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今回紹介する記事は2025年8月21日付けの「毎日新聞」の記事です。【占領80年】というタイトルで、オピニオン編集部吉井理記氏が、「日本人ファースト」を叫ぶ人は、まず米軍基地の問題にモノ申すべきことについて、紹介しています。いつもどおり、「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。(4つの視点についてはこちらをご覧ください)☆新聞記事の紹介について(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)★始めに読んでほしいブログについて(1)内容の要
たまたま夕方6時からのNHKのラジオニュースに耳を傾けていると,沖縄在住の芥川賞作家目取真俊さんが司会者の質問に答えていた。内容は沖縄の基地問題だった。最近日米間で合意となった,アメリカ海兵隊のグアム移転と普天間飛行場の名護市への移転なども含めて、殆どの沖縄県民は反対であり,名護市への移転に同意した人たちも究極的には認めているわけではないと、短い時間の中で目取真さんは説明した。というのも司会者が、沖縄から米軍が国内外に移転するのは「非現実的」であり説得力がないのでは
【レビュー】「日本服飾の美」文化学園服飾博物館で8月6日まで精緻で優美な技の結晶美術展ナビ十二単は五衣唐衣裳の通称で、宮廷の公の儀式における女子の正装です。明治時代以降は、皇后をはじめ、皇族女子が即位式、結婚式などに着用します。こちらは賀陽...大阪・道頓堀の松竹座って?開場100年演劇専用劇場戦後は映画で心癒やす=回答・松室花実毎日新聞なるほドリ大阪の道頓堀(どうとんぼり)に古風で、かっこいい劇場があるんだって?記者今年、開場から100年を迎えた大阪松竹座(おおさか
連休なので、目取真俊の短編集「魂魄の道」を読んだ。人びとの視点で語られる戦争文学の世界的な傑作だと思う。沖縄戦がどれほど深い心の傷を生んで、人びとの一生に影を落とすのかを自分もはじめて知った。自決を迫られるなど一般の死者が10万人近くに上る、その後も占領下で厳しい経済事情だった、というのは知られている。でも生き延びた人たちも、精神的に耐え難い思いを残していた。インタビューでも語れないほどに。瀕死の母子の介錯、戦地で生き残るための露、父らを虐殺した本土軍幹部との対峙、家族の療養食を探した
『世界』2022年5月号(Vo.956)Amazon(アマゾン)227〜1,935円連載小説かと思ったら、2022年5月号『世界特集沖縄「復帰」ゼロ年』(岩波書店)だけに掲載された短編らしい。目取真俊は、沖縄を代表する小説家で、『水滴』で芥川賞(第117回)を受賞している。おそらく沖縄の中高生は『水滴』を一度は読んでいる。私は高校一年生のときの国語の時間ではじめて『水滴』を読んだ。目取真には『沖縄「戦後」ゼロ年』(生活人新書)という一般書もあり、この本では戦時中は本土決戦のため
ヘイトスピーチを許さない…沖縄で戦う人たち「タブー視せず明るみに」県が制定目指す対策条例の行方は:東京新聞TOKYOWeb沖縄県が本年度中のヘイトスピーチ対策条例の制定を目指している。那覇市街地で続いた中国人観光客らへの差別街宣がきっかけとなった。街宣は反...www.tokyo-np.co.jp沖縄県が準備しているヘイトスピーチ対策条例に期待している。川崎市並みの罰則付き条例で実効性を担保してほしい。そして,沖縄県から「ヘイトスピーチを許さない」という宣言を発し,国に包括的な差別
サックス奏者・小林美千代のblogにようこそ❣️近々のライブよろしくお願いします❣️お近くの方も遠くにお住まいの方も、お待ちしてます❣️🙌🎷🎶☀️9/5(日)名古屋STAREYES(覚王山)052-763-2636pm2:00-4:30JamSessionDayMC¥1500(+TC¥500)ホスト:小林美千代(as)島田剛(b)天野雅康(ds)(飲食を計3品注文でTCは必要なくなります)🎷9/8(月)名古屋jazzinnLOVELY(栄)
