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シリーズものにしようと思っていた「美容外科で使いドナー」はネタ切れです笑というのも、そもそも美容外科でドナーはあまり使いませんでした。皮膚移植は形成外科的な治療ですし、脂肪移植はありますが、これまた特殊です。骨移植は流石にないでしょうし・・・今回は縫合に使う糸について特集しようと思います。まずは素材から「溶ける糸」「溶けない糸」の2種類がございます。溶ける糸は中縫い(真皮縫合)や移植物の固定などに使います。これば抜糸を行いません。溶けない糸は抜糸をする外縫
傷跡はあえて盛り上げて縫うと綺麗になります。以前のblogの内容です↓『傷痕修正の経過傷は盛り上げて縫う肥厚性瘢痕』傷は敢えて盛り上げて縫合すると綺麗になります。本日は傷痕修正手術を行なった患者様のご紹介です。患者様は30代の女性です。幼少時に怪我をして縫合治療をされ…ameblo.jpまず、縫う『縫合』についてです。外縫い(表皮縫合)中縫い(真皮縫合)がございます。外縫いは1〜2週間後に抜糸をします。黒い糸で縫うか、白い糸なのか・・・の糸は外縫いのこ
こんにちは今日から三分粥になりました!順調な回復ぶりですお昼はこんな感じのメニューでした煮魚を細かくしている感じですさて、昨日手術したところのガーゼが取れてお腹をよく観察していたのですがあれ、糸がない!?そう20年前には糸でしっかり縫われていたのですが今回は縫った後がありませんでしたそこでネットで調べてみたところ・・・“真皮縫合”という手法?技法?で縫われているみたいですどういうことか看護師さんに尋ねてみたところ皮膚の奥は体に溶ける
いつもいいね・コメントありがとうございます手首の滑膜切除術から9日経過しました前回載せた写真は術後3日目術後6日目には(グロさはほぼ一緒です)腕に血の巡りが戻りましたただ手術時の消毒ののこりと内出血が治りかけて少し黄色味が一昨日この手をおもいっきりぶつけてしまい幸い傷口に変化ないっぽいので安心しましたが・・・真皮縫合術で縫って頂いているので中に影響がないのか少し気になっていますどちらにしろ術後10日経てば万が一テープが剥がれても取って大丈
「どれくらいかかるんやろうな」と妻と話しながら食堂で待った。呼び出しがないように、と祈りながらお昼が過ぎ、13時、14時、15時、、、と時間は流れていった。「まだかかるんやろか」「分かってたつもりやけど、遅いな」「でも呼び出しが無いって事は順調にいってるって事やもんな」と心配になりながら待っていた。そして16時30分が過ぎたころ、看護師さんがやって来
手術からやっとこ一週間たちました。夜ぐっすり寝て目覚めると、昨日よりは良くなってる気もするけど、多分まだ写真撮っても違いがわからない程度だと思うwヒマなので手術後の傷跡がどういう風に治っていくのか調べてみました。最初に開いた頁↓で縫合法についても「あ、これか!」と納得いく情報があって面白かった。傷あとを目立ちにくくする治療法(Johnson&Johnson社の頁)https://www.jnj.co.jp/jjmkk/general/skinhttps://www.jnj.co
傷跡をきれいにする形成術の際には、形成外科では皮膚縫合だけでなく、真皮縫合というものを行います。この真皮縫合を行うことで、皮膚表面の抜糸を行った後も真皮縫合によって創縁がしっかり縫合されているので傷が開くことはありません。さらに、真皮縫合をしていることで傷跡を目立たなくすることができるのです。傷をきれいにすることが形成外科の目的でもありますから、この真皮縫合は形成外科医がまず習得する縫合法です。さらに、傷が開くのを防ぐために、わざとしばらく縫合部を盛り上げておくことも行います。
S-ICD植込み手術入院9日目で書いたように、今日は3カ所のキズに貼っていたテープをはがしました。なんどか、「中で縫いますから」っていうことを聞いていたものの、いまいちイメージできていなくて、術後、スマホで検索してみたら、「真皮縫合」っていうコトバが出てきました。むか~し、大きな切り傷をしたり、手術で切ったりしたら、表皮を縫って、あとで抜糸をしたけれど、今は、真皮縫合っていうのもあるらしい。「真皮縫合」で画像検索すると、うひゃぁ~な絵がいっぱい出てきます。
手術の翌日地元の整形外科に通院ぐるぐる巻きにしてあった包帯を解くと大きめのガーゼが何枚か重ねてあってそこに血が結構滲みてました術後の注意事項で殆どの方はなりませんが包帯まで血が滲む様な事があれば連絡入れて下さい…と言われてたのですが本当スレッスレな感じの滲み方でしたそのガーゼを取り患部を見てましたが特に問題はなかった様です新たにガーゼ付きの防水テープを貼りその上から包帯を巻いて終了ガーゼに血等がかなり滲み出て広範囲に汚れる様なら早めに来院大した事なければ
今回は我々形成外科医や美容外科医が行う縫合について説明します。よく患者様に「先生、傷はなくなりますか?」と質問されます。この質問に対して私は、「傷はなくなるのでなく、目立たなくなります」あるいは「人によっては、よくみてもわからなくなります」と回答します。今の医療技術では、“傷”を消し去ることは決してできません。手術によってついた“傷”もなくなるわけではありません。一般的に傷は、血の出ない引っかき傷であれば、表皮内にとどまっているので