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泊まれる文化財大公開旧井上侯爵家熱海別邸牧田館主「馨のことを知ってもらえたら」東京新聞別邸の牧田健二館主が案内役となり、伊藤博文らの扁額(へんがく)やふすま絵、木彫りの花鳥欄間など、至る所に残る貴重な文化財や装飾の工夫を...●井上馨[1]・[2]歴史ファン、関ケ原合戦へ思い古戦場記念館の一般公開始まる中日新聞関ケ原町の岐阜関ケ原古戦場記念館の一般公開が二十二日から始まった。県内外から多くの人が訪れ、関ケ原合戦へ思いをはせた。...中日新聞読者の...「コーヒ
NHK朝ドラ「エール」では、作曲家古関裕而さんの代表曲のうち、「紺碧の空」、「船頭可愛や」、「六甲おろし」が既にドラマに登場しました。後半の本編再開後に残る代表曲は「露営の歌」、「栄冠は君に輝く」、「イヨマンテの夜」、「長崎の鐘」などでしょうか。今日9月21日の放送では、戦争の時代に入りつつある昭和13年(1938年)の日中戦争の時代に作られた「露営の歌」が描かれました。「露営の歌」をレコーディングする古山裕一と佐藤久志「船頭可愛や」を知らなくても「露営の歌」は知っているという人も大勢
皆様、こんばんは。さて、以前にさらっと書いた通り信長の野望・天下創世のリプレイを開始する事にしました。主役は楠木正成、そして正儀親子です。僕が楠木一族に興味を持つきっかけとなったのが吉川英治氏の「私本太平記」、そしてそれを主題としたNHK大河ドラマ「太平記」です。大河ドラマでは正成を武田鉄矢氏が人間味豊かに演じられていたのは、ある程度の年代の方はご存じかと思います。これまで当ブログの記事をご覧になっている人は何となく察しているかもしれませんが、今回のリプレイにおける正成像も基本的
尖閣から帰るいしがきpostedby(C)西表カイネコ武漢コロナ禍の中、チャイナ(中国)による尖閣諸島付近の領海侵犯、挑発行為が毎日のように続いています。積極財政(公共投資・研究開発投資)によって経済発展を遂げ、世界に覇を唱えようとするたチャイナ。衰えつつあると言えども、それに立ちはだかろうとするアメリカ。その間に挟まれた我が国・日本。今回は、我が国の拠って立つべき「国防/安全保障観」とはどのようなものか、『大義』第九章「国防」を元に改めて考えてみたいと思います。国防/安全
反ナチ運動家の牧師、マルティン・ニーメラー戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第9回です。今回は第七章「生活原則」です。現代語での大意を示したうえで、これを現代に生かすべく、私なりの解釈・解説を行います。原文はこちらの「大義研究会」のサイトでご覧ください。第七章「生活原則」の大意君民一如は、永遠の平和を世界に確立する唯一無二の大原則である。一如的生活は人間としての特質であって、世界人類が意識していようとなかろうと、期せずして望んでいるのは一如である。君民一
皇国史観(文春新書1259)Amazon(アマゾン)902円あれ、こりゃちょっとmisleadingなタイトルだったのでは。片山氏のもともとの専門は。日本の「右翼思想」だったので、この作品もタイトルをみて、いわゆる「皇国史観」についての作品だと思って読んだのだが、だいぶ予想とは異なる。「国のかたちを作るために新しく創作され続け、意味づけ直されてきたのが天皇なのです。天皇はずっといた。それは本当です。しかし、天皇がずっといるからこそ日本は続いてきたというのはどうでしょ
皇国史観。水戸学あたりから始まり、薩長政権や旧帝国下にて蔓延した歴史観である。天皇(あと南朝)のやることはすべて正しい、天皇の命令には理不尽であろうが従うのが忠義、意見するのは許されない。もちろん天皇に反抗したりないがしろにするのは逆賊である…こんな感じの歴史観であり、俺が敵としている薩長史観もその中に内包されている。したがって皇国史観もまた、俺とは相容れぬ考えである。先の大戦で旧帝国が崩壊したのと一緒にこの歴史観も一般的には廃れ…てはいるが、まだまだ薩長の遺物やそれに近い保守的歴史