(「中日新聞」1/15紙面)昨日の中日新聞に上間陽子さんのインタビュー記事が載っていたのだが,とても大事なことを述べているので紹介しておいたほうがいいだろう。大事なこととは,沖縄の基地問題に深く関わる。琉球大教授の上間さんは地元沖縄で,十代で子どもを産んだ「若年出産女性」にインタビューを続け,その調査結果を論文や著書にまとめている。上間さんについては,ベストセラー『裸足で逃げる沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版,2017年)で知った人も多いかもしれない。そうした研究・執筆などの研究
ラジオ機器が好きで買わずにいられず、家にいっぱい転がっているという事もあり、わざわざradikoでラジオ番組を聴く事は殆どなかった。ところが北海道でも沖縄でも普通に22時から、沖縄はRBCiラジオ、北海道ではHBCラジオで聴けていた『荻上チキsession22』2020年9月28日(月)から昼間に移動になり、番組名から22が消えて『荻上チキsession』となった。放送時間の15時30分から17時50分といえば、地方局がそれぞれの看板❓番組を持っている時間帯なので沖縄と北海道
←目取真俊【著】『虹の鳥(新装版)』(影書房)「基地の島に連なる憎しみと暴力。それはいつか奴らに向かうだろう。その姿を目にできれば全てが変わるという幻の虹の鳥を求め、夜の森へ疾走する二人。鋭い鳥の声が今、オキナワの闇を引き裂く」。昼前、ようやく重い腰を上げて、バイクを車検に出した。買ってから早くも2年が過ぎた。定年記念ということで、小冊子ながら本を出し、玄関前に車庫を設置し、車種の選択に半年迷った挙句、中古ながらもスズキのバイクを買った。乗った距離は多くはないが、夏場
←庭の入り口付近に今年もこの花が。名前、直ぐに出てこない。ホトトギス?休みの日にしてはやや早い9時過ぎに外出。理髪店へ。三ヶ月ぶりかも。昔は毎月。この数年は、2ヶ月に一度。これからは、三ヶ月に一度か。銭湯も値上げ。仕方ないけど、ますます足が遠退く。自宅の風呂は、入るの時間がかかる。寒い。とうとう今日から、台所での洗い物は、瞬間湯沸し器を使う。6月からは、ずっと水。ガス代も2ヶ月間、基本料金だったんだが。古事記にしても、万葉集にしても、日本人には古来より自然への深い思い
断固として、目取真さんを支持します。なんども書きますが、日本政府、防衛省、米軍には一片たりとも正義はない。米軍拘束の違法性認められず不服作家の目取真さん控訴(朝日新聞デジタル)記事に飛ぶ
昨年の沖縄県知事選挙でも示された辺野古新基地反対の民意などお構いなしに,政府は工事を強行し,土砂投入を続けるわけだが,24日の県民投票で反対が圧倒的多数をしめても政府は工事を続けるつもりなのだろうか。私は反対が7割程度に上るのではないかと予想するが,政府はそういう沖縄県民の意思など端っから尊重する気はなく,国内植民地としておとなしく言うことを聞け,という宗主国的な態度で投票の行方を眺めているのだろう。そういう政府の傲慢な態度はマスコミや言論にも伝染する。例えばマスコミや出版界でチヤホヤされ
目取真俊の久々の新作「闘魚」を読んだのだが,なんともタイムリーというか,自分の今の心境に見事にシンクロしていて驚くと同時に,忘れ得ぬ作品になった。この作品がこのタイミングで出たことに何か偶然以上のものを感じる。目取真さんは今の私の心の内側を見透かしているのではないか,という錯覚さえ覚えた。それくらい,この短編は虚構とは思えず,何度も胸が締めつられる思いがした。こういう体験は滅多にないことだった。自然主義や社会派小説などのいわゆるリアリズム文学を読んでも,どこか自分とは直接には関係のないフィ
