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冤罪( ̄▽ ̄)1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。苦悩する洋平は冤罪の可能性に賭け、雑誌記者の夏木涼子と私的な調査を開始する。人はいかにして罪に墜とされてゆくのか、司法とは本当に公正なものなのか、そして事件の真相は!?って事ででは早速ねこままってつくづく一回ハマったモノを短期間で過剰摂取し、すんっ!と落ち着くかダラダラ
真実の檻(角川文庫)Amazon(アマゾン)1〜4,300円真実の檻著者:下村敦史2016年3月角川文庫単行本2018年5月角川文庫文庫本角川文庫1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。苦悩する洋平は冤罪の可能性に賭け、雑誌記者の夏木涼子と私的な調査を開始する。人はいかにして罪に墜とされてゆくのか、司法とは本当に公正なものなのか、
下村敦史「真実の檻」(2016年)という作品を読み終えた。或る殺人事件を巡る話で、冤罪についてが大きなテーマになる。一見簡単そうだが、実は込み入ったもので、物語の細部に至っては複雑で難解だった。一度読んだだけでは、話の細かい部分までが分からないから、再度読み返してみると、2倍面白いかも知れないと思った。下村敦史さんの小説は、今回初めて読んでみた。とても頭のいい作家だなぁ、と思った。他にも小説は沢山書いているようだから是非読んでいきたい。今日も何かしら書いてみたが、余りにも詰まらない文章
下村敦史著「真実の檻」。大学生の洋平は、亡くなった母の遺品を整理するため、久しぶりに実家に来ていた。そこで、若い頃の母と見覚えのない男性の写真や、その男性からと思われる手紙を見つける。手紙の中身や切手の消印から、洋平は、この男性が実の父なのかと疑念を抱く。手紙の差出人の名前をネットで検索した洋平は衝撃を受ける。なんと、実父は死刑囚だった。過去にさかのぼり調べていく中で、冤罪の可能性が浮上。そして思いもよらなかった真実が明かされる。またまた濃厚な内容でした。先が気になりどんどん読
冤罪をテーマにしたお話です。主人公・洋平は大学生。癌で母を亡くし、実家の荷物を片付けていたところ、天井裏にあるものを見つける。それはお腹の大きな母と見たこともない男の写真とその男からの手紙だった。気になってその男の名前を調べると、なんとその男・赤嶺とは、殺人事件の犯人として収容されている死刑囚だったのだ。赤嶺は、母との結婚を強硬に反対していた母の両親を殺したとされていた。つまり……自分の本当の父親が犯罪者の赤嶺なのか?ショックを受ける洋平だったが、赤嶺事件に冤罪の疑い
『悲願花』で初めて知った下村敦史さん。薬丸岳さんっぽいので結構私好みだったこともあり別の作品も読んでみたくなりました。これはテーマとしては<冤罪>になるのかな。。真実の檻1,728円Amazon母の死をきっかけに20年間疑いも抱かなかった人とは別に今、死刑囚として収監されている実父がいることを知った主人公の石黒洋平。その実父には冤罪の可能性があるとしたら?しかもそれを証明するにはかなりの困難が立ちはだかっていました。無言を貫く実父には隠したい真実があったん
最近、仕事や家族や息子の事でなんだかバタバタが続き本読む余裕&気力がわかぬ日々であった鬱になるかと思ったわ~たまにはいろいろあるものよね!やや復活『大絵画展』望月諒子サン~あらすじ~ロンドンのオークションでゴッホ作「医師ガシェの肖像」を日本人が競り落とした。落札価格は約百八十億円。時は流れ、日本のバブルが弾け、借金で追い詰められた男女にある依頼が持ちかけられる。それは倉庫に眠る「ガシェの肖像」を盗んで欲しいというものだった…。第14回日本ミステリー大賞新人賞に輝く、痛快に
【真実の檻】著者:下村敦史氏角川文庫初めての作家さん。素晴らしかった!!おもしろかった!!一気に読んでしまいました~ひとつずつの事件が父の冤罪に繋がるゾクゾク感。ページをめくるたび、謎解きのような感覚。そして圧巻な結末。さわやかすぎるけど、こういう結末が好き。それにしても日本の司法は大丈夫かしら?と疑ってしまう事実がズラリ。いや、フィクションだけどね。閉鎖的な裁判官社会は他の作品でも読んだことあるな...作家さんのお名前は忘れちゃったけど。真実と正義簡単なようで、
BOOKデータベースより「1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。苦悩する洋平は冤罪の可能性に賭け、雑誌記者の夏木涼子と私的な調査を開始する。人はいかにして罪に墜とされてゆくのか、司法とは本当に公正なものなのか、そして事件の真相は!?『闇に香る嘘』の新鋭がおくる、迫真のリーガルミステリ」リーガルミステリというにふさわしく,現在の司法のシステムと
皆さんこんばんは。今日も静かな夜でしたが、営業しつつ週末予約の仕込み頑張りました!恐らく2Lくらい汗かきました(笑)。さて夜中の本紹介。「真実の檻」下村敦史江戸川乱歩賞受賞作(闇に香る嘘)が、本当に凄かったので、その余韻を引き摺りながら他の作品を読んでおります。これで三作目。どうでしょうか?主人公は最近母親を亡くした大学生。母が死ぬ時に謎めいた言葉を残した事で、過去を探る事になります。調べると実は父親だと思っていた父は義父で、本当の父親
No.0522016.4.6(水)真実の檻/下村敦史/角川書店/2016.3.31第1刷1600円+8%乱歩賞作家の快進撃を楽しみにして待っていた。いきなり本作が「乱歩賞受賞」後4作目になる衝撃は、計り知れない。他の受賞作家にこれほど短時間で作品を発表した人もいなかったのではないか?乱歩賞は講談社で3作までは上梓され、その後他の版元からも出版されるのが通例のようだと聞く。それで今回は版元が角川。活躍が広がるのはいいことだ。ただ、本作はもの凄い“拒否感”が先に立ってしまい、