鵤(いかるが)に祈る(聖徳太子像)青山一三郎戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第8回です。今回は第六章「解党」です。現代語での大意を示したうえで、これを現代に生かすべく、私なりの解釈・解説を行います。原文はこちらの「大義研究会」のサイトでご覧ください。第六章「解党」の大意聖徳太子の十七条の憲法第一条「和を以て貴しと為し、忤ふこと無きを宗と為す。人皆党あり。また達れる者少なし。これを以て或は君父に順はず……」(和というものを尊び大切にし、抗争しないことが守る
戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第7回です。今回は第五章「皇道」です。現代語での大意を示したうえで、これを現代に生かすべく、私なりの解釈・解説を行います。原文はこちらの「大義研究会」のサイトでご覧ください。第五章「皇道」の大意皇道とは、天皇がお歩みになる道である。よって、人々もまた共に歩むべき道である。至正至純は、天皇の真の御姿であって、宇宙最高の道である。明治天皇御製浅緑澄み渡りたる大空の広きを己が心ともがな(澄み渡る大空の広さ。私の
二・二六事件を起こした元・陸軍青年将校の磯部浅一。↓のセリフを言いそうな人物です。陸軍青年将校の「恋」恋して、恋して、恋して、恋狂いに恋し奉ればよいのだ。どのような一方的な恋も、その至純、その熱度にいつわりがなければ、必ず陛下は御嘉納あらせられる。(『英霊の聲』(オリジナル版)三島由紀夫著河出文庫平成17年p.29)上記は二・二六事件を起こして刑死した青年将校の霊のセリフです。もちろん、小説ですからフィクションですが、その「恋」の対象は昭和天皇。これは君主、天皇、皇
ソクラテス像引き続き、戦前日本のベストセラー『大義』(杉本五郎著)の解説連載第6回です。今回は第四章「神国の大理想」の後半です。現代語での大意を示したうえで、これを現代に生かすべく、私なりの解釈・解説を行います。原文はこちらの「大義研究会」のサイトでご覧ください。第四章「神国の大理想」後半の大意「四海ノ内誰カ朕ガ赤子に非ザル」(天下において私の子でない者がいようか)また、「罪アラバ我ヲ咎メヨ天津神、民ハ吾身ノ生ミシ子ナレバ」(誰かに罪があるというのなら、天津神よ、私を
つけまつ毛、100年の歴史。|100Yearsof...【VOGUEVIDEO】VOGUEJAPANつけまつ毛、100年の歴史。|100Yearsof...【VOGUEVIDEO】.ByVogueJapan2020年2月12日.女性の目元を彩ってきた、つけまつ毛の歴史にフォーカス。「山川異域風月同天」が映し出す中日の歴史と文化の絆AFPBBNews山東大学(ShandongUniversity)歴史文化学院の馬光(MaGuang)教授は電
某国国営放送の日曜夕刻の人気動物番組に『チャップリンが来た!』(仮名)がある。その後の犬河ドラマ『プリンがくる』(仮名)と続けて観る人も多いことだろう。先週の放送では、札幌の公園で子育てをするオシドリが取り上げられていた。オシドリの雄は子供が生まれた瞬間に雌への興味を失い、どこかへ逐電するので、厳密には「オシドリ夫婦」ではないという。それはまあいいとして、オシドリのお母さんは一人で子育てをしなくてはならないのである。番組では、春子と名付けられたオシドリが、11羽の赤ちゃんを引き
東大寺法華堂明石書店で翻訳出版されている『世界の教科書シリーズ』にある『わかりやすい中国の歴史ー中国小学校社会教科書』では、全7章のうち第1章から第3章が前近代史、第4章から第7章が近現代史という構成になっています。小学校用の中国史教科書では、記述の半分以上が近現代史に片寄っているだけではなく、最終章の第7章が「社会主義建設の輝かしい成果」になっているように、中国共産党の功績を称えて政権の正統性を主張するというプロパガンダ性が強い書物といえるでしょう。明石書店『世界の教科書
