ブログ記事113件
ふとこんな疑問が浮かんだ。人が「この人は知識が豊富だな」というとき、どんな状態の人を指すんだろう?雑学に詳しい人?記憶力が良い人?なんか色々知ってる人?本をたくさん読んでいる人?そもそも、知識があるというのは、どんな状態を指すんだろう?多くの人は、世の中の事実や情報を記憶している=知識が豊富であるという、ぼんやりとした認識を持っているかもしれない。ところが実際はどうだろう?ネットがなかった頃であれば、確かに個々人の情報格差は大きかったが、今では誰もがネットを使えば様々な情報へ
本日は、日本神道(伊勢神宮)についての講演会へ。会場こちらのある大御所の日本学者による講演会、東洋文化ファンで満員御礼でした。西洋世界が、自らの一神教的世界観=普遍主義を相対化する視点を持たなければいけないということに気がついたのはそこまで昔のことではなくw第二次世界大戦後、人類学が学問として確立してからです。レヴィ=ストロースをはじめとしてそこで初めて多文化相対主義が真剣に議論されるようになった。それまでは民族学の興味。世の中にはエキゾチックでヘンテコな
私たちの世界ではすべてが相対的なものです。すべてのものには反対の部分があります。光と闇でも、赤と緑でも、老いも若きも、生物も無生物も。可能性と不可能性、計算できる出来事、そして予想外の出来事。したがって、すべては私たちが想像できる状況と相対的なものです。
どうも、くさかんむりのヨシダです。近年はようやく父親の育児参加に、社会が寛容になってきたということで…私は明日から1ヶ月間の育児休業をいただきます。慣れない育児ではありますが、経験を重ねていくことで、立派な父親を目指していきたいと思います。さて、今日紹介したい言葉はコチラ。生きるために食べよ。食べるために生きるな。ソクラテス目的と手段を見誤らないこと。ここで言う”食べること”とは、あくまで手段。生きることこそが目的。目的のために、手段があ
『こんなネタを書いたのはタバコ屋の息子として、声を大にして言いたいそんなにタバコは悪か?小生はタバコは吸わない(商品に手を出せなかったから)しかし、タバコが無かったら小生は大学には行けなかった副流煙ってそんなに悪なんかな?意思に反して、吸ってしまって肺炎や肺がんになるかもしれへんけど我慢の許容範囲にしてやったらどうかな』僕は善悪の設定は〈任意である〉と思っています。そのときの多数派の考え方によって、1.タバコはアカン2.大麻はダメ3.人工妊娠中絶は禁止4.アルコ
「それってあなたの感想ですよね?」でお馴染みのひろゆきさんこのセリフのせいで学校の先生が困っているらしいですが...実はこの論法は、知識の幅広い現代人特有の考え方でははなく、新しいことでは無いのです。時は遡り2500年前、ギリシア世界では、持っている知識を最大限に活かして、この世界の絶対的真理を導き出そうとしている人たちがいました。そこで出てきたのが、プロタゴラス。「人間は万物の尺度である。」彼は相対主義論者で、「絶対的真理なんてない、感じ方なんて人そ
真理は相対主義を拒否します。
大昔から哲学の世界では、「正しさ」について、長い間議論が展開されてきました。「正しさ」は、道徳的な正しさを言う場合と、事実の正しさを言う場合の二通りがあるようですが、これらはいずれも長い間哲学上の大問題とされてきたようです。つまり、物事をいかに認識するかと言う問題が、ここには横たわっているのです。これに対しても、非常におおざっぱに言えば、2つの流れがあると言われています。1つは、「正しさは1つである」と考える普遍主義の立場です。もう一つは、「正しさは、人それぞれである」と言う相対主義の立場
【見方により、善悪も変わる】六師の一人ニガンタ(本名ヴァルダマー)は、ジャイナ教を開きました。ニガンタは、永遠に続く霊魂の存在を説きます。人間の魂は本来は清浄なのだが、過去の業(行為)が微細な物質となって付着しているために、果てしない過去から迷いの世界に縛られ、生死を繰り返しているとし、その輪廻を止めるには、苦行によって過去の業を消すとともに、新しい業を作るのをやめて、魂の浄化をしなければならないと主張しました。久遠の昔から、作り続けた業を滅するには、厳しい修行に徹しなければなりま
昔から天の邪鬼(あまのじゃく)である。わたしが小学生の頃、クラスで作る文集に掲載する「将来の夢」の欄に「サラリーマン」と書いたのは、同じ欄に「パイロット」とか「医者」とか「野球選手」とか書いている小学生らしい連中に反発したからである。自分自身どういう情熱かよくわからないが、わたしは断固としてそんな連中と一線を画したかった。先日、WBCにおいて大活躍した大谷選手と自ら命を絶った伊良部選手を比べるような文章を書いたが、要するにわたしの思考は、一つの慶事に触れると、その反対側にある凶事に誘導されるこ