先日,岡野八代さんの論説(「差別発言と,政治的文脈の重要性」)を紹介したときにも書いたのだが,『世界』10月号はなかなか読ませる記事が多い。廃刊になった『新潮45』などのヘイト本と比べて売り上げ部数がどうなのかよくわからないが,こういう雑誌が多くの人に読まれる世の中になってほしいと率直に思った。逆に,『新潮45』や『正論』『諸君!』など差別主義を扇動する右派論壇誌に対しては,言論や思想で対抗するだけでなく,別の方法で闘うことも必要だろう。すなわちそれは不買運動である。『世界』10月号で,倉
東京オリンピックまであと2年▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう呑気なものだね。朝日新聞・2018年6月23日朝刊沖縄が歩んできた苦難の歴史に目を背け、妄想で事実をねじ曲げる。特に百田は作家のくせに取材もしないのか。そんな奴等にバカの金メダルをあげるよ。百田なんかの講演や読み物よりこちらの方々の本の方がずっとためになります。そう、神と虫ケラほどの差。いやそんな言い方は虫ケラに失礼か。
「平和通りと名付けられた街を歩いて」を書いた目取真さんが変わらずいると思う。「琉球処分」の日に来沖する天皇アキヒトの愚劣さと海保の危険な弾圧。https://t.co/HoYTknFQCc—若葉緑(@wakaba211)2018年3月27日昨夜,当方がブログを書いた後,目取真俊さんが上のブログを更新されていて,心強く感じた。天皇の沖縄訪問に反対するのは今では沖縄でも少数派で,あまり支持されないだろうし,それどころか国賊とか発狂してるとか中傷されるのがネットの常道で,内心びくびくして
今朝,BS11でテレビドラマ『大都会PARTⅡ』の第19話「別件逮捕」を観た。傑作であり,現代にも重大な問題を投げかける作品だったので,急きょ予定を変更してこれの感想を書き留めておこうと思った。市井の人に寄り添い,反権力を貫く斎藤憐(れん)の脚本が素晴らしい。時間軸をさかのぼる演出も良かったし,若い斎藤晴彦や永島瑛子も迫真の演技だった。一本の映画を観た気分。70年代は,映画だけでなくテレビドラマも生きていたのだなと実感した。『大都会PARTⅡ』は70年代に人気のあった一話完結型の刑事ドラマ
ちょっと前に小熊英二さんの『社会を変えるには』(講談社現代新書)という新書を読んだのだが,大きな間違いはないのに,どうしても心底から共鳴できないものが残った。それは何なのか。目取真俊『沖縄と国家』(辺見庸さんとの対談本,角川新書)を読んではっきり見えてきた。考え方や立場の違いということもあるのだけれども,それ以上に,小熊さんの書く歴史や理論に,知識人的というか権威主義的なものを感じて,真に共感を持って入り込めないのである。内容はわかりやすく書かれていて好感は持てるのだが,反面で,このように
おきなわでひいおじいちゃんしんじゃった渡辺叶大(10)愛知県小牧市今日の中日新聞朝刊に載っていた「平和の俳句」。この渡辺家一族では四代にわたり共有されている喪失感なのであろう。沖縄戦の悲劇とともに。沖縄戦では愛知県民も数千人が亡くなっている。戦後は,全国に先がけて浦添市(後に糸満市摩文仁)に慰霊の碑も建てられた。沖縄戦の悲惨な経験ゆえに基地建設にも強い反対の意思を示している沖縄の人びとの気持ちを理解できる立場にありながら,愛知県は高江・辺野古へ機動隊を派遣して,反対住民を暴力的に排除
目取真去年7月に東村高江でヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の建設工事が始まりました。沖縄県警に加えて,警視庁機動隊,千葉県警,神奈川県警,愛知県警,大阪府警,福岡県警から500人と言われる機動隊員が沖縄に派遣され,抗議する市民に襲いかかって工事を強行しました。(辺見庸・目取真俊『沖縄と国家』角川新書p.19)辺見さんと目取真さんによる対談形式の本書は,両者の意見に賛同するかどうかは別にして,沖縄基地問題に関する基本的な知識を得るための入門書としても良書だと思う。基本用語や人名には,注