https://youtu.be/3Hsc4-oDycg神谷宗幣が訊く!第162-1回戦後すぐにGHQにより廃止され、歴史から消された教科書【CGS神谷宗幣三浦小太郎】#CGS#皇国史観#初等科国史
原爆といえば、日本ではどのように受け止められていますでしょうか。広島と長崎に投下され、おびただしい数の民間人を殺傷した、非人道的な兵器です。しかし、アメリカでは、日本への原爆の投下は、「戦争の終結を早めた」として、英雄的に扱われています。私がこのエピソードからお伝えしたいのは、何が正しいか、ということではなく、歴史の解釈というのは一通りではなく、「絶対にこれが正しい」という歴史解釈などない、ということです。立場が変われば、歴史は変わる。敢えて言うなら、それが捏造で
ここのところは天皇の即位に伴う,さまざまな皇室の神道行事があり,今月はさらに祝賀パレードや大嘗祭も行われるようで,祝賀ムードが過度に演出されている感が否めないわけだが,掲題の著書はそんなムードに水を差すようなことを言っていて興味深い。実は,神道そのもののシンボルとなった天皇家もまた,神仏分離政策に翻弄された存在だった。それもそのはず,天皇家自体が非常に熱心な仏教徒であったからだ。(鵜飼秀徳『仏教抹殺――なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』文春新書p.230)仏教抹殺なぜ明治維新は寺
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-773.htmlこちらは上記のミラーサイトです。これ、いろんな意味で読みたかったんです。『[復刻版]初等科國史文部省』。三浦小太郎さん解説、ハート出版。原版は昭和18(1943)年3月の発行で、国民学校の5年、6年で使用されたということですが、実際には、特に都会では、翌年から学童疎開が始まっていますから、ほとんど使われていなかったのではないかということです。旧仮名遣いは現代仮名遣いに改められてい
昨日から国士舘大学の楓門祭が国士舘大学梅ヶ丘校舎にて行われている。私も所属している皇国史観研究会敷島倶楽部は今年も参加している。一昨年は展示(宗像の世界遺産登録反対、合宿報告)、昨年は講演会(明治維新百五十周年記念講演会)、そして今年は展示&勉強会だ。展示は部員が書いた論文やレポートを発表。また一推しの書籍を紹介するコーナーを設けた他、OBが作った幟等も出して他に染まらない私たちとカラーを鮮明にした。そして2日の午後は日本浪曼派入門と題して西洋文化から「日本に原点回帰」
日本史上屈指の智将、楠木正成。その義理堅さと寡勢で鎌倉幕府軍を翻弄した天才的な戦略は見事、の一言である。それに加えて、明らかに敗勢にある朝廷方に義理を尽くしたその生き様は多くの人に高く評価されている。しかし、彼の持ち味はそこだけではない(そこだけでも十分凄いが)。正成は朝廷方においておそらく唯一と言っていいくらいの大局的な戦略眼を備えていた。彼の戦略眼、それは南河内の悪党(土豪)時代から培われた、極めて現実を見据えたものであった。しかし、皇国史観やそれに毒された保守論客や
観応の擾乱を学んでいてある程度の、史観はできたが、やはり足利尊氏をはじめとする足利氏への理解が不足しているように思えるので、新たな勉強を始めようとおもう。最初に、実は足利尊氏は近年まで逆賊とされていた。しかしこれを逆転させたのが、NHK大河ドラマ「太平記」(1991年放映)である。学校の教科書ではく、テレビドラマで主人公の足利尊氏の生き様を見せられた私たちは、「逆賊」という姿とはほど遠いと感じた。単にドラマとして視聴した人も多いだろうが、やはりなぜ尊氏のドラマが必要だったのか、と考えざ