こんなの、ただの相対主義でしょう。責任ある立場ならマスクやワクチンが効果あるか確かめて、指導者として態度を明確にすべきだ。こんなどっちつかずの無責任な態度を優しいとか勘違いする馬鹿国民。こういう中身のない優しい言葉にすぐ騙されるから、いつまでたっても馬鹿マスクなのだ。https://t.co/Niyod3wQzl—manacuba(@hs513U2nMozZ83V)March13,2023
みなさんは、自分の考えというものをどれぐらい大切にされていらっしゃいますか?僕は、自分の考えというものは、思考の出発点であり、そこから様々な修正を経て到着点に向かうものと思います。もちろん、「到達点」も、自分の考えであることには間違いありません。大切なことは、「出発点」としての今の自分の考えから動いてみることです。自分の考えに対し、様々な「検証」を試みる。そうして、考えを鍛え、時には修正する。その作業は、たとえば周囲から見た場合、「あいつは矛盾した意見を持っている」
先日、職場に妙な物がお目見えしました。「平和鳥」と言ってお分かりになる方は、けっこうご年配でしょう。(失礼!)職場の同僚が、東急ハンズに出向いたときに見つけ、「なつかしかったから」買ってきたそうです。ガラス製の胴体の中の液体が、ひとりでに移動して、用意されたコップに満たされた水を飲むように倒れて、また起きあがるという動作を永遠に続けるというおもちゃです。子供の頃、僕の家にもありました。ただ、子供の僕は、そののんびりした動きに耐えられず、鳥を強制的に動かして、
⚫︎「人や文化によって価値観が異なり、それぞれの価値観には優劣がつけられない」という考え方が相対主義。相対主義に重きを置くと、あらゆる考えが正しいことになり、現実社会では、権力を持つ人の考えが通ってしまう。⚫︎さまざまな問題について「客観的で正しい答えがある」という考え方が、普遍主義。しかし、科学的な議論においても普遍的な正しさを決めることは難しい。権力者は、自らの政策に合致する科学者を集めて、一方的な正しさに誘導しがちである。⚫︎「正しさは人それぞれ」でも「真実は一つ」でもなく、共同作業に
これまで論理的?な見解を示してきたが、もちろん論理が破綻しているのは分かっているし、意見が行ったり来たりして二転三転したりしていることも認識しているし、いろいろな感情が混在しているのも承知している。なのでここで原点回帰のためにも、そもそものきっかけになった出来事を書いておこうと思う。この文章を書こうと思ったきっかけは、先にも書いたが拘留されている池上クンの元に差し入れが続々と届けられていることをたまたまテレビ報道で知ったからだ。なぜ送られてくるのかというと、彼が起こした事件によって、社会の闇?に
これから読む本です(たぶん)「江戸の怪談がいかにして歌舞伎と落語の名作となったか」櫻庭由紀子(笠間書院)江戸の怪談がいかにして歌舞伎と落語の名作となったかAmazon(アマゾン)1,980円「予習の科学「深い理解」につなげる家庭学習」篠ヶ谷圭太(図書文化)予習の科学:「深い理解」につなげる家庭学習Amazon(アマゾン)2,310〜6,468円「タイプ別怒れない私のためのきちんと怒る練習帳」安藤俊介(CCCメディアハウス)タイプ別怒れない私のためのきちんと怒る練習帳A
われわれ人間に特有の、存在のありようとは、笑う能力があるだけに、おかしなものである。302👼モンテーニュは、いつも人前で皮肉な笑みを浮かべているデモクリトスと同情と憐みの念から悲しげな顔をしているヘラクレイトスとを比べて、笑うという気質が好きだと言っているね。👹その理由が面白いよ。泣くよりも笑うほうが軽蔑的で、われわれを強く非難しているからだというのだから。👼彼の相対主義と懐疑主義の裏側には人間に対する深い軽蔑があるのかもしれないね。👿人間というのは、もう嗤うしかない存在なのか
変われなかったロスジェネ世代に感じる深い失望なぜ各種ハラスメントは撲滅に至らないのか変われなかったロスジェネ世代に感じる深い失望自分たちの世代は、結局変われなかったのか。深い失望を覚える事件や騒動がここ数年で相次いでいる。2020年には人気アパレルブランドを展開するストライプインターナショナルの創業者・石川康晴氏の社員へのセクハ…toyokeizai.net昨日、とりわけ記憶に残ったのは彼女が伝わるように書き連ねた終わりの言葉でした。以下青字引用。ESG投資などで市場からの眼差しが変わっ
>現代ビジネス>「多様な価値観」は絵空事?現代思想が犯している本質的な誤ちいま、求められる「価値の哲学」>竹田青嗣2022/09/2306:00(略)>現代思想の行きづまりを打破し、根本的に刷新する——。>哲学者・竹田青嗣氏が、哲学のまったく「新しい入門書」であるとともに、「新しい哲学」の扉を開くための書を目指して書いたのが、現代新書の新刊『新・哲学入門』です。>同書から、相対主義を批判し、現代哲学の挫折の本質を看破する第1章の一部をお届けします。
