒さに立ち向かうように咲くのが梅の花。ちなみに梅の花の花言葉は、忠誠.優雅.高貴.忍耐.自立などだそうです。これぞ日本🇯🇵って感じの言葉が並んでいると思いませんか⁉️花とはいえ頭が下がります🙇♂️着物に使われている模様「梅」の柄はとても人気の柄です。「梅」は着物の柄では代表的
今年に入ってもうすぐ2ヶ月が過ぎようとしています。早いですよね年越しをし、お正月節分👹そしてもうすぐ雛祭りですイベントというのは、とくに何もしなくても心がウキウキします。そんなお雛様ですが実は関東と関西でお顔に違いがあるのですよ!京都で作られる雛人形を京雛といい、関東で作られる雛人形を関東雛。関東風雛は、現代風のはっきりした目鼻立ちです。現代人に近い顔だそうです。京風雛は、切れ長の細目の目で鼻筋が通り気品のある顔です。男雛と女雛の座る位置は、関東雛では、向かって左に男雛、向かって
突然の雨が心配。食事の場には心配。お手洗いが心配。などなど(>_<)こんな理由で心配でお着物を着る機会をなくしている。そんな方も多いのではないでしょうか?ガード加工をご存知でしょうか?「せっかくの風合いが台無しになると聞いたけど・・・」「暑くなるんじゃないの?」こんな心配の声をいただくこともあります。実は、ガード加工は着物本来の風合いや通気性、光沢は損なうことなくシミや汚れから着物を守ることができます。防虫・防カビ・抗菌効果もあり、タンスにしまったお着
みなさん京都にある「きものパスポート」ってご存知ですか?きもの姿でパスポートを呈示すれば、寺社や美術館・博物館、店舗等で様々な優待や特典を受けられる、京都ならではのサービスです🤗当工房は京都の宇治にあります。宇治もとても良いところです。宇治でももちろんこのパスポートが使える素敵な所ご紹介します👘🎟🌟福寿園宇治茶工房宇治茶づくり体験や資料館見学ができるところです🍵パスポートで抹茶一服をサービスしてもらえます^_^🌟宇治市源氏物語ミュージアム平安時代の貴族の生活が再現されています
こんにちは😃ポカポカ陽気☀️の土曜日皆様いかがお過ごしでしょうか?屋上から今日の空を撮ってみました📸高波みたいな雲だと思いません⁉️🌊驚きました🤩春を飛び越えて夏が恋しくなりました😄今日はお直し事例を紹介いたします。保管後着ようと出してきたらこんなシミが😭これは、通常のシミ抜きでは落ちません💦例えば同じ黒いシミでも、元々黒いシミがついた場合(車のタイヤが擦れた。黒豆の汁が飛んだ。ボールペン🖊のシミ)などなどは薄い色の着物に黒いシミ。などは通常のシミ抜きで落ちます。でも今回の
こんばんは😊🌙⭐️今日は、猫の日😺だったらしいですね!ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)”の語呂合わせからということでなるほどなぁと思いました👍この写真📸は、娘がネコカフェにて撮影したものです😆犬派の私は、犬の日はいつ?って気になりましたよ。調べてみたら🔍案の定、語呂合わせの11月1日ワンワンワンでした笑笑🐶そしてすごいのが11月22日は「ペットたちに感謝する日」だそうです!ワンワンニャンニャンで1122!なーるほど👍🐶😺いい夫婦の日以外にもこんな記念日があったのですね。き
こんばんは!今日は、どんより曇り空☁️でしたが気温は高めで過ごしやすい日でした😉春が待ち遠しいですね。さて、今日はとてもお得な情報をお知らせ致します。会員の皆様には既にメルマガ✉️にてお送りしておりますが、会員様限定の割引実施中です🉐当社ではお着物に続き帯の丸洗いも大変人気の加工です。くすみも取れてシワも伸び保管前のカビやシミの予防にもなります。手仕上げの蒸気プレス仕上げ付きで高級新品たとう紙にお入れしてのお返しです。この帯の丸洗い✨期間限定ではございますが通常1990円のとこ
こんばんは🌙今日の京都はしとしと雨☔️の1日でした。みなさんのところはいかがでしたか?さて、今日も工房ではたくさんのお着物の治療!?をさせていただきました😊『私達のしている「染色補正士」という仕事ですがお客様によく「着物のお医者さんですね🏥」と言っていただきます。大切なお着物の為には、是非かかりつけ医💉を持たれることをお勧めします。』今日のお直しは地直しです。地直しとは...後ほどご説明致しますね!!水色の丸の中に黄色く黄変したシミがあります。きつく変色しています。まずはこ
「着物お直し工房わせん」の代表の乙村典秀です。すっかりブログの更新が止まってしまいました。。。すみません(^_^;)心機一転😁ブログをリニューアルし気持ちも新たに日頃の工房の様子やお着物の蘇る素晴らしい瞬間を画像で紹介していきたいと思います。親から子へそしてまた次の子へと引き継いでいける...100年後でも素敵に着こなせる、それが「きもの」の素晴らしさです。これからどんどん更新していきますので、ぜひチェックしに来てくださいね😉着物クリーニング着物お直し工房わせんhttps://