欧米列強の植民地だったのは、インドネシアも同じでした。インドネシアは、じつに約350年もの間、オランダの植民地だったのです。オランダの行なった「愚民政策」「貧民政策」――つまりインドネシア人を愚民、貧民のままに押さえ込むという政策のもとで、インドネシア人の平均寿命は、一説によれば35歳にまで低下していました。それだけにインドネシア人のオランダへの反感は根強かったのです。それで人々の間で、「いまに北方から黄色い強者が空から降り、圧政者を追放してくれる」という12世紀の王、ジョボヨヨ
マレーシア元上院議員であり南方特別留学生(陸軍士官学校・東京大学)であったラジャー・ダト・ノンチック氏の言葉かつて日本人は清らかで美しかった…ラジャー・ダト・ノンチックかつて日本人は清らかで美しかった。かつて日本人は親切でこころ豊かだった。アジアの国の誰にでも自分のことのように一生懸命つくしてくれた。何千万人もの人のなかには少しは変な人もいたしおこりんぼやわがままな人もいた。自分の考えをおしつけていばってばかりいる人だっていなかったわけじゃない。でもその頃の日本人
2019年5月31日(金)映画「主戦場」をめぐってなんやら可笑しな動き。それに対する監督ミキ・デザキの回答がyoutubeにアップされている。日本の‘保守’とかネトウヨとか言われる人々の主張の基になっているのが、古事記や日本書紀などの神話であり、明治時代に広められた皇国史観。何故、彼らは、‘神の国日本’の神話を今も信奉するのか?反中、嫌韓のヘイトデマ。戦争中の日本軍の残虐行為の否定。。。。。蔓延する、妙な日本ナショナリズムについて考えてみたいと思い、梅田正己さんの『日本ナショナ
-本能寺の変とはなんだったのか06/?-2021/09/14戦国後期の教義競争(裁判権改め=家長権争い=身分再統制=等族議会制)とは、今までの武家法典(今までの武家社会の手本家長のあり方)の大総括(教訓の大幅な見直し)の歴史でもあったという観点で見ることが、本能寺の変の手がかりとなる。その視点から、今までの歴史的な問題を今後、再発させないようにする、かつて課題にも対応できるといえるほどの法(国際社会性)の整備(等族統制)の取り組みが、どこが最も優れていたのか、その意識差で優劣が決まった
-本能寺の変とはなんだったのか07/?-2021/09/24全頁の分裂問題で、「人生経験不足」という言い回しをあえて筆者はしたが、これは偉そうな意味などではなく、思い上がってはいけない自戒を重視とする、現代でも陥りがちなその深刻さを伝える説明をしておきたい。この典型例としていったん、後醍醐天皇(ごだいご)の初動の改革がどのような様子であったのかを例に、触れていきたい。鎌倉末期の得宗家が、皇室・朝廷の権威を再燃させないように、当時の皇室の大覚寺系と持明院系との格式を巡る継承問題の、その
歴史教育は特にヒドイですからね。だから昔、新しい歴史教科書を作る会もできたしな(´・ω・`)y-~俺は前に書いたように藤原経清が好きですが、それは自分の信念に殉じた男だから好きなのであって元は藤原氏の人間、大和朝廷側の人間、天皇制側の人間なのに大和朝廷に逆らったから好きでは「ない」んですよ。同じ理由で楠木正成が好きなのは自分の信念に殉じた男だから好きなのであって天皇制の人間だから好きなのでは「ない」んです、後醍醐天皇はトンでも天皇だったと思っていますしね。サヨク史観、こ
【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#77歌手・布施明の言葉グノシーきらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引...【横山和輝】「享保の改革」NewsPicks今回は徳川第8代将軍、徳川吉宗の行った「享保の改革」から取引コストについてお聞きします。まず経済学で言う「取引コスト」とは、何を指すのでしょうか?再現絹100%奈良後半~南北朝期、「御斎会」で着用来月26・27日、