「多様な価値観」は絵空事?現代思想が犯している本質的な誤ちいま、求められる「価値の哲学」竹田青嗣2022/09/2306:00現代思想の行きづまりを打破し、根本的に刷新する——。哲学者・竹田青嗣氏が、哲学のまったく「新しい入門書」であるとともに、「新しい哲学」の扉を開くための書を目指して書いたのが、現代新書の新刊『新・哲学入門』です。同書から、相対主義を批判し、現代哲学の挫折の本質を看破する第1章の一部をお届けします。相対主義の根本的な誤り*現代思想における相対主義は
>現代ビジネス>現代哲学は死に瀕している——相対主義を克服しなければならない理由『新・哲学入門』マニフェスト>竹田青嗣2022/09/1606:00(略)>現代思想の行きづまりを打破し、根本的に刷新する——。>哲学者・竹田青嗣氏による、哲学のまったく「新しい入門書」であるとともに、「新しい哲学」の扉を開くための書、『新・哲学入門』より、同書の目的を宣言する「マニフェスト」をお届けします。>哲学は死に瀕している>*二一世紀の現在、哲学はその
真理というものは変化する事象とともに生成してきたものなのであり、真理の不変性とは第一哲学の虚偽である。不変項が無差別に歴史の動態や意識の動態に解消されないにしても、それはその動態に含まれる契機なのだ。そうした不変項は、それが超越として固定されるやいなや、イデオロギーに移行してしまう。イデオロギーは、必ずしもつねにあからさまな観念論哲学であるとは限らない。イデオロギーは、ほとんど内容のいかんに関わりなく、〈第一のもの〉そのものの下部構造にひそんでいる。すなわち存在への意識の依存性が簡潔に説かれると
Goodeveningworld.YouTubeを見ていて思うことがあって、皆んな揉めるの好きだなぁ。と思う時が結構ある。ガーシーチャンネルとかも、ひろゆき氏とホリエモンさんやNHK党の方達とかも、やれあいつはこーだあーだと捲し立てたりしていたりする。本人達はそれで別に構わないけれど、個人的には揉めることに何も興味が無いし、誰がどうであっても人は人だよという相対主義が現れる。特殊なのは恐らく私の方で、世の中に希望を持っていない・どうせ死ぬから・私が生きている間に日本は回復しないだ
Helloworld.日曜日は何故かいつもの時間に起きられない。気付いたらONEPIECEが始まっている。何もかもがゆっくりになってしまう気がして、それが少し罪悪感を生む。別にいいじゃん、世間様も休みの日なんだからと思えたら、もっと自分に優しいのにな。話代わり。昔から心理学と哲学という、何となく真逆の様な二つにとても興味がある私。心理学は自分が病気になったからだけれど、哲学はたまたま読んだ本から面白いと感じたこともあり、本が読める状態の時は(具合に寄って何故か本が読めなくなる
別に他国の人々のことは勝手にしておけば良いのだろうが、旧・共産主義国や缶コーク人たちは、第二次世界大戦で負けた日本人のことを、「お前らは〈完全に〉間違えている。」という。そりゃ「敗戦国が正しい。」とは口が裂けても言えないが、それならば「旧・共産主義国や缶コーク人たちは何処も間違えていないのか?完璧に正しいのか?」と訊きたくなる。確かに特に北や缶コーク人たちは、「われわれは正しい。」というだろう。彼らが『脱構築』なんて概念を知っているとも思えないし、自分たちの民族の歴史を捻じ曲げ
フェイクニュースというのは今に始まったわけではない。情報戦が飛び交う状況においては、偽情報をわざと流すということはあり得る。それが当たり前になっていると思っているため、本当のことを伝えても伝わらない、というか情報の真偽が分からなくなってしまう。情報を誰に向けて発するかによって、伝え方も変わってくるし、伝える時には当然ながら、伝える側の意図が色濃く反映されている。ただ、今は情報の拡散が、自分達のコントロールを超えているので、第三者には同じことについて2通りの
agnèsb.×RITUELのこのパン、カワイイ!と思って買いに。なんかちょっと、見た目が写真と違ったけど中身も、思ったのと違ったけどw味はおいしいからいいかパンはあまり食べません半分冷凍しました…😑ベビーリーフ、ホワイトセロリをオリーブオイルと雲月の「小松こんぶ」で和えてスーパーで買ったハニーエイトっていうトマト甘くてすごいおいしかった🥹←New夏の味がする普通より水分
2022.4.2のブログを読んでいて、わからない、それでいて大事そうなキーワードがスキーマだ。今回、同じ著者のこの本を読んでみた。スキーマって何かというと、我々は日常で起こっている何かを理解するために、常に行間を補っている。その行間を補うために使う常識的な知識、これを心理学では「スキーマ」ということだ。(P.18)スキーマを作るということは、ことばの学習でいうと、一つひとつの単語の意味を覚えることに留まらず、新しい単語の意味をすばやく推測し、語彙を増やしていくための「学び方の学び」を学習