真柏のミニ

テーマの如く今日はシンパクです画像が残っているのは2019年からですが入手はもう少し前でしたシンパクは小品でもミニでもこの「追い込み立て替え」が出来ないと小さく維持しカチッと締まった葉でまとめる事が出来ませんミニ素材の成長と作業を概略を振り返ってみます2019年５月の様子です厚手の泥鉢に入っていましたこれでは乾きが悪く根の状態も良くないことが想定されます全て杉っ葉です杉っ葉は本来元気が良いものです細い内にシャリを削った事も元気が無い要因

今日はシンパクです細くて小さな素材ですが持ち込みは古くかなりの年数をかけて作っています枝は無く杉っ葉だけの状態から本葉に変わりつつあるところまで来ました今日はフトコロ芽の確認できた枝は追い込みをかけました天ジンにするために走らせていた枝を剝きましたこれ以上の太りはいらない時点で先の葉だけを残し途中の枝は外してありました作業前ですアップです作業前に上から見ていますフトコロです剥きましたアタマを作る枝とジンが当たるので

今日はシンパクです細身の単調な幹模様の素材にチョッと強引な曲をつけてありました今日は曲の確認と軽めの針金を掛けました作業前です石を噛ませていました前後を作るように大きな曲なのですが正面から見るとコブに見えてしまうので石を挟んで広げていましたやや下から見ています少しだけ空きました枝を整える程度の針金を掛けましたこのあとは暖かくなるまで保護します全体を捉えるとこんな感じです細幹で単調な流れには天ジンが助けになりますこの樹形なら

今日はシンパクですうちに来て5～６年です古い挿し木素材、、すでにシャリが入っていましたまだ杉っ葉だけです今日は針金を掛けて使えない枝・葉を透かしましたこれらを残しておくとフトコロから本葉が吹きにくくなります作業前です斜め上から見ています透かしたあと残した枝に針金を掛けました0.5～0.9mmの銅線です作業の後斜め上から見ています真上から見ています横から見ると扁平ですが立ち上がりから判断すると裏が正面でも良いかなと思っています

今日はシンパクです枝先を鋏んで、整姿をしました幹を曲げ、幹流れの途中から上を剥き、残した枝１本から作り込んできました次の画像は2016年の記録です剥いたり、曲げたりして２～３年は経過しているようです使える枝だけを残して針金を掛けました曲を見せるため、この段階でジンは裏に回ってしまいましたここから５年、、、今日の様子です樹形では左流れなのに右の下枝が長いですやや下から見ています右の枝が長いのですが脇枝があって詰める事が出来ます赤で飛ばして、丸の枝

今日はシンパクですこの季節を待って植え替えました挿し木素材のミニです昨年の９月、うちに来ましたその時の記録ですアタマを剥いてジンにしてありました、ほぼ本葉だったそうです各枝の先にも本葉が見えます下の画像は、現在の姿です間延びした枝の先が本葉になっても、形にはなりません秋に追い込んであります枝元、枝の分岐点、枝の途中から吹かせるためです追い込んだあと、プツっと吹いた箇所もありましたが芽として吹いてくれませんでした上の部分です小さい鉢から抜きました

今日は真柏です剪定枝を挿して曲を付け、まだ芽の段階ですが枝配りの構想に入っています今日は植替えをしました作業前です（ピンボケになってしまいました）アップです勿論、狙っているのは、この部分です葉の付け根にジンが見えます杉っ葉だけの枝の元に本葉を吹かせ、枝はジンとして残しています鉢から抜いて根を捌きました足元のアップです赤矢印の凹跡は曲付けのための針金を掛けたままにしていた傷です用土の上面辺りです（外しにかかったところ、画像２に見えます）

今日は真柏です作業は植え替えでした小さな鉢で作って来ましたが、今日の植え替えで一回り大きめの駄温鉢に入れました作業前です鉢から抜いたところですしっかり根が回っていました根を捌いて整理したところです根のアップですまあまあ良い状態です一回り大きめの中深の駄温鉢です何度か水を通しミジンを抜いたところです正面は、この辺りを狙います小さいですが古い素材ですホネだけで買いました全て、杉っ葉でしたがアタマ付近は本葉に、、、、杉っ葉の枝の元

今日は真柏ですまだ、先の作業は残っていますがジンを削りました作業前ですシツケをしておいた箇所のアップですタイラップと銅線を外しましたやや、喰込みもあって曲の元は効いています剥きました上からです下が太ければ、ジンも見合った太さにしますが、ホネがこの程度ですので、この辺がタイミングですね～捻りを入れてあります今日の作業はここまで～ジンだけでしたさて、この先の枝作りですが、、、、小さな小さな素材ですので、枝棚が多くなるとウルさいので実際

今日は真柏ですミニです植え替えをしましたその前に、、、うちに来た頃です全て杉っ葉ですこれでは本葉に変わるのに時間がかかります一ヵ所から複数吹いている杉っ葉を間引き、中でも強い杉っ葉を残しますこれは昨年の作業です今日の作業、、、植え替え前です（画像はありませんが、画像２.から、更に減らしています）私が選んだ正面の裏にシャリが入っています立ち上がりから、奥に逃げています鉢から抜きました既に粒土の形はなく、粉になっていましたこれでは調子が

今日は真柏ですうちに来て初めての植え替えでした上は丁度、鑑賞期で、そのまま持ち込んで来ました立て替え、締め直しのタイミングなので、植え替えて力をつけて取り掛かろうということです水の通りも落ちて来ました植替え作業前です上からです鉢から抜きましたこれだけ見ると、良い状態に見えますが、、、、、捌いて、切って処理した後です数で言うと少ない根が回っていたようですアップです黄色丸に根が生きていました赤矢印の水吸いが発達しています深めに植え

今日は真柏です一度は完成を見たミニです植え替え間隔も空いてしまい、本格的に鋏を入れてこなかったので暴れた感じに映ります。木の状態を観察しますと、フトコロには立て替え可能な充実した本葉が幾つか見られます。吹いた本葉はカチッとした短いツンだ葉です。芽摘み前ですまず針金を外しました芽摘みをしました葉も透かしましたが、もう少し透かした方が良かったです今日は時間切れで、ここまででした追い込みのためのフトコロ芽に力が乗っていれば、先の葉は多めに摘みます。

今日は真柏です２ヶ月前の植え替えで一度アップしています今日はホネの仕上げと言うか幹流れを修正しましたまずは作業前です少しだけ大きくしてみました。天ジンのすぐ下が直線に立っており、これを何とかしたい～天ジンの右の枝が育って針金から外れた箇所がピュンと伸びました。動かしました～何となく自然に見えるようになった気がします。今日、捻って回して誤魔化したアタマが黄色丸です。垂直に見えたアタマを青線のように角度を付けました。赤矢印はアタマを曲げ込むために引いた銅

今日は真柏です杉っ葉が出始めました！今日までの作り込みの過程を振り返ってみます以前、暴れていた頃です折り返した上、つまらない直線の中央で芯を抜き、折り曲げました。そして落ち着くのを待っている頃です。駄温鉢のままで、一応の形を見ました今年の3月に植え替えました根を整理しましたこのような鉢に入れましたそして、今日です～鱗片葉の先が杉っ葉の変わり始めました。一部だけ本葉のままです今日の全体です。肥料はこの後、外しました。枝葉の手