「一人で読み,書いてきた。文学について誰かと語り合いたいという欲求もなく,一人であることを苦に思ったこともない」(本書p.15)とは目取真俊さん。なんとなく目取真さんの精神的なバックボーンが見えてきた気がした。反基地・反戦運動のなかで,というよりは,世間から孤絶した個のなかでこそ,ああいった激しい文学が生まれてくるのだろう。目取真さんの文学というのは,すぐれて個的な世界だ。確たる単独・独立の内面世界があり,そこを出撃拠点として,誰もまねできないような感情表現や暴力描写を投げつけてくる。掌編
辺見庸さんのブログからの情報なのだが,8月10日に角川新書から辺見庸さんと目取真俊さんとの対談本が出版されるとのこと。先日このブログでも紹介した,「沖縄タイムス」&「琉球新報」に抄録された対談の完全版のようだ。新聞での対談抄録を読んだ限りでは,沖縄基地問題を語り合う中で「差別」と「暴力」という日本国家の本質に鋭く切り込んでいたように思えた。本書の「はじめに」と「おわりに」は,それぞれ,おそらく目取真さんと辺見さんによる新書用の書き下ろしであろう。日本全市民必読の一冊であるように思う。下のカ
客観的事実に基づかない発言をしてもそれを「オルタナ・ファクト」などと強弁するトランプ(やルペン)が「ポスト・トゥルース」と言うよりは,あらゆる真理や事実を破壊し相対化するポストモダンの思想運動の行き着いた先が「ポスト・トゥルース」であると言った方が,今の状況を的確に表しているであろう。すなわち,ポスト・トゥルース=ポストモダン!そういう理解でよいのではないかと私は思っている。つまるところポストモダンがトランプやルペンを生んだ!日本でも,平気でウソやインペイを繰り返してもその責任を問われ
20日は雨は降らなかったが風と波が強く、カヌーは海に出られなかった。船に乗って1時間ほどK9護岸の様子を見に行ったのだが、汀間漁港内を含め大浦湾全体で濁りがひどかった。前日の雨で大浦湾に流れ込む河川から赤土が流入していると思われるが、沖縄県は原因をきちんと調査すべきだ。この状況を見ると、沖縄防衛局が設置した汚濁防止膜の無意味さがよく分かる。海保に守られてこの日も捨て石の投下作業が行わていた。連日の雨で石材は自然の洗浄も行われているはずだが、投入時には白い石粉が舞い上がっていた。人と比べれば
この日(19日)もゲートの反対側の歩道にいた市民を沖縄県警が強制排除した。マイクを手にしているだけで問答無用の排除を行っている。言論・表現の自由に対する悪辣な弾圧である。路上での発言にすら弾圧を加える沖縄県警の横暴を許してはならない。(中略)雨に打たれての座り込みは体力を消耗する。しかし、地面に倒されても機動隊にしがみつき、歩道に閉じ込められても機動隊を押し返し、ゲート前では市民の必死の抵抗が続いている。(「雨のなか,資材搬入に抗議の座り込みが続く。」目取真俊ブログより)毎回毎回
昨日・今日の新聞には沖縄・山城博治さんの国連人権理事会での演説について報じられたが,一方で,当の沖縄では警察・機動隊による暴力的な市民弾圧がますますヒートアップしていることをほとんどのメディアは伝えない。沖縄辺野古・高江には共謀罪を先取りした状況がある。これが共謀罪を手にした政府のやり方であり,安倍政権の本性なのである。目取真俊氏は自身のブログで16日の辺野古の状況を次のように伝えてくれている(「沖縄県警による暴力むき出しの市民弾圧」)。16日も午前中2度の資材搬入に抗議したのだが、沖
寄宿流れて工場焼けて門番コレラで死ねばよいこれは,前回記事でも引用したが,昔紡績工場で流行った?とされる女工小唄。細い手で糸を紡ぐように,細々と資本主義的経営の暴虐に対する怨念を歌っている。寄宿舎が洪水で流れて,工場が火事で焼けて,門番がコレラで死ななければ,自由が得られないと思い込む女工たちの心根が哀しくもいじらしい。だが,強い意志や心底からの怒りを感じる歌でもある。保育園落ちた日本死ねそして,これは今年の裏の流行語?一見温順なママさんにも,しかし胸奥深く日本国家に